イエ・ルポ 2 #048 PickUp5



みなさまこんにちは、ハザマです。火曜日からスタートしている“イエコトミシュラン”#050、とても面白く展開していますね! すでに、私が知らなかった郷土料理もたくさん出ていたり、今すぐ作ってみたい美味しそうなレシピがいっぱい。お餅って、昔からいろんな工夫で美味探求されていたんですねーw これは楽しい「お餅百珍」になりそうですよ♪ 日本が誇るユニーク食、お祝いだけでなくもっと普段から多彩な味わいを楽しみたいです。まだまだ週明けの月曜日まで語らいはつづきますので、ぜひこれは!とおすすめのお餅料理を思い出されたら教えて下さいませ!


さて、今日は“イエ・ルポ 2”#048のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回は「目覚めの習慣&思い出の〈我が家の朝の光景〉」がテーマ。イエの朝のシーンといえば朝ごはんにお弁当作りと思い出しますが、全然それだけではなかったですね〜! 朝一番の健康づくりや自然とのふれあい、親子の散歩にペットと過ごすひととき、子供の頃の幸せな思い出…。みなさまそれぞれの朝のひとコマやあったかなエピソードが描かれて、とても愛しい家族の光景がひろがりました! あなたが理想とする1日のはじまりも、いろいろ想像されたりしたのではないでしょうか? 今回も素敵なイエ時間を綴って下さり、みなさまどうもありがとうございました!


イエ・ルポ 2 #048 ピックアップ賞・ノミネート賞

#048では「目覚めの習慣&思い出の〈我が家の朝の光景〉」のテーマでご投稿頂きました。
まずは爽やかな朝の光景、お気に入りのひとときからご紹介すると…。澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む「冬の朝」、太陽とともに心身が目覚める「ヨガ太陽礼拝」「カーテンを開けて日光を入れる」、「鳥のさえずりで」朝を迎える自然の中のイエ、「豆を挽いて淹れるコーヒー」…。家族やペットとの幸せな光景では、お母様の声が「目ざまし時計」だった懐かしい日、お姉ちゃんが靴を間違えて出てしまう「朝の玄関」の思い出エピソード、「家族に〈○○おはよう〉」の声、「猫と一緒に起きる」「猫に起こされる・猫に湯たんぽを取られる」など、目に浮かんで愛しいシーンがいろいろでした。また朝の習慣では、「お弁当の用意」や「ラジオ」、「朝のシャワー」や「アロマオイル」など、忙しい日々のなかにもゆったりとした時間が。そしてやはり、健康づくりを心掛ける方が多かったですね! 「目覚めに体操をする」「目覚めのツボ押し」「ストレッチ」「コップ一杯の水」、一番盛り上がった「朝食」の話題。朝ごはんをいろいろに楽しまれているお話が満載で、読んでるだけで元気になってきました!


そんななかから今回は、ハートが目覚めるような楽しい朝の習慣や、胸に刻まれるある朝の思い出シーンをじっくりルポして下さったタイトルより、ピックアップ賞・ノミネート賞を選ばせて頂きました。一日のはじまりに、我が家や自分のスタイルを持つことって、ホントに素敵ですねw


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「父と子の早朝散歩」by id:YuzuPON


私は昔、ゲームとテレビとマンガざんまいの、典型的なインドアもやしっ子でした。それで夏休みにテレビ禁止令を食らったこともあったぐらいなのですが、
http://q.hatena.ne.jp/1194583885/125251/#i125251
そんな私に外の楽しさ素晴らしさを教えてくれようとしたのでしょう、父はよく早朝の散歩に誘ってくれました。コースはどうと言うことはない町内一周なのですが、父と歩くと、色んな話を聞かせてもらえるのです。


「ちょっと前までは、朝の音というと新聞屋さんのバイクの音と、そして牛乳配達のガシャガシャいうビンの音だったなぁ。その頃はどこの家にも、ほら、ああいうやつだ、ああいう牛乳瓶受けがあって、そこに毎朝ガラス瓶に入った牛乳が届けられたものだったんだ。ビンの牛乳の紙ぶたはメンコになる。毎日それを大切に集めて、箱一杯詰め込んで、友だちと対戦したものさ。
夏休みとか特別な時には、サービスで小さなガラス瓶に入ったヨーグルトが届いていたこともあったな。ヨーグルトは子供にとって大変なご馳走だったし、なによりヨーグルトのフタは牛乳のフタより一回り大きくて、強力なメンコになるんだ。普段はねだってもなかなか買ってもらえなかったものなので、あれはうれしかったなぁ。
お父さんは学生のころ、牛乳配達のアルバイトをしたことがあるぞ。朝だけでいいので学校と両立出来て、いいバイトだった。働く時間が短いのでもらえるお金は少なかったけど、子供のころ自分がどんなに牛乳を楽しみにしていたかを思い出して、そういう朝の喜びを町に配りたかったんだな。
でも実際にやってみると、あれは大変な仕事だった。お父さんは田舎者でまだバイクの免許を持っていなかったから、足は自転車。荷台に木箱に入ったズッシリ重い牛乳瓶を積んで走るんだ。まだ暗いうちから走り出すから、自転車にはライトをつけなければならない。昔の自転車は発電機がこれまた重くてね。牛乳配達のバイトの一番の収穫は、お金より体力と根性が付いたことだったかもしれないよ。
行き交う新聞配達や、よその店の牛乳配達もみんな学生だったから、仲間意識があったな。最初のうちは配るだけで精一杯だったのが、だんだん慣れてくると、そういう働く仲間たちと目と目で挨拶が交わせるようになってくる。たまに駅などで後ろから『よ、○○牛乳』なんて声をかけられたこともあった。『お、○○新聞か』『寒くなってきたけどお互い頑張ろうな』『おぅ』なんて言葉を交わして、青春だったな。
この町の向こうの方は、わりと古い家並みが続いているだろう。あのへんは、そんなお父さんの思い出の町によく似てるんだ。今度の散歩はあっちの方を歩いてみようか。」


こうして次回の早朝散歩の約束をして、家に戻ります。家に入ると、炊き上がったご飯と味噌汁のいい香り。そして母のにこやかな「おかえりなさい」の声。「お母さん、お腹空いた!」。インドアもやしっ子が、すっかり元気な子供に変わっていました。
今でもたまに、父と早朝の散歩を楽しむことがあります。今は二人とも大人ですから言葉少なですが、きっと二人とも同じ、あのころの散歩風景を思い出しながら歩いているに違いありません。


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「庭やベランダに出て植物と語り合う」by id:watena


朝は太陽の光を浴びることが大切だと言われます。それによって毎日微妙にずれていく体内時計をリセットするわけですが、昔の生活は、たとえば農業の人なら夜明けと共に野良に出る、ちょっと昔の生活でも毎朝新聞を取りに下駄を履いて門柱の新聞受けまで歩いていくなどして、しっかり朝日を浴びていたと思うのです。しかし今の生活は、たとえ新聞を取りに行くとしても狭い庭を数歩歩くだけ。しっかりと全身に朝日を浴びる時間が、とても少なくなっているのではないでしょうか。
そこで私は、目覚めたらまずベランダに。天気が良ければその足で庭に出て、朝の植物たちと語り合うことにしています。朝は植物たちが一番生き生きしている時間ですから、朝日と共に、そういう植物たちの生命力ももらえる気がします。
夏ならば、地面の小さな雑草も朝露を浴びてキラキラしています。お前もいい朝を迎えたんだな、僕達は同じ朝を迎えた間柄だ、もう雑草なんて呼ばないよ、お前も我が家の家族の一員だ。そんな言葉をそっと掛けてみます。
去年、我が家のイエ新嘗祭で記念植樹した松も元気に根付いてくれています。この松には名前を付けました。家族みんなで名付け会議を重ねた結果、祭りに植えた松ということで、命名「まつり」ちゃん。最初は松ちゃんとか松五郎などと男性名ばかり提案されたのですが、いつのまにか女の子になってしまいました。
おはよう、まつりちゃん。今朝も寒いけど君は元気だね。うんうん、真冬でもつんつるてんスカートの女子高生みたいだよ。ちょっと掛ける言葉にオヤジが入ってきています。
虫たちの活動が活発な季節には、素晴らしい光景を目にすることもあります。たとえばクモが巣を張る様子。勤め人は休日を除くと、明るい日の光に照らされた庭は、ほとんどゆっくり見るチャンスがありません。でも目覚めのひとときを庭で過ごすようにすると、こんな普段は出会えない同居人(?)の素晴らしい芸術に触れることも出来るのです。
こうして朝一番にたっぷりと自然の息吹に触れておくと、一日がとても軽快に過ごせる気がします。ベランダの鉢植えや狭い庭の植物たちでも、じっくり触れ合えば、素晴らしいエネルギーを与えてくれますね。


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「イエはてなのお陰で最近ちょっと変わってきた朝の光景」by id:Fuel


最近、わが家の朝の風景がちょっと変わりました。一番変わったのは朝の香り。今まで朝は白米の炊ける香りがしていたのですが、それがちょっと香ばしくなったんです。そうです、玄米です。


以前からイエはてなには玄米のすばらしさを教えてくれる書き込みがありました。
例:
http://q.hatena.ne.jp/1187758044/111265/#i111265
http://q.hatena.ne.jp/1187844576/111727/#i111727
などなど。
極めつけは"イエコトミシュラン" #035「美味と栄養バッチリ!菜食メニューコンテスト」に登場した、たくさんの玄米食の実例でしょう。
http://q.hatena.ne.jp/1242017671
食生活に玄米を取り入れることで、こんなにもヘルシーで栄養バランスに優れた食生活が可能になるんですね。


しかしわが家では、玄米食への完全な切替は、なかなか家族の了解が得られませんでした。たまにならいいけど、毎日はちょっとヘビー。そういう印象が強かったんですね。
そこで、週末だけ玄米、というようにしてみました。週末なら食事にゆっくり時間がかけられますから玄米でも大丈夫です。炊き方にも少し工夫をしてみました。
まず炊く前の浸水時間を長く取ることで、玄米のモソモソ感を少なくするようにしてみました。玄米は、軽く洗って(玄米はといでも白濁した水は出ないので下水処理の負荷も少なくていいですね)約8時間を目安に水に浸けておきます。
そのままの水で炊いてしまってもいいですが、炊く前にもう一度ざっと洗って新しい水で炊くと、玄米特有の糠臭さが軽減されます。
さらに玄米には白米にない栄養素が豊富に含まれますが、慣れないとそれが若干の苦味というかエグ味につながりますので、軽く塩をひとつまみいれることでその軽減を試みてみました。
こうした工夫で、今まであまり玄米を喜ばなかった父にも、こりゃおいしいと大好評。
「そうだろ、父さんの好きな蕎麦だって香り高い蕎麦粉は挽きぐるみ、つまり玄米と同じ状態の蕎麦を挽いたものだからね」
「うん、その通りだ。挽きぐるみの蕎麦粉は打つのが難しい。玄米も炊くのには工夫が要る。でもどちらもていねいに作業すれば最高の味わいが引き出せるってわけか」
「いよっ、さすが穀物グルメ」
「わっはっはっ」
こうして最難関の父が玄米ファンになって、わが家の朝は日常的に玄米食になってきました。玄米の仕込み(洗米から浸水まで)は主に私の役目。私がそれをさぼると、翌朝は、ごめん、今朝は白米で我慢してと言わなければならないほど、わが家の朝の主役が変わっていきました。


もう一つ変わってきたのは、朝の母の様子です。うちの母は体が強い方ではなく、時々朝が辛そうなこともあったのですが、最近の母は朝からいい顔色をしています。父は、なんだか最近母さんの色つやがいいな、昔は糠で柱を磨いたりしたものだったけど、玄米の糠が母さんを磨いたのかな、などとうれしそうです。
ちょっと主食を変えただけで色々変わったわが家の朝。「思い出の」朝の光景の話からは外れてしまいましたが、きっと十年後には、わが家に健康を運んでくれた記念すべき変化の記憶として、「今」がきっと感慨深く思い出されるに違いありません。


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「朝はベッドサイドでまず〈おめざ〉」by id:momokuri3


イエはてなで知った古くて新しい朝の習慣、それが「おめざ」です。


■ 目覚めの「おめざ」 id:CAROLさん
http://q.hatena.ne.jp/1170219143/69819/#i69819

「おめざ」とは、寝ている子供が目を覚ますとぐずるので、なだめるために与えたお菓子のことですが、私も寝起きが悪いので、おめざが欠かせません。
起きたらまず歯を磨くより先に、コーヒーとビスケットかクラッカー。少し胃に物が入ると頭がすっきりしてきて、気持ちよく一日が始められます。
これがないと私はぐずります。


以来私も朝に「おめざ」を導入してみることにしました。目覚めを爽やかに迎えるためには、睡眠中を担当する副交感神経と、起きてからの時間を担当する交感神経の入れ替えが欠かせませんが、胃に物が入ることで、それがスムーズに行えるんですね。
今の季節なら、ミカンが最適。寝ている間は冬でも寝汗を掻きますから、暖房を入れない室内でキリッと冷やされたミカンの瑞々しさが、軽く脱水している朝の体を爽やかに潤してくれます。
甘い物がある時は、寝る前にポットにお湯を入れておき、お茶っ葉を入れた急須と湯飲みをセットにして部屋に置いておきます。翌朝は一晩ポットに入ったままのお湯でお茶を淹れることになりますから、茶葉は低い温度で浸出することで旨味が引き立つ玉露をおごっちゃう。これで和菓子をいただく朝も、実にオツなものでございます。
もちろんCAROLさんお勧めのコーヒーにビスケットやクラッカーもいいですね。私はコーヒーの淹れ方にはちょっとうるさい方なのですが、朝イチのおめざには、固いこと言わずにインスタント。ねぼけまなこで淹れるには、インスタントが最高です。これをベッドサイドでいただくのが朝の楽しみ。このためにちょっと早く起きるくらい苦になりません。こうして「おめざ」でしっかり目を覚まして、涼やかな顔になってからリビングに行って元気にオハヨ!この習慣で「あと何分早く起きていれば」という朝の慌ただしさが無くなりました。
テーブルに着くとあらためて朝のお茶が出てきますが(考えてみると毎朝父や私の起きる前からキッチンに立っている母は偉大)、その前にまずベッドサイドで「おめざ」という習慣は、朝をとても気持ちのいい物にしてくれます。仕事帰りにちょっと寄り道をして「おめざ」を探すひとときもまた楽しいです。


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「朝一番に鏡を覗いて自分にオハヨウのごあいさつ」by id:TinkerBell


高校生の時に友だちに教えてもらった、自分に自信が持てるワザのひとつがこれ。
部屋に少し大きめの鏡を用意しておいて、毎朝それに向かって、にっこり微笑みかけるんです。
朝イチの顔は、ぼーっとしているし、髪の毛はもしゃもしゃだし、正直言ってかなりブス。
最初のうちは顔の筋肉もまだ半分寝ていますから、表情もあまり豊かではありません。


でもだんだん目覚めてくると、ニッコリいい笑顔が作れるようになってきます。
そしたら最高の笑顔で、自分にオハヨウ!
これで今日一日、自分のことが大好きでいられます。
これで一日、自分に自信を持って過ごすことができるんです。


内向的だった私は、高校生になってだいぶ社交的になってはきましたが、まだまだここ一番というところで自分を表現することを恐がってしまう性格が抜けませんでした。
いえ、「自分を表現することを」なんてレベルじゃないんです。
突然目の前に誰かが現れると、まず一度は必ず視線を逸らして下を向いちゃうみたいな…。
少し時間がたって心の準備が整えばちゃんとコミュニケーション出来るのですが、こういう癖は相手を嫌ってるみたいに誤解されそうで、実際それで誤解を受けたこともありますから、直したいなと思っていました。


そしたら友だちが「それは自分をもっと好きになればいいんじゃない?」とアドバイスしてくれたんです。
そのためのアイデアとして、朝一番に大好きな自分と対面することを楽しんでみたら?鏡に向かってオハヨウって微笑みかけてみようって提案してくれたんです。
自分に最高の笑顔を向けることができれば、自分のことが大好きになる。
自分のことが大好きになれば自分に自信が持てて、誰とでも積極的に関われるようになるんじゃないかって。


一つのやり方が全ての人に同じように効果的なのかどうかはわかりません。
でも、このやり方は、私には効果てきめんでした。
朝一番にいい笑顔が作れるようになるためには、寝る前の気持ちも大切です。
だから、寝る前にも笑顔で自分にオヤスミナサイ。
鏡に向かってウインクして、人差し指で投げキッスしてみたりすると、あらすてき、私ったらミュージカルのヒロインみたい、なんて。
おやすみ前の色んな決めポーズを考えたりするのも楽しいです。


そうすると朝の目覚めもとってもさわやか。
お布団を被って、まだ出たくなーい、なんて思う朝も、さっと元気に起きられます。
朝の顔はさっきも書いたようにめちゃくちゃ変な顔ですが、それでも私はこんなふうに微笑める。
そういう朝の一瞬が、自分に自信を持ってすごせる一日の土台になってくれます。


このあと洗顔を済ませて髪を整えると、もう朝の私はぴっかぴか。
ボーっとした顔で洗面所の鏡に向かうのとは段違いの顔をしています。


まえにどこかで、小さな筋肉でも動けばそこから信号が発せられて、自律神経のスイッチを目覚めのモードに入れてくれる、みたいなことを読んだ記憶があります。
笑顔を作るのも顔の筋肉。
ですから、朝一番の笑顔作りは、爽快な朝を迎えるための「小さな体操」でもあると思います。
そろそろ私もお肌年齢が気になる年ごろですが、いくつになっても、その歳にふさわしい笑顔で朝が迎えられる自分でありたいと思います


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「手作りサンドイッチにコーヒー」by id:siuajj22


朝の光景で一番の思い出は母の作ったサンドイッチでした。
サンドイッチというと市販を購入してくることが多いですが、私の家では母が朝に手作りしていました。
サンドイッチは生野菜をたっぷり摂取できるのがいいですよね。
我がイエのサンドイッチは↓
+卵サンド
+ツナサンド
+ベーコンレタスサンド
+きゅうりとトマト・・続きを読む

「雪の朝の思い出」by id:Oregano


その日は前の晩から雪でした。しんしんと降りしきる、といった表現がぴったりのような夜でした。明日は積もるかな。窓を開け、うっすらと白くなっていく景色を見て、それから眠りに就きました。
翌朝は、眩しい朝日で目が覚めました。なんだ、やんじゃったのか。その日はまだ冬休み。私はそのまま布団を被って二度寝してしまいました。しばらくして、コンコンとドアを叩く音。そして母の声。
「いつまで寝てるの?せっかくの雪が溶けちゃうよ」
わ、と思って顔を上げて、驚きました。南の窓の外が青いんです。どんな晴れの日でも、窓に青空の色が映ったことはありませんでした。・・・続きを読む

「音楽で始まる朝」by id:TomCat


私の朝は、まず音楽から始まります。思い起こすと、この習慣は小学生の頃から始まっていました。悪い夢を見た朝。どんな夢かも思い出せないまま、子供の私はただ、言いようのない不快な気持ちに包まれていたんです。そうだ、こんな時は音楽だ、ラジオを点ければ何か楽しい音楽をやっていて、嫌な気持ちがスッキリするに違いない。そう思った私は、枕元のポケットラジオに手を伸ばしました。そしたら流れてきたのが「The Whistler and His Dog(邦題:口笛吹きと犬)」。どんな曲? と思われる方は、こちらから試聴出来ます。きっと誰でも知っている、明るく楽しい曲ですよ。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A021600/VEAML-22241.html・・・続きを読む

「コーヒー」by id:akilanoikinuki


コーヒー好きの両親に育てられた私は、やっぱりコーヒー好きです。
親はサイフォンも持っていましたが、私が使うのを許されたのはコーヒーメーカーのみ。
小学生の頃、仕事疲れのために、日曜日の朝は寝坊していた両親のために、コーヒーをセット。その間にオムレツとスープも作るという、よくできた子供でした。書いてて自分でもビックリです。
そして、パンをトースターに入れて、親を起こしに行く・・・。
今でもコーヒーが好きで、休みの日には、サンドウィッチとオムレツ、ホットコーヒーという朝食を楽しんでいます。・・・続きを読む

「子供心で喜んだ台風19号通過後の朝。でも本当は辛い朝だった」by id:w83


私にとって一番忘れられない朝は平成3年の台風19号通過した翌日でしょうか。夜に直撃した台風の爪あとは、衝撃的でした。近所の家でも自宅でも、あちらこちらで庭木が倒れ、瓦がとんでいる、という状況で、国道は土砂崩れで不通になっている状況でした。当然のように学校は休校。当然私は嬉しく思いました。
でも実はそのとき父は大変苦労したようです。仕事の上でも台風の災害で大きな損失をだし、そのうえ家の修理に多額のお金がいったそうです。その後、私は父と一緒に仕事をするようになりました。そして昨年はじめて仕事に対して台風の被害がでました。19号と比べれば問題にならないぐらいの被害でしたが、どの程度の被害か調べたのはなんとこの私。・・・続きを読む

「お味噌汁の本当の効果」by id:vivisan


どこのお宅でもそうだとは思いますが、毎朝味噌汁をつくってますよね。
朝起きたときに台所から漂ってくるお味噌汁の香り・・なんともいえませんよね。
でも私、あんまり味噌汁は得意ではありませんでした。うちは中部なので赤味噌のお味噌汁なのですが、朝ごはんを食べる時間が人によってまちまちなため、その都度あたためなおしていたために、遅い時間に食べる私のお味噌汁はけっこう濃いものになっていたのです。
「お味噌汁飲まないの?」
と母に言われても、いらないっていうことが多くなっていきました。・・・続きを読む

「ご先祖様へのご挨拶から始まる朝」by id:SweetJelly


わが家は特に仏教徒というわけではありませんが、お仏壇があります。仏教徒ではないので掛け軸や仏像などはなく、あるのはご先祖様のお位牌だけ。でも両親はそれをとても大切にしています。
わが家にとってのお仏壇は、一種のVIPルーム。この世の務めを終えられて天に昇ったご先祖様をお迎えする特別室の位置づけです。ですから、お仏壇に対しては、あたかもそこに本当にご先祖様方が滞在されているように接します。
宗教ではないので、特に親からああしなさいこうしなさいと言われたことはありませんでしたが、父や母が毎朝お仏壇にお早う御座いますとご挨拶しているのを見ていたので、私も自然と同じようにご挨拶する習慣になりました。・・・続きを読む

「朝食」by id:twillco


ホームベーカリーを買ってからは朝食が一段と楽しくなりました!
朝起きるとペンの焼かれた香ばしい香りが家中に広がるのが
なんとも朝から幸せな気分にさせてくれます。
休日には手作りジャムをつくったりして
家族も美味しい!といって食べてくれるので
母としてはこれほど嬉しい事は無いですね。
といっても凄いのはホームベーカリーですけどね(笑)・・・続きを読む

「新聞の取り合い」by id:atomatom


うちは子供のころ、学校に出かけるまでのわずかな朝の時間、兄弟4人で新聞の取り合い、奪い合いをしたものでした。
父親は早起きでとっくに読み終えているので問題はありません。
母親は子どもが学校に行ってからゆっくり読むのでこれまた問題なし。
子どもたちだけでの争奪戦です。
テレビ欄、スポーツ欄が人気でした。新聞をページごとにばらばらにして読んだり、頭をくっつけて一緒に読んだりしたなあ。
懐かしい朝の光景です。・・続きを読む

「ジャム・バター・ジャム/バター・ジャム・バター」by id:iijiman


私が子供の頃。
私は、今では考えられないくらいに食が細く、背も低く、痩せていました。
また、朝には弱い方で、なかなか起きられないタイプでした。
そんな私に、母が作ってくれた朝食は、今思うとデラックスなものでした。
まず、紅茶。紅茶にはお砂糖をスプーン3杯。今にして思えばずいぶん甘かったです。
それと、食パン。6枚切り(関西なので8枚切りはほとんど売っていなかった)の食パンを、横半分に切り、それをさらに3等分して、一口サイズの食パンを6片作ります。その食パンの1つ1つに、バターかジャムを塗ってくれるのですが、それがまた凝っていて、必ず、↓このような配置になっていました。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYニューイヤー・シーン〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:iijimanさん、ご投稿ありがとうございました。




2010年1月1日6時50分、台所から初日を拝む。今年もイエの台所から初日の出を拝みました。うちから初日が見える窓は、この台所の窓しかないのです。ちょっと寒いけれど窓を開けて、猫の朔と一緒に初日を拝みました。(朔は寒くて嫌そうにしていましたが。)今年一年、よい年でありますように。by iijiman



スナップコメント

マチのイエの間からキラリと輝き出た初日、とても味わい深い光景ですねー。
またここで新年を迎えた、新しい一年を過ごすんだなっていう実感が伝わってきますw
日々を和ませてくれる猫の朔ちゃんと一緒に見ている初日、
きっと後ろでは、その姿を奥様が微笑みながら見ていらっしゃったことでしょうね♪
−ハザマ−


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