「五穀粥を炊いてみました♪」by id:TinkerBell


わが家の新嘗祭として、五穀を炊き込んだお粥を作ってみました。
五穀飯は別名五色飯とも言うそうで、
五色は陰陽五行の五行に通じるとも、全世界を表す色とも言われてきたそうですから、
なんだかすごくおめでたそうです。
使う穀物はキッチンにある有り合わせ。
まず、お米。これは無くてはならないお約束ですね。
続いて麦。ご飯に混ぜて炊く押し麦を使いました。
ここで粟か稗があると雰囲気出るのですが、
無かったので大豆と小豆を入れることにしました。これで四穀。
最後の一穀は何にしようと考えて、胡麻にしました。
胡麻は今はほとんどが輸入ですが、
縄文時代の遺跡からも発見されているそうですから、
日本人が昔から親しんできた穀物のひとつですよね。
なぜほとんどが輸入になってしまったのでしょう。
胡麻は健康によい食べ物ですから、安心な国産の胡麻がほしいですよね。
なんて、ちょっと話が逸れましたが、
この五つの穀物ル・クルーゼのお鍋に入れて、
コトコト炊いて、新嘗祭のお粥ができました。
胡麻は炊き込む段階でも入れていますが、食べる直前にも胡麻塩としてちょっと振ります。
炊き上がったお粥はお鍋ごと食卓に運んで、家族でそれを囲んで、感謝の祈りを捧げました。
そしてみんなで食べました。香ばしくておいしいお粥でした。
何不自由なく食べ物に恵まれている環境に感謝しつつ、
日本にも飢えや貧困がある現実を思い、
ここでも何度か話題になったフードバンクなどの活動などのことも思い出しながら、食の幸せの平等を願いました。
五大陸の特産品をフェアトレードで集めて世界の収穫と勤労に感謝する新嘗祭は、
うちは今年はコーヒーですることにしました。
今ちょうど、南米産の豆をバンクーバーフェアトレードコーヒー会社が焙煎したコーヒーと、
アフリカ産のコーヒー、
そして珍しいパプアニューギニアのコーヒーがあるんです。
この南北アメリカとアフリカとオセアニアのコーヒーをブレンドして入れてみようと思うんです。
さらにユーラシア代表として、
アジアのドライフルーツをイギリスのフェアトレード組織が加工したお菓子を添えてみます。
今日の三時のおやつは、こんなラインナップを予定しています。
休日に家族が集まって、
「これアフリカ」「これはアジアとヨーロッパ」
なんてキッチンを探し回るの、楽しかったですよ♪
以上、わが家の新嘗祭のご報告でした。
皆さんも、それぞれのイエのオリジナル感謝祭、ぜひやってみてくださいね。


»このいわしのツリーはコチラから