十五夜お月様にはお団子と里芋」by id:tough


暮らしの道具のいわしでも書きましたが、わが家には「三宝」があります。お供えの台のことです。あまりにベタですが、これにお団子ほ乗せて飾るのがわが家の十五夜お月様のお迎えの仕方です。
わが家でのこの習慣はそう昔からあったものではなく、最初は子供の私に十五夜をイベント的に楽しませてやろうという父母の気遣いから始まったもののようです。最初はお盆の上に乗せて飾っていましたが、いつの間にか本格的な三宝が使われるようになりました。
三宝に乗せられたお団子と一緒に、里芋も茹でられます。歴史的には里芋を供える方が団子よりも古く、団子は後世、里芋を模して作られ供えられるようになったということのようです。
わが家では毎年中秋の名月に、晴れても雨が降っても団子と里芋が用意されます。季節の風物詩です。


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