イエコト・ミシュラン

「足元温か作戦で冬のトイレを快適に」by id:SweetJelly


暖かい部屋から急に冷え切った場所に行くと脳卒中などがおこりやすいと言われます。部屋の温度だけでなく、足が密着する床面の温度も大切で、ひんやりした床に足の裏を付けるだけでも、その刺激が脳に伝わって太い血管が急激に収縮、血圧の急上昇をきたして脳や心臓が、ということがあるのだそうです。
そういう健康面への配慮を別にしても、わが家は典型的な日本家屋で板張りの廊下がありますので、冬場の廊下の冷たさは、ちょっと嫌なものでした。
そこで思い切って、冬だけ廊下に絨毯を敷いてみることにしたんです。ただしわが家は柱が露出する木造軸組みなので、柱の出っ張りに合わせて絨毯の一部を切り取るなどの必要がでてしまいます。そこで、まずオフィスの床に貼られているようなカッターで切れるカーペットを廊下に敷き詰め、それだけだとあまり足元温か効果が得られませんから、その上に、幅66cmの細長い廊下用絨毯を重ねて敷くことにしてみました。これで足元しっかり温か、見栄えもとても良好な廊下になりました。
実際の作業はほとんど父がやってくれました。父は最初、廊下に絨毯なんてと、あまり乗り気ではなかったのですが、予想以上のすばらしい仕上がりに大満足で、まるで廊下が国会議事堂のようだと喜んでくれています。
トイレ内には以前から小型の電気セラミックヒーターを置いていましたが、冬の快適トイレを目指すなら、部屋とトイレをつなぐ通路の足元温か作戦も大切ではないかと思います。