「水で遊ぶ〈変わり絵〉の科学実験」by id:YuzuPON


以前テレビでも取り上げられていたことがありましたので、もしかしたらご存じの方もいるかもしれません。
用意する物は、小さなチャック付きポリ袋、紙、そしてマジックです。
まず紙をポリ袋の大きさに切って、そこに適当な絵を書きます。たとえばヒゲ面の男の人の顔を書くとします。
続いてその紙をポリ袋に入れてチャックを閉めて、今度はポリ袋の上から下の絵をなぞります。ただしポリ袋には、ヒゲも髪の毛もない顔を書いておきましょう。
こうして作った物を水の中に垂直に漬けていくと、あら不思議、水の外ではヒゲ面のおっさんなのに、水の中ではヒゲも髪の毛もないツルツルの顔に早変わりです。
これは屈折率の違いで起こる現象で、水の外ではビニールの下がそのまま透けて見えますが、水に入れると袋が鏡面のようになって光を反射して下の紙を見えなくしてしまうのです。
文章で説明するとややこしいですが、とにかくチャック付きポリ袋と紙とマジックを用意してやってみてください。夏の水遊びのアトラクションに、きっと子供が喜ぶと思います。そしてこれも立派な物理の実験ですから、将来子供が光のことを勉強するようになった時に、こんな遊びの経験が役に立つと思います。


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