「ご飯はこテンコ盛りで二膳が常識!」

「ご飯はこテンコ盛りで二膳が常識!」by ハザマ


コメントでも少しお話したことがあるのですが、私の家では小学校の頃からご飯を二膳食べないと母に席を立たせてもらえませんでした。おかずも大皿の取り分けではなくて、一人ひとり全部別皿で、つまり一人分の量がノルマ式。これは好き嫌いなくたくさん食べて元気に育てという母の願いに違いありませんでしたが、今考えてもかなり食べ過ぎ?な量でした。自分でそんな自覚はありませんでしたが、どうりで学校の給食が全然物足りないわけです。学校はケチだなぁと思ってました(笑)。
そして小学校六年生の調理実習の時。白身魚のムニエルと粉ふき芋を作り、さぁいただきましょうとなって、私が炊飯器からみんなのご飯をよそった時…グループ一同大爆笑。エ?ナニ?と私。そこには、お茶碗にテンコ盛りのご飯が並んでいました。先生もやってきて大笑い。「あのね、ご飯はこうやってふわっと小盛りにするんですよ」。
私はご飯はしっかり山盛りにするものだと思っていたのです。「ワハハ!ハザマんちってこんなにいっぱい盛るのー?!」…普通なら赤面モノですが、私は正直にも「うちではみんなこれを二膳食べるんだよ!」。「エー!!」。みんな絶句してました。けれどせっかく楽しみにしていた調理実習。常識量の一膳をさっと平らげ、おかわり!したことは言うまでもありません。それにしては痩せていたので、すっかり「痩せの大食い」で知られることに。
うちに帰ってこのことを母に話すと、「いいんです、うちはこれで!」。たしかに私も習慣で山盛りにしないとご飯という気がしないのでいけません。今でも実家ではご飯テンコ盛りの習慣は変わらずです。さすがにこの頃は私のおかわりも「半分ね!」くらいになりましたけど(^^)。


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