イエコト・ミシュラン #067
みなさまこんにちは、hazamaです。早くも1月も終りに近づいてきて、そうだ!私の今年の通年サプリ「イエ映画コレクション」1月号(!?)をご報告しなきゃと思い出しました。今月新しく観て面白かったのは、アレハンドロ・アメナーバル監督・脚本『アザーズ(The Others)』(2001)。友人が教えてくれたスリル映画で、まぁ一応……と思って観たのですが、これが驚きの映画でした! 大きなお屋敷で、出征した夫を待ちながら病いの子どもと暮らす妻(ニコール・キッドマン)、そこに訪れる3人の使用人と不可解な出来事、そしてヒミツの結末! 全編まさにイエのシーンのみで、スリラーというより、まるでポーの小説のような面白さ。私の「イエ映画」の着眼と少し違ってはいますが、あの美しいお屋敷も物語も、一度観たら忘れられないかも……。ちょっと恐くても大丈夫な方にだけおすすめ、とご報告しておきましょうw
お部屋でユニークなグリーンの楽しみ方コンテスト
「お部屋でユニークなグリーンの楽しみ方コンテスト」
さてさて、今日は“イエコト・ミシュラン”#067の語らいのスタートです。今回のお題は、「お部屋でユニークなグリーンの楽しみ方コンテスト」。これまでにもお部屋のグリーンについては何度か綴ってくださいましたが、今回はとりわけ、インテリアとしてユニークでアーティスティックな飾り方や楽しみ方を考えてみてくださいませんか? たとえば、陽があたりにくいバスルームも爽やかな緑で彩るアイデアや、ガラス器と水と水草でつくるグリーン・インテリア、フェイク・グリーンを素敵にアレンジするプラン……。カラーサンドやウェットストーンなど、グリーンのしつらいを楽しくしてくれるグッズなどもぜひご紹介くださいね! 今回も、遊び心と創意いっぱいのアイデアが生まれますように、みなさまからのメッセージを楽しみにお待ちしています!
“アイデア・タイトル”
「〈炭苔〉と野草でお部屋にみずみずしい彩り」by hazama
“メッセージ”
ずいぶん前に、食事に出掛けたお店で見て、素敵だなぁと忘れられなかったんです。丸い炭に植えられた苔と野草。気になっていたのですが、今回調べてみたら、同じようなしつらいが紹介されているページがありました! 徳島の「美郷物産館」で、作り方の教室もひらかれていたそうで、今年も予定されるようです。
こちらは一昨年のブログで紹介された写真。「桜草やスミレ、しのぶなど美郷の野山に自生する山野草を炭苔に植えています。手入れも簡単で、水を与えるだけでOKです」というコメントとともに。何ともいえず愛らしいしつらいではありませんか? 丸い炭の断面に、孔を利用しながら苔や草を植え込んでいくだけで、こんな味わい深いグリーン・インテリアに。器の上で、水がかかっている佇まいを実際に見ると、とってもみずみずしい印象なんですよ。
小振りの炭にちょこっと苔だけでも、大振りの炭に背の高い野草と一緒に大きくしつらえても素敵そう。苔はもとより、野草も生命が強いですから、お庭に生えているもので時々替えてあげる感じで、ほぼ1年じゅうお部屋を彩っていけるのではないでしょうか。あくまでラフに、ちょっとほつれた感じも味わいになる気楽さもいいですよね。炭にプリザーブドの苔をのせたアイテムも見つけましたが、せっかくだから、活きたグリーンと水でいきいきとw
もともと、炭自体がミネラルを含むので、植物の用土に混ぜると葉色がよくなる、発根促進、根腐れ予防といった効用があるそうです。なかでも、成長の遅い苔植物は少しずつミネラルが溶け出す炭と相性がいいんですって! だから、インテリア性だけでなく、ちゃんと理にかなっているというわけ。大小いくつか作って、窓辺や玄関にポコポコと並べてもきっと可愛い♪ トイレやバスルームの窓辺にも似合いそうです。さっそく、炭と苔を少しずつ買ってきて作ってみたい! みなさまもぜひ手作りして、イエのあちらこちらに、いかがですか?
※今回の「いわし」ご投稿は1月31日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のミシュラン評価(ピックアップ賞)は2月1日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。
いわしの回答(転記)
トイレの神様という歌が話題になりましたが、イエはてなでもずいぶん前に、トイレを司る神様は美しい女神様なんだという話がありました。また風水などでは植物を飾ると環境が浄化されると考えられているようです。そうだ、トイレに植物を飾ろう。そう思い立った私は、どんな植物があったらすてきだろうと考えました。
そして、ふと思い浮かんだのがミントでした。さしたる理由はありませんが、強いてあげるなら、ミントならその成分に抗菌効果が期待出来そうなこと(実質的にはほとんど意味がありませんが)、強い植物なので半日陰でも大丈夫、さらに耐寒性もそこそこあるので冬場の火の気のない場所でも室内ならまぁまぁ大丈夫ということ(これは大切)、株分けなどで簡単に増やせるので一株買ってくれば食用にもトイレ用にも利用出来ること(これも大切)、といったメリットを感じたからでしょうか。
早速購入しに行くと、ぱっとアップルミントの苗が目に入ってきました。いかにもトイレを爽やかにしてくれそうな植物です。これに決めてさっそく購入。鉢はイエにあった釉薬のかかった純白の陶器製の四角い鉢を使うことにしました。トイレなどの狭いスペースには、丸鉢よりこちらの方が収まりがいいように感じたからです。
鉢への植え込みは非常に簡単です。鉢底網を敷き、鉢底石代わりのゼオライトを鉢の高さ1/5程度に敷き詰め、その上にビニールポットから外した苗を置き、周囲を適当な園芸用土で埋めて出来上がり。あとはたっぷり水を与えて、土と根を馴染ませます。実にアバウトですが、ミントは強い草なので、こんなやり方で十分です。
植えた直後は日陰で休ませるのがお約束ですが、トイレは日陰なので即日デビューが可能です。棚に置かれた消臭用の木炭のカゴと並べて置いてみました。おお〜、かわいらしい。家族にも大好評でした。
水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと。トイレなら水道があって水には困りませんから、いつでも気が付いた時にあげられます。そのほかトイレでの管理で大切なのは、時々鉢の向きを変えてやること。トイレの窓は一方向にしかないのが普通だと思いますので、ずっと鉢を動かさずにいると、いつのまにか茎がそちら方向にかしげてきます。気になってきたら、鉢をクルンと回してバランスを取っていきましょう。ミントにしてみれば、せっかく頑張って光のある方に向いたのに余計なことを、ということになるのかもしれませんが…。
あとは、生育状況にもよりますが、年に一度くらい、株分けを兼ねた植え替えをします。おかげさまで、最初はトイレ専用だったわが家のアップルミントは、翌年にはベランダに進出。今は食卓を彩るハーブとしても活躍してくれています。時々、これって最初はトイレから来たんだよなぁなどと笑ってしまいますが、トイレはイエの中で最も清潔にしておかなければいけない場所ですから、けっしてばっちいということではありません(笑)。
このほか、トイレを爽やかに彩ってくれる植物としては、ワイルドストロベリーなどもいいのではないかと思います。耐陰性があり、耐寒・耐暑性も良好です。温度さえ適切なら長い時期に渡ってかわいい実を付けてくれるようですので、こんなのがトイレにいてくれると、とても楽しくなりますね。ランナーによる株分けで簡単に増やせるのも魅力の植物です。
ただし、ワイルドストロベリーは多年草のくせに連作を嫌うという性質があり、いつまでも同じ鉢に置いておくと、だんだん株が小さくなって実の付きも悪くなっていきます。ですからどんどん株分けして新しい鉢に植え替えていくのがいいでしょう。
他にもトイレに適する植物は色々あると思います。皆さんもトイレの女神様が喜んでくださるようなグリーンの活用を考えてみてください。
以前、hazamaさんが、丸いフローラルフォームをピンポン菊の花で覆って、それを吊り下げて十五夜の飾りとするというアイデアを紹介されていました。菊人形ならぬ、菊で作ったお月様というわけです。
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070919#1190177371
フローラルフォームとは、茎の固定と給水の役割を同時に担うスポンジ状の素材のことで、米国オハイオ州に本社を置くスミザーズオアシス(Smithers-Oasis)社の「オアシス」が有名ですね。花を立体的に飾るやり方は昔からありましたが、小枝や蔓などを容器に詰め込んでそこに花を挿していくといったやり方が中心でした。水を貯めておく容器を使わなくても花が飾れるようになったのは、ひとえにこのフローラルフォームのおかげと言えるでしょう。フローラルフォームの活用方法には色々ありますが、ここではそうした花器不要の花の飾り方を考えていくことにしましょう。
◆まず、小枝でフォームを囲う装飾から。
真っ直ぐっぽい小枝を拾い集めてきます。適当な長さに切ってよく洗い、熱湯で煮沸。自然の小枝はそのうちカビが生えてきたりしますから、それを防止する意味で、こんな下処理をしておくわけですね。この小枝で、給水させたフローラルフォームの周りをぐるりと取り囲みます。
アクアグルー 【フラワーデザイン用接着剤】【プリザーブドフラワー・生花用】【資材】
- 出版社/メーカー: (株)フラワーデザインスタジオReve
- メディア:
接着剤を使って貼り付けていくなら、こんなフラワーアレンジメント用接着剤。これは植物の表面や吸水済のフローラルフォームに対しても使用可能な、なかなか便利な接着剤です。
私は、小枝を糸でスダレ状に綴り、周囲を山ゴケで覆ったフローラルフォームを囲う方法がお気に入り。ちょっと作業が面倒ですが、小枝のスダレの上に山ゴケを敷き詰め、巻き寿司を作るようにフローラルフォームを包み込んでいけばOKです。
こうして作った台に、好きな花を挿していきます。葉っぱを上手く生かして、フローラルフォームが露出しないように挿していきましょう。これで素敵なインドア・プチ花壇の出来上がり。小枝の自然な風合いがいい感じです。適当な平皿に乗せて飾ってください。
◆次は、小枝の代わりに葉っぱでフォームを覆う装飾。
葉っぱには、ゲーラックス等が適しています。ゲーラックスとは北米原産のイワウメ科ガラクス属に属する多年草で、一枚ずつにカットされた葉が売られています。冬場はブロンズ色っぽく紅葉した物が多いかな。もちろん鮮やかな緑色の物もあります。これはなかなか日持ちする葉っぱで、きちんと水上げして給水を続ければ、1ヶ月くらいは楽々大丈夫なんです。
これをフローラルフォームの周囲に挿していきます。葉っぱを固定したければ上記のフラワーアレンジメント用接着剤が使えますが、幅広の葉なので、ただ挿していくだけで十分フォームを覆えるでしょう。葉っぱも、場合によっては一度抜いて茎の先端を切り戻し、水上げし直す必要が生ずる場合もありますから、無闇に接着してしまうのはお勧め出来ません。
あとは、これを台にして、これまた自由に花を飾っていけばいいわけですね。なお、前述の、小枝でフォームの周りを囲っていく装飾にも共通しますが、フォームの上面は、囲んだ装飾の縁よりちょっと飛び出させたが、アレンジの自由度が増すと思います。飛び出しているフォームの角は斜めにカット、花の葉をうまく使って隠して仕上げましょう。
◆ブーケを飾って楽しむ。
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- 出版社/メーカー: オアシス(OASIS)
- メディア: ホーム&キッチン
こんなブーケホルダーが市販されていますが、価格が高いですよね。家庭内で使うなら、適当な材料で自作しちゃいましょう。たとえば小型のペットボトルの口近くをロート状に切り取って、縁にワイヤーを通す穴を適宜開け、丸くカットしたフローラルフォームを装着、本物のブーケホルダーを参考にしながらワイヤーで固定していきます。ワイヤーは細身の園芸用アルミ線が、柔らかくて扱いやすいですね。持ち手部分には、ペットボトルに装着して使う園芸用の細長い給水ノズルなどを使いましょう。香水などを詰め替える時に使う小さなロートを台にすると、ちっちゃなちっちゃなブーケホルダーも作れます。
これに自由に花を挿して、お好きなラッピングを施すと、廃物利用スタンドとは思えない素敵なブーケの出来上がり。給水はフローラルフォームが担っていますから、花瓶要らずでどこにでも飾れます。
最後にフローラルフォームの基本的な取り扱い方を簡単に記しておきます。まずフォームに水を染み込ませる時は、常に内部の空気の逃げ道を確保しながら行っていくこと。深さのあるバケツ等の容器に水を注ぎ、そこにフォームを浮かべて放置しておく方法がよく行われますが、これは水に接していない面を空気抜き用として確保する必要からなんです。早く吸水させようと水中に沈めてしまうと、表面付近の水が空気の逃げ道を塞いでしまい、かえって吸水がうまくいきません。自然に浮かべて、自然に水を吸い込んで沈んでいくのを待ってください。
バケツなどの容器では対応出来ない大きなサイズの物は、さらに大きなタライなどの容器を使って浮かべるか、如雨露などを使って一部分ずつゆっくり水を回しかけていきます。ホースなどで大量の水を一気にかけると空気の逃げ道が失われて、中まで水が届かないことが多くなります。
なお、水は冷たく新鮮で清潔な物を使ってくださいね。このへんは普通の花瓶などに使う水と同じです。
カットなどの加工は、基本的に吸水させてから行います。普通のカッターナイフなどで簡単に切れますし、硬質プラスチック片などをカッター代わりにすることも出来ます。ただし、カット屑を子供や動物などが誤飲してしまうと困りますので、加工はそうした心配のない場所で行ってください。生分解性がありませんので、屑が屋外に飛散してしまうような場所での加工も望ましくありません。
カット屑、使い終わった物などの破棄については、各自治体のゴミ収集の区分に従ってください。ほとんどのフローラルフォームはフェノール樹脂、あるいはポリウレタンで作られていますので、その素材に対応した出し方で収集してもらいます。可燃ゴミとして出せる地域が多いと思いますが、これは自治体のゴミ処理方法によって異なってきますね。
花の挿し方ですが、挿す前に水上げ。これが大切です。やり方はこちらなどを参考にしてください。
http://allabout.co.jp/gm/gc/65028/
水上げが終わったら、茎を必要な長さに切ってフォームに挿していきますが、この時も基本的には斜めにカットします。ハサミでもいいですが、切れ味の良いナイフでカットしてやると、切り口の組織が潰れないので、よく水を吸い上げてくれますよ。私は水上げの時も含めて、全て小刀で作業しています。
挿す深さは「出来るだけ深く」が基本です。器を使わないアレンジの場合は貫通させてしまうと茎の切り口に水分が行かなくなってしまいますが、かといって浅すぎてもしっかり花が止まりません。グラつくとフォームから茎の切り口が浮いてしまいがちになりますので、しっかり深く挿すことを心がけていってください。
花を挿した後は、フローラルフォームを花瓶だと思って、定期的に捕水してください。「オアシス」のスミザーズオアシス社では、一日一回の捕水を推奨しています。また、植物の元気が無くなってきたら、フォームから抜いて茎の先端を切り戻し、水上げした後にフォームに戻します。これも花瓶に挿している時と同じですね。
フローラルフォームには、様々な製品があります。ブロック型の他、リング型やハート形など形も様々。固さも、スタンダードな物のほか、弱い茎や中空の茎の植物に適した柔らかい物、背の高い花や太い茎の花をしっかり保持させるための固さを持った物などがあります。さらに、フォーム素材に細かな穴をあけて吸水スピードを高めた製品などもあり、ラインナップは実に様々です。挿していく植物や飾り方に応じて適切なフォームを選んで、自由なアレンジを楽しんでいきましょう。
建築用語に縮景というのがあります。名所などの風景を縮小して庭園の中に作り出すことを言います。広島には縮景園という庭園もありますね。中国杭州にある西湖を縮景したとも、日本各地の景勝を集めてそれを表現したとも言われていますが、いずれにしても、庭を雄大な景色のミニチュアにしてしまうなんて、とてつもない贅沢なことですね。
この贅沢を盆栽の鉢の中で実現しようというのが縮景盆栽です。たとえばこちらはプロの業者さんの作品ですが、東京の人ならきっと知っている井の頭公園の一角を盆栽で表現した物だそうです。
http://nicogusa.com/SHOP/BON726.html
さすがに盆栽ですからかなりデフォルメされていて、一瞬どのあたりかなと考えてしまいますが、おそらく野外ステージのある側から見て対岸方向になる所の景色ですね。一度実際の景色とイメージがつながると、たしかにその場所に見えてきます。水鳥やボートまで浮かんでいるのが芸が細かいですね。
こうした縮景盆栽を、ぜひ手作りしてみませんか。基本的な植え方は普通の盆栽と同じです。たとえば初デートの思い出の公園の景色を植えてみるとします。低い植え込みに囲まれた小道を抜けるとこんもりした高台があって、そこには大きなイチョウの木。
使う木のメインは当然イチョウになりますから、用土は赤玉7:鹿沼土2:ピートモス1でいきましょう。気に入った大きさ、形の鉢を選んだら、鉢底にネットを敷き、必要に応じて底の穴に根をおさえる盆栽用の針金をセットします。鉢の深さが十分なら根おさえの針金は不要ですが、盆栽の鉢は浅いことが多いので、実は根が針金で補強されていたりすることが少なからずあるのです。鉢底に混合しておいた用土を少し入れ、必要に応じて根を整理したイチョウの苗を適切な場所に置いて針金で固定。根の周りに用土を入れ、細い棒でつついて隙間までしっかり土が入るようにしていきます。あとは望む形に用土を盛り上げたり平にしたりして地形を整え、低木の植え込みを表現する苔を貼ったりして景色を仕上げていきます。
こうした盆栽作りは、植物にとっては植え替えそのものですから、時期としては休眠期にあたる時期が適しています。植物によって適する時期は異なりますが、2月一杯くらいまでは行える木が多いので、やるならこれからがちょうどお勧めの時期ですね。
石を使って岩場を表現したり、盆栽としては少々イレギュラーですが、建物の模型などを配置してもいいですね。実在の景色だけでなく、森の中のお菓子の家なんていう作品を作ってみても楽しいと思います。たとえば小さな家の模型の周りをゴールドクレストで取り囲むなんてどうでしょう。ゴールドクレストがモミの木や糸杉に見えてきそうです。
和風にも洋風にも色々作って楽しめると思いますので、ぜひやってみてください。
数年前なにげなく訪れたホームセンターで出合い、我が家にやって来た多肉植物の「虹の玉」。
最初は素敵な名前と形に惚れたのですが、あれよあれよという間にほかの多肉植物たちの魅力にもドップリはまってしまいました!
葉がぽってりとしていて可愛くて値段もお手ごろな上、水遣りをあまり必要としない(むしろ遣りすぎに注意な)ため、
ずぼらな私でも育てられそう?という理由もあって、多肉植物は少しずつ私の部屋に増えていき、
最初は色々寄せ植えをした鉢を棚の上に並べて愛でていました♪
そのコーナーは、ささやかながら潤いがある我が家のオアシスだったのですが、娘が生まれてつかまり立ちを始めるようになると、
棚に置いた多肉植物達を外に出したり、人に譲ったりして部屋の中に置くのを諦めてしまいました。
まあ、多肉植物をいじる分にはまだよいのですが、鉢を落としたり土やハイドロを口に入れそうになってしまうこともあるのです・・・。
そのため一度は部屋から姿を消したグリーン。
しかしそれではやっぱり味気なく、さみしく思っていたのですが、
このイエはてなのユニークなグリーンを飾るといういわしを見て、あらためて夫と相談して、ついに見つけたグリーンの居場所!
子どもの手が届かない、壁の上の方にハンギングするんです。
吊るす場所はピクチャーレール。
窓から光のよく入る、居間の壁に沿って2メートルちょっとにわたって備え付けられたレールと、そこにある5つのフック。
白くてシンプルなフックは今まで小さな小物を吊っていましたが、グリーンを吊るすのにもピッタリです。
ピクチャーレールがない場合でも、木造戸建て住宅なら天井プラスターボードの下に450ミリ間隔で、下地材(井桁型に角材が組んである)
が張ってあるので、そこに(下地を探す針の出る器具でチェックして)フックをねじ留めする方法があります。
壁も同様の方法で下地を探し、そこにL型アングルを付けて棚などを渡すこともできます。
さて、吊るす場所や方法は決まりましたが、今はそれに合ったプランターはどうしようかな?と思って探してみたら素敵なものを見つけました。
ガラスボールです。
これなら立体感がありながら、透明で圧迫感が少ないので部屋が狭く感じません。
北欧では、こんなガラスボールや、ステンドグラスの吊るすモチーフを窓辺に飾って楽しんでいるそうです。
sumike2pt
グリーンが部屋にあると、なんだか優しくなれて、気分もリフレッシュできる気がします。
それはグリーンは他のインテリア小物とは違って、命あるものだから。
それだけに一層私たちを癒してくれる力を持っているように思うのです。
殺風景な場所にわずかなグリーンがあるだけで、気持ちが和んだりもする。
人は昔から常にグリーンと共に生活をしていたから、ということもあると思います。
しかし、現代では室内で植物を育てようと思っても、手間暇のかかる水やりの問題や、ペットや子どもがイタズラをする、
スペース不足など様々な事情でグリーンのある生活を諦めている方も多いと思います。
でも庭が無くても、部屋が狭くても、時間がなくてもアイディア次弟で工夫してグリーンのある生活を送りたいですよね。
そんな時に強い味方となってくれる、こんなユニークな商品があります。
その名も「スカイプランター」。
これはニュージーランドのデザイナー、パトリック・モリス氏によって開発された植物プランターです。
最初は、その見た目に驚かされました。
ekimusi1pt
私も最初は土はどうして落ちてこないの?と思いました。
最初は慣れないかもしれないけど、普段上から見下ろしている植物に上から見下ろされているのは面白い〜。
実のなる鉢だと空中果樹園ですね。
これでサクランボや、マイクロトマトなんかを作ったら楽しそう♪
スプラウト、ようするに植物の新芽です。色んな栽培キットが売られていますので、そういうのを買ってくれば、お部屋で手軽に栽培して楽しむことができますね。もちろん種さえあれば、有り合わせの道具や材料を使って育てることも出来ます。
栽培容器として私が愛用しているのは陶製のおろし器。一例をあげればこんな製品です。スプラウト栽培専用と割り切れば底面に立派な滑り止めは要りませんから、安価に売られている物で十分役立ちます。
- 出版社/メーカー: パール金属
- メディア: ホーム&キッチン
これの利点は、中心が盛り上がっているところ。この構造のお陰で、種が水浸しにならないんです。キッチンペーパーなどを適当に折り畳んで上に乗せ、水を注いで種をまくだけ。そのうち、フレッシュな新芽が生えてきます。
スプラウトの育て方は様々なサイトで詳しく説明されていますが、ポイントを少しだけ。まず栽培容器ですが、使用前にはよく洗い、さらに熱湯で流して簡易的な消毒をしておきましょう。頻繁に起こることではありませんが、時々栽培中にカビが生えてきたりすることがあるからです。
使う水は、土がカルキを吸着してくれる普通の種まきとは違いますので、できれば浄水器を通してカルキを除去しておいた方がいいと思います。カルキはおそらく種子に良くない影響を与えます。
種子は使用前に清潔な茶漉しなどに入れて、流水で洗い流してから使います。手でもみ洗いする必要はありません。というか、みだりに指で触れたりすると、かえって余計な汚れを付けてカビや腐敗の原因になったりします。
種まきは均等に。スプーンなどを使って上手にまいていきましょう。一個所に固まっていると、発芽した時にそこだけ混み合って蒸れたりしがちです。植物も生育する時には熱を発します。
育てる温度ですが、だいたい20℃前後がいいと思います。低すぎると発芽しにくくなりますし、高すぎると蒸れてしまいます。
発芽期に日光を当ててしまうと生育が阻害されることがあるので、十分に芽が伸びるまでは何らかの遮光を考慮します。空気の流通は大切ですし、真っ暗でなければいけないということでもありませんから、適当な薄暗い場所に置くなどの方法で構いません。
根が伸びてくると、植物の種類によってはびっしりと細かいヒゲ根が出てきて、カビと間違えることがあります。でも、そのまま育てて悪臭などがしてこなければそれはカビではありませんので、早まって捨てたりしないでくださいね。
時々溜まり水をこぼして新たな水に変えるなどするとカビや腐敗の防止に役立ちますし、コンパニオンプランツ的にラディッシュやマスタードの種子を混ぜてまいておくのも効果的です。カラシがカビや腐敗を抑制するのと同じ効果が、栽培容器内に働いてくれるわけですね。
白いままの芽を食べるものは別として、ある程度育ったら、明るい場所に移して緑化させます。ここからがお部屋グリーンの楽しみですね。日当たりの良いダイニングテーブルなどに飾って眺めてください。適度に伸びたところで食べてしまいますが、次々まいて発芽させておけば、いつでもフレッシュな新芽の姿が楽しめます。
さて、種子の選び方ですが、栽培用の種子と食品とでは安全に関する基準が異なりますので、種ごと食べるモヤシ的なスプラウトの場合は、十分な注意が必要だと思います。カイワレ的な伸びてきた芽だけを食べる物はあまり神経質にならなくても大丈夫だと思いますが、やはりオーガニック栽培された、変な薬品処理の心配がない物が望ましいことは言うまでもありません。自分で育てて採取した種が使えれば一番安心ですね。
今回のテーマは「インテリアとしてユニークでアーティスティックな飾り方」とのことで、その観点からするとなんと地味なアイデアかと言われてしまいそうですが、食べておいしく栄養もあって、おまけにガン予防にもなるとまで言われるスプラウトを次々生産しつつその緑を眺めて楽しむというライフスタイルは、なかなかユニークでアーティスティックだと思うんです。スプラウトだけに「花」はありませんが(笑)。お口に健康、目にも健康。そんなフレッシュな新芽の輝きを楽しんでください。
私は野菜を飾るのが大好きで、小篭などに食べる前の野菜を飾って楽しんでいますが、育つ過程の野菜もこれまたかわいいんですよね。前のいわしに毛管水耕のやり方が書かれていましたが、私も土を使わない方法で野菜を育てています。
私の場合は、ハイドロカルチャー(ハイドロ=水、カルチャー=栽培)と呼ばれて観葉植物などに用いられているのと似た方法。それって何?という方は、こちらなどを参考にしてくださいね。
http://www9.plala.or.jp/mosimosi/green/hydro.htm
私の野菜栽培には、炭とハイドロコーンを使います。炭は普通のバーベキュー用ですが、今回のアイデア例でhazamaさんが書かれているように、炭には様々なミネラル分がぎっしり。おまけに水が腐るのも防止してくれるようですので、こうした植物の育て方には最適な素材です。ハイドロコーンの方は、多孔質の焼土で保水性が高く、粒状なので通気性にも優れた素材です。色々な粒の大きさの物あるようですが、私は中粒と書かれている物を使っています。
容器は、鉢植えと違って下に水抜き穴が不要なので、深さのあるモーニングカップなどが自由に使えます。ビールのジョッキなどを使うと、培養液の水位が外から見えるのでとても便利。ただし透明な容器だと日光による温度上昇が心配なので、前のいわしに書かれていた毛管水耕の説明と同じように、普段は紙などで容器の周りを覆っておきます。
それでは野菜のハイドロカルチャーを作ってみましょう。野菜は、私の場合は苗として売られている物を買ってきています。土に植わっている物を急激に水栽培に切り替えると、一瞬苗が驚いて勢いがなくなりがちですが、そのうち安定してくれると思います。苗の土を全部洗い流して、こちらは準備完了です。
容器の方には、まず底に荒く砕いた炭を入れます。その上にハイドロコーンを少し入れ、野菜の苗を置いて、周囲をさらにハイドロコーンで埋めていきます。根が容器に触れないように、じょうずにハイドロコーンを入れていってくださいね。ちゃんと苗が植われば完成です。
なお、陶器製などの不透明な容器を使う場合は、隅っこの方に適当なパイプ状の物を、炭の層も貫いて底に届く深さに差し込んでおいてください。これは培養液のチェック用。ここにストローなどを差し込んで上端を指で塞いで引き上げると、培養液の水位がわかります。
培養液には水耕栽培用液体肥料を使いますが、ハイドロカルチャーは根が直接肥料に触れるので、濃いと根を痛めてしまいます。液肥の使用説明に書かれている濃度には幅がありますが、どちらかというと薄目で使ってください。また、根を水没させてしまうと呼吸ができなくなってしまいますので、水位は下に敷いた炭の層を満たすくらいでいいと思います。ですから炭の層は、培養液の量を考えた厚さにします。
植える植物でお勧めなのは、まずパセリ。これは種で買ってくるとプランターでは育てきれないくらいの量が入っていますから、間引きしたものをこっちに移してやるといいですね。ミントやバジルなどのハーブも育てやすいのでお勧めです。容器に大きさが必要ですが、レタスなんかも育てられます。育ったら、使う分だけ掻き取り収穫。外側から順々に摘んで使います。
もちろんこのお野菜ハイドロカルチャーは、食べて便利なだけではありません。容器を工夫したり、複数の苗を寄せ植え的に植えていったりすることで、とってもお洒落な緑のインテリアになってくれるんですよ。ブーケのラッピング素材やリボンなどを使って容器を飾ると、パーティーのテーブルにだっておかしくない装いに。「何?これ」「キャベツだよー」「うわー」なんて話題も盛り上がります。土を使わないから清潔。苗から育てて愛着もひとしお。お野菜ハイドロカルチャーは楽しいです♪
ずっと気になっていた植え込み素材に、カラーペーパーボールなるものがありました。セルロースを主成分とした小粒の玉を鮮やかな色に染めたもので、いわゆるハイドロボール(高温焼成された多孔質人工用土)の代わりに使用出来るようです。
色は、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイト、ブルーの5色。ペーパーボールの名の通り、吸水していない状態ではかなり軽い感じです。とりあえず何か植えてみようと思い、適当なカップを使って、適当な雑草を植えてみました。植木鉢のような底に穴の開いている鉢ではなく、ティーカップなどを使ったハイドロカルチャー式の植え方です。ハイドロカルチャーは水耕栽培の一種なので、土に生えていた草を移植することは少々無謀ですが、さすがは雑草。力強い生命力で、すくすく伸びてくれました。
これは面白いと、地味なトクサを、派手な用土に植えて楽しんでみることにしました。トクサは半日陰でも大丈夫な室内向きの草ですが、その姿は中空の茎がヒョロヒョロと立ち上るだけの地味な物。これをカラーペーパーボールで派手に飾ってやろうというわけです。
ただしトクサは背が高くなる植物ですし、地下茎を横に伸ばす性質を持っていますから、それなりの大きさの鉢が必要です。それを全てカラーペーパーボールで埋めるのはコストの点で大変ですから、普通の鉢植えに仕立てた上で、土の表面をカラーペーパーボールで覆って装飾することにしてみました。トクサは山間部の湿地などに自生する植物で乾燥を嫌いますから、通気性と保水性を兼ね備えたカラーペーパーボールは、良いマルチング素材になってくれそうだと考えたわけです。
土から上がってくる色がせっかくのカラーペーパーボールを汚してはつまらないですから、まず土の表面に粗い粒のハイドロボールを敷き詰め、その上に網を敷き、さらにカラーペーパーボールを重ねるという方法を採ってみました。土とカラーペーパーボールを可能な限り離してみたわけです。この作戦はなかなか成功で、カラーペーパーボールはほとんど汚れることがありませんでした。トクサの肥料には油カスなどが使われますが、この場合は液肥を用いました。
このカラーペーパーボールによるマルチング技を、クリスマスツリーにも応用してみました。使ったボールはホワイトです。雪の中に生えているモミの木のイメージですね。鉢の縁にも綿を置いて、降り積もる雪を演出。これもなかなか大成功でした。
このほかに考えられる応用例としては、たとえば雛祭りの桃の枝。透明なガラスの器にピンクのカラーペーパーボールを満たし、そこに桃の枝を挿して水を注ぐといったディスプレイはどうでしょう。ピンク・ホワイト・グリーンの三層にして、菱餅とお揃いの色にしてみても楽しそうです。
また、カラーペーパーボールの色は、どことなく万物は木・火・土・金・水の5元素から成り立っているという五行思想の色霊「青(緑)・紅・黄・白・玄(黒)」に通じますね。玄がありませんが、これは紫に置き換えられることもありますし、対応する元素が水ですから、ブルーも遠からずです。これを応用して、風水的な色配置で部屋の中に植物を飾っていくというのも面白いかもしれません。
使われている染料というか色素の成分が不明なのがちょっと気になりますが、使い古しは紙と同じように可燃ゴミとして処理出来るのも、都会生活ではうれしいところでしょう。よく水を切り、乾燥させた後に出してください。
知り合いのイエなのですが、部屋の中にとても格好良くツタを這わせている人がいます。今回のテーマに良さそうなので、ちょっと話を聞いてきました。
今までにもツタを使った室内装飾は見たことがありますが、それはフェイクだったり、本物のツタを使っている場合も一時的なディスプレイだと思っていました。しかしそのイエでは、四季を通じて壁一面にツタを這わせているんです。
もちろん壁一面にといっても、びっしりと壁に密着させているわけではありません。あくまでフワッと。時々カゴなどに吊ってツルを垂れ下がらせている装飾を見かけますが、ちょうどそれが壁一面に展開されている感じなのです。
もうちょっと具体的に説明すると、ツタが展開されている壁面は違い棚になっています。ツタの根元は棚の上段の端に置かれた鉢に植わっていて、そこから垂れ下がるように、ツルが壁面を飾っているのです。ツルは適度な間隔を与えられながら、棚と棚の間を泳ぐように伸びています。壁に密着したツタと違って立体感のあるフォルム。また密生しているわけでもないので、ツタの存在が部屋の空間を圧迫することもありません。とてもセンスのよい這わせ方です。
おまけに夜は、棚に置かれたいくつかの小さなLEDスタンドを、ツタの葉の向こうで間接照明のように点灯させることも出来ます。これはもう、違い棚のある壁面という空間全体に展開される一種のアート。インスタレーションと言えるでしょう。
使われているツタはいわゆるアイビー、日本名はセイヨウキヅタです。手入れが大変でしょうと聞いてみたら、アイビーが伸びる時期は春と秋だけなので、その時期に伸びすぎたツルを整理してやる程度とのこと。数年に一度は根を整理して植え替えてやる必要がありそうだけど、それはまだやっていないとのことでした。
もちろんこれは日本に自生するキヅタと同属で、キヅタが別名フユヅタとも呼ばれる通り、アイビーも落葉することのない常緑性の植物ですから、秋に葉が落ちて部屋が大騒ぎ、ということもありません。
アイビーは比較的乾燥に強く、半日陰でも大丈夫なので、エアコンの風などが直接当たる場所でなければ、けっこう自由にレイアウト出来るとのことでした。
ツルが壁に密着する可能性については、アイビーの性質として、下から上に這い登る以外は密着するための不定根を出さないとのことでした。言われてみると、たしかにコンクリートの壁から垂れ下がって伸びているようなアイビーは、壁面に密着していないケースが多いような気がします。また、不定根が形成されるのは通常はツルの先端のみなので、既に育ってしまったツルが棚板などにへばりつくこともないと言っていました。
となれば、これは鉢を這い出して大きく広がってはいても、基本的には普通の鉢植えと同じです。どこにも密着していませんし、豆のツルのように巻き付いたりもしませんから、部屋を傷めることも無さそうですし、撤去しようと思えばすぐにどけることも可能です。
このように、アイビーは意外に簡単に部屋に導入できる植物であることが分かりました。私もぜひやってみたいと思い、春になったら挿し穂を分けてくださいとお願いしてきました。アイビーの挿し木の時期は、桜も散って春本番を迎えたあたりから秋口くらいまで。かなり適当に挿しておいても発根するので、伸びすぎたツルを切って挿しておけばどんどん増やせるとのことでした。
部屋の中にツタ。これはとてもお洒落です。放置してしまうと部屋がツタに占領されてしまうこともありそうですが、適度に手入れしていれば、すてきな部屋のお友だちになってくれそうです。ツタ初心者の私は、まずは小さなカゴに植えたアイビーを窓辺にささやかに垂らしてみることから。春になったら準備を始めてみたいと思っています。
今日、東海道線車内の通販カタログを見ていたら、面白い製品を発見しました。
「ホームガーデンイタリアーノ」というシリーズで、缶の中に種と土が入っていて、缶のまま育てて収穫出来るというものです。
トマトが1缶2940円。八百屋さんでトマトを買った方が安いといえば安いですが、やっぱり「育てる」のは、成長が観察出来て、楽しそうです。
空き箱トロ箱等で野菜等を栽培する方法がありますね。
最近はビニール袋や発泡スチロールの箱で栽培します。
箱、土、肥料、種等々のセット売りがありますね。
缶入りのセットでも良いですが、栽培される方としては、やはり木箱やスチロールの方が健やかなんです。
もやしを作るならプラスチックの箱トレーに水を張るだけで栽培出来ますね。
でも本位はやはり露地の土作りですね。
自分とマン盆栽の出会いは今から10年程前の夏のことだった。
ふと「盆栽っていいなぁ」と思いたち、盆栽好きな友人に相談したのがきっかけ。
友人が持っていた雑誌に載っていたのだ。
『マン盆栽(マンぼんさい)とは、盆栽の上や、周辺にフィギュア(小さな人形)などを用いてジオラマのような景色と、
そしてドラマ性を作り出すことが特徴である。
マンボミュージシャンのパラダイス山元によって始められ、現在でも彼が家元だ。
名前の由来は「マンボ + 盆栽」。フィギュアは鉄道模型用のものがよく用いられるが、ペットボトルのおまけや、
ガチャガチャなどのカプセルトイ、食玩など基本的に何であっても構わない。
盆栽の歴史から見ると邪道だと言われる。格式のある展示の場では鉢の上に人形を置くことはありえない。
盆栽とは写実的ではなく、俳句のように無駄なものを一切排除し、
最低限の樹や草や添配(水石・金属や木製のミニチュア等)を使って景色を表す物だと言われているからだ。
その際も出来るだけ抽象的にした方が、見る人によって捉え方が違うため景色の幅が広がる。
逆に写実的にしすぎると、景色を押し付けてしまうので決まった景色しか見えなくなってしまう。
マン盆栽は後者だが、これは盆栽の趣味がない人にも分かりやすく面白いので広く知られるようになり、
若者を中心とした昨今の盆栽ブームの火付け役になった。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「マンボ」にも掛けてると思うが、家元(パラダイス山元氏)自身はヒューマンの「マン」をとって「マン盆栽」だと説明しているそうだ。
いわゆるダブルミーニング。
つまり「マン盆栽」とは、フィギアを盆栽に配置し、そこにドラマを作ったものだ。
まず欠かせないのがフィギュア。
マン盆栽家元のパラダイス山元氏もおススメなのがドイツのプライザー社の模型だ。
模型業界では有名で、とても精巧で、種類も豊富だ。
自分はメイド イン ジャパンが大好きだが、フィギュアはメイド イン ドイツも良い。
ドイツの技は日本の職人技に勝るとも劣らないと思う。
使うパーツは、人間・動物・車など色々だが、鉄道模型用のものがバリエーションが豊富である。
もちろん食玩のおまけや、プラスティック粘土などで自作しても、全く問題はない。
模型とかミニチュアとかが大好きな自分には、盆栽に小さなフィギュアを配置し、小さなドラマを作るというマン盆栽はツボ。
その魅力に強烈に惹きつけられてはいたが、さて何の木を育てようと悩みだすうちに、転職をしたり引っ越しをしたり。
そのうち子供も生まれ・・・・で、なかなかハマる機会に恵まれなかった。
しかし昨年の春、立ち寄った園芸店で気に入ったミニ盆栽に出会い、めでたくマン盆栽デビューすることができた。
1.5mm〜2mmほどの人形たちが築く世界に、ちょっと癒される。
このマン盆栽には大きく分けて三つの楽しみ方がある。
まずは基本の「植物を育てる楽しみ」。
好みの器に良さそうな土を入れ、そこに好みの木を適当な按配に植え、さらにイメージに合った苔などで周りを整える。
水を遣り、光と風に当て愛を注げば、すくすくと育ってくれる・・・・はず。
次に「フィギュアを選ぶ楽しみ」。
ショップに並ぶフィギュアを見るのは心が躍る。
その中から「どのフィギュアを買おうかな?」と悩みつつも選ぶのが楽しみだ。
もちろん財布と相談しなくてよいなら、もっと楽しいのだがw
このマン盆栽は、盆栽を作ってからフィギュアを選ぶのか、またはフィギュアに合った盆栽を作るのか、どちらが先ということはない。
フィギュアショップで、家にあるミニ盆栽を思い浮かべつつ、どんなフィギュアを置いたらいいかと空想しながら、
イメージに近いフィギュアを探してもいい。
また、変わったフィギュアを見つけ、そのフィギュアに負けないような個性たっぷりのミニ盆栽を創ってみることもあるだろう。
「盆栽を作るのが先か、フィギュアを選んでから盆栽を作るのか」を悩む必要はない。
ちなみに自分は山登りをする一行のフィギュアをみつけてから、これを置いたら面白そうだと盆栽を手に入れる前から密かに想像を逞しくしていたw
同じフィギュアでも置き方によって色んな場面で使うことができる。
季節が変わると木も変わる。新緑から深緑に、そして紅葉し、落葉する。
そしてフィギュアにも季節を感じさせるものがある。
同じミニ盆栽でも、木の様子によってフィギュアを変えれば、まったく違ったマン盆栽になる。
「植物を育てる楽しみ」と「フィギュアを選ぶ楽しみ」がマン盆栽にはある。
そして、忘れてはならないもう1つの楽しみが「見立て」だ。
ミニ盆栽にただフィギュアを置いただけでは、「マン盆栽」とは呼べない。なぜならそこにドラマがないからだ。
それがマン盆栽に昇華するのは、人がそこに物語を描いた時、そして見た人がそこに物語を感じた時。
「鉢の中にある小宇宙」と言われる不思議な世界。
身のまわりにあるアイテムを、あっ、これ使えないかなという感じで気軽に使って楽しんで。
ルールはドラマを作ることだけw
マン盆栽〜作成までの流れ〜
○容器を用意する(一般的な鉢を使用する。粋な鉢を見つけたら確保しておこう)
○苗木を入手する(盆栽として確立しているかよりは、ピンときたものを選ぶ。高いものが良いマン盆栽になるとは限らない)
○苔を調達する(あえて買わずに日常生活の中で野生の苔をみつけよう)
○フィギュアを用意する(必須だが何でも可。はじめはジオラマ用のフィギュアがオススメ)
・消しゴム(消しゴムに虫ピンをさす)
・虫ピン(水遣りでフィギュアが流れないように固定するため)
・接着剤(消しゴムとフィギュアを固定する)
*フィギアに虫ピンを接着することにより、盆栽に水をやるときの流れてしまうことを防止する。
コツは消しゴムや、ダンボールなどに虫ピンを刺し、そこへジェル状の接着剤をつけ、フィギアを乗せ固める。
○剪定ばさみなどで苗木の形を整える
○テーマを決め、フィギュアを飾る
完成〜後
○家族や友人に見せて自慢する
○日々の手入れをきちんとする(肥料や水遣り、選定、害虫退治、愛のささやきとマンボを聞かせる←重要)
○たまには気分をかえてフィギュアを交換、マン盆栽愛好家とフィギュアの交換もよし
普通の盆栽を愛好する人には不興を買うかもしれない。
でも、マン盆栽をきっかけとして盆栽を育てる楽しみ、観賞する楽しみに目覚めてくれたら、それは良いことだと思う。
アイデアで盆栽を背景に、フィギュアを置いてドラマを描いてみよう。
一人でコツコツ作るのも良いが家族、特に子供と一緒に作るとその発想力に驚かされる。
マン盆栽って何だろう?と思って調べて見たら
http://green.ap.teacup.com/jenny/
箱庭盆栽なんですね。
風情のある背景や可愛いキャラクター等を添えるのも良いですね。
自分の世界が創作出来ますね。
子供や家族と一緒に作るのも楽しいですね。
うちの家のTVのそばには、人工植物が置かれています
光触媒と書かれてるものなんですけど
なかなかきれいだったりします。
rakuten:anet-shiodome:10000211:image
↑
(うちにある人工植物はこれじゃないですが・・
楽天で検索してみました)
生花や生の植物だと水を替えたりするのもあるし、光の当て方とか
気を使わなきゃいけないものもあるけれど
人工のものだとそれは気を使わないでもOKだし
部屋の中で置くとしたらこっちをメインがいいと思います
(私の家では何度も生の植物などは枯らしてしまってるし)
食卓テーブルのところに一輪挿しのビンを使い
花を飾ったりするのもホントだったらやってみたいのですが
私もよく鉢植えを枯らしてしまいます。シクラメンとか、夏越し出来ないです。
また、猫が居るので、猫に害のある種類の観葉植物は置きたくない、ということもあります。
猫関係で申しますと、花瓶に花を生けるというのも、花瓶ごと猫が倒しそうで、ちょっと怖いです。
それにしても、この人工植物、良くできていますね!
強い太陽光が当たらなくても、蛍光灯の光でも触媒としての効果を発揮するというのもいいですね。
ニンジンの上のぶぶんを切って水につけておくと、とても可愛らしい葉っぱが出てきます。
目で見ても楽しめますけど、ちょっと刻んでスープに浮かべるのにも助かります。
このちょっとした水栽培は、ニンジンに限らずいろんな野菜で気軽に楽しめますね。
毎朝の一杯に私はグリーンスムージーを作って飲むようにしています。
野菜を出来るだけ取り入れるよう食生活では気を使っているのですが、どうしても3食でたっぷり充足させることが難しいです。
野菜は嵩もありますし、炒めれば嵩もへり、食べやすいのは確かですが、大事な栄養素が流出したり壊れたりしてしまうことも気にかかるのと、油などを使うためにカロリーもアップしてしまいます。
(ただし油と摂取することで吸収率が上がる栄養素もあります)
それらのことから、朝ごはんとしてグリーンスムージーを作って飲むようになりました。
生のまま頂くことが出来るということと、沢山の量もたっぷりとれること、色んな種類の野菜をミックス出来る点が良いわけです。
お気に入りのレシピはこちらをよく利用させて頂いております。
ホウレンソウ 3束
バナナ 3本
りんご(王水) 1個
はっさく 半分
みかん 1個
オレンジジュース 適量
http://ameblo.jp/otona-no-banshaku/entry-10752436259.html
小松菜 2束
ニンジン 1本
りんご 1個
バナナ 1本
オレンジジュース 適量
http://ameblo.jp/otona-no-banshaku/entry-10776152781.html
これ以外にも、豆乳を加えてみたり、アレンジを加えて作ることも多いです。
なかなかこうして野菜を買ってきて毎日作るのが難しい方も多いと思いますが、そういう場合はおすすめなのがプログリーンズ。
http://www.sapoo.com/progreens-powder-265g-00274
あの有名な本にもなった