リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #044 pickup5



みなさまこんにちは、ハザマです。我が家には昨日、友人のお庭から今年のカリン第二便が届きました〜♪ 今またカゴに盛って甘酸っぱい香りを楽しんでいます。先日の収穫ではみんな蜂蜜漬けにしたので、今度はカリン酒とジャムにしようと思っています。それからちょっと贅沢にカリン風呂というのはどうでしょう? 香りの果実では一番かも、と楽しみです。すっかり冬の寒さがやってきて、お風呂の湯船であたたまるのも何よりのリラックスタイム。冬の果実は日々にいろんな幸せをくれますねw


さて、今日はそんなあったかバスタイムのお話もいっぱいだった“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#044のピックアップ賞・ノミネート賞をご紹介します。今回のシーズンサプリ、とりわけ「お風呂」「冬の本」テーマで素敵な暮らしの提案をたくさんお届け下さいました! また、〈イエはてな〉ではお馴染みの暦行事となりつつある「新嘗祭」のテーマでは、もっと暮らしの中で親しんでいきたいと願いがこめられたメッセージが素晴らしかったです! ココロもカラダもあたたかくなる冬のサプリ、みなさまどうもありがとうございました!


リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #044 ピックアップ賞・ノミネート賞

#044では、「ポカポカお風呂」「冬に読みたい本」「新嘗祭の日に」のテーマでご投稿頂きました。
今回、一番たくさんのメッセージを頂いたのが「ポカポカお風呂」テーマ。「酒風呂」「みかん風呂」「ゲルマニウム温浴」「ゆず湯」「半身浴」「風呂でマッサージ」「お風呂で読書」「バスルームを暗くして何も考えずに入るのが好きです」…。ユニークなネーミングがついていたり、中からおみくじが出てくるといった遊び心いっぱいのさまざまな「入浴剤」のご紹介や、「子供と一緒にお風呂につかって100まで数える」「タオルで風船」「かわいいお風呂グッズで気持ちもポカポカ」といったお風呂でのひとときもあったかかったですねw また「冬に読みたい本」テーマでは、みなさま思い思いのお気に入り本をたくさんご紹介下さいました。「スノーマン」「『かさじぞう』と『鶴の恩返し』」「『アラスカ物語』新田次郎作」「冬の本といえば『雪国』」「涼宮ハルヒの消失」「旅行記」「スケートが題材のマンガ」「編み物関連の本」「こたつで読む本」などなど。そして「新嘗祭の日に」テーマに頂いた大地の恵みへの感謝のイエ行事は、素晴らしいメッセージばかりで、みんな賞に選ばせて頂きました。ぜひじっくり読んで頂ければと思います!


今回も本当に悩みながら、今年の冬にまた新たな暮らしの楽しみを加えてくれたメッセージを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせて頂きました。日替わり、週替わりで楽しめそうなくらい充実の冬のサプリ、あなたはどのタイトルがお気に入りですか?


»“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”のプレゼントはコチラ

「手作りバスボムでぽかぽか炭酸風呂の実験」by id:YuzuPON


ネットを見ていると、手作りバスボムというコンテンツがたくさんあるのに気が付きました。市販の発泡入浴剤も基本は炭酸水素ナトリウム(重曹)に酸を反応させて二酸化炭素の泡を出すものですから、発泡の効果のみに注目するなら、手作りでも十分なわけですね。
むしろ、市販の発泡入浴剤には、入浴の効果には寄与しない製品の安定のためだけに使われる薬品や、どう考えても余計なお世話であるタール系色素などの有害性が懸念される成分が添加されていることが多いですから、安全な材料だけで作れる自作の方がずっといいと考えました。
さっそくネットに書かれている方法で作ってみたのですが、材料にオイルを使う物は、お湯の表面に油膜が張ってしまい、見た目も良くないですし、浴槽の掃除も面倒になって失敗でした。


そこで、一切油脂分を添加しない方法で作ることにしてみました。
基本材料は、
重曹 大さじ2
クエン酸 大さじ1
コーンスターチまたは片栗粉 大さじ1
これに、水30mlに対して好みのエッセンシャルオイル2mlを混ぜた物を、霧吹きの中に入れておきます。エッセンシャルオイルは浴槽に垂らして使える物なら何でも構いません。
水 30mlというのは実際には多すぎてかなり余る量ですが、霧吹きに入れる都合上、この分量になりました。水分をスポイトなどで与えている製作例もありましたが、実際にやってみると水を垂らした瞬間に発泡が始まってしまい、うまくいきませんでした。霧吹きを使うに限ります。余ったものは部屋にシュッと撒くといい香りがします。
なお、重曹クエン酸も食用として売られている物を使っています。掃除用でも化学実験用でも成分は変わらないと思いますが、食用として売られている物は、流通過程での品質管理にそれなりの信頼が置けると考えました。


作り方ですが、私は次の手順で行っています。
1. ポリ袋に重曹クエン酸コーンスターチを入れ、袋の口を閉じて振ったり揉んだりしながらよく混ぜます。この時混ぜ方がいい加減だとうまく発泡しないので、十分に全体が均一になるまでよく混ぜることが大切です。(クエン酸重曹の中には粒の大きい物もあるようですから、その場合は乳鉢などで摺りながら混ぜてください)
2.袋の口を広く開けてテーブルの上に置き、粉を平らに均してから霧吹きを軽くプッシュ。吹きすぎると発泡してしまうので注意します。水分は足りなければ後から足せるので、最初は軽く湿らせる程度としてみてください。
3.粉を袋の角にまとめて揉みながら水分を行き渡らせ、ギュッと握って固まるか確かめてみます。ポロポロするようならもう一度霧吹きで水分を与えて揉み直します。
4.うまくまとまる湿り気になったら大きめのクッキーの抜き型などに詰め込んで、卓上擂り鉢に使う小さなすりこぎなどでギュウギュウ押し固めてください。自然乾燥させて型から抜けば完成です。


上記の分量でだいたい1〜2回分が作れます。保存はラップでくるんで、乾燥剤を入れた密閉容器に入れてください。しかし市販の発泡入浴剤のような安定剤は加えていないので、あまり作り置きはしないほうがいいと思います。今夜何食べたい?というのと同じように、今夜は何の香りがいいかなとその時々の気分で考えてエッセンシャルオイルを選ぶのがいいですね。
また、お風呂を楽しくするアイデアとして、手作りバスボムの中に「おみくじ」を仕込んでおくという遊びができます。水に強い和紙を小さな付箋紙くらいの大きさに切り、油性ペンで大吉とかハズレとか書いて、固める時に中に仕込んでおくのです。何食わぬ顔で家族に渡して入浴してもらうと面白いです。


»このいわしのツリーはコチラから

「おめでたい松葉で温まる松葉風呂」by id:momokuri3


地域によってはお正月の縁起のよいお風呂としても用いられているという「松葉風呂」はいかがでしょうか。これからお正月に向けて庭の手入れをする人も多いと思いますが、松の剪定は10月から1月ごろにかけての休眠期が最適ですから、この時期は一年を通じて、一番松葉が手に入りやすい時期ではないかと思います。自宅に松の木がなくても、立派な松があるご近所に声をかけてみたりするといいですね。公園などの松もそろそろ剪定作業がある時期ですから、よく注意をして見ていると、松葉GETのチャンスがやってきます。
松葉が手に入ったら、適当な量を取り、お風呂のお湯程度の温度の湯でよく洗ってから(葉の表面の油脂分を洗い流すため)、鍋で15分ほど煮出します。その煮出し汁を布巾などで漉して湯船に流し込めば、これで松葉風呂のできあがりです。
注意点は、葉のみを使い、枝を混ぜないこと。枝が混じると松ヤニが浮いて、後でお鍋を洗うのが大変になることがありますので、注意してください。
松葉の煎じ汁の主要な成分は、精油成分、樹脂成分、そしてビタミンCで、血行の促進や冷え性の改善、風邪予防、安眠、ストレス解消、疲労回復、肩こり・神経痛・関節痛や腰痛などの緩和に役立つと言われています。
松は昔から松竹梅のひとつとして喜ばれ、また門松として歳神様のよりしろとされるなど、縁起のよい植物の代表とされてきていますが、こんな薬草としての使われ方もしてきたんですね。松葉風呂は実際入ってみると、とても温まります。そして湯上がりの後も長く体がぽかぽかしていて、保温効果抜群です。
松の葉は陰干しにして松葉茶としても使われますから、お風呂の場合も陰干しした物が使えないことはありませんが、松は常緑であることが縁起のよい植物として喜ばれる所以ですから、フレッシュな葉が手に入れば、それを使うのが一番ではないかと思います。皆さんも松葉が手に入ったら、ぜひ試してみてください。


なお、もひとつおまけに大根葉湯。大根も七草の一つに数えられるおめでたい植物ですが、この葉が入浴剤に使えます。本当は食べた方が体にいいと思いますが、食べるにはちょっと黄色くなっちゃってるなぁ、というような葉っぱがあったら試してみてください。フレッシュな葉でも、適当に刻んで十日ほど陰干しにした物でもOKです。やはり煮出して、その煮出し汁を湯船に入れてください。松葉風呂と同じく、とても保温に優れた薬湯になります。こちらも冷え性や肩こり、腰痛などの緩和にいいと言われています。
家庭菜園で大根を育てている人は、無農薬でお肌に優しい、最高の大根葉風呂が楽しめますね。食べるか浴用にするか迷うところですw


»このいわしのツリーはコチラから

「動物の童話で心を温める」by id:Oregano


寒い冬に、心温まる動物の童話はいかがでしょうか。私のお勧めは、椋鳩十さんの作品群です。全集物としては、ポプラ社の「椋鳩十全集」や小峰書店の「椋鳩十動物童話集」、そのほか偕成社文庫や大日本図書の子ども図書館シリーズなど、多数の出版社から刊行されています。
椋鳩十さんの童話のすばらしいところは、童話なのに、作り物ではない本物の自然界の姿が描かれているところです。物語はフィクションだと思いますが、本当に地球のどこかで起こっていてもおかしくないストーリーが描かれています。
そこには椋鳩十さんの自然に対する思いの深さがあります。椋鳩十さん子供時代に「アルプスの少女ハイジ」を読んでそこに描かれた自然の美しさに感動し、後にエマソンツルゲーネフなどのディープ・エコロジー(人も動物も植物も変わらない価値の命を持っているという考え方からスタートしていく自然保護思想。人間の健康や利益を守る目的の自然保護とは一線を画す)にも学んで、独自の動物童話の世界を切り開いたと言われています。
また、作家以外の顔としては、長く公職にあって、教育や文化の発展に力を注いできた人でもありました。大学卒業後すぐに教職に就き、執筆活動は宿直室で行っていたといわれています。戦後は鹿児島県立図書館長として日本の図書館活動の発展に尽力。今の図書館ネットワークの基礎も椋鳩十さんの力に負うところが大きいそうです。
そういう人の作品ですから、すばらしくないわけがありません。ほとんどの著作は小学生向けですが、大人が読んでも感動しますし、読み応えもたっぷりです。多くの人が子供時代に一作や二作は読んでいると思いますが、大人になって読み返すと、きっと新たな発見と感動をするでしょう。
ハードカバーの全集は全部揃えると一万円以上かかってしまいますが、日本の図書館活動の発展に尽くした先生の作品ですから、ぜひ図書館で借りてください。椋鳩十作品を借りに行くなら、木枯らしの吹く冬の道も寒くはありません。
最後に、私が持っている小峰書店の「椋鳩十動物童話集」のラインナップをご紹介します。


椋鳩十動物童話集 全10巻

椋鳩十動物童話集 全10巻

【全10巻の内容】
片耳の大シカ
月の輪グマ
きえたキツネ
大造じいさんとガン
子ザルひよし
金色の足あと
三日月とタヌキ
おかの野犬
太郎とクロ
やせ牛物語

一冊一話の長編から、短辺や詩まで、全10巻で約50作品が網羅されています。内容も、動物と人間との心温まるふれ合いから、親子の愛情を描いた物、動物の生態をリアルに観察した物、動物の知恵や勇気を取り上げた物、さらには猟師と動物との闘いを描いた物まで、内容も長さもとても多彩です。次々読んでいくと、これだけで一冬過ごせると思います。
さらに全10巻セットの中に含まれない次の5巻もあります。

屋根うらのネコ (椋鳩十動物童話集)

屋根うらのネコ (椋鳩十動物童話集)

カモの友情 (椋鳩十動物童話集)

カモの友情 (椋鳩十動物童話集)

栗野岳の主 (椋鳩十動物童話集)

栗野岳の主 (椋鳩十動物童話集)

ツルのおどり (椋鳩十動物童話集)

ツルのおどり (椋鳩十動物童話集)

たたかうカモシカ (椋鳩十動物童話集)

たたかうカモシカ (椋鳩十動物童話集)

寒い冬を、ぜひ心温まる動物の童話で過ごしてください。私もすでに読み終えている全集ですが、この冬も椋鳩十動物童話集で過ごしたいと思っています。


»このいわしのツリーはコチラから

「小鳥と共に五穀を祝う&コーヒーで五大陸の恵みに感謝のイエ新嘗祭計画」by id:Cocoa


まず小鳥と共に五穀を祝う計画です。
イエはてなで紹介されていた小鳥の水浴び場やバードケーキの作り方などを読んで、わが家でも自然の小鳥たちに何か貢献したいと思っていたのですが、それを新嘗祭でやってみようということになりました。
新嘗祭は五穀の豊穣を感謝する行事ですから、まず小鳥たちに五種類以上の穀物を振る舞おうと思っています。これはバードケーキのツリーにこう書いてあったことに倣っています。

アッシジの聖フランチェスコは、こうおっしゃいました。
私たちの姉妹である小鳥に害をなしたり捕獲したりしないでほしい。
クリスマスには道ばたに麦粒を蒔き、小鳥たちに食べるものを与えてほしい。


http://q.hatena.ne.jp/1228279432/194707/#i194707
これをするなら日本では新嘗祭の日がふさわしいですね。小鳥用のむきアワと、色々な穀物が混ざったハト用のエサを買ってきました。それからフランチェスコさんお勧めの麦。これに日本らしくお米を少々。フランチェスコさんは「道ばたに麦粒を蒔き」とおっしゃっていますが、わが家では猫などの心配がないベランダに用意する予定です。穀物の種類ごとに分けて、あられの缶の蓋などに乗せて並べてみようと思っています。見つけて来てくれるかな。ヒヨドリなどのために、穀物だけでなく、果物も用意しようと思っています。お天気が心配ですが、明日は晴れそう。よかった。
心配なのは鳥インフルエンザですが、同じバードケーキのツリーに詳しい説明が書かれていたので安心しました。
人間に感染すると大変なことになる高病原性鳥インフルエンザは養鶏場などの人工的な高密度飼育環境で変異したウイルスなので、大規模に発生していなければ、野鳥が人への感染源になる可能性は少ないこと、ただし病原性の低い普通の鳥インフルエンザが野鳥から飼い鳥にうつることはあるのでそれは要注意ということ。それをちゃんと理解していれば大丈夫ですね。
もちろんご近所からクレームがあれば中止ですが、そうならないよう祈りたいと思います。
鳥は糞害も心配ですが、うちの方は小鳥の数が少なく、おそらく実害が出るほどは集まらないと思います。喜んでいいのか悲しむべきか…。ちょっと複雑です。
小鳥は早起きなので、朝一番に決行です。新嘗祭の朝は早起き!!
小鳥さんたちに新嘗祭を祝ってもらったら、わが家の食卓にも五穀粥を出す予定です。五穀とは、古事記においては稲・麦・粟・大豆・小豆とのことなので、それでやってみる予定です。
大豆と小豆は前日から煮ておきます。
粟も小鳥用とは別に、無事に手に入りました。
麦は押し麦でいいですよね。稲は古代米の赤米と黒米が手に入ったので、それを混ぜようと思っています。どちらも玄米なので、主役の白米も玄米で統一することにしました。これを機会にわが家も玄米食を取り入れようかと思っています。新嘗祭を機会にヘルシーな食生活というのもきっと意義深いですね。


それにプラスして、去年とても素晴らしい提案だと思った「提案!国際化時代の私たちの新嘗祭!」のアイデアも取り入れようと思っています。

まず国際化時代に生きる私達ですから、五穀に代えて五大陸の特産品を並べます。
できればこれはフェアトレードで輸入された物がいいですね。環境に配慮されながら作られた物こそ豊穣の感謝を捧げるに相応しいですし、勤労に対する感謝も、働く人達に公正な対価を約束するフェアトレードが最も相応しいと思います。
世界五大陸の産物が揃ったら、それを並べて、地球の豊かな恵みと世界中の人達の勤労に感謝してから、集った人みんなでそれを料理したりして、一緒に楽しく頂きます。友達同士で世界の特産品を持ち寄るポットラック形式のパーティーにしてもいいですね。
以上のような、五穀に代えて五大陸の恵みに感謝する新しい新嘗祭はいかがでしょうか。フェアトレードなどの社会的な活動を応援する行事を兼ねていけば、現実の成果がちゃんと現れる収穫祭にしていけると思います。


http://q.hatena.ne.jp/1227070380/192777/#i192777
私はコーヒー好きの友人に呼びかけて、世界のコーヒー豆を集めて、それをブレンドして飲んでみようという計画を立てました。
コーヒーは世界中で作られています。ちょっと考えただけでも、中南米諸国からアフリカ諸国、ユーラシア・アジアならまずインドネシアベトナム、中国、インドなどでも栽培されています。ごくわずかですが日本でも作られているらしいです。アラビア半島ならイエメンなど。オセアニアパプアニューギニアなど。北米は、メキシコが時々北米に分類されることがありますから、メキシコ産を北米代表にしていいですね。ハワイでもコーヒーが栽培されていますから、アメリカ合衆国の一部としてこれも北米代表にして良さそうです。
わぁ、コーヒーだけで五大陸網羅、コーヒーで世界巡りが出来るね、などなどみんなでわいわい相談し合って、一人一品目以上、できるだけフェアトレードの製品を持ち寄ることにしました。今日の午後、これからみんなで会って、豆交換会をする予定です。
今夜は各自それぞれの産地について調べて、それぞれの地域に思いを馳せながら、世界の平和と繁栄を祈る新嘗祭の午後のお茶を楽しむ予定です。
こういう私たちの新嘗祭計画はいかがでしょうか。皆さんのイエ新嘗祭の様子もぜひお聞かせくださいね。来年の計画に役立てます。


»このいわしのツリーはコチラから

「当たり前への感謝を〈新嘗祭〉で〜〈ワケあり〉、土作り、現代の農業〜」
by id:fwap



新嘗祭というと、五穀豊穣を祝う古来から行われてきた儀式・儀礼が頭にすぐ浮かぶことだと思われます。
先月、毎年のことですが稲刈りを天皇陛下がされました。収穫を感謝し、自然天候など天下泰平であることを祝うことも秋の夕暮れに思いを馳せてしまうのです。
毎年行われている儀式、そして神道の儀式として全国各地の神社で行われている新嘗祭は身近で行われていないか考えてみました。
すると、私の夫のイエでは軽い新嘗祭を行っていたのです。本来の新嘗祭は今月の23日ですが、私たちは出荷した日に行います。だいたい、第3週の水曜日(すなわち今日)です。
所用で私はイエで一人で留守番ですが、先週末から親戚の果実園の出荷の手伝いに行きました。
働いていたときには、週末しか手伝いに行けなかったので肩身の狭い思いをしていたと思いますが、仕事もやめて孫もよく遊びにやってくる、慎ましい中でも快適な生活です。
何度か私も手伝いをしたのですが米の収穫とは異なり、果実は外見が本当に重要です。ですから、もぐのにも一挙手一投足息を飲むくらいの神経を使います。
果実は皮がほんの少しむけてしまっただけで8割程度の価格になってしまいます。場合によっては自分のイエで食べる、あるいはご近所さんに説明して引き取ってもらいます。



夫のイエでの新嘗祭は、そのワケありものの果実や野菜を使います。傷んでしまったり、上述の皮がむけてしまったものだったり、出荷できないものをお祝い・神様への報告にお供えします。
一見、非常識かもしれませんが、これには深いわけがあるそうです。
まず、

  • いのちあるもの全てが完全であるものではない

これは、完全な人がこの世に存在しないのと同様に、自分の不足している部分を戒めるため。
また、完全でないものであっても同じ果実であり野菜も与えられたいのちであり、恵みものであることに感謝する。
私たちの現代の食生活では、満腹が当たり前。お米や動物性タンパク質のありがたさを感じないまま、暴飲暴食で生活習慣病が問題となっております。
その「ワケあり」収穫物を恵みものとして使うことで、生活習慣を見直すいいきっかけにもなるのではないか、と近所の医大の先生が仰ってました。
また、

  • 食べきれない「ワケあり」収穫物で土をつくる

これは、果実や野菜を自分たちで食べる以上に収穫することで、流通させ、そこで金銭を得る。現代消費社会を反映させるために必要なことです。
金銭を得ることができなければ、農家も生活はできない。生活するために収穫に感謝し、作物を今後の土作りに活かす。理由は、極めて単純なので参考になると思われます。
私たちが幼い頃は身の回りが田畑だらけで、作物が取れすぎてしまうと「豊作貧乏」という言葉をよく耳にしました。
農家の方がするのは、収穫物である野菜を小さく刻み、土に埋めて、そのまま土をつくっていたのです。
作物がよく獲れるために、作物を土にするとよいという体験から得た知識がそのまま使われていることに驚きました。


◆ 
農業に関する後継者問題や収入の問題、さらには諸外国とのFTAを巡る貿易自由化などの問題があります。
しかし、自給率、さらには私たち身近な食べ物、さらには食べ物を支える人への感謝の気持ちも当然、日常からあってしかるべきです。
私たちが当たり前のように生活できるのも食べることが出来、水を飲むことができるからだと感じませんか?
その「当たり前」に、日常では軽視しがちなことを神様を通じて感謝の気持ちを捧げたいと思います。


»このいわしのツリーはコチラから

「生姜風呂」by id:lepremierpas


冬になるとよく飲むのが生姜湯なのですが、お風呂にも生姜はとっても良いです。
方法は凄く簡単です
生姜をすりおろします。
そしてそのしぼり汁をお風呂の中に入れるだけです。
こちらで詳しく出ています
http://www.yunokuni.com/bath12/0410.html・・・続きを読む

「お屠蘇(とそ)風呂」by id:mongoikan


うちは毎年正月に祖父の影響もあってかお屠蘇を風呂に入れて暖まっています。お屠蘇を飲みつつ入ってもいいですし、入浴剤としては最強の部類ではないでしょうか?入っているだけで酔っぱらいますが体の中から外まで間違いなく暖まれます。新年の幕開けにふさわしい極上お風呂じゃないでしょうか?心も体からもすべてから邪気が払われて祖父のように長生きできる気がします。・・・続きを読む

シャンプーハットでクッキングタイム!」by id:monkey_timpo


あともう一つ。
目にシャンプーが入ってトラウマになってしまい、シャンプーがそしてお風呂が嫌いになってしまった私に母がしてくれたこと。
母とお風呂に入ると、シャンプーハットをかぶって髪の毛を洗ってもらえたんです。
シャンプーハットの上では毎回おもしろ楽しく料理が作られるんです。ナポリタンとか焼きそばとか野菜炒めとか。毎回毎回違う料理を作ってくれたり、母へリクエストしたりしてすごく楽しかったですね。
しかし、そのクッキングタイムは結構長引くものだから、子供の体はすぐに冷めてしまう。そんなことを思ってか母は私の体に手ぬぐいをまとわせてお湯をかけつつ私の頭の上で料理を作ってくれていました。・・・続きを読む

「お風呂の時間は絶好の勉強時間。」by id:canorps


あんまり広いお風呂ではないんですが、平日は私、長女、次女、三女でお風呂に入ります。
休日はお父さん、長女、次女のトリオ(これはいつまで続けられるのか・・・)。
私、三女のコンビで。
洗い場がものすごい広いわけでもない、戸建ての家ではごくごく普通の1616サイズの我が家のお風呂。
みんなで体を洗うわけにも行かず、二人づつなどで交互に洗って湯につかるのですが
もっぱら最近やっているのは長女に合わせた九九の暗唱です。
長女次女が幼稚園児のときは、ひらがな、かたかな、数字。・・・続きを読む

「冬のお風呂:安全に入るために」by id:tibitora


私のうちのお風呂はユニットバスなのですが、冬はうちの中で一番寒い場所になってしまっています。
全体がプラスチック(?)のような素材のためユニットバスの小さな部屋全体の気温が下がってしまうのかなと思います。
ですがユニットバスに限らずお風呂場の冷たいお家はあるのではないかなと思います、うちの実家もそうなのですが;;
急な温度差は体に悪いですので「お湯をはって、周りの空気もあたためてからはいる」「お風呂に入る何時間か前からお風呂場のドアを開けておく」などしてなるべくお風呂場を暖かくしてからお風呂に入るようにしています。・・・続きを読む

「冬は火にあたりながら民話の本を紐解く」by id:TomCat


既に「ゆきおんな」「かさじぞう」「鶴の恩返し」「ごんぎつね」など、昔話や昔話風の童話が話題に上がっていますが、私はちょっと視点を変えて、インドアの冬ごもりモードでも心は日本中を旅していく、そんな民話探求の読書をお勧めしてみたいと思うのです。
ここでいう昔話と民話の違いは、前者がストーリー的に起承転結が整っていたり、物語としてのテーマが明確だったりするのに対して、後者は土地土地の伝説・伝承のたぐいであるという点。民話は、必ずしもお話としての体裁が整っているとは限らないのです。・・・続きを読む

「クリスマスキャロル」by id:offkey


今年は映画化されてるようですが、冬、クリスマスにしみじみ読むといいなあと思うのはチャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」です。強欲ななおじいさんのスクルージがクリスマスの前にみる光景を読んでいると、自分のことばかり考えていてまわりのことを慮らないのは結果として自分自身を孤独へと閉じ込めてしまうこと、幽霊がそうして教えてくれたことでスクルージは今までとちがうクリスマスを迎えることができるのです。
ディケンズのほのぼのとしたユーモアある文章で、深刻にならず、生きていくことに大切なことをさらりと示してくれるのもこの寒い時期にほっと暖かくなるようです。・・・続きを読む

「絵本で心の冬支度」by id:CandyPot


心まで縮こまってしまいそうな冬は、あったかなお話の絵本に囲まれて過ごしたいと思います。この冬、手元に置きたい本を、いくつか本屋さんで見つくろってきました。

もりのセーター (PHPにこにこえほん)

もりのセーター (PHPにこにこえほん)

ふたごのくまさんが、枯れてしまった大きな木を見つけます。・・・続きを読む

「雪の不思議」by id:natumi0128


私が冬に読みたいのは、中谷宇吉郎の『雪』です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003112423/hatena-q-22
著名な雪氷学者である著者が、雪のできる仕組みなどについて、優しく解説をした本です。
雪はただ降ってくるのを眺めるだけでも、十分に風情があって美しいものですが、どうしてその形になったのか、だとか、そもそも雪って何だろう、ということを知ってから眺めると、さらに興味深く眺められるのではないでしょうか。
「顕微鏡で花の構造を子細に点検すれば、花の美しさが消滅するという考えは途方もない偏見である。・・・続きを読む

「わが家の新嘗祭に植樹を計画」by id:watena


なぜ五穀豊穣を祝う日に植樹を、と思われるかもしれませんが、作物の実りは太陽と水と土があってこそのもの。それらに感謝するセレモニーの形として、木を植えるのが最適ではないかという発想です。
何を植えるかですが、これは家族で何日も考え合いました。季節がそろそろ冬に近付いていますから、落葉樹はそろそろ休眠期に入って移植可能な時期になっています。今の時期なら、庭木として人気がある樹木、たとえばサツキや梅やニシキギなどの植え付けに適していると思われます。わが家でも、これらが候補に挙がりました。
しかし最終的に松が選ばれました。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYオータム・ウォーキング〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:TomCatさん、ご投稿ありがとうございました。




背負い篭と銀杏
このクラシカルな背負い篭に入っているのは、拾ったばかりの銀杏です。周りのぶよぶよした果肉はあらかた取れていますが、まだ匂うので、しばらくそのまま放置してあるようです。付近にちょっと泥まみれになった銀杏がうずたかく貯まっていたので、しめしめと採ろうとしたら、現地の人が「やめとけ、そりゃ狸の貯め○だ」。狸は排泄場所を一ヶ所に定める習性があるので、出した物が山になるんですね。それが雨で洗われて、消化されなかった銀杏の中身がまとまって出現したというわけです。人と野生動物が一緒に生きている、のどかな山村での一コマでした。


スナップコメント

銀杏を拾い歩きながら、ポイポイと背負いカゴに入れていく…。
そののどかな秋の里の光景が目が浮かぶようなスナップですね〜w
木の枝を使って手作りされた素朴なカゴにも、心和んでしまいました。
それにしても「狸の貯め○」とはなるほど、山里ならではのエピソードでちょっとビックリ!
−ハザマ−


»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。