イエコト・ミシュラン #058 PickUp3
みなさまこんにちは、hazamaです。昨日スタートした“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”に、「初夏を味わう」テーマがありますが、今、ソラ豆もちょうど旬なんですよね〜♪ これが私は大好きで、いつも塩茹でしたものをそのまま、あるいは塩辛やネギ味噌を添えたりしていただくのです。けれど昨夜はタケノコの天ぷらと一緒に、ソラ豆を素揚げにしてみました。サヤからはずした皮付きのまま彩りもよく、独特の甘味がたまらなく美味しかったですよ〜。枝豆もいいけれど、この時季はやっぱりソラ豆。食後にイチゴもいただきながら、そろそろビワ酒も漬けなきゃ……と、今年はじめの果実酒作りも楽しみになったことでしたw 季節の美味しいものは、作るのもいただくのも、そして気持ちもカラダも元気にしてくれるものですね!
イエコト・ミシュラン #058 ピックアップ賞・ノミネート賞
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#058のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回のお題は、「お部屋のモノを長く使う!二段活用&リニューアルアイデア・コンテスト」。〈イエはてな〉のみなさまは大のお得意であるリメイク、リユースの話題から、このテーマを機会にイエのモノを新たな暮らしのアイテムに生まれ変わらせた実践メッセージまで、素晴らしいアイデアをいっぱいお寄せいただきました。
素晴らしい実践例からご紹介すると、写真付きで詳しくご紹介下さった「イエそのものがリサイクル物件」、大きなクロスを家族のクッションカバーにリニューアルさせた「リネンをもう一度・・・」、手作りの「座布団」カバーいろいろ、お庭が素敵な遊び場としても生まれ変わったDIYの「砂場」、、長く使うためのお手入れ法とクリーニングをご提案下さった「傘を楽しむ」……。また、「ダンボール=猫の遊び場」「花瓶や食器を鉢植えに」「園芸用品に生まれ変わる台所用品」「空き缶を収納器具に」をはじめ、二段活用リユースのメッセージもたくさん。ちょっとしたアイデアやモノを活かすまなざしで、さまざまな暮らしのグッズに利用価値と愛着が高まることがいきいきと伝わってきましたね!
そんななかから今回も、創造性と楽しみにあふれる素敵なメッセージを、★(一ツ星)〜★★★(三ツ星)のピックアップ賞&ノミネート賞に選ばせて頂きました。イエとモノを愛しむ気持ち、ここにこそ暮らしの豊かさが生まれるんだと教えてくれるアイデア、ぜひわが家でも挑戦してみたいですね! 今回のピックアップ賞は、〈みんなの住まい〉5月末日公開の特集記事として編集、ご紹介いたします。こちらもどうぞお楽しみに!
★(一ツ星)
いつも素敵な夢を見せてくれていたシーツさん。
古くなったからといってそれでおしまいでは淋しすぎます。
それに、シーツの布がくたびれる部分は中心部のみですよね。
四隅はまだまだしっかりしています。
私が愛用しているのは、ちょっとかわいい柄物のシーツばかり。
ですから、愛着のある色や模様と離れたくないっていうのもあります。
そこでまずピローケースを作ってみました。
何枚も作れるので、毎日洗いたての気持ちのいいカバーの枕で寝られます。
ピローケースには髪や肌の油脂汚れが直接付着しますから、できるだけ毎日取り替えたいものですね。
続いては枕とお揃いのナイトキャップです。
あ、寝る前に飲むお酒のことではありませんよ。
寝る時にかぶるキャップのことです。
シーツは大きいですから、思いっきり贅沢に布が使えます。
フリフリ豪華なナイトキャップが作れました。
ちなみにナイトキャップにはシワになりにくいサテンがいい、という人もいますが、コットンのシーチングでも被り心地のいいキャップが作れます。
今愛用のキャップはピンク地に白の水玉。
おそろのピローケースもあって、いい夢が見られます。
ベッドサイドのスタンドのシェードにしちゃうという手もあります。
ちょっと嫌な夢を見てしまった時、パチッと灯りをつけると、いつもやさしく眠りを守ってくれていた懐かしい布。
これで嫌な夢なんか吹き飛んでしまいます。
色んな作り方があると思いますが、私はごく簡単に、薄いプラ板を扇型に切って、そこに布を貼り付けて、端にポンチで穴を開けてリボンで閉じて笠の形にする、って感じで作ってみました。
ネットを検索するとランプシェードの作り方が色々見つかると思いますので、皆さんもやってみてくださいね。
プラ板に布を貼るための接着剤には、水性なのにプラスチックでも金属でも布でも何でもくっつくという「パーフェクトジェルグルー」というのが便利だと思います。
シンナーの臭いなどがないので、手芸クラフト関係にはとても使いやすい接着剤だと思います。
http://item.rakuten.co.jp/mave/12990008/#12990008
なお、手作りのランプシェードには耐熱性や耐火性の保証がありませんから、光源は発熱の少ない電球型蛍光灯がおすすめだと思います。
色柄、素材、織り方などで、できるリメイク、できないリメイクがあると思いますが、皆さんもぜひ、使い古したら次は雑巾やウエスなんて淋しいことを言わないで、何かすてきな活用方法を考えてくださいね。
私は、寝具は次に生まれ変わった時も寝具、っていうこだわりで考えてみました。
最後に一言。
モノを選ぶ時は、使い古した後それを使って次は何を作るかまで考えながら選んでいくと、お買い物が何倍も楽しくなると思います。
シーツ一枚にも将来の手作りの楽しさを乗せたお買い物。
これで資源もちょっとだけ守られますね。
★★(二ツ星)
木の椅子がギーギーいいはじめ、そのうち木と木が組まれた部分ががたがたするようになってしまいました。こうなると強度的な心配が出てきます。釘や金具で補強できる構造ではなく、接着剤での補修もはたしてどのくらいの強度が確保できるか不安でしたので、椅子として使うことは諦め、これを使ってベランダガーデニング用のツールラックを作ることにしました。
まずレザー張りの座面を取り外し、その部分を板に変えます。
続いて背もたれの上部にドリルで穴を開けて木の丸棒を打ち込み、ちょうどこんなハンディツール掛け状態にします。
http://item.rakuten.co.jp/toolbox/hand-toolrack/
あとは椅子の下に納まるサイズの蓋付きの木箱を作り、底に小さなキャスター(車輪)を付けて引き出しのようにコロコロ出し入れできるようにすれば、色々な道具がコンパクトに収納できる、見た目もかわいいベランダガーデニング用のツールラックになります。
早速製作に取りかかりました。白木の部分は耐候性のある屋外用ニスを刷毛塗り。塗装まで含めると休日を一日費やす作業になってしまいましたが、出来上がった物は、背もたれの所には使用頻度の高い移植ゴテなどのハンディツール、座面だった所には如雨露やこれから使う植木鉢、下の木箱には剥き出しで放置したくない剪定バサミやカッターナイフなどの刃物類から、シュロ縄、鉢に挿す札などの小物類までがうまく整理できる、とても使いやすい「園芸道具箱」になりました。
見た目も木の風合いとニスの色が植物たちによくマッチして、とてもいい感じです。ベースが屋内用の木製品だったことから耐候性をちょっと心配しましたが、場所がベランダですからよほどの暴風雨でもない限り雨に濡れることはなく、塗装が剥げればそこから錆びていくスチール製品や、紫外線で劣化するプラスチック製品などに比べて、ずっと長持ちしてくれるようです。木ってすばらしい素材ですね。
長くわが家の暮らしを見つめ続けてきてくれた椅子が、今はわが家の暮らしと植物たちを見つめ続けていてくれます。捨てずに活用できるいいアイデアが見つかって本当に良かったと思っています。
★★★(三ツ星)
by id:momokuri3
友人の家に招かれてお邪魔したら、そのかっこよさに驚きました。全体がアンティックなカントリー調で、落ち着いたとてもいいイメージにまとめられているんです。しかしそこに並べられている家具類は全て、奥さんの「リメイクやりかけ品」あるいは「失敗品」とのこと。
奥さんはDIY好きで、特にぼろぼろの中古家具のリメイクが好きとのことなのですが、傷だらけの塗装を塗り替えようとして塗装剥がしだけで力尽きたテーブルとか、下塗りのニスをしっかり剥がさずに上塗りしたら色ムラになってしまったチェストとか、そんなのばかりが並んでいるんですね。
しかしその無塗装や塗りムラが、なんとも素朴ないい感じなんです。奥さん手作りの素朴なファブリック類が、逆にそれらを引き立てています。まるで開拓時代の古き良きアメリカのイエのよう。
そこでハッと気付きました。インテリアに大切なことは統一感なんです。キズ一つ許さないツルツルピカピカの調度でまとめる統一感にも、こうして全てが「素朴」でまとめられる統一感にも、上下の差はないんですね。差が出るとすれば、それは空間全体をどうまとめていくかというのセンスの問題だったんです。
木などの自然素材の持つ無垢の良さを生かす。古さも、キズも、修復しようとして失敗した所だって味のうち。そう考えていくと、モノを新品同様の状態に戻すという意味のリペアとはちょっと違う、新しいリペア・リメイク・リニューアルの方向性が見えてくると思うんです。
さっそく私もその方向性で、ひとつ仕上げてみることにしました。材料となったのは、私の部屋のボロい机です。なまじ元がツルツルピカピカだったから、年月がたってそのボロさが目立ってみすぼらしくなってしまったんですね。そこでこれを、木の持ち味を生かす素朴な姿に変身させてみることにしました。
まず塗装剥がし。机を庭に出してガガーッとサンダをかけて、主要部分の塗装を落とします。幸い薄い塗装だったので、さほど手こずらずにはがすことができました。
天板は今回は手を付けません。分厚いウレタン塗装がかかっていましたので、深い傷のみ部分修正して終わりです。手に負えそうもない部分には手を付けない。これも家具リメイクの一つのコツと言えるでしょう。
続いて引き出しの加工です。前面には化粧板が貼られていましたが全て除去。化粧板てやつは劣化してくると、見事にボロさが目立っていけません。代わりに自然素材そのままの、3mm厚のメイプルの薄板を貼ってみました。表面をサンドペーパーで磨いたら、メイプル特有の白い木肌の美しいこと!
続いて塗装です。机の本体は、奇しくも今回の出題例でhazamaさんが書かれていたのと同じ、オイルステイン仕上げでした。オイルステインは塗料というより着色剤に近い物ですから、表面に塗膜と言えるような層は形成しません。だから塗りムラが出ないんですね。とても使いやすく、そして木の風合いが生きる仕上げ方です。下地のボロさを隠す意味もあり、やや濃いめの色に仕上げました。
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20100507#Michelin
引き出しの方は、それと対照的な白木が魅力の明るい木肌のメイプルです。そこで汚れを防ぐ意味で、軽くクリアラッカーを薄く吹くのみにとどめました。
ラッカーにはセルロースラッカーとアクリルラッカーがありますが、一般に売られているスプレーはほとんどがアクリルです。アクリルラッカーは厚く塗ると塗膜にいつまでもブヨブヨ感が残り、すっきりとした仕上がりになりません。ですから、アクリルラッカーは薄くあっさりと吹くだけにするのがコツなんです。
これで木の持ち味が生きる、素朴ながら味わいのある机に大変身しました。この机を、買った時と同じような姿に戻そうとしたら、ちょっと素人には手が出せない作業になってしまったことでしょう。しかしツルツルピカピカの世界から離れて木の持つ素朴な味わいを大切に仕上げていくなら、素人作業でも十分すてきなリメイクが可能です。
不思議なもので、机がこんなふうに変身したら、何の塗装もかけていない合板丸出しの自作のスピーカーボックスまでが、とてもナチュラルなインテリアのように見えてきました。おや、ハンマーキズや刃物キズでボロボロの工作台も、いい感じで空間にマッチしてきたようです。あとはファブリック使いのセンスが向上すれば、私の部屋もなかなか捨てたモノではなくなりそうです。
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「要らない衣服や布を人形の服や小物に」by id:Zelda
私の場合は、随分前にアミグルミの犬さんを作ったのですがその子用に首に巻くスカーフを要らない布からよさそうな柄を選んで作ったりしました。
私は子供はいませんが、小さい女の子がいらっしゃると○○ちゃん人形とか沢山もってたりすると思うので、その人形の子たちに洋服を作ってあげたりするといいんじゃないかなぁと思います。
ってこれは結構お母さんたちはやってらっしゃるかな(^^ゞ
何度か人形の服などの作り方をお子さんに見せてあげれば自分でもやりたいと思ったりする子もいると思うので簡単な作業のところはやらせてあげたりするのもいいかもしれませんね。・・・続きを読む
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「使わなくなったPCをNASに生まれ変わらせる」by id:Fuel
ちょっとイエはてな的な話題ではないかもしれませんが、今は、イエにある物の中で短いサイクルで捨てられてしまう物の代表格がPCではないかと思うんです。スペックが古くなれば、機器としてはどこも壊れていないのに、もう新しいOSやソフトが満足に動かない。手放すしかないよねと買い取ってくれるお店に持っていっても、PCが可哀想になってしまうような低額でしか引き取ってもらえません。あんなに大切に使ってきた愛機がと、やりきれない気持ちになったことはありませんか。でも、そんなPCを、家庭内ネットワークの最前線で活躍させてやれるいい方法があるんです。それがNASの構築です。・・・続きを読む
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「安い家具も作り変えて、ながく使う。」by id:canorps
20で初めて一人暮らしをしたときに小さな食器を入れるケースを買ったんです。
素材は三段BOXのような素材でガラスの引き戸がついたものです。
たぶん2980円くらいだったと思います。
大きさも高さが45センチくらいで幅が60センチくらいのものです。
ダボで高さを調整できる棚板が二枚ついていました。
一人暮らしの私にはちょうど良いサイズだったし
結婚してに食器の数はそう変わらなかったし「気に入った食器棚が見つかるまでこれでいい」
とその食器ケースを使い続けました。・・・続きを読む
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「着られなくなったトレーナーで猫用クッション」by id:Oregano
袖が擦り切れてしまったトレーナーがありました。うちの猫はなぜかそのトレーナーがお気に入りで、私がそれを着ていると、いつもの三倍増しくらいで甘えてくるのです。でも擦り切れて着なくなってから一年以上がたちました。
タンスの中身の入れ替えで久し振りに取り出して、さーて、これどうするかなぁ、何か使い道があるだろうかと眺めていると、猫がやってきて、それをくれというように引っ張りました。
『そうか、お前はこれが大好きだったもんな、よーし、これを使ってお前専用のクッションを作ってやるよ』・・・続きを読む
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「割れた鉢の三段活用♪」by id:vivisan
イエはてなでは、ガーデニングをされている方が多いと思います。全ての植物を地植えにするわけにはいかないので、鉢を使われるかたもけっこう多いのではないでしょうか?
またよせ植えをするのにテラコッタ(素焼き)などを使われる人も多いと思います。
でも、鉢が割れちゃったり欠けちゃったりすることってありませんか?
少々欠けたぐらいだったら、そのまま土をいれて鉢として使うのも味があります。途中まで地面に植えちゃうとなお可。また、目のあらい麻袋やポットをいれて使うのもありです。欠片が1つか2つなら接着剤でかけらをつなげて使うのもいいですね。・・・続きを読む
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「使用済み割り箸リニューアル作戦」by id:YuzuPON
わが家では割り箸は使わない主義ですが、法事などがあるとどうしても割り箸を使う必要が出てきます。何かに使えるだろうと回収してきた割り箸がありましたので、今回はそのリニューアルを考えてみました。
まず割り箸で作るコースター、コップ敷きです。不揃いな割れ方をしている部分をカンナできれいに整えて、長さを3等分に切ります。一般的な割り箸の長さは8寸(21cm弱)ですので、2膳で7cm弱の棒が12本取れることになります。・・・続きを読む
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「形を変えて受け継ぐモノ」by id:ekimusi
ジュエリーのリフォーム
サイズが変わってしまって使えない指輪や古いデザインのジュエリーは簡単にリフォーム出来ます。
他にも長いネックレスをチョーカータイプにしたり、他の石を足してみたり、指輪からペンダントヘッドに
したりなどなんでもできるんです。
また、デザイン以外にも金具の色が長く使っていると色が黒ずんだり、金具が外れたり、
片方だけになってしまったイヤリングなどもそのままでは付けられず箱の中で眠りつづけてしまいます。・・・続きを読む