「手作りおやつと手紙」by id:haruyo_koi


小学校のとき、かえってくると必ず母のおやつが机の上においてありました。
いぬだかねこだかわからない、かわった動物の絵とともに
いつも、なんの絵だろう・・・と首を傾げていましたが、
そのうち、しっぽが長いのはネコ、短いのは犬、まぁるいのはライオン、と、なんとなく区別できるように(笑)
本当に、今でもあのへんな絵は忘れられません。
仕事の合間に戻ってきて手紙を書いて、おやつをつけて。
大変だったと思います。
けれど、そのおかげで寂しさも少なく、母親の愛情もたっぷり受け取り成長できたのだと思います。
同じくへんてこな形のドーナッツ。
本人は☆だといいはるけど、出っ張りが一個なかったり、
ぶたのようなネコだったり、
ホットケーキの上にクリームで書くキャラクターもまるっきりにていなかったり(笑)
それでも、見れば母の絵だとすぐわかります。
今でも、時々なつかしくなりますが、そのときの話は母にはしていません。
口ではいつも、何の絵かわからない。おかあさんは絵が下手だ。友達のお母さんはもっとうまい
なんて、いっていたものですから、なかなかいえなくて^^;


でも、そろそろ、親にストレートにあの時こういうのが嬉しかったといえるような年齢になりましたので
折をみて話してみようかと。


実は、何枚かそのときのわけのわからない絵をもっているんですよねぇ〜。
ひげのない、ネコの絵とか(*^^*)


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