「水道水をおいしくする工夫」by id:tough


ボトル詰めウォーターは法律上は清涼飲料水に分類され、その基準の中で製造されていますが、実は水道水の方がさらに基準は厳しいのだと聞きました。ならば、その水道水をおいしく飲む工夫をしてみたい、と思ったわけです。
まず試してみたのが、蛇口に取り付けるタイプの簡易な浄水器でした。安売りで2000円しなかったトレビーノの最安値と思われるカセッティRという商品でしたが、効果は抜群でした。カルキ臭さはスッキリ取れます。さらにカートリッジ交換時には、もうワンランク上のトリハロメタン高除去用などにも付け替え可能。安物と言っても、なかなか侮れない製品です。
素朴な炭も試してみました。炭100%ならは炭素は人体に害はありませんから、おそらく安心して使えると考えたわけです。一応、飲み水用と書かれて売られている物を買って試してみましたが、これも効果はすばらしいものがありました。浄水器を通さない水道水でも、とてもおいしくなります。欠点は、大量の水を処理できない点。冷蔵庫に入れるくらいのクーラーボトルでは、真夏ではあっという間に飲み干してしまいます。かといって一気に何リットルもの水に炭を漬けておくのは場所の問題があります。


麦飯石も試してみました。これは最近水に凝っているということを知ってくれた知り合いからいただいた物です。味は、これが最高です。カルキ除去の原理は炭と同じく、麦飯石の持つ微細な孔が吸着するということらしいですが、ある程度石の持つミネラル分が溶解するのでしょう。とても自然な味わいのおいしい水になります。しかしこれも、一度に処理できる水の量には限度があります。なお、炭や石は、週一くらいのペースで煮沸消毒をしつつ使います。
石は花崗岩などでもいいそうです。そこで私は考えました。花崗岩で水槽を作り、そこに水を張って、ひしゃくで飲んだらさぞおいしいだろうと。いつかそんな物が作れたら楽しいと夢に描いています。


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