「紙」「結ぶ」「キッチンで」
#006テーマ
「紙」「結ぶ」「キッチンで」
「紙」「結ぶ」「キッチンで」
さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜KIDS”#006の語らいのスタートです。子どもたちと一緒に楽しむ暮らしのサプリ。今回のテーマはまず「紙」。紙といえば、折り紙、切り紙、お絵描きに工作、紙作りに挑戦する、といろいろに思い浮かびますよね。イエで使うものを紙で手作り、なんていうのも素敵です。そしてふたつめのテーマは「結ぶ」。リボンや紐を結ぶ、おむすびを結ぶ、手を結ぶ、心を結ぶ……どんな発想でも自由に、暮らしと心を豊かにしてくれるサプリを。最後に「キッチンで」テーマでは、子どもたちとクッキングやお菓子作りはもちろん、ほかにもキッチンで遊ぶって何か考えられませんか？ 食育のことでも、片付けのことでも、食器でも！ 今回も、大人だって創意や遊び心がはずむ楽しいキッズ･サプリを、楽しみにお待ちしています！
“リブ・ラブ・サプリ〜KIDS”フレーズ
「イモ判と野菜インクで、ペーパーおもてなしグッズ作り♪」by hazama
“メッセージ”
紙で作る暮らしのモノにはいろいろありますが、私が作って楽しかったもののひとつが、イモ判と紙でおもてなしグッズ作り。ジャガイモでハンコを作ってインクで押す「イモ判」は、みなさまも子どもの頃に親しまれたことでしょう。
私が作ってみたのは、紙のランチョンマット（敷き紙）と箸袋でした。ちょっと人数の多いパーティーをひらく時にクロスの敷物が足りず、ふと思いついて梅紋のイモ判を彫り、B4くらいの白い紙にぽつぽつとちりばめるようにカラースタンプで押してランチョンマットを作りました。そして、長方形の紙を3回折っただけのシンプルな箸袋にも同じハンコをひとつ押してお揃いに。これが、手作りなのになかなかモダンで可愛いと友人たちがとてもよろこんでくれたんです。
それを今回ご紹介しようと思った時、もうひとつ楽しい工夫がひらめきました。インクをその時季の野菜やお花の色水にしたらどうかしら！ イモ判のモチーフもその野菜や植物と同じにして、テーブルを季節の自然で優雅に彩る敷き紙が作れたら素敵です。たとえば春ならエンドウマメや菜の花、初夏にはムラサキツユクサの花と葉など。秋はザクロの実や菊の花。冬にはツバキやスイセンの花……。花や葉や野菜の絞り汁をインクにして押すイモ判。ある程度の量の絞り汁が採りやすい果実や、お庭やベランダで育った植物を使うのもいいですね。
イモ判のモチーフと押し方は、小さなものをちりばめて押すかたちでも、ひとつの花＆葉を大き目に彫って右下あたりにワンポイントとして押すのも美しいと思います。花と葉など2色使いにしたい時は、イモ判を2版に分けて作ればいいわけです。そして、小さなモチーフだったら、敷き紙と箸袋をお揃いで作ることができます。子どもたちと一緒に図案を考えながら作る時間も楽しそう。紙はお習字用の半紙のようなものでもいいですし、画材屋さんであらかじめ断裁して並んでいるB4くらいの紙をあれこれ見てみるのもいいのではないでしょうか？
こうして作った敷き紙は、お客様のテーブルを彩った後も、もちろん捨てたりしません。たとえば手作りのクッキーや野草茶などを用意しておいて、その敷き紙にきれいに包んで紐をかけてお土産に。つまりラッピングの役目もつとめてもらいますw そんなおもてなしの支度から、心をこめて包む所作まで、子どもたちも楽しんでくれるといいな。お客様との笑顔の会話も弾みそうです♪
※今回の「いわし」ご投稿は11月22日（月）正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は11月22日（月）に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。
