立春大吉by id:MINT


立春の朝にこれを書いて貼っておくと、一年間災厄から守られるというおまじないです。神社からもらってくるとかではなく、自分で書いて貼ってもいいので、皆さんもぜひやってみてくださいね。
まず書く前に、神社にお参りするのと同じように、口をすすぎ手を洗います。そして正座をし、心を落ち着けて墨を摺ります。墨は黒々と濃く摺りましょう。正座の足は、右の親指を下に、左の親指を上にして重ねます。これは左・日垂り、右・水気で、水の上に日を乗せて天地の和合を表す神聖な儀式の時のお作法の一つだそうです。墨が摺れたら書いていきますが、字をよーく見てください。






ね、左右対称な文字ばかりでできているでしょう。この左右の対称さが吉を呼び厄をよけると言われていますので、できるだけ左右を対称に書いていくのが大切なんです。始筆や終筆、線の入り方や止め方払い方などは普通で構いませんが、横線を極端に右上がりに書いたり、書体を崩して書いたりしないということです。教科書体フォントのようなていねいな楷書で書いてください。
あ、そうそう。お習字苦手な人は、プリンターで大きく教科書体を打ち出して、それに半紙を乗せて、おなぞりして書いてもいいんですよ。お習字はおなぞりでは上手になりませんが、立春大吉にそれがだめという決まりはありません。
書いている間も、正座は崩しません。背筋を伸ばして、良い姿勢で書き上げてください。上手に書けたら、本当は柱に貼りますが、最近の家は柱のない家も多いですから、そういう場合は壁に貼りましょう。位置はできるだけ高いところがいいようです。ただし神棚や神社の御札がある場合はそれより低くするそうです。お習字道具さえあれば福が呼べる立春大吉のおまじないを、皆さんも試してみてください。


»このいわしのツリーはコチラから