イエコト・ミシュラン #051 PickUp3
みなさまこんにちは、ハザマです。明後日の3日は「節分の日」ですね。今年、みなさまはどんな行事をお考えでしょうか? マチでも、恵方巻きに恵方ロールケーキに節分そば、節分豆にイワシにヒイラギと、縁起物が店頭を賑わせていますね! 我が家では、今年はじめて節分そばを祝ってみようと思っています。節分は「立春」の前日のもうひとつの大晦日。新しく迎える春に招福と健康長寿を願って、そして節分豆にちなんで納豆そばにしてみようかなぁと考えています。納豆と梅にシソを添えてw 縁起もつい美味しいものに結び付けてしまいますが(笑)、みなさまも立春にあらためて健康を願って、美味しく楽しい節分をお過ごし下さいね♪
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#051のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。「端布から作り出す楽しさ!布リメイク・アイデアコンテスト」のテーマで、素敵なメッセージをたくさん頂きました! ちょっとした暮らしの布リメイクのほか、染めや縁起やエコ、思い出ファブリックの楽しいリメイクまで、素晴らしいアイデアが満載。みなさますでにさまざまな布の手作りを楽しまれていて、作り方やアドバイスも丁寧に教えて下さったり、暮らしを彩る布のお話をこんなに豊かに展開して下さるとはちょっと驚きでした。今回も暮らしのアイデアとエピソードをいっぱい、みなさまどうもありがとうございました!
イエコト・ミシュラン #051 ピックアップ賞・ノミネート賞
#051は「端布から作り出す楽しさ!布リメイク・アイデアコンテスト」のテーマでご投稿頂きました。
今回とりわけ素敵だ!と思ったのが、思い出の服やクロスを美しくリメイクされたたくさんのエピソードでした。着るには派手に感じるようになったお気に入りの洋服をリビングの壁に活かした「ファブリックパネル」、子供の頃に小さくなった服でお母様がそのミニチュアを作ってくれたという「人形の服」、いろんな思い出をつなぎ合わせた布団カバー「思い出の布でパッチワーク」、「着物地から洋服やバッグ」、それに「ウェディングドレス」がパーティードレスとバービー人形のミニチュアドレスに変身したメモリアル・リメイク…。思い出クロスで「ぬいぐるみ」やテディーベアというのも可愛いアイデアですねw ほかにも、「お祖母さんがエプロンを湯たんぽ袋にリメイク」、古い風呂敷から「BOXティッシュカバー」、ハギレの端のホロホロ感を活かして作る「コサージュ」、トートバッグに生まれ変わった「ジーンズ」などの楽しい実例がいろいろ。また、「匂い袋」「巾着袋」「文庫カバー」「カードケース」「コースター」「シュシュ」「ウエス、子どもの髪飾り」「わんこのゲージ用マット」をはじめ、いずれも暮らしに活きる布リメイクと手作りの楽しさがいっぱいでした!
そんななかから、今回もプラスアルファのアイデアが素晴らしかったメッセージとして★(一ツ星)〜★★★(三ツ星)のピックアップ賞&ノミネート賞に選ばせて頂きました。布リメイクも、発想をひろげればこんなにクリエイティブなハンドメイドにつながるんですね! ノミネート賞のタイトルもぜひ全文をじっくりお楽しみ下さいw
★(一ツ星)
以前、イエはてなにて、「エコロジー」をテーマにした際、保温調理という書き込みがありました。
http://q.hatena.ne.jp/1212554541/167904/
これを見て、あ、いいなぁ・・と思い、たまたまキルティング材で作られた大きめの巾着を保温調理に使ってみました。これ、本当に便利です。余熱でしっかりとお料理ができてしまいます。私は巾着だったので、口をしぼった部分を持って移動とかもしていましたが、鍋の底も一体になってしまうので、鍋のカバーと座布団と分けたかったというのもあり、id:noz-hatさんの書かれていた鍋帽子Rを自作することにしてみました。
※「鍋帽子R」は全国友の会振興財団が商標登録しているものです。
鍋帽子の作り方
http://www.melon.or.jp/melon/contents/MF/handmade/page5.htm
材料は綿の布と綿。綿入れでまかないます。
綿かぁ・・。で思い出したのは綿入れ。そろそろ買い替えの時期になってきたので、綿入れを代用して作ることにしました。布も綿も両方使えますからね♪
私が作成したのは少し小さいタイプのものでしたが、綿入れを使っても十分おつりがきました。
布がなければバスタオルや古くなった毛布を使用することもできます。
ただ、ここでひとつ注意しなければならないのは、布は化繊はできれば使わない。というのは、日本キャンプ協会安全委員会の行った実験結果によると、化学繊維、混紡のものは熱を通しやすいのだそうです。それに比べ純綿は、熱の伝わり方が遅く、急に燃えたり融けだすことはないので危険度は減ります。中に綿が入るとはいえ、フリースなどはおすすめしません。
この綿入れは久留米絣の布でできていました。和が基調となる我が家には和布はもってこいのすばらしいキッチンツールとなりました。
実際に使ってみて思ったことは、まず、この綿帽子Rは帽子部分とまあるい座布団に分かれているため、座布団は単体で鍋敷きとしても使用できます。
火を使わないので、CO2の削減ができます。基本的には鍋帽子なしと比べ約半分の時間ですみます。
保温だけができると思っていましたが、実は夏も使えたりします。例えば、氷水をはったボールをいれておくと、あきらかに氷がとける速度が遅くなります。氷水がはいったひやむぎやそうめんなんかにも使用できます。
煮物なんかが本当においしくできあがります。特に豆を煮るときに重宝します。
あとひとつ、ダンボールや発泡スチロールでも保温ができますが、使わない時場所をとりますよね。この鍋帽子Rは使わないときは、まるめて保管しておくことができるのでとっても便利です。
あたし的おすすめな使い方は、保温力を高めるために沸騰が終わった後、新聞紙で鍋をくるんで、その上に鍋帽子Rを置いてしまうことです。鍋帽子だけよりも効果はあります!
しかも上のサイトを見ていてびっくりしたのが、片手鍋用のものも作られていました。とっての部分のところを縫わないでおくようにして作るそうです。マジックテープなんかでとめるように作ってもよいみたい。
また人によっては、動物の耳とかをつけてみたりして工夫しているところもあるみたいです。いろいろなはぎれを集めてパッチワークみたくしてみてもおもしろいかもしれません。
料理がおいしくできて、なおかつ自然にもやさしくて、布のリメイクができるってすばらしいことだと思いませんか?
この鍋帽子Rおすすめします。
★★(二ツ星)
サラリーマンがリタイアすると、ネクタイの山?
ネクタイの素材はほとんど絹ですし、柄は面白みのあるデザインが多いと思います。ドット柄,ストライプ柄,サイケ調…などなど。
そのネクタイを解けば、意外と大きな布になりますね。バイヤスの特徴を上手く利用して、色調や柄を組み合わすと、おしゃれなエコバックになりますし、一本のネクタイからポシェットにも。また、何本かを利用すれば、大作のバルーンスカートにと変身です。
身近にある風呂敷や日本手ぬぐいも、夏物のブラウスに重宝な素材ですね。なんといってもコットンですから。
「身近にある物を上手く利用する」「無駄なく使いきる」という精神はどんなに時代が変わろうと、日本人の持つ気質なのかもしれません。エコ精神は昔から脈々と受け継がれています。
暮らしの中に豊かなリメイクを!!
★★★(三ツ星)
毎年、年末になると母の妹(私の叔母ですね)が翌年の「干支の色紙」を手作りして送ってくれます。
今年も「寅」の色紙を送ってくれました。
しかし今年の色紙は、いつもと少し違いました・・・
いつもは干支の動物のカワイイ絵柄なのですが、今年は御覧のように文字です。
最初は筆で書いた文字かと思いましたが、よく見ると「布」で出来ています。
切り絵のように「布」を丁寧に細工してあります。
その晩、母が妹に御礼の電話をしていると母が感慨深く「色紙」を眺めていました。
電話を切り、私にその意味を説明してくれました。
この色紙の文字は、「祖母の着物」から作られているのです。
祖母は、白寿(はくじゅ)数え年99歳を迎えて100歳を前に他界しました。
その「祖母の着物」から母の妹が、この色紙を兄妹全部の分を作ったのです。
祖母は8人の兄妹を育て上げ、いつも笑顔を絶やさない明るい人でした。
お盆や正月には子供、孫が沢山集まる求心力の源でした。
特に私は祖母に面倒を看てもらいました。
私が孫のなかで唯一、一人っ子だったせいもありますが、
私の父が病気で入院ばかりしていましたので、母は看護でイエを空けることが多く
その度に祖母が泊まりがけで私の面倒を看てくれたのです。
そんな祖母にろくに孝行もしないまま他界してしまいました。
しかし、この色紙を見て祖母を思い出す機会が増えました。
いい思い出です。
偶然ですが私は寅年生まれですので、今年だけでなくても部屋に飾っておいても違和感はないと思います。
お守りのつもりで飾り続けたいと思っています。
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「ランプシェード」by id:koume-1124
カーテンをオーダーした時に
生地をちょこっと余分目に買って
その生地で、お揃いの柄のランプシェードを作りました。
部屋にマッチして、どこで買ったの!?なんて言われます(笑)
長年使っていたランプで結構汚くなってしまっていたので
ランプシェードにスプレーのりで生地を貼付けました。
これが作ったとは思えないほどキレイに出来て大成功☆
カーテンとお揃いなので、部屋もスッキリ。
古くなった物がリメイクして可愛く新しくなると
どんどん色んな物をリメイク出来ないか考えて楽しくなってきます。・・・続きを読む
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「紅白の布で縄をなう」by id:YuzuPON
つい先日の「四季に食に環境も!〈私の自然暮らし日記〉」のいわしに書かせていただいた手作り拍子木に取り付けた紐が、実は布でなった縄なんです。
http://q.hatena.ne.jp/1264136098/247991/#i247991
せっかく作った拍子木ですから、ぜひ紅白の紐を付けたいと思ったのですが、ちょうどいい物が見当たりませんでした。そこで以前話題にのぼっていた布草履を思い出しました。
布ぞうりをつくる! id:vivisanさん
http://q.hatena.ne.jp/1176872048/88808/#i88808・・・続きを読む
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「お気に入りの布や思い出の布が本の表紙に変身! 布表紙本作り」by id:TomCat
製本の技術をおぼえると、様々な紙の束を、素晴らしい特装本に仕上げていくことが出来るようになります。
蘊蓄は後回しにして、とにかくこんな手順で作業していけば、こんな素敵な本が作れるんだという実際を見て頂きましょう。製本には色々なスタイルありますが、布張り表紙のハードカバー本なら、このサイトの説明が分かりやすいでしょう。
http://www.makeyourownpicturebook.com/tukurikatakyousitu/html/nu...
いかがでしょう。わりと簡単に作れそうだと思いませんか?・・・続きを読む
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「ズボンをお買物バッグにリメイク!」by id:iijiman
ジーンズではありませんが、奥さんが、ズボンをお買物バックにリメイクしました。
このズボンは、数年前、奥さんの誕生日に贈ったものです。
これが、体型が変わってしまったため、履けなくなってしまいました。
で、どうしようかということになったのですが、誕生祝いなので、捨てるのも寂しい・・・という訳で、何と「お買物バック」にリメイク。
生地が厚くて丈夫です。
ポケットも付いていてなかなか便利そうです。
・・・続きを読む
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「染色の楽しみ」by id:momokuri3
布のリメイクには、染める、書くという楽しみを通して新たに生まれ変わらせる方法もあると思います。
うちの物置には、父がどこかから持ち込んできた、わけのわからないものがたくさんあります。たとえば縁がひどく黄ばんでしまって使い道が見つからないようなサラシの布。これを手拭いの大きさにカットして、黄ばんでいない部分を選んでそこに糊で文字や模様を書き、濃い色の染料で染めてやると、黄ばみもシミも隠されて、立派な手拭いに生まれ変わりました。
私は絵心がないので、大きな文字をプリンタで打ち出し、その上に布を置いて、プリンタの文字をなぞりながら糊を置いていきました。・・・続きを読む
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「レースの端布で作るスカート」by id:TinkerBell
最初は本題から外れた話からスタートしますが、ことの発端はフリマでレースの端布を買ってきたことからでした。
カーテン地の余り布のようで、幅はあまりありませんが、長さはけっこうありました。
幅が狭いといってもカフェカーテンにするなら十分です。
さっそくカフェカーテンを仕立ててみました。
ドレープをたっぷり取って、下にフリルも付けて、とてもかわいいカーテンができあがりました。
カフェカーテンは丈が短い分、布地の質感が強調されて、使う布によるとゴワついた感じになりがちですが、このレース地は薄手なので、とても軽やかな印象です。・・・続きを読む
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「破れた椅子を古布で再生」by id:Oregano
うちには長年使われていた、こんな感じの丸椅子があります。
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しかし座る面のレザーが破れ、もう何年も使われないままになっていました。暮れの大掃除の時、どうせ安物だし捨てちゃおうかということになったのですが、私はどうにもその椅子と別れがたく、何か再生の方法はないかと考えてみることにしました。・・・続きを読む
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「縁起のよい模様の端布で吉祥がま口作り」by id:CandyPot
私ががま口作りを趣味にしているのは以前も書いた通りですが、
http://q.hatena.ne.jp/1260939127/243282/#i243282
縁起の良さそうな模様を選んでそれでがま口を作ると、親しい友人へのプレゼントなどにけっこう喜んでもらえます。金運上がるかな、なんて使ってもらえるとうれしいですね。もっとも作った人間を見ると御利益なんて期待できないとすぐわかるので、実利はまったくありませんが(笑)。
縁起がよい柄としては、日本の伝統的な模様からだと、たとえばこんな「七宝」と呼ばれる物があります。・・・続きを読む
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「和服地の端切れをバンダナに」by id:Fuel
アイデアも製作作業も単純すぎて、端切れをバンダナにするだけではサプライズ感も何も無いかもしれませんが、バンダナの幅には全く足りない和服地の反物(バンダナの大きさは1辺50数cm〜60数cm、反物の幅は30数cm)をバンダナのように被れる物に仕立てるというのが今回の主眼です。
バンダナはB系(http://ja.wikipedia.org/wiki/B%E7%B3%BB)ファッションには欠かせない物ですが、バンダナその物はヒップホップの登場以前からあり、その使い方、巻き方は様々です。田舎料理を出す出すお店の店員さんなどが絣の布を頭に被っていたりしますが、ああいうのもいいものですね。・・・続きを読む
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
「母の愛のパーティーグッズ?」
友達が、受験の日に子供をリラックスさせるために買ったパーティーグッズ。買ったはいいけど、どのタイミングで使おうか悩んでいた彼女・・。
「当日の朝、これで見送ろうかな」と言うので、「当日の朝は・・・う〜んどうかな?」と言っていた。結局、前日の夜、これをつけておどけて笑わせたらしい・・。母の愛だなあ〜と感心しました。^^
その結果?は見事合格!よかったです!
この楽しいパーティーグッズのおかげかも?
その後も、合格お祝いパーティーのとき、みんながこれをつけて、楽しめました(笑)
子供さんにとっても、私たちにとっても思い出のグッズとなりました。(今回はひょうのぬいぐるみちゃんにつけさせてみました^^)
合格パーティーも、このグッズでみなさん賑やかに楽しまれたのが目に浮かびますw
このユニークな「母の愛」とグッズに、私は映画『東京タワー』の「オカン」を思い出しました…。
笑う門には福、ほがらかなお母さんと家族と友達のいる光景、素晴らしいです♪
−ハザマ−
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