リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE #045 pickup5



みなさまこんにちは、ハザマです。昨日の月曜日、アレ?いつもの“イエコトミシュラン”のスタート?と思われましたよね。お伝えしていなくてごめんなさい! 年末年始の更新お休みの関係で延びたのでした。もう今年もお正月休みのお知らせをさせて頂く時期なのですね…早いなぁ。今年は、12月26日(土)〜年明け1月4日の間、更新お休みさせて頂きます。年内は25日の“リブ・ラブ・スナップ”#046のスタートが最終日となりまして、いわしでの語らいはしばしお休みに。私も今年をしみじみ振り返りつつ、MYサプリ手帳の整理もしながら過ごしたいと思っていますw みなさまはどんなお正月をお過ごしの予定でしょうか(^^)。


さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”#045のピックアップ賞・ノミネート賞をご紹介します。今回は、とりわけ「印」テーマへのメッセージが本当に豊富でオドロキでした! 印鑑、スタンプ、印籠、家紋、のようなものから、何と山登りや社寺巡りにパンづくりまで、みなさまの暮らしの多彩ぶりが、こんなに語らいを楽しませて下さるとは! そして「金物」「日本の伝統色」にも、ユニークな発想のサプリや発見がいっぱい。 今回も、暮らしを幸せにしてくれる素敵なメッセージの数々を、みなさまどうもありがとうございました!


リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE #045 ピックアップ賞

#045は「印」「金物」「日本の伝統色」+「縁起物」のテーマでご投稿頂きました。
まず話題多彩で楽しかった「印」テーマからご紹介! 「印鑑」「芋はん」「イラストはんこ」「消しゴムはんこ作り」「財布にカード型の浸透印。何かと便利」「雑貨店で見かけたたくさんのスタンプ」をはじめとるハンコのお話、「家紋」や「ロゴ」や「ブックマーク」などの印し…。もとは薬入れであったという「印籠」、登頂中の杖に集めていくという「富士山の焼印」、イラストやマークを入れる「パンの焼印」といったタイトルも面白く、兄弟姉妹で衣類にわかりやすく描き入れてくれた「服の印」というのは懐かしかったですねw そして「金物」テーマでは、日本の生活が息づく場所としてのメッセージがたくさん。かつては合鍵までを請け負う商店街の要所だった「金物屋さん」、生活の道具をいろいろ相談できる「金物屋の魅力」、今でも毎週土曜日にやってくるというマチの名物「包丁とぎ屋さん」、地方によって分類や呼び方が違う「金物屋と荒物屋」などなど。また「日本の伝統色」テーマでも、「あずき色」「撫子色」「藍色」「うぐいす色、めじろ色」「あかね色」「赤色 朱色」「日本茶の色」…と、私たちにも馴染みの深い日本の自然の色をいっぱい語って下さいました。


そんななかから、今回も暮らしの文化や彩りを伝えて下さったタイトルを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせて頂きました。包丁が古来の縁起物であったり、開運印・吉祥印の考え方を教えて頂いたり、今回はフォーチュンなサプリをいっぱい学ばせて頂きました!


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「家印」by id:Catnip


「いえじるし」と呼びます。家紋と同様の家を表すマークですが、家印は商家のトレードマークとして使われたり、土蔵の壁に表示されたり、家財用具や農機具などの持ち主を表す印などとして用いられました。林業などでは伐採した木に家印を付けて、誰の所有かを示したりもしたそうです。
一例を挙げると、次のページに見られるようなものが家印です。
http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-609.html
図形としての家紋と家印の大きな違いは、家紋の多くがが装飾的で精密な図形であるのに対して、家印の方は簡略化された単純な図形が多いことです。サッと墨書きしたり、木に彫りつけたり出来るように作られているのですね。
私の田舎では、今でも家印の焼き印がある古い農機具などを見ることが出来ます。昔は下駄にも同じ焼き印が押されたそうですし、提灯が使われていた時代にはそれにも家印が大きく墨書きされていたということです。
うちの本家の家印は「正」の字に「┓」を付けたもので、「┓」は大工道具の指金の形ですから、合わせて「カネショウ」と呼ばれるマークになっています。そして屋号も同じく「カネショウ」。昔は庶民は名字を持ちませんでしたから、その代わりに家単位の呼称としてこうした屋号が使われていたわけですが、うちの場合はこの屋号と家印がピタリ一致しています。今でも私が行くと、本家のご近所の方が「おやカネショウんとこのお孫さんだね」などと声をかけてくれます。
分家の屋号「新宅」は坂を上った山の中腹に家があるので、正の字の上に山形マークを付けた「ヤマショウ」が家印。正の字を受け継いでカネショウの一族であることを示しています。ちなみにカネショウもヤマショウも家紋は同じ。少なくともその地域では、家紋は一族を表し、家印は世帯を表す物として使われているようです。
私の家も分家ですから、家印を持つとすれば、正の字をもらって、それに何かの記号を付けた新たな家印を考案する必要があります。そこで考えたのが、正の字の下にミツカンのマークのような○を付けた物。読み方は「ショウマル」です。田舎に行って本家の人に見せたら、一族を表す文字を上に、自分を表す記号を下にあしらった、ご先祖様を尊んでへりくだる気持ちが表れた良い家印だとお褒めをいただきました。本家に認証されたので、これで私の家印決定です。帰って消しゴムハンコを作って、ノートなどに押しまくりました。これは中学生の頃の話ですが、今でも私のマークは「ショウマル」で、持ち物などにこの印を入れています。皆さんも自分の家印を持ってみてはいかがでしょうか。楽しいですよ。


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「私的開運印鑑論」by id:TomCat


果たして印鑑で運が開けるのか、もしそうならどういう印鑑がいいのか、ちょっと考えてみたいと思います。その前に、印鑑の歴史をざっと眺めていくことにしましょう。


印鑑の発祥はおそらく、人類最古の文字体系を生んだと言われるメソポタミア文明に遡ります。重要物品を入れた容器などに粘土で封をして(これを封泥といいます)そこに印を押す。文字通りの封印の証としての印鑑です。粘土の封など物理的にはすぐ破壊出来ますが、そこに印が押されることで、不正開封を防ぐ大きな抑止力が生まれます。当時それは、あたかも結界魔法のような神秘的な力に思われていたかもしれません。


こうした押印者の権威や権利を示す印鑑は遠く中国に伝えられ、海を渡って日本にももたらされました。大宝律令(701年)にも印鑑に関する規定が盛り込まれていますが、当時の印鑑は朝廷の権威を示すもので、一定以上の官職にある者が官印として押捺する物に限られ、個人が自分を示す印鑑を持つことは許されていませんでした。


しかし平安も半ばにくると、密かに自分の印を作って用いる貴族が現れはじめます。さらに時代を経て室町時代になると北山文化・東山文化といった文化が栄え、その中で個人が印を持つことが流行の兆しを見せはじめました。書に秀でた人達が、その作品に押したりしたんですね。その流れは江戸時代へと続いていきました。


このあたりにきて、正しい篆刻とはどういうものか、という考察が始まります。中国で明朝が亡ぶと、新たに成立した清朝の弾圧から逃れるために、黄檗宗の禅僧達が日本に亡命してきました。この人達によって、中国の伝統的な篆刻が日本にもたらされたのです。


特に1653年に渡来した独立(人名)は中国でも有名な書家であり、日本黄檗宗の祖である隠元に連れられて江戸にまで赴き、そこで書法と共に明代より伝わる正統的な篆刻を広く啓蒙しました。独立はその後、日本篆刻の祖と呼ばれるようになります。1677年に来日した心越という渡来僧も徳川光圀に仕え、多くの人々に篆刻を教えています。


その後、こうして日本の中に花開いた篆刻文化は次第に装飾過多で卑俗なものに陥っていきますが、そこでまた篆刻のあり方を見直そう、秦漢の正しい篆法に則った篆刻に立ち戻ろうという運動が起こりました。こうした流れの中から何人もの優れた篆刻の大家達が生まれ、その後の篆刻と印鑑の文化に大きな影響を与えていくことになります。


さて、ずいぶん前置きが長くなりましたが、本来の「印相」というものは、こうした中国の伝統的篆法と、日本独特の美意識によって確立されてきたものだと思うんですね。日本において印相の吉凶について述べられている最も古い文献は、享保17年に大聖密院盛典という人が著したとされる「印判秘訣集」という書物だと言われていますが、この時代の文化の流れからすると、印相は吉凶よりも、彫る人・持つ人の品格を左右するものとの考えが主流であったと思われます。


また、日本では印鑑が広がっていく過程で、渡来した禅僧が大きな影響を及ぼしていますが、禅というものは物事をこうであると決めつけて教えることをせず、自らの悟りの中で真理を掴んでいく宗教です。ですからここでも、印相の吉凶はこう判断するといったマニュアル的な教えとは相容れないように思われるのです。仮に凶相の印があるとしても、凶相すなわち悪運をもたらすものとは限らず、悪運すなわち不幸とも限らず、そもそも運不運を受ける人間そのものが縁あって結ばれた地球の物質の一部から出来ており、その存在の本質は常住不滅である。よって一時の吉凶は幻に過ぎず・・・・と考えた方が、これも多分にマニュアル的な解釈ではありますが、禅の考えに近くなるように思われます。


などなど考えていくと、吉祥印、開運印とは、こうありたいという人生の目標がよく現れたポリシー有る印、という結論に落ち着いてきます。ハンコによって運不運が生まれるのではない。人生の目標を印鑑に現す。その意欲が人生の道を開く。それが人生を充実させる。これが本当の意味での運が開けるということ。私はそう考えるのです。


そこで私はハタチになって実印を作る時に、素材にこだわりました。私は、生きとし生ける全ての動物たちと共に歩む人生を送りたい、という希望を持っていました。したがって動物の死体から採取する素材はやめにしよう。すると選択肢は鉱物か金属か木質素材。ツゲ、特に薩摩柘植は二百年にわたる計画的な植林によって生産されているもので、しかも植林地は民家の庭先や畑の隣り、人の住む地域に隣接した土地などであって、伐採によって自然林に影響を及ぼす恐れが少ない。ツゲにしよう、薩摩柘植。こんな考え方で素材を決めていきました。


ただし、ツゲはニスなどの塗装を施すと、せっかくの緻密で堅牢な素材の良さが経年変化によって損なわれていく欠点があります。金属や鉱物と違って「生きている素材」だからなんですよね。朱肉に含まれる油分も同様です。無垢の木肌が覆われてしまうと、せっかくのツゲの良さがダメになってしまうんです。したがって、塗装はかけません。押印したあともすぐに朱肉を良く拭き取って、簡単なお手入れをすることが大切です。でも、こういう手間がまた私向き。生涯連れ添っていく印鑑としてピッタリです。こうしてハタチの私の手元に、高芙蓉によって起こされた古体派の篆法によって彫られた、シンプルながら気品有る書体の薩摩柘植の印鑑がやってきました。これが私の生涯にわたるポリシーを具現化した印鑑。すなわち私にとっての最高の吉祥印・開運印です。この印鑑を作ったハタチの私と、今の私は、真っ直ぐ同じ方向を見つめて歩んでいます。それが私にとっての最高のFORTUNEだと思えることが幸せです。


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「金物から発想する手作りアイデアby id:C2H5OH


金物屋さんやホームセンターに行くと、色々な金具が並んでいます。何を作るという目的など無くても、それを見て回るのは楽しいですね。先日はちょうどこんな形の錠前金具を見つけました。


https://www.kaminoondo.co.jp/goods/index/18/54206205.html
ピーンとひらめいて、
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_mall/kurashi-h/cabine...
こんな感じの安い真鍮製の取っ手と共に購入。そのあと百円ショップに行って木箱を買い、もう一度金具売り場に戻って木箱に合った真鍮製の小さな蝶番を買って帰りました。これらを全て合体させると、鍵付きのすてきな宝箱が完成しました。技術は要らない、ただ発想だけの工作です。誰にでもできます。楽しいですよ。蝶番ひとつにしても、ただ四角い物だけでなく、装飾性に優れた様々な物がありますから、選ぶのが本当に楽しいです。


こんな古色仕上げの棚受け金具の小さいやつを買ってきて、そこに南部鉄の風鈴を下げると、これまたすてきなドアチャイムの出来上がり。
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_mall/brass/cabinet/jp...
棚受け金具以外に、突き出しの長いフックなども同様に使えますね。


金物探しは金具売り場に限りません。たとえばキャンプ用品の中には、こんな真鍮製の五徳があります。キャンプに使うバーナーの上に乗せて使用する物ですが、壁に掛けると意外にお洒落なアクセントに。もちろん本来の用途にも使えますから、キャンプに行く時はひょいと外して持って行けます(笑)。
http://www.garbanzo.jp/index.php?main_page=product_info&products...


百円ショップにも色々な金物がありますね。私のお気に入りはブリキ製品です。ブリキのトレーを買ってきて、そこにブリキの針金で線香型のお香を斜めに差し込める金具を作ってハンダ付けをしてお香皿を作りました。


同じく百円ショップで見つけた小さなブリキのじょうろには、麦の穂を乾燥させた物を挿してみました。今、棚の上に飾っていますが、こんなアレンジも楽しいですね。


百円ショップでベルも見つけました。真鍮削り出しのなかなかいい作りで、音の響きも悪くありません。片っ端からチリンチリン鳴らしてみて、一番爽やかで美しい響きだと思う物を買ってきました。それを使って、こういう杖を作りたいのです。
http://maguni.com/data/upfile/356-2.jpg
以来ずっと、こういう「?」型の曲がりが取れる自然の木を探しています。この絵の物語の中では羊飼いが使う杖として登場していますが、なんだか魔法使いが使う杖のようにも見えませんか?いい木はないかなぁと思いながら、時々鳴らして和んでいます。


こんなふうに、作りたい物の材料を買いに行くだけでなく、たまたま目にした物から発想を広げて工夫を楽しむための金物巡りも楽しいです。


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「包丁を贈る」by id:mododemonandato


包丁は古来から穢れを断ち切り、幸運を呼ぶものとしてお祝い事に贈る習慣があるそうです。
結婚式などには縁を切るという寓意から敬遠されるそうですが。
宮中の慶事でも包丁式という儀式が行われるといいます。
刃物の持っている切るという機能を抽象化し、災いをもたらす物をも切れるという所にまで昇華された呪術的思考には、古代の息吹が感じられるようです。


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「和紙で日本の伝統色のグラデーションを作る&和紙でカードを作って色合わせ遊び」by id:Cocoa


「日本の伝統色」で検索すると、たくさんのサイトが見つかります。その中には、伝統色をHTMLで表現するための色データを記した物がたくさんあります。そこでためしに、似た色同士をずらっと並べて表示させてみました。皆さんもやってみてください。メモ帳を開き、枠内のソースをコピーアンドペーストして、 test.htmlなどの適当な名前を付けて保存して、そのファイルをブラウザで読み込んでみます。





<div style="background:#fef4f4">桜色(さくらいろ) #fef4f4</div>
<div style="background:#fdeff2">薄桜(うすざくら) #fdeff2</div>
<div style="background:#e9dfe5">桜鼠(さくらねず) #e9dfe5</div>
<div style="background:#e4d2d8">鴇鼠(ときねず) #e4d2d8</div>
<div style="background:#f6bfbc">虹色(にじいろ) #f6bfbc</div>
<div style="background:#f5b1aa">珊瑚色(さんごいろ) #f5b1aa</div>
<div style="background:#f5b199">一斤染(いっこんぞめ) #f5b199</div>
<div style="background:#efab93">宍色(ししいろ) #efab93</div>
<div style="background:#f2a0a1">紅梅色(こうばいいろ) #f2a0a1</div>
<div style="background:#f0908d">薄紅(うすべに) #f0908d</div>
<div style="background:#ee827c">甚三紅(じんざもみ) #ee827c</div>
<div style="background:#f09199">桃色(ももいろ) #f09199</div>
<div style="background:#f4b3c2">鴇色(ときいろ) #f4b3c2</div>
<div style="background:#eebbcb">撫子色(なでしこいろ) #eebbcb</div>
<div style="background:#e8d3c7">灰梅(はいうめ) #e8d3c7</div>
<div style="background:#e8d3d1">灰桜(はいざくら) #e8d3d1</div>
<div style="background:#e6cde3">淡紅藤(あわべにふじ) #e6cde3</div>
<div style="background:#e5abbe">石竹色(せきちくいろ) #e5abbe</div>
<div style="background:#e597b2">薄紅梅(うすこうばい) #e597b2</div>
<div style="background:#e198b4">桃花色(ももはないろ) #e198b4</div>
<div style="background:#e4ab9b">水柿(みずがき) #e4ab9b</div>
<div style="background:#e09e87">ときがら茶(ときがらちゃ) #e09e87</div>
<div style="background:#d69090">退紅(あらぞめ) #d69090</div>
<div style="background:#d4acad">薄柿(うすがき) #d4acad</div>
<div style="background:#c97586">長春色(ちょうしゅんいろ) #c97586</div>
<div style="background:#c099a0">梅鼠(うめねず) #c099a0</div>
<div style="background:#b88884">鴇浅葱(ときあさぎ) #b88884</div>
<div style="background:#b48a76">梅染(うめぞめ) #b48a76</div>
<div style="background:#a86965">蘇芳香(すおうこう) #a86965</div>
<div style="background:#a25768">浅蘇芳(あさすおう) #a25768</div>
<div style="background:#ec6d71">真朱(まそお) #ec6d71</div>
<div style="background:#eb6ea5">赤紫(あかむらさき) #eb6ea5</div>
<div style="background:#e95295">躑躅色(つつじいろ) #e95295</div>
<div style="background:#e7609e">牡丹色(ぼたんいろ) #e7609e</div>
<div style="background:#d0576b">今様色(いまよういろ) #d0576b</div>
<div style="background:#c85179">中紅(なかべに) #c85179</div>
<div style="background:#e9546b">薔薇色(ばらいろ) #e9546b</div>
<div style="background:#e95464">韓紅(からくれない) #e95464</div>
<div style="background:#c85554">銀朱(ぎんしゅ) #c85554</div>
<div style="background:#c53d43">赤紅(あかべに) #c53d43</div>
<div style="background:#e83929">紅緋(べにひ) #e83929</div>
<div style="background:#e60033">赤(あか) #e60033</div>
<div style="background:#e2041b">猩々緋(しょうじょうひ) #e2041b</div>
<div style="background:#d7003a">紅(くれない) #d7003a</div>
<div style="background:#c9171e">深緋(こきひ) #c9171e</div>
<div style="background:#d3381c">緋色(ひいろ) #d3381c</div>
<div style="background:#ce5242">赤丹(あかに) #ce5242</div>
<div style="background:#d9333f">紅赤(べにあか) #d9333f</div>
<div style="background:#b94047">臙脂(えんじ) #b94047</div>
<div style="background:#ba2636">朱・緋(あけ) #ba2636</div>
<div style="background:#b7282e">茜色(あかねいろ) #b7282e</div>
<div style="background:#a73836">紅海老茶(べにえびちゃ) #a73836</div>
<div style="background:#9e3d3f">蘇芳(すおう) #9e3d3f</div>
<div style="background:#a22041">真紅(しんく) #a22041</div>
<div style="background:#a22041">濃紅(こいくれない) #a22041</div>


いかがですか?成功しましたか?ファイルがきちんと作れていれば、Windowsの場合ならWinキーとEキーを同時に押すとエクスプローラーが出てくるので、そこからファイルを探してブラウザにドラッグアンドドロップすれば表示されます。うまくいけば、ブラウザに美しい日本の伝統色が虹のように並ぶと思います。
上の例は赤系統の色をまとめてみた物ですが、ほかにも色々な系統の色で、この伝統色のグラデーションを作ることが出来ます。それほどに日本の伝統色は数が多いんですね。色その物はわずかな違いでも、きっと染料の種類や媒染の方法などの違いから、長い歴史の中で別種の色として扱われてきたのだろうと思います。
この美しい日本の色のグラデーションを、何かに生かせないでしょうか。日本の色は染色の色ですから、ブラウザに表示させるだけでは質感がありません。やはり布の質感が伴ってこそ日本の色です。しかし布は高いですから、多数の色を揃えてグラデーションを作るとなると大変です。何かいい物はないかと考えているうち、そうだ和紙があった!と気が付きました。
調べてみたら、平和紙業という会社が、日本の伝統色108色を現代和紙で表現した「まんだら」という商品シリーズを展開していることが分かりました。現代和紙というのは、おそらく和紙の風合いを生かした洋紙と同じ取り扱いが可能な紙、ということだろうと思います。オフセット印刷も可能とのことで、全国の小売店で1枚単位から入手可能とのことでした。
http://money.quick.co.jp/kabu/toresen/110.html
これを素材にして、たとえば日本の色のグラデーションでブックカバーを作る、箱の表面を装飾してギフトボックスにする、ページごとに色が変わっていくノートを作る、などなどの工作はいかがでしょう。色のグラデーションだけでもアートと言える美しさがありますから、色を順次配色してパネルを作って、それを壁に飾っても美しいでしょうね。四季折々のパネルを作って飾ったらきっと素敵です。
あ!いいこと考えました!紙って、色見本帳がありますよね。それを手に入れて、トランプのようなカードに貼り付けて、貝合わせならぬ「色合わせ」なんてどうでしょう。神経衰弱のようにして遊びながら、うまく色を合わせることが出来たらその色にちなんだ和歌を詠む、なんてすると、平安貴族並みの雅な時間が楽しめそうです。さっそく前述の紙の取扱店を調べて、色見本がないかどうか問い合わせてみたいと思います。


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「感謝の〈印〉」by id:watena


この季節になるといつも思い出すことがあります。それはある雪深い地域で屋根の雪下ろしをお手伝いした時のことです。高齢化と過疎が進み、雪が降っても屋根の雪が下ろせない、助けてくれと友人の親戚からSOSがあったので、私も手伝いに行ったのです。
行ってみると辺り一面の銀世界で、家の屋根にはすっかり雪が降り積もっていました。しばしお茶など頂き小休止の後、屋根に上ってみると、下で見ていた時よりずっと積もっていました。とにかく屋根に上がれるスペースを作ろうと、ハシゴに乗ったままスコップで雪を払いました。やっとの思いで登れるスペースを作りましたが、屋根の上に立ってみると、雪は約1mは積もっていました。・・・続きを読む

「印鑑」by id:canorps


子供が生まれたら、印鑑を作ってあげるというのも良く聞きますね。
そんな我が家は女の子三人なので下の名前で作るべきか、まだやめとくべきかとまだまだ迷い中です。
夫が生まれたときには実印・銀行印をつくって、大きくなったときにくれたんだそうです。
以来、夫はずーっとそのはんこを使ってるそうです。
私は結婚するまではメインで使っていたのは高校の卒業時にいただいた銀行印でしたが結婚と共に苗字が変わり、その印鑑も出番は結婚時の改姓などの手続きに使ったきり・・・・。・・・続きを読む

「伝統のある革製品:印傳(いんでん)」by id:Lady_Cinnamon


印傳という字を読める方はいらっしゃるでしょうか。最近、文具店やカバン専門店でよく見るようになった革製品なので、製品自体をご覧になったことのある方はいらっしゃるかもしれません。

印傳屋
http://www.inden-ya.co.jp/


私は漢字が読めなくて店員さんに説明をしてもらいました。印傳と書いて「いんでん」と読むのだそうです。印度伝来の革製品を模したことから、それを略して印伝とも書かれたようです。
・・・続きを読む

「年賀状〈印〉刷」by id:chairs


皆さんは今年の年賀状はもう印刷されましたか?
毎年この時期焦り始める時期でもありますよね。


段々とパソコンで作る人も増えて、手書きが少なくなっているのではないでしょうか。
昔は、スタンプ印、プリントゴッコなどを使って作った方も多かったでしょう。


RISO プリントゴッコ PG-11本体


私もその一人です。・・・続きを読む

「手彫りの印鑑」by id:gallerybaaba


印鑑といえば、中国旅行に行った折、篆刻のふるさとで以前から欲しかった手彫りの印鑑を…とオーダーしました。


杭州・西湖が組み込まれているツアー。そして【西令印社】にも立ち寄ってくれる事を確認しての参加。この【西令印社】には、名立たる書道家の中でも、国にその技術を認められた人達が登録され、日本人では榊獏山氏も登録されておられるとか。


なにせツアー独特の慌ただしさ。滞在時間30分の間に、石選び,書体選び,彫り方,支払い…と出来上がるまでには時間が足らず、次の観光場所へ移動するバスを追いかけて、出来上がった制作品をスタッフが届けてくれました。・・・続きを読む

御朱印by id:powdersnow


寺院や神社、多くのところで存在する御朱印
お正月に初詣に行かれたら、そちらで頂いてみては如何でしょうか?
いきなり御朱印帳がなくても、半紙にも書いて頂けますので。
元は「納経印」とも呼ばれ、寺社に写経を納経する際にいただく印だったもので、
古くから伝統のある印として好まれてか、今では寺社巡りを趣味にする人々の収集物になっています。
私が収集を始めたのは、大人になってから、とある本で知ったもので、まだ十年足らずでしょうか。・・・続きを読む

「がま口の金具」by id:CandyPot


私の趣味の一つに、がま口作りがあります。そんなに大量生産するわけではありませんが、年に何個かは作ります。お友だちへのプレゼントにするためです。
がま口の金具には色んな種類があります。古典的ながま口の金具は、このページ右上にあるような丸型のものですが、
http://matsuhiroshoten.com/ONLINE%20STORE/kuchigane_top.htm
ほかにも色んな形のお洒落な金具があって、適切な金具を選ぶと、小物入れやメガネケース、ペンケース、通帳入れ、さらにはバッグなど、それは多彩な作品に発展していきます。がま口金具はお財布専用ではないんです。・・・続きを読む

「ネジのいろいろと、ネジで広がるご近所付き合いの夢」by id:Fuel


一口にネジと言っても、それは様々な物が存在します。
たとえばこれはお馴染みの木ネジですが、



見た目は似ていても、こちらはタッピングビス。金属などにねじ込んでいける物です。よーく見ると違いがわかりますね。・・・続きを読む

「日本の伝統色でヘッドフォンを飾る」by id:momokuri3


先月、こんなヘッドフォンが新発売になりました。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、背面に埋め込まれている宝石のような物は京セラの「京都オパール」という装飾用素材。・・・続きを読む

「緋色の夕焼け雲」by id:iijiman


日本の伝統色って、素材だけでなく、色そのものも、私たちの身の回りにある色から取ったのではないかと思うことがあります。



写真は、緋色の夕焼け雲。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYホットスイーツ&ドリンク〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:VEGALEONさん、ご投稿ありがとうございました。




鬼まんじゅう(芋まんじゅう)とゆずはちみつのホットドリンク」
芋まんじゅうは、さつまいもを1センチ角に切り小麦粉と砂糖をお湯で混ぜて練って蒸し器で蒸します。先回紹介した「ういろ」よりも簡単です。私の住んでいます名古屋近郊では「鬼まんじゅう」と呼びますが全国的には通用しないみたいですね。名前だけが通じ無いのか、そのもの自体が存在しないのか わかりませんけど。どこにもあると思っていましたが ・・・。ゆずはちみつの方は市販品です。近所の方からよく頂くのですが 純粋の蜂蜜にゆずが沢山刻んで漬け込んであります。血糖値の高い人にもいいそうです。ゆずのいい香りと皮を噛んだ時の食感とほろ苦さが大人の味で最高です。夏はアイスで冬はホットで楽しんでいます。


スナップコメント

手作りの芋まんじゅう、本当に美味しそう! うちで作るから蒸したてがいただけて!
鬼まんじゅう」の名前は名古屋特有かもですが、このおまんじゅうは見たことあります。
この作り方なら私にも出来そう、さっそく挑戦してみます。
それに「柚子蜂蜜」っていうのも、レモン蜂蜜、カリン蜂蜜と併せてぜひ漬けてみます〜♪
−ハザマ−


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