リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #052



熱いレモングラスのお茶をいただきながら、みなさまこんにちは、ハザマです。花冷えも昨日あたりから少し落ち着きましたが、みなさま体調お変わりありませんか? 私は、今頃になって寒さ疲れ?が出たのでしょうか、ついに風邪を引いてしまいました。この冬は本格的な風邪を引かなかったとよろこんでいたのに〜。4月に入っても油断禁物ですね。寒かった先の日曜日にお花見に出掛けられて、体が冷えちゃったという方も多いかも。みなさまもまだあたたかく用心してお過ごし下さいね。私もショウガたっぷりのチキンスープや雑炊をいただいて、早く治したいと思いますw


さて、今日はそんな季節の語らい、“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#052のスタートです。今回の季節のサプリ、テーマのひとつは「桜を楽しむ」。関東では桜ももう終わりかけですが、今年楽しまれた桜のお話をぜひ聞かせて下さいませ。またこれからの地域や遅咲きの八重桜などもありますよね。まだもう少し、特別な花の季節を感じたいですw そして、もうお庭やプランターで用意をはじめられている方も多いことでしょう、「春の種まき」。今年楽しみにされているお花や菜園の話題をぜひ。もうひとつ、「春の旬を味わう」テーマでは、春に美味しい野菜や魚介類の味わい方、とっておきのレシピなどを。春本番をぞんぶんに楽しむ暮らしのサプリ、今回もみなさまからの素敵なメッセージを楽しみにお待ちしています!


「桜を楽しむ」「春の種まき」「春の旬を味わう」

#052テーマ
桜を楽しむ」「春の種まき」「春の旬を味わう


“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”フレーズ
「旬野菜をたっぷり味わうバーニャカウダ、春バージョン」by ハザマ


“メッセージ”
前にもここでご紹介頂いたことのある、イタリアは北部、ピエモンテ州の野菜料理「バーニャカウダ」。あたたかなアンチョビソースをディップにしていろんな野菜をいただく、私も大好きなお料理です。一年を通して楽しめますが、みずみずしい春の旬野菜でいただけば美味しさもいっそう! どんな野菜にも合うソースですから、マーケットで目についた春野菜をたくさん盛りつけて、目にも楽しくいただきたいですね。いくつかとっておきポイントがあるのですが、まずは基本レシピからご紹介します。


[ソース材料/2人分]
・アンチョビ 30g(1缶)
・にんにく 4〜5片
・エクストラバージンオリーブオイル 80cc
・牛乳 少々
・生クリーム 少々(お好みで加減)


[ソース作り方]
1.お鍋に牛乳適量と皮をむいたにんにくを入れて、にんにくがやわらかくなるまで煮る。牛乳が臭みをおさえてマイルドにしてくれます。
2.別のお鍋かフライパンにエクストラバージンオイルを入れ、煮たにんにくを入れてフォークなどでつぶし、そこに刻んだアンチョビを加えて、全体がペースト状に馴染むように弱火で炒める。
3.仕上げに生クリームをお好み量加えて混ぜ、すぐ火を止める。
 (私はマイルドでクリーミーなソースが好きなので、生クリームは結構入れます)。
4.フードプロセッサーがすり鉢でなめらかにして出来上がり。


[春の旬野菜材料]
・グリーンアスパラガス
・新じゃがいも
・新たまねぎ
・春キャベツ
・にんじん
いんげん豆、そら豆など
・新ごぼう
・セロリ
ラディッシュ etc.
(セロリやラディッシュなど生で食べられるもの以外はボイルして、食べやすい大きさに切ります。本来は大きめのスティック状にしますが、コロコロ野菜もたっぷりと!)


[とっておきポイント!]
・バーニャカウダの定番野菜以外にも、上のように自由に旬の野菜を楽しむこと!
・野菜のほかに、魚介類にも合うソースなので、春が旬の白身魚(キス、サヨリ、タイなど)も合わせて、春の贅沢料理として味わうのも素敵。
・バーニャカウダはあたたかなソースが決め手。お手頃なバーニャカウダポットでより美味しく、テーブルも華やかに。お酒にもパーティーメニューにも最高です!



ぜひ、春野菜の美味しさをそのままに、思いっきり贅沢に旬を味わって下さいね!


»投稿または「いわし」の閲覧はコチラから


※今回の「いわし」ご投稿は4月12日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は4月13日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYナチュラルライフ〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:miyupie777さん、ご投稿ありがとうございました。




「リネンの服」
リネン(麻)の服が好きです。何と言ってもあの独特の風合いと柔らかさ。触れてもチクチクしないし、つねにソフトな感触。さらに、使い込むほどに洗うほどにその風合いと柔らかさが増して、なんとも言えない味が出て ますます素敵になっていきます。さらに、吸収性、即乾性が優れているので夏は爽やかで涼しく、冬は繊維の中に空気を含んで熱を逃さないので暖かい、まさにオールシーズン着れる便利アイテムなのです。写真のストールとコートワンピースは、季節の変わり目のこの時期にぴったりで、いま一番のお気に入りです。


スナップコメント

色も生成りナチュラルカラーがやさしい麻のコートワンピースですね!
ストールもぴったり、軽やかで素敵な春のコーディネート♪
私も麻素材が大好きで、最近は夏だけでなく3シーズンになってきてうれしいw
でも、春から夏はとりわけ涼感と素材感をたっぷり楽しみたいですね。

−ハザマ−


»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。

いわしの回答(転記)

今が旬、コゴミ momokuri31pt

コゴミはシダ類の仲間であるクサソテツの若芽です。まだ葉が開いていない、ワラビやゼンマイのような形をしているうちが食用に適した姿です。なかなか人気の山菜で、地方のマチの市や道の駅の即売所などでも見かけますが、以前某所に出かけたおり、コゴミが生えているのを見つけてすごいすごいと感激していたら、地元の方が「最近は都会で人気らしいけど、俺達はこんなもん珍しくもない」と言われてびっくりしたことがあります。コゴミはまとまって生える傾向が強いので、地元の方には本当にありふれた植物だったんですね。うらやましいというか、なんというかw

コゴミは、なんと富山県小矢部市にある桜町遺跡からも出土しているそうです。殻を割るなどの明らかな食用の痕跡が残る物ではありませんから、これが縄文時代の食卓に上っていた確証はありませんが、私はおそらく食べられていたに違いないと思います。なぜなら、コゴミはアクが少なく、特別な下ごしらえがなくてもおいしく食べられるからです。面倒なアク抜きをしなければ食べられないワラビやゼンマイなんかより、ずっと早くから食用になっていたのではないかと思います。

では、コゴミの楽しみ方をいくつかご紹介します。

まず最もシンプルな、茹でて味わう食べ方です。鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸いたら塩適宜を入れて、3分から5分茹でるだけ。茹で上がったら冷水にとれば、他の野菜と同じように色よく茹で上がります。たったこれだけ。本当にアク抜きなんて全く必要ないんです。

あとは水気をよく切って食べやすい大きさに切り、削り節をたっぷりかけて、お醤油でもポン酢醤油でも、お好きな物をかけて出来上がりです。カラシ和えや胡麻和え、クルミ和えなどにしてもおいしいです。芥子マヨネーズもおいしいですよ。ちょっとヌルッとした感じの食感が何とも言えません。

天ぷらもいけます。コゴミは細いですから、1本を半分に切って、数本まとめて衣を付けて揚げるといい感じです。あるいは、巻き葉の付いた上半分は単独で揚げ、下の茎は何本かまとめて小さな掻き揚げ状にしてもいいですね。こうすると、くるっと巻いた葉がかわいらしく、茎だけの方もボリューム感が楽しめる、すてきな2品ができあがります。

最近はコゴミを栽培する動きも広まっています。前述したようにコゴミはまとまって生える性質を持っていますから、旬の時期が短いということを除けば、栽培作物にも向いているんだと思います。もともと野生の植物ですから、世話に手間がかからないというのもきっと魅力なのでしょう。もちろん山菜ですから、農薬なんか全く使わずに作れますね。付近に生えているクサソテツを移植してくるなら、生態系を壊す心配もほとんどありません。

http://www.iwami.or.jp/sansai/sa-kogomi.htm

こちらのページを見ると、

コゴミは保水力の高い肥沃な土壌で、春先や夏でも乾燥しないところが適しています。

と書かれています。これって、休耕田に最適ではありませんか。高温に弱いとも書かれていますが、北国なら夏が短いですから、きっと田んぼでも大丈夫ではないかと思います。高齢化や過疎化などで放置されている休耕田をコゴミ畑にして、春だけマチから採取の人員を繰り出して出荷するとか、コゴミ採りツアーを企画するとかしたらどうでしょう。

コゴミは株分けやランナーの伏せ込みで増やせるみたいですね。ランナーとは地面を這って、節から根などを出す茎のことです。育ってクサソテツになっているのを一本もらってきてそれを植えておけば、イエでも育てたり増やしたり出来そうです。

上記サイトによれば、

ガーデニングでのポイントは、日当りの良い場所には植えないことです。

とのことですから、塀の陰などになって他の植物に向かない場所に、このすばらしい春のお楽しみを植えてみるのはどうでしょうか。深く根を伸ばす植物ではありませんから、プランターでもいけそうです。

たけのこご飯 mika10019pt

たけのこって、ゆでるのがとってもめんどくさいんですけど、

でも、とてもおいしいですよね。

たけのこといえば、たけのこご飯です!

もっぱら、実家の母にお願いして、ゆでてもらいます。

時には、作ってもらって、後は食べるだけ☆

これが一番、幸せです!

たけのこご飯はおにぎりにもいい atomatom8pt

春といえばタケノコですねえ。

タケノコだけをシンプルに炊くのもいいし、彩りでニンジンを加えてもいい、油揚げを少々炊き込んで旨みを追加してもいい。ガッツリ行きたいときには少しだけ鶏肉を入れてもいいですね。

たけのこご飯、おにぎりにしてもいいんですよねえ。

ナップサックにたけのこご飯のおにぎりを2つ3つ放り込んでお花見に、ピクニックに。

うちの近くの里山にはサンショウの木が自生しているので、木の芽をちょいといただいて、手のひらでパンと打って香りを出してもらって、おにぎりを引き立ててもらいます。

家庭菜園の種まき offkey11pt

うちの庭の春の種まきはもっぱら収穫できるものになります。

花もあるのですが、基本的には樹木だったり球根だったりでほとんど手入れをしなくてもいいようなものばかり。

でも、収穫できるような野菜は宿根草とはならないものが多いですから、種まきといえば家庭菜園になってしまうのです。

種まきで育てるのが難しいナス科やウリ科は苗で始めますが、

とうもろこしやインゲンなどは種まきから始めます。

それからエダマメやら青菜(青梗菜とかほうれん草とか)があったりします。

とうもろこしは連作障害がないので、去年連作を嫌う作物を植えた場所にまくことにしてます。

インゲンやエダマメは連作を嫌うので毎年違う場所へ。

この場所選びは結構考えどころになります。

そして日当たりのよい場所には青菜を。

青菜は収穫が早いので春の他、秋口近くにもう一度種まきできる優れものです。

家庭菜園 powdersnow10pt

野菜に花々、春はいろいろと種をまくのに良いと推されている季節ですね。

お店などでも、種などの種類が豊富で、買い求めやすい時期でもあります。

これから暑くなってきて、庭いじりも大変ではありますが、

この春に頑張ってこそ、夏や秋に楽しむことができます。

きちんと計画性をもって、春から備えたいものですね。

花見の名所 ttz10pt

今年は上野公園の花見の映像がよく流れますね。毎年そうでしたっけ?千鳥が淵や皇居周辺の映像を全く見かけないような気がします。それにしても毎年思いますが、花見客の多い事。夜なんてまだまだ寒い日もあるのに、大変でしょうね。確かに桜はきれいです。でも・・・朝や前夜からの場所取りなんて、やっぱ大変でしょうね。

今年の千代田区周辺の桜は some111pt

3月末でも雪が降ったり、加えて雨も多いので、

まばらな葉桜状態になってきちゃってるんで、多分そのせいです。

入学式 Atoras8012pt

自分は昨日、高等学校の入学式がありました。やっぱ新しい所だと緊張してしまいます。

そして中学生の時よりも学習や部活動に努力していきたいと思っています。

青春できるかなー?

入園式 koume-112411pt

友人が子供さんが今年入園式だそうで

ブログにその模様を写真付きでアップしていました。

ついこないだうまれたばかりだと思ってましたが

人の子の成長は早いですね。

まだ保育園だと今まで一緒にいたママと離れるのが嫌みたいで

ギャンギャン泣いている姿が写真に載っていて

自分もそうだったのかな〜なんてシンミリしてしまいました(笑)

それでも、桜の木の下で泣きべそをかいた家族写真は

微笑ましかったです。

旬の野菜でパワーがつくドンブリレシピ tough1pt

まず、サヤエンドウ。最近はどんな野菜でも一年中出回っていますし、栽培方法の進化で旬と呼ばれる期間も長くなっていますが、サヤエンドウの本来の旬はこれから初夏にかけて。旬の路地ものはシャキシャキ感が違います。

サヤエンドウは豆と野菜のいいとこどりで、野菜としてのカロテンやビタミンCに富み、豆としてのビタミンB群もバランス良く含む、とてもいい食材です。これをドンブリに仕立ててみましょう。

サヤエンドウは筋を取ります。

小鍋にだし汁、砂糖、みりん、しょうゆ、酒少々を入れて煮立てます。

サヤエンドウを入れてさっと煮ます。サヤエンドウの魅力の一つは豊富なビタミンCですから、煮すぎないようにしてください。

卵を1個割りほぐして鍋に加えて火から下ろし、半熟のところで丼によそったご飯にかけて、蓋をして食卓に運んでください。食べる直前に刻み海苔をふりかけます。

続いて春キャベツです。キャベツには骨へのカルシウムの定着に関与するビタミンK、タンパク質生成を活発にして傷ついた組織を治すビタミンUなどの物質が含まれています。

ビタミンUは必須栄養成分ではないのでビタミン様物質と呼ばれますが、胃酸を抑え、胃粘膜の修復を助けて胃潰瘍を防止するなどの効果はよく知られていますね。ビタミンUは、もう一つのキャベツの魅力であるビタミンCと同じく水溶性で加熱に弱いので、これらを生かすなら生で食べるのが一番です。

生キャベツを丼物にするなら、まず思い浮かぶのはソースカツ丼でしょう。先日のいわしでもちょっと触れられていましたが、ドンブリ飯の上にキャベツの千切りがどっさりと乗り、その上にカツを乗せて、ソースをたっぷりかけて食べる物です。

これのすばらしいアレンジレシピを見つけました。こちらです。

http://ameblo.jp/izumimirun/entry-10324782585.html

なんとカツの代わりに、油揚げの中に茹でて潰したジャガイモを入れてフライパンで焼いた物を乗せています。簡単に作れますので、早速やってみました。うまいです!そしてヘルシーです!これならダイエット中の人でもOKですね。でも油揚げのタンパク質でパワーはばっちりです。

春が旬というと新タマネギも外せませんが、これはTV番組「はなまるマーケット」でいいレシピが登場していましたので、それをご紹介してみたいと思います。題して「新タマネギのスタミナ丼」です。

http://hanamaruresipi.seesaa.net/article/90098014.html

これのすばらしいところは、スライスしただけで水にもさらさず食べられる新タマネギの特徴を丼物に生かしたところですね。もちろん新タマネギにも多少の辛味はありますが、温泉卵が加わることですっかりそれが和らぎます。

たしかこれは産地の農協の人たちのアイデアレシピとして紹介された物だったと記憶していますが(記憶違いがありましたらごめんなさい)、生タマネギの栄養に加えて、納豆と卵でアミノ酸スコアもばっちりの、実にヘルシーなスタミナ丼レシピです。お勧めです。

桜で和歌を詠んでみる SweetJelly1pt

桜は古くから日本人に愛されてきました。日本の文献に出てくる最も古い桜は、履中天皇が皇后とご一緒に磐余の市磯池に舟を浮かべて宴を催された時に盃の中に花びらが入ったと記された桜だそうで、それはなんと西暦402年のことだったそうです。まだ古墳時代のお話ですね。

それほど古くから愛され続けてきた桜ですから、古い和歌にもたくさん詠まれています。古今和歌集の春の巻(上下2巻)だけを見ても、

今年より 春知りそむる 桜花 散ると言ふことは ならはざらなむ(紀貫之

山高み 人もすさめぬ 桜花 いたくなわびそ 我見はやさむ(読人知らず)

山桜 我が見にくれば 春霞 峰にもをにも 立ち隠しつつ(読人知らず)

世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし(在原業平

石ばしる 滝なくもがな 桜花 手折りてもこむ 見ぬ人のため(読人知らず)

見てのみや 人にかたらむ 桜花 手ごとに折りて いへづとにせむ(素性法師

見渡せば 柳桜を こきまぜて みやこぞ春の 錦なりける(素性法師

誰しかも とめて折りつる 春霞 立ち隠すらむ 山の桜を(紀貫之

桜花 さきにけらしな あしひきの 山のかひより 見ゆる白雲(紀貫之

み吉野の 山辺にさける 桜花 雪かとのみぞ あやまたれける(紀友則

桜花 春くははれる 年だにも 人の心に あかれやはせぬ(伊勢)

あだなりと 名にこそたてれ 桜花 年にまれなる 人も待ちけり(読人知らず)

散りぬれば 恋ふれどしるし なきものを 今日こそ桜 折らば折りてめ(読人知らず)

折りとらば 惜しげにもあるか 桜花 いざ宿かりて 散るまでは見む(読人知らず)

桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちの形見に(紀有朋)

見る人も なき山里の 桜花 ほかの散りなむ のちぞ咲かまし(伊勢)

春霞 たなびく山の 桜花 うつろはむとや 色かはりゆく (読人知らず)

待てと言ふに 散らでしとまる ものならば 何を桜に 思ひまさまし(読人知らず)

残りなく 散るぞめでたき 桜花 ありて世の中 はての憂ければ(読人知らず)

この里に 旅寝しぬべし 桜花 散りのまがひに 家路忘れて(読人知らず)

空蝉の 世にも似たるか 花桜 咲くと見しまに かつ散りにけり(読人知らず)

桜花 散らば散らなむ 散らずとて ふるさと人の きても見なくに(惟喬親王

桜散る 花のところは 春ながら 雪ぞ降りつつ 消えがてにする(承均法師)

いざ桜 我も散りなむ ひとさかり ありなば人に うきめ見えなむ(承均法師)

ひと目見し 君もや来ると 桜花 今日は待ちみて 散らば散らなむ(紀貫之

春霞 何隠すらむ 桜花 散る間をだにも 見るべきものを(紀貫之

たれこめて 春のゆくへも 知らぬ間に 待ちし桜も うつろひにけり(藤原因香)

ことならば 咲かずやはあらぬ 桜花 見る我さへに しづ心なし(紀貫之

桜花 とく散りぬとも 思ほえず 人の心ぞ 風も吹きあへぬ(紀貫之

雪とのみ 降るだにあるを 桜花 いかに散れとか 風の吹くらむ(凡河内躬恒

山高み 見つつ我がこし 桜花 風は心に まかすべらなり(紀貫之

春雨の 降るは涙か 桜花 散るを惜しまぬ 人しなければ(大友黒主

桜花 散りぬる風の なごりには 水なき空に 浪ぞたちける(紀貫之

などなど。「桜」の字を含まないけれどあきらかに桜のことを詠んでいると思われる歌も含めたら、もっとすごい数になります。

そして驚くべきことは、千年以上も昔に詠まれたこうした歌が、今の私達の心にもスッと入ってくることだと思うのです。言葉は少し今と違いますから、いったん現代語に翻訳しないと書かれている意味が分かりづらいですが、でも、

「待ってと言って散らずいてくれるなら、もう何も桜に望むことなんて無いなぁ」

(待てと言ふに 散らでしとまる ものならば 何を桜に 思ひまさまし)

と言われたら、そうだそうだ、って言いたくなりませんか?

「もう帰りたくないよ、花吹雪がすごくて何も見えなくて家に帰れなくなったとか言い訳しちゃおうかな」

(この里に 旅寝しぬべし 桜花 散りのまがひに 家路忘れて)

なんて言われたら、その気持ち分かる!って答えたくなりますよね。

「散ってしまえばもういくら恋しく思っても何もできない、だったら今折ってしまえ」

(散りぬれば 恋ふれどしるし なきものを 今日こそ桜 折らば折りてめ)

「いやいや、折ってしまったら惜しいよ、私はここに留まって散るまでを見届けるさ」

(折りとらば 惜しげにもあるか 桜花 いざ宿かりて 散るまでは見む)

なんていうやりとりは、恋の告白の話と思っても通じますよね。この二首は別々の所で詠まれたものと思いますが、それを並べて配置したところに、選者の今と変わらない感性も見て取れます。

これなら現代人の私でも詩が詠めそう!と思った皆さん。ぜひ桜をテーマに、何か詠んでみませんか。言葉は普通の現代語でいいと思います。

最後に小学生の子が詠んでくれた、とっても素敵な歌をご紹介します。

「校庭の 桜がまるで 雪のよう 桜合戦 できないかなあ」

素直な感性に思わず頬がほころんでしまいます。最後の「できないかな」の語尾を伸ばして七音にしているところも可愛いですね。

桜の小物 twillco3pt

我が家ではこの時期

食器を桜色のものや桜の形をしているで食卓を桜にしています。

ピンクで可愛らしくなり、子供も喜んでいます。

また玄関入った所にファブリックパネルを飾っているのですが

これも今は桜の柄の生地を貼ってます。

玄関入ってすぐ桜のファブリックパネルが出迎えてくれると

お客さんも春を感じられますしね。

本物の桜も良いですが、こうして身の回りのものを桜にするのも

桜を楽しむ1つの方法かなと思い取り入れています。

桜の小物 powdersnow2pt

桜の形や色を使った小物は、いろいろなものがありますね。

食器からアクセサリーと、元々が可愛い花と色だけに、使用されているものもいろいろです。

桜の花びらの形をした箸置きなどは、お店で見てとても気に入った小物の1つです。

ほかにも、この季節の携帯のストラップは、桜を形取ったデザインのものを使用しています。

お花見 NazeNani22pt

桜が咲いたら、お弁当を作ってお花見をして、家族やお友達と団らんでお花見を楽しみます。

お花見 koume-112421pt

今年も行ってきました♪

お弁当を持ち寄って、お酒を買って近所のお花見スポットで友人達と宴会♪

もうそろそろ私の住んでいる地域では桜も散ってしまいそうな感じです。

桜を楽しむにはやはりお花見ですよね。

公園いっぱいに広がっているピンク色の桜は日本人で良かったなと思う瞬間でもあります!

また職場からも桜が見れるので、この時期のランチは毎日プチ花見です。

なんて贅沢なランチだ〜!と思いながら食べる食事はいつにも増して美味しいです。

バケツで田んぼ♪ TinkerBell1pt

この春も色々な種をベランダにまいていますが、今年のスペシャル企画は「バケツで田んぼ」です。

種もみとなるのは、父が知り合いの方から分けていただいてきた、どこかの神社で育てていたという稲の種もみです。

精米して収穫祭に供えられるのですが、稲穂のまま供えられるものもあり、その穂をもらった人から分けていただいたのだそうです。

たった5粒。貴重な貴重な種もみです。

うまく発芽するかな。うまく育つかな。ちょっとドキドキ。

みのったら、半分は来年の種もみに、もう半分にはわが家のイエ新嘗祭の主役を務めてもらう予定です。

詳しい育て方がわからないので、とりあえず同じ東京の浅草神社の稲作日記を参考に、年間スケジュールを立てることにしました。

うちの種もみさんたちも神社出身ですから、これならきっとうまくいきそうです。

http://www.asakusajinja.jp/asakusajinja/inasaku/

ただ、浅草神社の日記では、すでに苗になった段階のものを田植えするところからスタートしていますので、種もみから苗に育てるスケジュールがわかりません。

田植えを5月下旬として逆算すると、最初に種もみを水に浸けはじめるのは4月の終わりくらいかなぁと考えています。

種もみを浅い水に浸けて暖かいところに置いておくと、3日から一週間ぐらいで発芽するそうです。

水は毎日替えてやるのがいいみたい。

発芽したら、なわしろになるバケツに土を入れて水を注ぎます。水深は土の表面から7mm。

よく気温に馴染ませたなわしろに発芽した種もみをまいて、数日たつと葉っぱが伸びてくるのだとか。

発芽した種もみは、根がからまない程度に離してまくことが大切だそうです。

でないと田植えの時に困ってしまいます。

あとは5月下旬に田んぼになるバケツに植え替えて(一度抜いて植え替えると分けつが促進されるんだとか)、それ以後はネットで見られる農協などの稲作カレンダーのスケジュールを浅草神社の日記で校正しながら、その通りにやっていけばOKかなと思っています。

ところで、いくつかの稲作カレンダーを見て思ったことは、農薬散布の予定がこんなにあるのかということでした。

今は多くの農家がもっと改善された作り方をしていると信じたいですが、曲がったキュウリが安く買いたたかれてしまうのと同じで、お米もちょっと規格から外れると、すごく農家の減収になってしまうのだそうです。

だから農家は少しでも出荷の等級が上がるように、毒だとわかっていても農薬を使わざるを得ない事情があると聞きました。

消費者が、見栄えより安心安全、自然を大切にしながら作られる物が一番おいしいと考えるようになれば、農薬の使用回数はもっとずっと減らせるはずです。

そういう消費者意識の転換のためにも、自分でも稲を育ててみる体験て大事じゃないかなぁと、色々調べてみてそう痛感させられました。

バケツで田んぼは、今から計画しても十分間に合います。

種もみは、発芽玄米が作れる玄米でだいじょうぶだと思います。

皆さんも、日本の食を支えるお米を考える意味でも、ぜひバケツ田んぼをやってみませんか。

あ、最後にひとつ気を付けたいこと。

バケツ田んぼは溜まり水になりますので、ボーフラの発生には気を付けてください。

稲を愛して、同じ尊い命のボーフラを殺しては意味がありませんから、あらかじめ蚊の産卵を防ぐ手だてが必要だと思います。

ベランダなら比較的簡単に対策が取れると思いますので、生き物を呼び込んでおいて後から殺すような育て方はしないようにお願いします。

命を奪うことと、ここはダメだから他に行ってねと生きる場所をわけあうのでは、天と地ほどの違いがあると思います。

そういうことまで考えながら育ててこそ、イエでの収穫感謝の意義も高まると思います。

春の川 mh32pt

桜の花が散って、上流から花びらが流れているのを見てキレイだし、春を感じます。

春の川と桜 oneness11pt

家の近所に川沿いに桜並木があって

そこを家族3人で散歩するのが定番になってます

春っていいですね

蕎麦の実を播いてみます!! Fuel2pt

蕎麦は種播きから2〜3ヶ月で収穫を迎える、育ちの早い作物です。ですから普通は夏に播いて秋に収穫する「秋蕎麦」が主流ですが、これは野鳥の活動が活発な時期を避けるための栽培の知恵。春に播いてもちゃんと育って実ります。春播き夏収穫の蕎麦を「夏蕎麦」と呼んでいます。

父が蕎麦打ち好きのわが家では、播けば芽が出る蕎麦の実がありますので、それを播いてみようということになりました。もちろんこのいわしのテーマがきっかけでそういう話になったのは言うまでもありません。

予定しているのは、関東産の「常陸蕎麦」の種です。茨城と東京では若干気候が違いますが、そんなにかけ離れてはいないので、それでいってみようということになりました。また、

常陸秋そば」春播き栽培における播種適期(pdfファイル)

http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/nourin/noken/seika/H19%20PDF/...

という願ってもない資料が見つかったのも「常陸蕎麦」を選ぶ理由になりました。

「『常陸秋そば』春播き栽培における播種適期」によると、

・3月末〜4月10日ごろに播くと低温や晩霜によって葉の褐変や黄化などが出やすく、育ちにくい。

・4月末〜5月以降に播くと逆に育ちすぎて、草丈が高くなって倒れやすく、収量が低下する。

・ちょうどいいのは4月10日〜20日ごろ。

だそうです。ですから来週末あたりがベストタイミングですね。

同資料によると、春播き栽培の場合、黒化率80%以上となって収穫を迎えるのは、4月10日ごろの播種で7月10日ごろ、4月20日ごろの播種で7月15日〜20日ごろと書かれていますから、来週末に播けば、ちょうど夏の始まりを実感するころに収穫となりそうです。

さて、蕎麦の育て方ですが、米が作れない荒れ地で育てられていた作物ですから、あまり土壌の質を選ばず、乾燥にも強く、ほとんど肥料も必要としない、育てやすい植物のようです。ただし、水はけがよいこと、日当たりがよいことは必要なようです。

以下、色々なサイトを参考にしてわかったことを列挙してみます。

・種の覆土は2〜3cm。

・3日〜4日で発芽。

・水やりは、播種から花が咲くまで、ほぼ毎日、土が乾かない程度に少しずつ。

・密植は育ちを悪くするので、ある程度育ってきたら、株間5〜7cm程度に間引く。間引いた株は他の場所に植えるか、おひたしにして食べるw

・草丈が15cm程度になったら根本に土を寄せてやる。

・ソバの茎は弱いので、倒れそうなら添え木をしてやる。

花が咲くのは発芽から一ヶ月ちょっとらしいです。白い小さなかわいい花が咲くはずです(一部の種類はピンクらしいですが)。肥料については、蕎麦は痩せた土地でも旺盛に養分を吸い上げる性質を持っていますから、肥料を与えすぎると茎が弱いまま背丈だけ伸びて倒れやすくなるそうです。

蕎麦の花言葉は「懐かしい想い出」「喜びも悲しみも」「あなたを救う」などなど。「あなたを救う」は、やはり荒れた土地の食を支えてきた植物だからでしょうか。

関東では、夏播きの蕎麦は7月下旬〜8月中旬が種の播き時とのことですから、春に播いたものの実りで二期作ができそうですね。大量に作付けするわけではありませんから、採れた実で蕎麦を打つのは無理そうですが、若い株を山菜のように食べる、かわいい花を鑑賞するといった楽しみが待っていてくれそうです。蕎麦の若葉を干して粉にして粗塩を合わせると、てんぷらにぴったりの「蕎麦の葉塩」も作れるそうです。

そば eiyan1pt

そばはどこからか飛んで来たのかよく生えてますね。

白い花が印象的。

いつでも作れる親しみ易いそばですね。

春の種まき=人材育成 ttz2pt

今年もまた、新入社員が入ってきました。当たり前のことながら、毎年新入社員との年の差が離れていって軽くショックを受けます。気付いたら自分がベテランの域に入ってきてる・・・

新入社員のよき相談相手だったつもりが、ちょっと年が離れすぎてしまったかも。

でも、この一番やる気に満ち溢れている時期にいろんなことを教えてあげるのが役目だと思っています。つい上から目線になってしまいがちですが、自分にもこんな頃があったんだと思えば、偉そうなことも言えなくなります。将来の成長も、教育する側である自分たちに掛かっている!

新芽 eiyan1pt

いよいよ春の種まきと思いきや新入社員

新人も新芽ですね。

これからどんな成長をするか楽しみですね。

ホタルイカの酢味噌和え atomatom2pt

産卵を控えた4月から5月にかけてがホタルイカの旬です。

さっそく新物が出回っています。

今年は豊漁のようで20匹入りの茹で上げたパックがなんと100円ですよ。

ぷりぷりしていておいしいです!

ただしこの100円ホタルイカ、パック入りの酢味噌は付いてこないんです。

ってわけで、自分で酢味噌を作ります。

といっても簡単、簡単。

白味噌、砂糖、酢、みりん。たったこれだけです。白味噌を100グラム、砂糖、みりん、酢、どれも40グラム。これを砂糖が溶けるまでかき回すだけ。冷蔵庫の中で作り置いておいても大丈夫ですから、いろいろと使いまわせますよ。

ぼくはぬたも大好物なので、わけぎとイカの酢味噌和えなんかも合わせて楽しんでいます。

ほたるいか eiyan1pt

ほたるいかの旬は真冬かと思ってたら春なんですね。

かにの後がほたるいかといわれていますね。

今年は豊漁で安いのですね。

梅の花 gameotaku-46492pt

今は桜が満開で、サクラの木は見事に色ずいてきれいです。梅の花ももうすぐです。緑色に染まり、梅の実が完全に実ると、道にボトボト梅の実が落ちます。幼いころは家族とよく拾っていました。

ウメの花 eiyan1pt

椿や花桃が咲き終わると梅の花が咲きますね。

梅の花が終わる頃今度は桜の開花ですね。

桜の花が終わる頃今度は桃の花が咲きますね。

桃の花が終わりに近付くと今度は梨の花が咲きますね。

少しだけ遅れてりんごの花も咲きますね。

誘われる様にみかんの花も咲きますね。

みんな競演連呼して開花するのですね。

冬の寒さを耐えて来たつぼみは生き生きとして開花の時期を待っている。

今とばかりに開花を連呼。

人は何も知らずに見とれますね。

今年は離島の桜を見に行ってきました。 miharaseihyou2pt

引き潮だったので、海岸まで降りて見上げると潮の香りがさわやかでした。

雉やウグイスもいたし、カモメも飛んでいた。

離島桜 eiyan1pt

何処の桜も見ごろでしょうね!

桜の開花は水面にも写って綺麗でしょうね。

花びらが海水面上に浮遊する様が見える様です。

今年はヘチマで緑のカーテン tibitora2pt

ヘチマの種をいただいたので今年はヘチマでベランダを緑のカーテンにしてみようと思っています^^

まき時は暖かくなってくる4月中旬から下旬と教わったので後1週間後くらいです。

種を蒔く前に3日くらい水に浸しておくと発芽しやすく、肥料をたっぷり根の栄養のある土にまくと根がよく伸びるそうなのでコンポストで作った自家製肥料を混ぜてプランターに植えようと思います^^

それから、ヘチマも食べられるのだそうです!

お肌にいいサポニンと食物繊維がたくさん含まれていて、食べ方も「食べやすいサイズに切ってゆでた後にカレーに混ぜて」や「ゆでた物に鰹節とお醤油をかけて」と食べやすそうです^^

大きく育つと繊維がめだって食べにくくなるので、直径3センチくらいの小さいうちが食べごろなのだそうです。

ヘチマが育って実がとれたらはじめてのヘチマ料理を作って食べたいと思います^^

ヘチマ水やスポンジも作ってみたいです^^

自然素材のヘチマ水もヘチマスポンジも環境や人間にやさしいので無事にヘチマが育ったらいろいろとしてみたいです^^

ヘチマ、いいですね!! TomCat1pt

ヘチマの種まきは一般に遅咲きの八重桜の時期から八十八夜までと言われていますから、地域によって若干違いますが、tibitoraさんが書かれている通り4月中旬から下旬が最適ですよね。そう考えると、ヘチマの緑のカーテン作りも、素敵な春の風物詩ですね。

ヘチマ料理、私もとても興味があります。ヘチマカレーは美味しそうですね。爽やかなカレーになりそうです。しかしウリの仲間って、育ちはじめはグングン実が大きくなりますから、今日はいいや、明日収穫しようなんてやっていると、あっという間に育ちすぎてしまいそう。タイミングを逃さずに採るのが大切ですね。

ヘチマスポンジは、お風呂で使うのもいいですよね。固くてダメという人もいますが、お湯を含ませてからよく揉むと、柔らかくなります。こうやって好みの固さに調節できるのも自然素材の良さかなあなんて思います。破棄する時の環境負荷も低いですから、ほんと、いいですよね。

食べて美味しく、スポンジもヘチマ水も作れて、緑のカーテンにもなって省エネ。ヘチマって素晴らしい植物ですね(^-^)

和服で桜を楽しむ TomCat1pt

あるアニメの一シーンですが、こんなのがありました。登場するのは、おばあちゃんと孫娘です。

小さな孫娘とおばあちゃんは、毎年桜が咲くと、決まって二人で桜を見に行くのが恒例でした。おばあちゃんはその時、必ずあでやかな桜が描かれた和服で出かけます。孫娘もその着物が大好きでした。

「おばあちゃん、私もそのお着物、ほしい、ほしい、ほしいー」

「おやおや、洋服より和服を欲しがるなんて、お前も呉服屋の娘だね」

「うん!」

「だったらよくおぼえておいで。着物を着るっていうことはね、その着物の思いを羽織るっていうことなんだよ。お前が大きくなったら、この着物をあげようね」

その着物は、若き日のおばあちゃんとその恋人、つまりこの孫娘のおじいちゃんとなる青年との、思い出がいっぱい詰まった着物だったのです。

幼い孫娘が恋する乙女に成長した時、おばあちゃんから受け継いだこの着物をまといます。

「この着物を着て一緒に歩きなさい。将来伴侶となる誰かと一緒に」

そんな、懐かしいおばあちゃんの言葉を思い出しながら。(

◆ ◆ ◆

ねー、和服って素敵でしょう。和服って、ただのファッションじゃないんです。着物には、その伝統にも、その模様に、そして着物そのものにも、様々な思いが込められています。そうした心を一緒に身にまとっていく。そこが和服の素晴らしさなんですよね。

さて、お花見の和服。どんなコーディネイトがいいでしょうか。前述のアニメでは、舞い散る桜を思わせる鮮やかな着物が登場していましたが、逆に本物の桜を心から楽しむならば、着物その物は地味な小紋などとして桜との競合を避け、帯をその分あでやかなものにして、さらに帯留めなどに桜を思わせる色や模様を取り入れる、なんていうのもいいんじゃないかなあと思います。

お花見の時の着付けについてですが、お花見の場所は桜の生育を優先する意味でガチガチに整地されていない場合が多いですから、そうした足元の悪さを予想して、わずかに裾を上げて短めに着るのがお勧めです。だからちょっと可愛い感じになりますね。

短めの着丈では足元が目立ちますから、足袋の替えはぜひ持ちましょう。よくあるんです。足元の良くない場所を歩いているうちに、真っ白な足袋に土が付いてしまって、ふぇ〜ん、なんてこと。その点、色柄物の足袋は汚れが目立ちにくいですが、これは意外にコーディネイトが難しいので、取り入れるなら、とりあえず無地に近い物が使いやすいでしょうね。生成りの足袋は漂白された足袋に比べて若干汚れが目立ちにくいですし、あらたまった席にも対応できるのでお勧めです。なお、草履も低い履き慣れた物を選んでください。

レジャーシートなどを敷いて楽しむお花見では、草履を脱ぐことになります。この時、脱いだ草履をどう扱うかも和服のお洒落の一環ですよね。専用の巾着を用意していて、それにサッと仕舞うなんていう仕草は、見ていて粋です。

脱いだ草履の両の鼻緒を、髪留めのゴムみたいな物で止めていた人も見たことがあります。でも、それには金の鈴が付けられていました。これは草履をまとめておくために、わざわざ手作りした物に違いありません。こういう心遣いって、人柄を偲ばせますよね。これも素敵なアイデアだなあと思いました。

風呂敷も2枚くらい持っていきましょう。小さなサイズでいいですよ。座る場所に敷いたり、膝掛けにするなどして、着物の汚れをさりげなく防ぐことが出来ます。

と、以上は女性の装いについてでしたが、男の場合は・・・・。うーーーん、どんな着物がお花見向きなんでしょうね。男物は総じて地味なので、ちょっとこれといった決定版が思い浮かびませんが、どなたか見る目の肥えた女性に、お勧めのコーディネイトなど御指南いただけたらなあと思います。

とりあえず、男の心がけとしては、まず歩く速さを女性に合わせること。女性の場合、ただでさえ和服では歩幅が狭くなりますから、特に不整地を歩く場合は、これが大切な配慮になりますよね。古い日本の考え方では、女性は一歩下がったところを歩くのが良しとされるようですが、一度誠を誓った女性は身命を賭して守り通すもまた男。女性に気兼ねさせないよう半歩下がって歩調を合わせるのも、男の誠の一つです。

持ち物には手拭いや風呂敷も忘れずに。女性が座る場所にサッと一枚何か敷くなどの心がけは、西洋ばかりの習慣ではありません。

なんて、和服でお花見を楽しむプランを考えていくと、日本人の心に欠かせない桜を、さらに和の心で楽しめるようになると思いませんか。今年は無理でも、ぜひ来年は計画してみてください。満開の桜の下を、日本の心をまとって歩く。想像しただけでも、ニッポンに生まれてよかったなあと思いませんか。もちろん外国の方も、ぜひ和服で日本の桜を楽しんでみてくださいね。なぜこの国の人々がこんなにも桜が好きなのか、その心に触れられると思います。

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紹介作品出典:「藍より青し」第15話 胸懐〜きょうかい〜

原作:文月晃

監督:下田正美

シリーズ構成:あみやまさはる

チーフライター金巻兼一

第15話脚本:久保田雅史

第15話演出:高橋滋春

制作:J.C.STAFF

製作:藍青計画、フジテレビ

藍より青し TV-BOX 2 [DVD]

藍より青し TV-BOX 2 [DVD]

DVD TV-BOX2(ジェネオン エンタテインメント)、およびDVD第5巻(パイオニアLDC)収録

文中引用の台詞について、これを以て著作権法が定める出典の明示とさせて頂きます。

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鬱金桜 natumi01281pt

家のあたりがちょっとした桜の名所になっているので、ソメイヨシノなら毎年あきるほど見られるのですが。

一度見てみたいとずっと思っている桜があります。

それは鬱金桜です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B3%E3%83%B3_(%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9)

これは淡い黄緑色をした桜で、学生のころに話を聞いて以来、ずっと見てみたいと思っていました。

いままで、なかなかタイミングが合わず、見ることができないままだったのですが、今年こそは、と思っています。

この桜、咲くときは黄緑色なのに、散り際にはだんだんピンク色になっていくんだそうですよ。

イエ前はちょっとした桜の名所 akauo1pt

我が家(マンション)の前の街路はさくら満開

通勤などで駅に歩く足取りも、思わず軽くなる季節です。

また、特に休日などは、通行しているクルマが速度を落としたり、ブレーキを踏んだりするので、ちょっと渋滞気味になります。

今日あたり、足下に桜の花びらが溜まってきました。

こちらもなかなかいい感じです。

アスパラのクリームスープ Dictionary1pt

春になると春野菜が立ち並びますね。

真っ先に購入するのがアスパラ。

この時期のアスパラがとっても美味しくて好きなのです。

アスパラというと、肉巻き、サラダ、天ぷら、フライなどと幅広く使える食材でもあり、重宝します。

では、ここで少し変わったタイプのアスパラレシピをw

アスパラにしては珍しいと感じるかもしれませんが、アスパラのクリームスープをよく造ります。

〜用意するもの〜

コンソメスープ400cc

牛乳400cc

塩コショウ少々

アスパラ15本

バター40g

〜手順〜

アスパラを適当な長さに切って、バターで炒める。

コンソメスープを入れる。

ミキサーにかける。

鍋に戻して、牛乳を入れ、塩コショウで調味する。

お好みでナッツなどを乗せても美味しいです。

綺麗な緑色が映えるので食欲もそそる一品になりますよ。

春の野菜をスープにしてみると丸ごと頂けるのでいいですね。

アスパラといえば、アスパラギン酸

疲労回復に良いと言われていますね。

春先の疲れに一度このスープを是非作り、疲れをとってみてください!

山菜の季節 to-ching2pt

また来ましたね。中高年は血が騒ぐのでしょう・・・結構困った事件、事故が頻発する時期です。はっきり言って「山菜」は苦いばかりで決して美味しい物ではない筈。ほんのちょっとで十分で良い筈。良い歳をしているのだから、もっと己を知った行動を取って欲しいです。

山菜採りに行きます! atomatom1pt

次の土日は久しぶりに休みなので近くの里山に山菜を採りに行く予定をしています。

セリとワラビ、ゼンマイを毎年、収穫させてもらっています。

確かに苦くて、エグい山菜ではありますが、アクの抜き方や料理の仕方でおいしくいただける春の味覚にもなるんですよね。

まずセリ。

水際にこれでもか、と生えていますのでぜいたくに若芽だけをカッターナイフで切ってコンビニ袋にどんどん入れていきます。

家に帰ってサッと熱湯にくぐらせてお浸しとしていただいてもいいし、そのままかき揚げにしてもおいしい。軽く炒めて冷奴のトッピングにすると最高にうまいです。

ワラビとゼンマイ。

沸いた湯に放り込んでそのまま湯が冷めるまで放置するとキレイにあくが抜けます。

ぼくは蕎麦をゆでた後の湯に放り込んでおきます。

湯が冷めたら水洗いして冷蔵庫に保存。次回の蕎麦のときに山菜蕎麦となってくれます。

確かに山菜採りで山に迷う方々が毎年おいでになりますから、気を付けて自分の力の範囲で楽しみたいものですね。

桜餅 otayori11pt

桜餅や桜餅風のパンなど、マイブームです。

美味 tanaka56010pt

桜餅僕もすごく大好きです!

イチゴ狩り ttz1pt

そろそろ最盛期かな〜。毎年というわけではありませんが、これくらいの時期〜4月いっぱいぐらいまでには行きますね。

ビニールハウスで、練乳つけて。甘〜いイチゴを食べ放題で頂きます。まあ、食べ放題と言ってもそんなに食べられないし、元は取れてないんでしょうけどね。一つのイベントとして楽しめば不満も全くありません!

アオノリのすまし汁 xnissy1pt

この時期になると、スーパーに生のアオノリが並びます。私はこのアオノリのすまし汁が大好きです。かつおだしにアオノリと豆腐を入れ、塩としょうゆで味を整えます。沖縄でいうところのアーサ汁とほぼ同じですね。乾燥したものとは比べ物にならないくらい香りがいいです。

やはり桜を見ながらおにぎり!! lafs02091pt

桜のお花見中のおにぎり!

今日も友人一家と楽しんできました。

子供の成長(友人の・・・)が可愛いし、日本の春って凄く良いでよね!元気になります!!

外でのおにぎり最高です!!!

桜を愛でる幸せ・・・ autumn_garden1111pt

今も昔も、桜の美しさ、儚さは人々の心をつかんで離さない。

作りたての草餅や冷えたビールを楽しみながら、日本に生まれた幸せをかみしめます。

やはり tanaka5602pt

やはり残り数ヶ月の部活動をやっている時が一番幸せです

部活動 gettuge3211pt

残り数ヶ月の部活動か・・・なんかさみしいですね

おかひじき meizhizi871pt

今日は旬の野菜、おかひじきを食べました。さっと茹でて、からしとめんつゆを付けて食べました。しゃきしゃきとした歯ごたえで、さっぱりしておいしかったです。

見た目も海藻のひじきと似ていてかわいらしいです。栄養価も高いのでうれしい春の野菜です。

http://www.pref.yamagata.jp/ou/sogoshicho/okitama/325043/dentoya...