イエコト・ミシュラン #067 PickUp3
みなさまこんにちは、hazamaです。アレアレという間に、今日から2月ですね〜。
昨日、〈みんなの住まい〉サイトでvol.071の特集「“ナチュラル・ウォーミング”で温かな暮らし」が公開になりました! 〈イエはてな〉からも、“イエコト・ミシュラン”の記事「ハートもポカポカなお部屋&時間」が掲載に。もちろん、カバーストーリーも新しくなりましたよ。タイトルは「おひな様」。今回もとっても素敵な仕上がりになりましたw ぜひみなさまもご覧になってくださいね。まだつづく冬の日に、あったか〜な話題がいっぱい詰まっていますよ♪
イエコト・ミシュラン #067 ピックアップ賞・ノミネート賞
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#067のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回は、「お部屋でユニークなグリーンの楽しみ方コンテスト」のテーマで、驚くばかりに創意いっぱいのアイデアが集まりました! たとえば、美しいガラスの花器もご紹介くださった「吊るして飾るグリーン」、お部屋で野菜を眺めながら育てる「三ツ葉の水耕栽培」、緑の野菜を目にも美味しくいただく「グリーンスムージー」……。「面白い商品を見つけました〈ミクニ ミスティーガーデン〉」では、フェルトのような素材で作ったグリーンオブジェと水でナチュラルな加湿効果という素敵なグッズで、これはぜひ工夫しながら手作りしてみたい!とアイデアいただきでしたw ほかにもみなさまの日頃のグリーンライフが活きるアイデア、プランを試作までしてくださったレポートなど、本当に充実の1ページになりました!
そんななかから、今すぐお部屋にディスプレイしてみたい素敵なグリーンのご提案を、★(一ツ星)〜★★★(三ツ星)のピックアップ賞&ノミネート賞に選ばせていただきました。和洋のテイストも、コーディネート・レシピも多彩、みなさまはどれがお気に入りですか?
*今回のピックアップ賞は、〈みんなの住まい〉2011年2月末日公開の特集記事として編集、ご紹介させていただきます。
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★(一ツ星)
今は室内で多肉植物を育てるのをお休みしていますが以前、我が家で可愛がっていた多肉植物の飾り方です。
ちょこっと当時の思い出を〜
多肉植物が大きくなってきたので〜と大きく育った部分をカットした挿し穂を友達から分けて貰いました。
どこに植えようかな・・・どうやって飾ろうかなと考える時間は至福の時♪
冷蔵庫に、たまごが沢山あったので夕食はオムレツにして、その卵の殻を利用する事にしました。
卵殻のリユース、リデュース、リサイクル☆
☆材料
*多肉植物用の土(培養土でもOK) 適量
*小石 少し
*卵の殻 数個
*多肉植物の挿し穂
(カットした物を、あらかじめ2〜3日程度風通しのよいところで乾燥させておきます。)
*卵ケース(転がらないように入れます)エッグスタンドがあればそれでもOK!
☆作り方
卵を割る時には、なるだけ天辺を小さく割るようにして、中身を容器に出します。
使うのは殻だけです。中身は料理に使います♪
殻はさっと内側を洗って籠などに入れて乾かしておきます。
乾いた殻の底を目打ちかドライバーで小さく穴を開け水はけ用の穴をつくります。
上部を多肉を寄せ植えしやすいような形に整えます。(割った形のまま使うのも味があっていいです)
卵の殻の底に小石を少しと、その上から多肉植物用の土を入れたら多肉植物の刺し穂を、そっと土に挿します。
土にうまってしまう余分な葉をはずすのですが、ちぎった葉やちぎれてしまった葉も捨てないで挿し葉として利用します。
挿し葉は埋めずに土の上にそっと置いておきます。(後日、根が出てから埋めます)
多肉植物用の土は乾燥してさらっとしています。
この時、まだ根がない多肉植物には絶対すぐに水をあげてはいけないそう。
ここが多肉植物と他の植物の植え替えは違っています。
まるで卵から生まれたみたい!
やはりナチュラルな器が多肉植物には似合います♪
それに卵の殻って、思ったよりも丈夫なんです、大切な命を守っているんですものね。
我が家で一年前に作ったものが、友達のイエにあります。
たま〜にお水を(10日に1回ぐらい)あげるとゆっくりですが成長します。(冬季は1月に1度でもいいくらい)
大きくなったら、大きな器に植え替えてあげましょう。
多肉植物の仲間は私たちの身近に結構あります。
例えばアロエ、アロエは火傷の薬や、美容用として昔から使われてきました。
またサボテンもそうですし、少し前にはサンスベリア(和名:虎の尾)がマイナスイオンの発生や
空気清浄の効果が高いと注目を浴び、今や観葉植物として大人気に!
出身は遠い国ですが、その愛らしい姿や名前もあって今ではすっかり日本に根付いた多肉植物たち。
日陰でも育つので室内栽培には向いています。
また水が少ない厳しい環境で育った植物で、暑さ寒さにも強く大変丈夫です。
忙しくて、まめに手入れができない人とも仲良く上手に付き合うことができる植物だと思います。
ただ、たまには日に当ててあげないと茎ばかりがひょろりと伸びて形が悪くなってしまいますので、
たまに日の当たるところへ移動して、日光浴をさせてあげてくださいね。
★★(二ツ星)
トピアリーというものがあります。日本トピアリー協会では「植物を人工的・立体的に形づくる造形物」と定義しています。
なんでも、起源は古代ローマ時代までさかのぼるとか。当時の庭師が、生け垣に自分のイニシャルをこっそり刈り込んだのが始まりといわれているのだそうです。
その種類ですが、樹木を刈り込んで人工的な形にする刈り込み型トピアリー、フレームに蔦を這わせるアイビートピアリー、ツゲなどの樹木にフレームをかぶせて形作るメッシュトピアリー、花壇ポットの花を土台にそってはめ込んでいく立体花壇、土台のフレームに水苔を巻き、その上にツタ性植物を這わせるスタッフドトピアリー、(乾燥した水苔だけを使うのはモストピアリーといいます)、切花を吸水スポンジなどに差し込んで形作るフラワートピアリーがあります。
有名な菊人形もトピアリーの一つなのですね。
室内で楽しめるグリーンということで、この中からふさわしいトピアリーを、といえば、水苔を使ったスタッフドトピアリーのつくり方が観葉植物の本に載っていて、それが随分かわいらしいと思いました。
水苔の質感が縫いぐるみによく似ています。これで動物をかたどって、部屋に飾ると緑のインテリアになりそうです。
作り方を本の中からご紹介しましょう。
【フィカス・プミラで作るクマのスタッフドトピアリー】
用意するもの。
トピアリーの土台(ワイヤー)、フィカス・プミラのポット苗、水苔、テグス。
1. ワイヤーで土台となるクマの形をつくり、組み立てた土台にテグスを輪にしてとめ、あらかじめ湿らせておいた水苔を足からいれてゆく。少し大きめの水苔の玉にして入れるのがコツ。
2. 土台のワイヤーが見えないように表面に水苔を広げて貼り付け、テグスを引っ張りながら巻きつけて固定する。
3. 手足、頭部を水苔でまいて、胴体の部分を空けておく。
4. プミラをポットから出して根鉢を半分ほど崩し、根の周りを水苔で覆う。
5. 胴の部分にプミラを差込、水苔で周辺をまとめる。
6. ハサミの刃の背を使い、ビニタイやワイヤーでUピンを作る。
7. Uピンでプミラの茎を水苔に固定していく。
これで完成です。あとはプミラが生長して茎が伸びてきたときにそのつどトピアリーの土台の水苔に這わせるようにしてUピンで止めていきます。
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こうしてつくったプミラのトピアリーを毎日世話してあげると、植物がぐんぐん生長して、日々変化する楽しいオブジェになります。
クマに限らず、自分の好きな動物をかたどって楽しむことができそうですね。
日本トピアリー協会のサイトではうさぎとかめのスタッフドトピアリーの写真がありました。
http://www.jta.gr.jp/topiary/index.html#kinds
造型の得意な方ならいろんな動物に挑戦してみるのもいいかもしれないですね。
参考サイト:日本トピアリー協会 トピアリーとは
★★★(三ツ星)
知り合いのイエなのですが、部屋の中にとても格好良くツタを這わせている人がいます。今回のテーマに良さそうなので、ちょっと話を聞いてきました。
今までにもツタを使った室内装飾は見たことがありますが、それはフェイクだったり、本物のツタを使っている場合も一時的なディスプレイだと思っていました。しかしそのイエでは、四季を通じて壁一面にツタを這わせているんです。
もちろん壁一面にといっても、びっしりと壁に密着させているわけではありません。あくまでフワッと。時々カゴなどに吊ってツルを垂れ下がらせている装飾を見かけますが、ちょうどそれが壁一面に展開されている感じなのです。
もうちょっと具体的に説明すると、ツタが展開されている壁面は違い棚になっています。ツタの根元は棚の上段の端に置かれた鉢に植わっていて、そこから垂れ下がるように、ツルが壁面を飾っているのです。ツルは適度な間隔を与えられながら、棚と棚の間を泳ぐように伸びています。壁に密着したツタと違って立体感のあるフォルム。また密生しているわけでもないので、ツタの存在が部屋の空間を圧迫することもありません。とてもセンスのよい這わせ方です。
おまけに夜は、棚に置かれたいくつかの小さなLEDスタンドを、ツタの葉の向こうで間接照明のように点灯させることも出来ます。これはもう、違い棚のある壁面という空間全体に展開される一種のアート。インスタレーションと言えるでしょう。
使われているツタはいわゆるアイビー、日本名はセイヨウキヅタです。手入れが大変でしょうと聞いてみたら、アイビーが伸びる時期は春と秋だけなので、その時期に伸びすぎたツルを整理してやる程度とのこと。数年に一度は根を整理して植え替えてやる必要がありそうだけど、それはまだやっていないとのことでした。
もちろんこれは日本に自生するキヅタと同属で、キヅタが別名フユヅタとも呼ばれる通り、アイビーも落葉することのない常緑性の植物ですから、秋に葉が落ちて部屋が大騒ぎ、ということもありません。
アイビーは比較的乾燥に強く、半日陰でも大丈夫なので、エアコンの風などが直接当たる場所でなければ、けっこう自由にレイアウト出来るとのことでした。
ツルが壁に密着する可能性については、アイビーの性質として、下から上に這い登る以外は密着するための不定根を出さないとのことでした。言われてみると、たしかにコンクリートの壁から垂れ下がって伸びているようなアイビーは、壁面に密着していないケースが多いような気がします。また、不定根が形成されるのは通常はツルの先端のみなので、既に育ってしまったツルが棚板などにへばりつくこともないと言っていました。
となれば、これは鉢を這い出して大きく広がってはいても、基本的には普通の鉢植えと同じです。どこにも密着していませんし、豆のツルのように巻き付いたりもしませんから、部屋を傷めることも無さそうですし、撤去しようと思えばすぐにどけることも可能です。
このように、アイビーは意外に簡単に部屋に導入できる植物であることが分かりました。私もぜひやってみたいと思い、春になったら挿し穂を分けてくださいとお願いしてきました。アイビーの挿し木の時期は、桜も散って春本番を迎えたあたりから秋口くらいまで。かなり適当に挿しておいても発根するので、伸びすぎたツルを切って挿しておけばどんどん増やせるとのことでした。
部屋の中にツタ。これはとてもお洒落です。放置してしまうと部屋がツタに占領されてしまうこともありそうですが、適度に手入れしていれば、すてきな部屋のお友だちになってくれそうです。ツタ初心者の私は、まずは小さなカゴに植えたアイビーを窓辺にささやかに垂らしてみることから。春になったら準備を始めてみたいと思っています。
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「お野菜ハイドロカルチャー」by id:CandyPot
私は野菜を飾るのが大好きで、小篭などに食べる前の野菜を飾って楽しんでいますが、育つ過程の野菜もこれまたかわいいんですよね。前のいわしに毛管水耕のやり方が書かれていましたが、私も土を使わない方法で野菜を育てています。
私の場合は、ハイドロカルチャー(ハイドロ=水、カルチャー=栽培)と呼ばれて観葉植物などに用いられているのと似た方法。それって何?という方は、こちらなどを参考にしてくださいね。・・・続きを読む