祝3周年スペシャル”-My Favorite IECOTO Practice!- 各賞発表
みなさまこんにちは、ハザマです。今日は、感慨無量で胸がいっぱい! 素晴らしい語らいを展開して下さった、祝3周年スペシャル”-My Favorite IECOTO Practice!- の「アニバーサリー」賞・ピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です! みなさまがこの大きな節目の企画に、どれほどの思いをこめてじっくりとルポを書き綴って下さったか、ちょっと感動して涙してしまいました。3年もの長い間、〈イエはてな〉が暮らしの文化を生み出しながら、こんなにもあたたかい輪をひろげつづけてこられたのは、ここにご紹介するみなさまをはじめ、イエを愛する素敵なフェローズのおかげと本当に感謝でいっぱいです。さっそく、語らいの積み重ねを伝えてくれるメッセージの数々をご紹介いたします!
祝3周年スペシャル“イエ・ルポ”-My Favorite IECOTO Practice!- 各賞発表
このスペシャル企画では、「〈イエはてな〉発、一番お気に入りのイエコト&実践ルポ」をテーマに掲げてご投稿頂きました。
今回うれしかったのは、これまでの一つひとつの語らいのテーマをたくさん掘り起こして下さり、暮らしを楽しむきっかけになったお題も一緒に教えて下さったこと! 「私たちのイエからエコロジー!暮らしのCO2削減アイデアコンテスト」「“イエ・ルポ2”#028〈真剣に怒ったこと・怒られたこと〉」「〈あの時聴いた思い出のメロディ…心に残る歌〉」「七夕・星祭に」「あなたと家族のこの夏の思い出」「掃除の日に」などなど、いろんな見方で思い出して語って下さいましたね。そして、3年間の語らいをじっくり読み返して下さったことが伝わるたくさんの書き込みの引用、idコールもしっかりして下さって、まさにお互いに賞を贈り合うという語らいに。そんなツリーの中で〈イエはてな〉らしいハートフルなやりとりが交わされてココロをじんとあったかくしてもらったり、まとめられたイエコトやその実践ルポがとても参考になった!とさらに語らいがひろがっていったり。小さなサプリが豊かなライフカルチャーになってきた、そんな〈イエはてな〉の3年間の着実な語らい・活動の歴史が凝縮されたスペシャルいわしになりました!
そのなかから、まさに〈イエはてな〉発の素敵な暮らし提案を生活文化にまで高めて語って下さったルポを、「アニバーサリー」賞・ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせて頂きました。ここにご紹介するメッセージとともに、ぜひいわしのツリーでのコミュニケーションもご覧になって下さい! 今回の感動は、その充実したあたたかな語らいのやりとりでしたから! このいわしを、〈イエはてな〉の宝物としてずっと大切にしていきます!
■
私は、サプリ本にも掲載されていた
■ ベランダで、ミステリープランター(YuzuPONさん)
http://q.hatena.ne.jp/1165991818/61545/#i61545
で、自然の植物と身近に接する楽しみを満喫しています。
うちはマンションで庭がないので、植物との触れ合いは無理だと思っていました。
でも、
■ 身近な自然を楽しむ雑草マップ(YuzuPONさん)
http://q.hatena.ne.jp/1165385974/60059/#i60059
この書き込みを読んで、どんな都会にもがんばって生きている自然の植物がある、
それに注目していくことで庭が無くても自然の命と触れ合えることを教えられました。
その書き込みの続編として書かれたのが「ミステリープランター」のアイデアです。
シャベルと袋を持って、そのへんの土を何種類か採取して持ち帰ります。それを空のプランターに入れて水をやっていると…。しばらくして何かの植物が生えてきます。何が出てくるかわからない「ミステリープランター」です。
面白い!!とさっそくシャベルと袋を手に土採集散歩。
勝手に掘ると怒られますから採集出来る場所は限られますが、
近所の子供に頼んで小学校の校庭の土をもらったり、
工事をしているおじさんにお願いして一握りの土を分けてもらったりして、色々なサンプルが集まりました。
それを適当な容器に入れて、お水を上げながら様子を見ていると、生えてきます、色んな草!!
これは初期のころ、マンションの外れの土が露出している所から掘ってきた土を入れておいた鉢です。
最初はカラカラの、何の命の息吹も感じられない土だったのに、お水を上げていたら小さな芽が生えてきて、最初の一年でちょっとしたミニ野原になりました。
そして2年以上が経過した今はこんな感じ。
採取してきた時とは比べ物にならない瑞々しい命がひしめいています。
これは小学校の校庭の隅っこの土。
何が生えてきたのかと思ったらオオバコでした。
校庭の土ですから、水を与えていくと、土が締まってカチカチになってしまいます。
(採取してきた土はそのまま使います。堆肥や腐葉土などの土壌改良材は一切混ぜません)
それでもこんなふうにしっかり根を張って育ちました。
さすが踏まれてもすくすく育つ元気草。
こういう草に見守られて過ごす子供たちは、きっと元気いっぱいに育ちますね。
これはわが母校の高校の、体育館の裏の土です。
あはは、なにこれ。ネギの仲間みたいのが生えてきました。
香りもしっかりネギ。
あさつきとか、そんな感じの植物みたいです。
これ、きっと食べられると思うなぁ。
来年どんな感じに育つか楽しみです。
しかしなぜ体育館の裏にこんな命が…。
こういうのって、種子で増えるんじゃないですよね?
土の中に根っこの玉が混じっていたとしか思えません。
付近にそういうものは生えていなかったと思いますので、
きっと工事で運ばれてきた土の中に混じっていたのを、私が掘ってきたんだと思います。
これは、
■ [屋上緑化に使える!]マンネングサの花の観察[むにむに草](iijimanさん)
http://q.hatena.ne.jp/1241758219/216107/#i216107
で教えていただいた「むにむに草」に違いありません。
この「むにむに草」の仲間は、その強さや育てやすさ、環境への適応能力から、ビルの屋上緑化に活用され始めているのです。むにむにと膨らんだ葉は水を保つ機能を持ち、乾燥にも強いのだそうです。
本当にその通りですね。
この写真は今朝撮った物なんですが、この季節でもこの瑞々しさ。このむにむにさ(笑)。
ここからたくさん増やしてみたいなぁ。
うちのマンション、屋上緑化に取り組まないでしょうか。
これは公園のお掃除をした時にもらってきた土から生えてきたカタバミさん。
ハート形の葉がかわいいですね。
カタバミは繁殖力が強くて、一度根付くと、刈っても刈っても生えてきます。
このことから子孫が絶えない、家運隆盛・子孫繁栄のおめでたい家紋として、昔から好まれてきたそうです。
来年はもっと育って花が咲くかなぁ。楽しみです。
最後に、秋らしいスナップを一枚、ご紹介しますね。これがもしかしたら、
■ 草も紅葉するのをご存じですか?(YuzuPONさん)
http://q.hatena.ne.jp/1256100721/237878/#i237878
で教えてもらった「草紅葉」ではないかと思います。
何という名前の草かはわかりませんが、気が付いたらこんなふうに色づいていました。
庭のないわが家にも紅葉がやってきました。なんてすてきなことでしょう。
イエはてなには、植物と触れ合う喜びを教えてくれるサプリがたくさんあります。
■ 土をさわろうキャンペーン(vivisanさん)
http://q.hatena.ne.jp/1171429627/72821/#i72821
■ 家族の絆も深まった夢の「雑草ガーデン」作り(CandyPotさん)
http://q.hatena.ne.jp/1241758219/216516/#i216516
ほかにも、色々教えられた書き込みがたくさんありました。
私は以前、こんなことを書いていました。
■ 雑草が生やせる幸せ TinkerBell
http://q.hatena.ne.jp/1217825469/179263/#i179534
でも今は庭がない暮らしだからこそ、雑草と呼ばれる自然の植物の尊さがわかったことに感謝しています。
これからも身近な植物と触れ合いつつ、季節感のある暮らしを楽しんでいきたいと思います。
■
イエはてなに出会って多くのイエコトを学んできましたが、特に感化されたのが野菜や食のテーマでした。私はちょうど『リブ・ラブ・サプリ―今日できるいいコト、365日暮らしのサプリ』の発刊直前から参加させていただいているので、最初のサプリは本や過去のいわしを閲覧して、自分の知らないサプリを再発見させてもらっています。
さてサプリ本でも既出ですが、id:momokuri3さんの『週に一回完全菜食キャンペーン』にとても惹かれました。
http://q.hatena.ne.jp/1171429627/72823/#i72823
ベジタリアンではありませんが、断食健康法と似たような原理で、完全に植物性の食事だけで過ごす日を作るといいと聞いて実行しています。
昼食が外食になる平日は難しいので主に土曜日になりますが、この日は食事以外にも、牛乳も豆乳に変えたりして、極力動物質の物を避けます。
そのかわり、冬なら芋を焼いたり、夏ならトウモロコシを茹でたりして楽しみます。べつにダイエットをしているわけではないので、美味しい物は腹一杯いただきます。
週一度の完全菜食は体にいいようで、特にお通じがとてもよくなった気がします。
といっても、私の記憶力では完全菜食の1日を送るのは、ちょっと物忘れをしそうなので、野菜レシピを充実させれたらもっと素敵な食卓になるのではないかと、野菜レシピについて注目するようになりました。
そんな中、我が家で格別にヒットしたのが2つあります。“イエコト・ミシュラン” #012 「生の美味しさを活かす!ベジタブルメニュー」を教えて下さいでの、id:CandyPotさんの『夏においしいフレッシュな生野菜カレー』 http://q.hatena.ne.jp/1210567743/163992/#i163992。
そして“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON” #012 「初夏の味覚」より、id:vivisanさん(とid:hanatomiさん)ご紹介の『紫蘇ジュース』でした http://q.hatena.ne.jp/1211950505/166273/#i166273(いわしでは『梅ジュース』のタイトルで、ダイアリーにて紫蘇ジュースの作り方が紹介されています)。特に紫蘇ジュースは、紫蘇から自宅で栽培するようになったので、フードマイレージを微量ながら短縮もできましたし、エコな庭生活を広げるきっかけにもなりました。
<生野菜カレー>
<紫蘇ジュース>
ちなみにカレーに関しては、様々なテーマで話題になりましたね。例えば“イエコト・ミシュラン” #016 「インスタント食材を活かす!デリシャスレシピ」を教えて下さいでは、id:teionsinonomeさんの『レトルトカレーでカレードリア』 http://q.hatena.ne.jp/1215406101/174030/#i174030。また、“イエコト・ミシュラン” #024 「子供も大人も!食べ物の好き嫌いをつくらない&なくすアイデア」を教えて下さいでは、id:tibitoraさんの『カレーに入れてみる 』で、甥子さんとのやり取りも紹介されました http://q.hatena.ne.jp/1226292753/191621/#i191621。
レトルトカレーで簡単に野菜入りドリアにもできるし、手作りカレーは好き嫌いをなくすメニューにうってつけの上、先程の生野菜カレーも栄養バランスを整えトッピングで楽しめるレシピでもあります。リブ・ラブ・サプリ #037 「健康食」のテーマで、id:shimarakkyoさんが『カレーって、実は究極の健康食?』 http://q.hatena.ne.jp/1187758044/111402/#i111402 と紹介されていますが、健康食だけでなく万能食でもありますね。
話は少し脱線しますが、他の食材の調理時に使えるワンポイントアドバイスなども、イエはてなでたくさん学びました。イエコト・ミシュラン#008 「100円レシピ大集合!ローコストアイデア」を教えて下さいでは、id:TomCatさんの『さっぱり鶏唐揚げ丼定食』から鶏肉を美味しくするアイデアを拝借。これはとっても役に立っていますよ、もちろんカレー肉としても(笑)。
http://q.hatena.ne.jp/1205124718/150021/#i150021
皮を取り除いた鶏肉は一口大に切ってポリ袋に入れ、酒・醤油それぞれ大さじ1/2、おろし生姜少々、にがり1滴を振りかけて揉み込み、30分そのまま寝かせておきます。にがりを1滴加えるのは、鶏肉をジューシーにするおまじないです。これで安いパサパサの鶏肉も美味しく変身。にがりはその名の通り苦いので、加えすぎないように注意してください。1滴です、1滴。
また、“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON” #031 「春野菜を楽しむ」からも、健康的であり旬の野菜を楽しむレシピの一つピックアップ。id:TinkerBellさんの『冬のキャベツと違う!春キャベツのトクベツを味わいましょう』は、本来の回鍋肉と見た目はさほど変わらないのに、とってもあっさりして美味しかったです。ヘルシーライフにこだわる方は、ぜひぜひお勧めです。
http://q.hatena.ne.jp/1239771316/213584/#i213584
春キャベツの「トクベツ」を生かした回鍋肉もご紹介してみましょう。
回鍋肉に使う野菜は油で揚げますが、
ここでは春キャベツの「トクベツ」を生かすために茹でて和えることにします。
それに、ここでは同じツリーでid:watenaさんが『「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」でも 』で新キャベツレシピを紹介してくれました。ホットプレートで試しましたが、これも手軽にできて面白味もありました。
http://q.hatena.ne.jp/1239771316/213584/#i213776
具体的にはホットケーキの生地を作り、そこにお好み焼きよろしく春キャベツを混ぜる。ただし柔らかさが特徴の春キャベツなので千切りなどにはせず手でちぎって入れる。これをホットプレートで押しつけながら薄く焼き、できあがったキャベツ入りパンケーキにハムやスライスチーズを挟みながら何層にも重ねていくという内容でした。
ここまでは試した野菜レシピなのですが、まだまだイエはてなのいわしの中には、試してみたいレシピがいっぱい!
“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON” #021 「根菜を楽しむ」の『カボチャをまるごとつかったチーズフォンデュ』(id:vivisanさん)http://q.hatena.ne.jp/1225258034/190694/#i190694。カボチャを器に使ったお洒落な野菜レシピ。ボリューム感もあるので、まだ尻込みしています(汗)。
"イエコト・ミシュラン" #037 「コレが美味しさの秘訣!我が家自慢の漬け物レシピコンテスト」の『熟成麹が旨味の秘密、三五八(さごはち)』(id:Oreganoさん)http://q.hatena.ne.jp/1244436908/220163/#i220163。糠みそや浅漬けとは違い、麹を使った伝統のお漬物。お漬物ビギナーには難しそうですが、いつかチャレンジしたい逸品。
"イエコト・ミシュラン" #044 「美味しい、ヘルシー!野菜スイーツレシピ・コンテスト」の『天然オリゴ糖がお腹に優しい、ヤーコンのハチミツコンポート』(id:Fuelさん)http://q.hatena.ne.jp/1254113424/235390/#i235390。ヤーコンについても詳しい解説があり、電子レンジで簡単に作れるところが魅力の野菜スイーツ!そうだ、ちょうど11月の今が旬のお野菜ですから、これはすぐにでも試せますね♪
挙げればきりがありませんが、最後に我が家でも定着させたい野菜レシピで〆ようと思います。サプリ本1月1日に掲載され、イエ・ルポ #006 「我が家ならでは!の年末年始行事」を教えて下さいに投稿された、『新春初の膳は塩だけで味を付けた大根汁』(id:TomCatさん)http://q.hatena.ne.jp/1166160369/61691/#i61691。サプリ本では大根汁のみ掲載されていましたが、いわしを紐解くと干し大根や白菜の話題で大盛り上がり。
こんなツリーの盛り上がり方を見ると、楽しくて嬉しくて、年月がたっても忘れようにも忘れはしないでしょうね。これからも盛り上げていって、イエはてなのいわしにマイスターツリーがたくさん出来ることを願います。
■
「ことのは手帖」とは、心に触れた言葉の数々を書きとめておくノートです。「紙と鉛筆があれば、心の情景を書きとめておくことができる」――。これは短歌を勧める祖母と母から、いつも言われていたことでした。ただ、わたしは情報収集はできても整理が苦手。そこで自分は紙片ではなくノートにしてみたわけです。
気になる言葉は、いたるところに落ちています。新聞での一言、雑誌での表現、他の人の詠んだ短歌の節など。海外暮らしなので、日本語に触れる機会はほとんどが文字。音で聞くことがないので、その分、目から入る視覚イメージで感性に響いた言葉をどんどん拾い留めます。こうして集めた言葉や言い回し、フレーズを1か月に一度眺めなおし、自分の気持ちに問いかけ、短歌七首にして投稿するのです。
(『ことのは手帖』 id:asukabさん)
http://q.hatena.ne.jp/1214973884/173331/#i173331
私は短歌などは詠めませんが、言葉の大切さは日々感じていました。日頃何気なく使っている言葉の中に、長い歴史の中で積み重ねられてきたたくさんの人々の暮らしが隠されています。
たとえば、こんなことを教えてくれたいわしがありました。
虚礼廃止ということが言われて久しくなります。本来のお中元はちゃんとした心のこもった贈り物であり、虚礼などではなかったと思うのですが、挨拶や感謝の言葉を交わすこともなく物だけが届く現代のお中元は、虚礼と言われても仕方がありませんね。
(中略)
禮(礼の旧字)とは、祭祀に使う机をかたどった「示」に、形よく供え物をが並べられた様子を表す「豊」が合体した文字です。神様への真心を込めた供え物、それが「礼」の字の本義です。真心がこもっていなければ物だけで、礼にはなりません。
(『お中元の虚礼を「実礼」に変える』 id:C2H5OHさん)
http://q.hatena.ne.jp/1245819281/222639/#i222639
礼という言葉は神様への供え物から生まれた言葉だったという気付きは、お辞儀の礼、礼儀の礼、ありがとうのお礼、その他様々な、日頃形としてしか受けとめていなかった「礼」に対する意識を変えてくれました。
またこちらのいわしからは、室礼(しつらい)という言葉の意味も教えてもらいました。設置の「設」の字は「設え」(しつらえ)とも読みますが、これも室礼と同じ意味があったのかと想像しています。
『部屋にも真心、《室礼(しつらい)》の心』 id:TomCatさん
http://q.hatena.ne.jp/1252471828/232224/#i232224
また、別の所では、今まで意味不明だった「立春大吉」のお札の意味を教えてくれるいわしもありました。これも目からウロコ。
立春の朝にこれを書いて貼っておくと、一年間災厄から守られるというおまじないです。神社からもらってくるとかではなく、自分で書いて貼ってもいいので、皆さんもぜひやってみてくださいね。
(中略)
墨が摺れたら書いていきますが、字をよーく見てください。
立
春
大
吉
ね、左右対称な文字ばかりでできているでしょう。この左右の対称さが吉を呼び厄をよけると言われています
(『立春大吉』 id:MINTさん)
http://q.hatena.ne.jp/1233118479/201709/#i201709
あのお札にはそんな秘密が!縁起のよい意味を持ち、なおかつ左右対称の言葉。いったい誰が編み出したのでしょう。
「美しい」についての次の書き込みも、心に深く残りました。
玄関から、新しく豊かなものがいっぱい入ってきますように、と考えたら、もう一つ好きな日本語の語源を思い出しました。「美しい」という言葉です。美しいという言葉は、もともと「空(うつ)」なるところに「奇(く)しい」ものがやってくる、という考えから生まれたという説です。
(中略)
私はこの「美しい」の語源を前から大切にしていて、新しく美しいものが入ってくるように、本棚や棚もぎゅうぎゅうにせず常に空いたスペースを作っておいたり、頭の中も古いものでいっぱいにせず出来るだけ新しいものが入ってくる余裕を持てるように心掛けています。ちなみに、新しいものというのは新品とかいう意味ではなくて、自分にとって新しいもの、古いというより美しいもののことを想っています。
(『玄関に大きな空の器を置いておきます』 ハザマさん)
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071128#SapriF
語源の説だけでなく、本棚も頭の中もギュウギュウ詰めにしないで余裕を作っておく、それが心や暮らしを美しく楽しくしていく秘訣なんだという考え方は、その後の私の毎日に大きな影響を与えてくれました。
そのほか、イエはてなには、心の琴線に触れる様々な言葉がたくさんあります。もちろんイエはてな以外にも、言葉のある所ならどこででも、新たな発見や感動が生まれます。そういう言葉を、気が付いた都度メモしていくのが「ことのは手帳」。ここに言葉が貯まっていくにつれて、毎日が楽しく、豊かに変わっていきます。サプリ手帳の言葉特集と言えるでしょう。
私はこのための手帳として、次のような物を作って使っています。
表紙は百円ショップで買った手帳の物。中身はチラシの裏紙です。いっぱい書いて紙が無くなったら、すぐ新しい裏紙メモ帳に差し替えます。こうして紙を惜しまずどんどん書いていくことがこの手帳の秘訣。そのためには、裏紙を使うに限ります。
なお、こうした文房具の自作の習慣は、
『袋とフリーペーパーなどでスクラップブック』 id:Lady_Cinnamonさん
http://q.hatena.ne.jp/1211777751/167108/#i167108
などの書き込みがいい刺激と参考になっています。
貯まったメモには表紙を付けて、書き始めと書き終わりの日付を転記して棚に並べています。書くだけでなく、時々読み返していくと、さらに新しい発見が色々生まれます。
言葉は暮らしの基本のひとつ。言葉には「今日をちょっと楽しく、特別にする」力があります。そんな言葉たちにインスピレーションを得て、私なりの新しいイエコトを作っていけたらいいなと思っています。
■
ぎりぎりまで、何を書こうか迷いました。イエはてなと共に過ごしてきたこの三年間は、私にとってかけがえのない転換の三年間でした。学生時代から体育会系一筋で過ごしてきた無粋な私が、今は絵を描き、ギターまで爪弾く文化生活(笑)。もちろん上手下手は別問題ですが、暮らしに様々なアートを取り入れて楽しく毎日を送っている皆さんの姿に刺激されて、いつのまにか私の毎日もこんなに豊かになりました。
でも一番の変化は家族との時間。特に、かつてないほど両親との語らいの時間が増えたことが、私にとっての大転換でした。私もおそらくそのうち、新たな家族を得て独立する時が来ると思います。成人して、同じ大人として両親と接しつつ、同じ家に住む家族として過ごしていく期間。それはけっして長い時間ではないと思います。その貴重な時間をこんなにも豊かにしてくれるイエはてなの存在。それが私にとって最も大きな実りです。
きっかけは、このいわしでした。
■ 選挙前の家族討論会
id:MINTさん
情緒ないですけど…。ベルマーク集め会議が恒例のわが家では、選挙が近くなると家族討論会も開かれます。これは私や弟がまだ選挙権の無かったころからの恒例行事で、生きた社会勉強をさせたいという父の発案で始まりました。
(略)
ルールは、誰がいい、誰が悪いと言わないこと。候補者はみんな自分の考えがいいと思って言っているので、それをけなすのはルール違反です。ただ誰がどんなことを言っているのかの比較だけを話し合います。
今どきこんな真面目な家族の集いを行っている家があるのかという驚きは大反響を呼び、ツリーはどんどん大きく育ちました。しかし私がすばらしいと思ったのは、こんな固い話し合いなのに、それが家族の楽しい団欒の中で行われていたことでした。
そして、テーブルの上にお菓子を並べて、お茶を飲みながら会議が始まります。
一通り比較検討会が終わったら、残ったお菓子をみんなで食べて終わりです。
そして、この書き込み。
■ わっしょい!!
同じくid:MINTさん
家訓というか、わが家の合い言葉が「わっしょい」です。なにかをする時はみんなでテーブルを囲んで輪になって、せえの、わっしょーい!!
父が言うには、わっしょいの語源は和一緒で、和をもって一緒にやっていくという時のかけ声なのだそうです。本当かどうかはわかりません。でも、私の家ではそういう意味に使われています。
わが家のなんでも家族会議の習慣も、わっしょいの心からうまれてきたものです。
選挙前の家族討論会だけでなく、何でも家族会議。その根底にあるのは「わっしょい」の心。これに感動しました。私もこんな家族生活がほしいと思いはじめました。この頃、親しい友人が次々と一人暮らしに移行しはじめていましたので、私もこの家にいる時間が有限であることを、そろそろ感じはじめていたのかもしれません。
父も母もネットを使いますから、まずはじめにイエはてなのことを紹介してみました。もちろん自分が参加していることは最初は伏せておきましたが、「わっしょい」のツリーがあったイエ・ルポ #016 THEME「いつも心に!我が家の教訓・家訓&注意書き」
http://q.hatena.ne.jp/1174023489
などは、家族の話題にぴったりでした。父も母もイエはてなのいわしを覗いて、それぞれに興味を持ってくれたようでした。
父が晩酌を傾けながら、
■ 恋は命とおなじ
id:TinkerBellさん
古い歌の歌詞の一節だそうです。
父と母がまだ結婚前、何かで大げんかをしたことがあるそうです。
二人とも、もうこんな相手とは一緒にいられない、別れようと思ったそうです。
その時、この歌詞が流れてきて、二人とも、
恋は命と同じで一度失ったら二度と取り返せないんだと思ったそうです。
そして、母は父が最初に口を開いたと言います。
父は母の方から言い出したのだと言っています。
ごめん、って。
それから話し合って、二人が同じことを同時に考えていたとわかって、仲直りできたのだそうです。
以来、何かがあるとこの言葉を思い出して仲直りする、父母の間の家訓のような言葉になっています。
私に対しては、母は、恋は命と同じだから誰にでも必ずあるのよ、と言います。
どんな人でも必ず誰かに愛されるという意味に考えても、すてきな言葉ではないかと思います。
この書き込みのことを話題にしはじめました。「俺たちにもこんな時代があったな」と言うと、母が真っ赤になっていました。その時、世代が違い価値観も違うと思っていた父母が、とても身近に感じられたのです。
部屋に上がって前述のMINTさんの2つの書き込みをプリントアウトして戻り、こういう家が増えたら社会が変わるねと言って見せると、すぐに「わが家から変えてみるか」と合意が成立。これが記念すべきわが家の最初の家族会議になりました。
それからは色々なことを話し合ってきました。わが家の家族会議のスケジュールは、たいてい週末です。父も私も外の付き合いがありますから毎週というわけにはいきませんが、今週は語り合うかと予定がまとまると、父母と私が交代で飲み物食べ物を用意します。
「これが今話題のスイーツという物らしいぞ」
「こ、これはもしや」
「なんとか言う格闘家が大好きだというねんりん家のマウントバームだ」
父のチョイスはなかなか凝っています。家族会議のために、会社で若い社員から熱心にリサーチしてくるのだとか。
私はワインとそれに合わせたチーズなど。
「お前が用意する日は酔っぱらって討論にならんな」
「そりゃ飲み過ぎだって」
楽しいひとときが繰り広げられます。
もちろん母が担当の時には、腕によりをかけて色々な料理を用意してくれます。イエはてなでも話題になっていた秋らしい炊き込みご飯は、わが家ではこの家族会議に登場しました。
議題に上った話題は、地球温暖化問題から部屋の模様替えに至るまで様々でしたが、最も盛り上がったのは、父の故郷の合併問題でした。父は、懐かしい町の名前が消えることを、とても残念だと嘆いていました。親戚に聞いてみると、もううちの町は限界だ、隣の大きな市の財政力に頼るしか活性化の道はないと言います。しかし別の親戚は、隣の市だって財政が苦しいんだからこっちの面倒まで見てくれるはずがない、合併すれば今の町の主体性が無くなる上に財政の保証までなくなると心配していました。町内会長をしている親戚は、町内会としてのタテマエは賛成、でも住民の気持ちは反対、政治の駆け引きがあるから嫌を嫌と言えない空気があると、内情を説明してくれました。そういう親戚の生の声を聞いて、家族で話し合い。父は、いつか生まれた町に戻りたい、退職後は故郷の町おこしに新しい生き甲斐を見つけたい、今はそのための帰れる町が残っていくよう、外から応援するしかないと言いました。今私は、そんな父をどう応援するかを考えています。
もちろん家族会議には、家のメンテナンス計画なども話に上ります。私もDIYは大好きですから、こういう話題は燃えてきます。たとえば、こんなツリーが話題に上りました。
■ 玄関先の段差を無くす
id:C2H5OHさん
たいていの家の玄関は、ドアの前が一段高いコンクリートのタタキになっています。友人の家ではタタキの周りに土盛りをして、この段差を無くしてしまいました。現在は実験中ということで将来的には盛った土を取り除いて元に戻すことも有り得るとのことですが、庭との急激な段差がない玄関はとても安心感があり、重い荷物をキャスターで運び入れるのも楽々です。また庭とタタキがなだらかなスロープ状の盛り土でつながれたとはいえ、玄関が一段高いことには変わりがありませんから、雨が降っても雨水が玄関に流入することはありません。
友人は、なぜわざわざ玄関先に段差をつけるのかその必要性が分からない、スロープ状上がり口が普通になれば車椅子の人も楽だし、酔っぱらって玄関でけつまづく人もいなくなってみんな幸せになれるのにと言っています。
玄関のタタキの段差解消は、大いに興味をそそられるテーマでした。
「すりつけというやつだな、道路工事の時など、一時的に段差が出来る場合は、このすりつけの施工が欠かせない」
「車道はもちろん、歩道などにも段差を無くす土盛りや一時的なアスファルトの仮設があるね」
「安全のためには段差解消が欠かせないという常識があるのに、それが家に適用されていないとは、考えてみればおかしな話だ」
「よし、わが家でもやってみようよ」
わが家ではごく簡単に、ホームセンターなどで売られている歩道用段差解消スロープを設置することで対処してみました。
例 http://www.j-sanyou.co.jp/smile/kaiteki/rcl_roadupg.html
玄関のタタキの高さは歩道の段差とは違いますが、それは土盛りをしたり土を削ったりすることで調節出来ます。
この試みは大成功で、キャスター付きの旅行カバンも、買い物用のキャリーも運び入れ楽々。バリアフリーはそれを必要とする特別な事情の人だけでなく、あらゆる人に便利なんだと実感することができました。
イエはてながわが家にもたらしてくれた、語らいという習慣。家族会議という一見固い行いも、イエはてな流になるとこんなに楽しい団欒になり、そこから色々な行動が広がって、大きな実りにつながっていきます。イエはてな4年目のこれからは、できれば父や母にも書き込み参加を勧めたいと思っています。そうすれば、仮に私が今の家を出て独立したとしても、いつもイエはてなという同じ屋根の下で一緒の語らいが続けていけます。。
■
この三年間で私の生活に最も影響を及ぼした存在、それは猫でした。
http://q.hatena.ne.jp/1202100646/143815/#i143815
それまで動物を飼ったことが無かったわが家が野良だった猫を家族にしようと決意した背景には、イエはてなでの様々な語らいが大きく影響していたと思います。わが家では父も母も密かにイエはてなのファンで、二人ともほとんどのいわしに目を通していましたから、家族の共通の話題はほとんどイエはてな。現代は、親の仕事を子が受け継ぐといった“親子の共通項”がない時代ですから、それが断絶の一要因になっているのではないかと思いますが、うちではイエはてなが家族共通の関心事になったことで、家族の会話がとても多くなっていたんです。そこでこんな愛情いっぱいの書き込みが話題に上れば、家族の気持ちの中に、動物と暮らす幸せに憧れる心が芽生えてきます。
「ペットに感謝状」id:Oreganoさん
http://q.hatena.ne.jp/1172033632/74831/#i74831
私は猫の日と、秋の動物愛護週間の年二回、愛猫に感謝状を贈っています。猫がいてくれることでどんなに癒されるか、どんなに勇気づけられるか、どんなに幸せかというようなことを言葉にしてカードを作り、ごちそうに添えて贈ります。
猫はカードなんかそっちのけでごちそうにまっしぐらですが、感謝の気持ちを言葉にすることで、自分の気持ちとして猫がどんなに大切な存在なのかを再確認できます。
毎回「賞」も贈ります。つらいときの慰めで本当に助けられたと思った年には「癒しの名人位」、病気を乗り越えて元気になってくれた年には、お薬や注射を本当にいい子でがんばって受けてくれたので「猫の勇者」賞を贈りました。
卒業生が胸に付けるリボンみたいのに受賞名を書いてテープで胸に仮止めして記念写真を撮りますが、これは猫には迷惑なようで、一瞬にしてペッと取られてしまいます。
こんなにゃんこのかわいいエピソードも、わが家の話題をさらいました。
「担任の先生を呼ぶ猫」id:MINTさん
http://q.hatena.ne.jp/1169186115/66848/#i66848
小学生の頃、三毛猫を飼っていました。もうおばあちゃんの猫でしたが、すごく可愛くて、そして頭が良くて、ペットというより私のお姉ちゃんのような存在でした。
事件は、家庭訪問で担任の先生がきた時に起こりました。先生とお母さんと私とで話をしていると、幼児のような声で「なかがわー」と聞こえてきたのです。担任の先生は中川先生といいます。先生は「はい?」と言いながらきょろきょろ。そうしたら猫が、「なかがわー、なかがわー」と鳴きながら部屋に入ってきました。猫の鳴き声なら「にゃがごにゃー」になりそうですが、そうでなく、本当に「なかがわー」と聞こえたのです。これには先生も私もお母さんも大笑いで、みんなで涙を流しながら笑ってしまいました。
それからも猫は時々「なかがわー」と鳴きました。私が小学校を卒業しても、時々「なかがわー」と鳴いていました。猫も、やさしかった中川先生も、なつかしい、いい思い出です。
最初のイエ・ルポで登場したハザマさんの楽しいエピソードも忘れられません。
イエ・ルポ #001「家の中でのユニークなオキテ」by ハザマさん
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20061110#1163036851
うちの実家にはネコが二匹います。一匹は年寄りですが、もう一匹はまだ若くとびきり元気でヤンチャなオス。特に若い方が一階でも二階でも常に外に出てやろうと隙を狙っています。そして玄関を開けた瞬間、ベランダや勝手口を開けた瞬間にシュッと出てしまう。出ると世間知らずのネコ息子に気をもむことになるので、油断してネコを外に出してしまったら一回500円の罰金徴収!父や弟などは隙だらけで、一日に二回も三回も出してしまうこともあり、日ごとに罰金箱には500円玉と千円札がザクザク。そのお金は、私が帰省するお盆とお正月の家族の遊び資金になります^^。この前のお盆には半年で7万円以上も貯まっていました。おかげで外で暮らしている私は一銭も払わず、美味しい外食三昧の盆正月を過ごすことが出来て大助かりです。V^^V
こういう話題が出てくるたびに、動物がいるとイエが明るく楽しくなるね、もしうちで飼うとしたら犬がいい?猫がいい?などという話題に発展していました。動物が家族に加わることの幸せを、わが家はイエはてなを通して知ったわけです。
もちろん、命ある存在はいつか天に召されます。動物は人間より寿命が短いですから、どんなに愛しても、たいていの場合、先立たれてしまいます。その悲しみを味わいたくないから飼うことをしない。わが家も最初はそんな考え方が主流でした。しかし、このツリーが、けっして別れは悲しみばかりではない、ありがとうと言える最後が迎えられる幸せというものもあるということを教えてくれました。
http://q.hatena.ne.jp/1169186115/66744/#i66744
id:mekishikoさん
そして、TomCatさんが愛犬の最期に伝えた「ありがとう」という言葉、
心から信頼し合えていたからこそ、
心から愛していたからこそ、
そして出会いを心から感謝していたからこそ、
出た言葉なんだとしみじみ伝わってきました。
おかげさまで、うちの愛犬の最期に「ありがとう」という
言葉を伝えられたことの意味を、改めて実感することが
できました。
こうした様々な動物にまつわる心温まる話題に触れながら過ごしてきたわが家の庭に姿を現すようになった一匹の猫。それはきっと、運命の糸が導き寄せてくれたんだろうと思います。せめて冬の寒さを避けさせてやろうと段ボールハウスを用意したその時から、誰も最初は口にはしませんでしたが、家族の心の中に、この子を家族として迎え入れる準備が出来ていたんだろうと思います。猫もそのことを知ってか知らずか、驚くほどスムーズにわが家に馴染んでいきました。
しかしもちろん、動物を飼うからには、社会的な責任というものも生まれてきます。
id:janeさん
http://q.hatena.ne.jp/1243226993/218503/#i218878
念願だった庭付きの家を手に入れたのですが・・・いかんせん、狭いんです。それでも、花や木を植えようと思っていたのですが、、、今度は、ご近所の猫に荒らされて、大変なことになってしまいました。引っ越す前は知らなかったのですが、何軒か先の家が、猫を10匹以上も飼っていて、その猫がウチの庭を気に入ってしまったみたいで、毎日来るんです。お陰で、こちらの夢は台無し。猫よけ(実は、かわいそううであまりしていない)をしても、いたちごっこで、植物の方がやられてしまうんです。きれいなお庭が夢だったのに、、、その夢は一気に砕け散りました。もう、毎日、涙が出そうです。
植物を愛するような心優しい人は、庭を荒らす困った猫にだって、手荒なことは出来るはずがありません。だからといって泣き寝入りでは悲しすぎます。
しかしイエはてなには、動物を溺愛するのとは違う、人と動物の共存社会を目指していく本当の意味での動物愛護の呼びかけもしっかりありました。
「『動物の愛護及び管理に関する法律』を知ってください」
id:TomCatさん
http://q.hatena.ne.jp/1203482773/145061/#i145061
よく「動物愛護法」と略されますから、なんだよ動物だけ大切にして人間はそっちのけかよ、なんて言われますが、正式名称からも分かる通り、この法律には大きく分けて二つの柱があるんです。
ひとつはもちろん動物を愛護することですが、もう一つの重要な柱が、動物による人の生命身体財産への侵害を防止することなんですね。つまり、動物の適正な管理に関する決まりを定めて飼い主の責任を明確にしていくことが、この法律の重要な中身なんです。
動物の愛護及び管理に関する法律の「二つの柱」。動物も人も同時に大切にされる社会が作れてこその共存。本当に動物を愛するなら、飼い主として果たすべき責任の重さを知ることが大切。そういうことをしっかりと教えてもらいました。
また、このツリーでは、
「ペットたちの本当の気持ちを知りたい。」
id:ttzさん
http://q.hatena.ne.jp/1215147148/173782/#i173782
人間と一緒に暮らすペットたちって、本当はどう思っているんだろうってよく考えます。人間から見ると幸せで、そして楽しんでくれているように感じられますけど。やっぱり野生だと食べ物にも困るだろうし。それに、生まれたときから人間と暮らしていたらむしろそれが当たり前に感じているのかもしれないし。
と、よく人間の立場から考えちゃうんですけど、本当に幸せを感じていてほしいものです。
という書き込みから様々な話題に発展し、その語らいの広がりの中で、動物を擬人化して人間の頭でその心を情緒的に受けとめるのではなく、動物の習性の科学的理解を通してその心を読み解いていくことの大切さを教えてくれました。
そのほか、
・「猫のための非常対策」http://q.hatena.ne.jp/1180069115/94434/#i94434
・「猫用品をラックに陳列、必要な物は常時在庫を切らしません!」http://q.hatena.ne.jp/1251694405/231402/#i231402
・「動物の家内安全」http://q.hatena.ne.jp/1256705523/238668/#i238668
(いずれもid: Oreganoさん)
などの書き込みが実践的で、とても役に立っています。先日は家族で「動物の家内安全」の総点検を行いました。動物にとって安心な家は人間にとっても安全な家であることを実感しました。猫の非常対策用品の準備や、猫用品陳列ラックもさっそく実践しています。
こうした様々な積み重ねが、わが家の猫と暮らす幸せを作り上げてくれています。イエはてなはイエコトばかりでなく、ペットのための優良な情報がぎっしり詰まった「イヌコト」「ネココト」の最高の指南所でもあるねと、わが家ではもっぱらの評判です。
先日は中秋の名月もハロウィンも、家族揃って猫と一緒に楽しみました。わが家の「My Favorite IECOTO Practice!」は常に猫と共に。この幸せをくれたイエはてなとイエはてな一家の皆様に、心から感謝しています。
■
最初に平和を願う白いリボンが紹介されたのは、このツリーでした。
■ 白いリボンで平和の願いを身につけます
by id:MINTさん
白いリボンは平和を願うシンボルです。N.Y.をおそった同時多発テロのあとアメリカの大学生たちが、テロにも戦争にも反対するといって身につけたのが始まりだそうです。
その話を聞いて、私はいつもどこかに白いリボンを付けるようになりました。髪に結んだり、白いリボン型のバレッタをしたり。そのほかリボン型のパスタを白く塗って紐を付けてバッグに下げたり、机の上のフィギュアにも白いリボンを結んでみたりもしています。
クリスマスツリーにも、一番上の星に白いリボンを結んで平和を祈ります
(http://q.hatena.ne.jp/1163570866/55853/#i55853)
早速調べてみると、この白いリボンは、あの同時多発テロのすぐ後、コーネル大学の学生達が始めたものであることが分かりました。全米が報復の世論に沸き返っていたその時、我々は一切の暴力に反対する、卑劣なテロには平和を願う理性で応えようと、白いリボンの着用運動が開始されたのでした。
今まで、様々な平和運動がありました。しかし一部を除いてそれは多分に政治的で、趣旨に賛同して活動に加わると、いつのまにか特定の政治団体の支持層に加えられているといったことが少なくなかったようです。
しかしこの白いリボンは違います。これは特定の団体が推進するものではなく、あくまで個人の意思表示として行っていくアクションです。このリボンを付けたから何党支持者だとか、何々主義者だとか、そういうことは全くありません。
目の前でケンカが起こっていたら、理屈抜きに「暴力はダメだ、落ち着いて話し合おう」と止めに入るのと全く同じこと。人としてのごく当たり前の心で、一切の暴力が無い世界を願う行動。それがこの白いリボンなのだということが分かりました。
そしてイエはてな最初の年の年末に、ダイアリーのコメント欄で盛り上がったこの語らい。白いリボンをあしらったお正月飾りで平和を願いながら新年を迎えようというプロジェクトです。
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/comment?date=20061222#c
後にハザマさんが「リブ・ラブ〈ハッピーニューイヤー〉スナップ」で「白と緑のリボンの注連縄」を作って紹介してくれました。
昨年の暮れにもこの〈イエはてな〉で教えて頂いた平和を願う白いリボンでミニ門松を作りました。そして今度は白いリボンの注連縄を。注連縄の台だけ入手して、松と南天、水引の代わりにリボンです。また、もうひとつ、家族みんなの健康の象徴として緑のリボンも結びました。来年も、一番の願いはやっぱり健康です。リボンは市松模様が織り込まれたものにしてみると、注連縄にも合った感じになりました。みなさんのお正月のお祝い飾りも、どんなしつらいにされるのか見せて頂きたいなw
by ハザマ
(http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20081225#Snap)
私も早速、色々な所に白いリボンを取り入れてみることにしました。
まず最初はギターのお尻に有り合わせのタオルをぶら下げて、
「これを白いリボンだと思ってくれ、白のリボンは平和を願うシンボルなんだ」
とアピール。以来このエンドピンに白い布をぶら下げて演奏するのが、私の恒例になりました。今はタオルではなく、三角巾を使っています。人を傷つけるテロや戦争に対して、救護に使う三角巾で「殺すな、傷つけるな」と訴えかける意味を込めています。
これはムササビのマスコットです。ムササビは東京では西部の御岳山などに生息し、貴重な自然のシンボル的存在となっています。そこで、平和と共に自然も守りたいとの願いを込めて、この子のシッポにも白いリボン。
今もパソコンの横で、世界に平和を発信してねと見守り続けていてくれます。
ジャケットの襟に付けるリボンも作ってみました。リボンをループ状にして、シンプルなピンズで止めれば出来上がりです。これは必ずと言っていいほど「それ何?」と聞かれるので、その都度白いリボンの趣旨を説明して、輪を広げています。
ちなみに、最近様々なリボンが襟に着けられているのを見ますが、白は全ての色を含む色ですから、拉致被害者救出を願うブルーのリボンの趣旨も、こども虐待防止を訴えるオレンジのリボンの趣旨も、この白に全て含んでいるんだという気持ちで着用しています。あらゆる暴力の根絶を願うのが白いリボンです。
こちらは作業用の帽子。ここにも白いリボンを付けてアピールです。
「春のグリーンツーリズム・農村山道普請ボランティアツアー」
http://q.hatena.ne.jp/1241758219/216106/#i216106
この時も、この帽子をかぶって出かけたんですよ。農業を守っていくことも、平和があってこそですから。
これは平和を願う白いしおりです。
■ 読書を平和を生み出す力にする
by id:YuzuPONさん
読書週間は、まだ至る所に戦争の傷跡が残っていた昭和22年、読書の力で平和な文化国家を作ろうと呼びかけられてはじまったものです。戦争は、知の力で防いでいくことができる。本を読み、考え、知性と理性を磨いて新しい社会を作っていこう。そういう目的で始まったのが読書週間です。
(http://q.hatena.ne.jp/1193201006/122774/#i122774)
平和のための白いリボンのしおりを作ったらどうでしょう
by id:Oreganoさん
以前ここで、平和を願う白いリボンの話が出ていました。それになぞらえて、読書週間の本当の意義を再確認する、白いリボンを結んだしおりを作るというのはどうでしょうか。各自気に入った紙を短冊形に切って上部にパンチで穴を開け、白いリボンを結べばできあがりです。
こんなしおりをはさんだ本を持って歩くだけで、読書で知を、知を平和の力へという運動ができると思います。
そして「【イエはてな】祝2周年スペシャル"Message Together!計画"」で提案されたこんなプロジェクト。
■ イエはてな 白いリボンのしおり 実現化計画!
id:vivisanさん
(…)そして、そのしおりにココでいろいろと語られたサプリを1つ掲載します。本当は365個作りたいところだけれど、これはおいおいということにしていきます。
そして、ココが重要。表にはサプリを。そして平和を愛するイエはてなとしては、裏には平和への一言スローガンを。
この平和への一言スローガンも、イエはてなでみなさんに募集して、かいていきます。
最後にしおりのリボンは白で作ります。これは絶対に必須です。
(http://q.hatena.ne.jp/1225773579/190803/#i190803)
こうした様々な提案や呼びかけを総合して、プロトタイプとして作ってみたのが上のしおりでした。とりあえず100枚ほど作って、イベントで配布してみました。書かれている文字は、次のジョン・レノンの言葉に由来しています。
■ War is over, if you want it.
by id:momokuri3さん
ジョン・レノンの言葉です。何度かここに書かせていただいたことがありますが、本当に素晴らしいフレーズだと思います。シンプルで力強い、英語が母国語でない人にも、ちゃんとその心まで通じていくフレーズです。
War is over, if you want it.
貴方が望みさえすれば戦争は終わる。
私たちには戦争を止めさせられる力があるんですね。
(http://q.hatena.ne.jp/1224219034/189497/#i189497)
こんなふうに、白いリボンを使って、平和を願う意志を表してみること。そしてその輪を、政治運動などとは違う、人としての当たり前の願いとして広げていくこと。命を尊び、命の輝きを喜び合いながら暮らしていく人の和を世界中に広げていくこと。
そのために必要なのは、大声で演説することでも、デモ行進をすることでもありません。まず自分の手の届く範囲から少しずつ、でも着実に、何かを変えていくこと。自分の歩く道筋に小さな平和の種を蒔いて、それを大切に育てていくこと。日々の小さな幸せを一つ一つ積み重ねていく私達のイエコトは、必ず優しい心を広げます。イエの幸せが全世界に広がった時、きっと世界は平和になっているはずです。
■
地球環境のことにひときわ敏感な人たちが集うイエはてなですから、キャンドルナイトの話題もたくさん出てきました。中でもすばらしかったのは、こちらのツリーでした。
■ 冬至の夜は《灯明ナイト》
by id:momokuri3
http://q.hatena.ne.jp/1229489225/197076/#i197076
各地でキャンドルナイトのイベントが始まり、去年イエはてなでも呼びかけられた使い古しの天ぷら油を利用した“エコキャンドル”が脚光を浴びています。
廃油利用のキャンドルがなぜエコなのか。それは単純に廃油が有効活用できることだけにとどまりません。植物油は未来永劫にわたって生産可能な枯渇しないエネルギーであること。そして燃焼時に排出される二酸化炭素のかなりの量が、植物が空気中から取り込む二酸化炭素であらかじめ相殺されているという点も見逃せません。そこで、キャンドルナイトを楽しむならエコキャンドルでと自作を始めようとしたのですが、そこでハタと考えました。日本にはお皿に油を差して火を付ける灯明があったではないか、二宮金次郎も菜種を育てて油と交換してもらい、その明かりで本を読んでいたではないかと。
そこでさっそく灯明の実験をしてみました。用意するのは、ティーカップのソーサーくらいの大きさのお皿と、それより小さな小皿です。こちらの写真にあるように、灯明皿というのは二枚重ねて使用するのです。
http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/dougu/dougu2_316.htm
(...)
■ 夏至のキャンドルナイトにはカーボンニュートラルなキャンドルを
by id:Fuel
http://q.hatena.ne.jp/1244609590/220481/#i220481
(...)
最近、カーボンニュートラル、あるいはカーボンナチュラルといった言葉をよく耳にします。たとえば木材を燃やした時、そこで排出されるCO2の炭素は 100%光合成で得られた物ですから、木を育てて薪にして燃やすという行為の中ではCO2は増えません。排出はしていますが、光合成による炭素の吸収と相殺されますから、プラスマイナスゼロなのです。これがカーボンニュートラルです。
これに対して、石油などの化石燃料に含まれる炭素は、推定百万年以上前に地底深く閉じこめられた物ですから、現代においてこれを燃やすということは、百万年前の炭素を時空を超えてバラ撒くことになります。これが地球温暖化の主役になっているCO2問題の核心です。
(...)
その前にも、
■ 100万人のキャンドルナイト
by id:vivisan(...)
なんちゃって行灯があるので、はじめてだけど、行灯に火を灯してみようかな?
なんて考えています。
ついでに和ろうそくにしてみよう!
私だけにおもいっきり和ですが・・・w
こういう機会がなければ行灯をともしてみよう!なんて思わなかったかもしれないです。
微々たるものだと思うけど・・少しだけでもエコになればいいなぁ。
http://www.candle-night.org/
食堂でバイトする二十歳代の女性が、食堂で使い古した油を原料にして数百本の蝋燭を作って、今まさに地域住民の皆さんに配っている最中だそうですよ。今ラジオ出演していました。環境の保護と平和を願って町中でともすのだそうです。夜8時になったら、役場が放送を入れてくれるとも言っていました。
私も今夜、環境と平和のための祈りを込めて、キャンドルナイトを実施します。私も一人の部屋でやりますが、心はみんな、ひとつながりですよね。ご一緒に蝋燭のあかりを楽しみましょう(^-^)
こういった書き込みに接して和蝋燭の良さにひかれたり、実際に廃油ローソク作りにもチャレンジしてみたりしていたのですが、
http://q.hatena.ne.jp/1183005936/101171/#i101171
カーボンニュートラルという意義には気付けずにいました。そんな私の目をパチッと開かせてくれたイエはてな一家の皆さんの博識はさすがです。
こうしたことを知ってからというもの、特別な夜でなくても、積極的にキャンドルの灯りで夜を楽しむようになりました。キャンドルは、手作りの廃油キャンドルのほか、和蝋燭や蜜蝋のキャンドルなど、色々試しています。
特に蜜蝋はいいですね。純粋な蜜蝋は寒さに当てると表面が粉を吹いたようになることがありますが、これは劣化ではないので、実用上の問題はありません。
和蝋燭もいいですね。芯の形状が独特ですから、炎がとても美しいんです。vivisanさんが和蝋燭にしようとおっしゃっていた理由が理解出来ました。和蝋燭と洋ロウソクの違いは、行灯の中に入れてもわかりますね。
さて、そんなカーボンニュートラルな灯りに目覚めた私は、先日、百円ショップでいい物を見つけてしまいました。一人用の土鍋に使う、小さな小さな卓上コンロです。中に固形燃料などを入れて卓上で燃やす道具ですから、これをキャンドルカバーに使えば安全!さっそく買ってきて試してみることにしました。使うキャンドルは、
http://item.rakuten.co.jp/r-3/ps-063638-00/
こういうキャンドルの使い古しの金属カップに芯を立て、蜜蝋を流し込んで作りました。こういうキャンドルのカップは何度でも使えるので、捨てずにとっておきましょう。
火を付けるとこんな感じになりました。どうです?素敵でしょう。
続いては、内側の器に植物油を注いで、灯明にしてみました。
本当は芯がずり落ちたりしないように、アルミホイルで支えを付けて使っていますが、ここでは写真を撮る都合上、それは外してあります。皆さんがやってみる場合は、うまい芯の支えを工夫してください。炎の大きさは、アルミホイルの支えから出す芯の長さで調節します。
ここで使っている油はサラダオイルです。燃やすとちょっと臭いが気になったので、バニラのエッセンシャルオイルを添加してみようと思ったら、精油といってもかなりエタノールが含まれているようで、油と混ざりませんでした。精油成分自体は油に溶けるはずなので、最初に器にエッセンシャルオイルを垂らしてエタノールを揮発させた後に油を注げばいいのかなと考えています。今度実験してみます。
エッセンシャルオイルで気が付いて、これを簡易アロマポットにしてみました。
実際にはこの皿の中に水を入れ、そこにお猪口のような器を置いて、その中にエッセンシャルオイルを入れてやります。つまり湯煎状態ですね。間違っても上皿に直接エッセンシャルオイルを入れないこと。また、エッセンシャルオイルには、前述のような多量のエタノールが含まれている物は使えません。
最後に、このツリーをご紹介しておきたいと思います。"イエコト・ミシュラン" #040 THEME:「私たちのイエからエコロジー!暮らしのCO2削減アイデアコンテスト」の中のツリーです。
■ 家族揃ってのキャンドル・ディナーで、目指せ樹齢50年の大木2本分
by id:momokuri3
毎晩がキャンドル・ナイト。家族揃っての夕食は、電灯もテレビも消してローソクの灯り。これで樹齢50年の杉の木2本が吸収する以上の二酸化炭素削減効果が狙えます。
キャンドルはもちろん使うカーボン・ニュートラルなロウ、つまり空気中の二酸化炭素が植物の光合成によってロウになった物を使います。これで照明用のエネルギーから出る二酸化炭素はプラスマイナスゼロとなり、電灯を消した分の二酸化炭素が丸々節減できます。
(...)
このあとに綿密な計算がなされ、日本全国の1割が家族揃って毎日1時間のキャンドル・ディナーを楽しむだけで(あるいは日本中の家庭が10日に1度でも同じですね)、樹齢50年の杉が並ぶ森が東京ドーム2889個分あるのと同じ二酸化炭素削減効果があると結論づけています。
政府は温室効果ガスの削減について、2020年までに1990年比マイナス25%を目指す目標を立てました。そんなの無理だとか、家計に負担がかかるなどの反対論も多いですが、私はチャレンジしてみる価値があると思っています。
少なくとも家庭から排出される分は、暮らしの楽しみ方を大胆に変えていくことで、達成可能な数字だと思っています。節約とも我慢とも違う新しい楽しみの発見と創出は、新エネルギーの開発にも匹敵するCO2削減効果を可能にすると思います。もちろん1時間のキャンドル・ディナーだけでその目標が達成出来るものではありませんが、こういう発想を多角的に応用していくことで、きっと大きな効果が上げられると思います。IECOTO Practiceで家庭から排出される分は目標達成!そのあかつきには、ハザマさんに国連で演説をしていただきましょう。ビバ、イエコトニッポン。
■
最初に風呂敷の話題がでたのは、「和を楽しむ」がテーマだった時の、この投稿だと思います。
◆id:vivisanさん「和布で包む!」
http://q.hatena.ne.jp/1178686750/91877/風呂敷ににた布は世界各国でもありますが、てぬぐいもいろんなことに使えます。
どちらも折りたためばコンパクトになるというのがいいです。
MOTTAINAIキャンペーンが始まってから、私はどこにでかけるときも風呂敷を1枚しのばせておきます。
ホント重宝します。着物のバッグは小さいですので、お買い物をしてしまうとはいりきらないのですが、風呂敷の包み方をいろいろ勉強して、ショルダー風にしたりとか手提げ風にしたり、いろいろ試してみてます。ホント便利!
この風呂敷のツリーは、折りたためばコンパクトというところが注目されて、普段マイバッグを持ち歩かない男性陣も絶賛でした。ここから色んないわしで、風呂敷の活用が盛り上がりました。
◆イエコト・ミシュラン#002「イエにあると便利な折りたたみ式のモノ」
id:Oreganoさん「風呂敷です!!」
http://q.hatena.ne.jp/1195447672/126905/
コンパクトに畳めて泥棒さんにも最適(笑)。
◆“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”#036「包む・結ぶ」
id:iijimanさん「旅行荷物、服を風呂敷に包んで圧縮」
http://q.hatena.ne.jp/1247633703/225145/
かさばる衣服などを風呂敷に包んで圧縮。鞄の中で衣類が散らばるのも防げて靴下の一方が行方不明なんていうことも防げる旅慣れた人の技。
id:iijimanさん「風呂敷に包んでお中元を届ける・・・やってみたい」
http://q.hatena.ne.jp/1247633703/225034/
こっちでは弁護士さんがかさばる裁判資料を風呂敷に包んで便利に使っている話題から(id:kumonoyouniさん)、一家に一風呂敷一生運動(id:fwapさん)のよびかけまで、風呂敷談義で大盛り上がり。
そして極めつけはこれですよね。
◆夏休みスペシャル“エコ・ルポ”「あなたが計画・実践・体験したエコ・アクション」
id:TomCatさん「仲間内で風呂敷普及キャンペーン実施・ポイントは風呂敷のサイズにあり」
http://q.hatena.ne.jp/1219380594/181096/
1 人が使用するレジ袋は、なんと年間約230枚にも及ぶそうです。そりゃそうですね。スーパーで、コンビニで、ほぼ毎日、レジ袋を手にしない日はありません。しかしレジ袋の原料は石油資源です。1枚のレジ袋に消費される石油資源は、原料と製造に要するエネルギーを合わせておよそ18.3ml。これだけのガソリンがあれば、燃費のいい車なら500mは走るでしょう。つまり、省エネだ、温暖化防止だと徒歩や自転車で買い物に行っても、レジ袋を数枚もらえば、もう車で買い物に行ってレジ袋は要りませんと言って帰ってくるのと同じことになってしまうわけです。
ほぇぇぇ。レジ袋1枚に使われる石油で、燃費のいい車なら500mは走る!原付なら何キロ走れるでしょう。
そこで風呂敷をエコバッグとして使おう仲間内キャンペーンです。風呂敷なら畳んで持ち運べますから、仕事帰りに買い物をしたい勤め人にもピッタリです。
キャンペーンに先立ち、エコバッグとして使う風呂敷の最適なサイズを考えてみました。スーパーのカゴの中に風呂敷を広げ、そこに買った物を入れ、結んでカゴから出して持ち帰る。この動作を何度か実際に買い物をして試してみた結果、最適な大きさは二四巾(約90cm角)という結論に達しました。
これで私も目が覚めました。実はこの投稿がある前から風呂敷を使い始めていたんですが、家事としての買い物はかさばる物が多いですから、ちょっと風呂敷じゃ小さいなぁと思っていたんです。包むには十分なんですが、レジ袋の便利さであるたっぷりした持ち手が確保しにくいのが、風呂敷の欠点だなぁと思っていました。でも風呂敷にも色んなサイズがあるんだと知って、これは目からうろこ。
おかーさーん、おっきい風呂敷ないの?と聞いたら、あるんじゃないかなと探してくれたのが、紅白のおめでたい風呂敷でした。ほんの20年前は引出物っていったらこういう風呂敷に包むのが普通で、どこの家の引き出しにも5〜6枚はストックがあったものよとのこと。その中にありました、約90cm角。
畳んでみました。畳んでしまえば、サイズの小さな風呂敷とほとんど変わりません。大きさは、フワッとしている状態で札入れの財布程度。これならポケットに入れても楽々です。
これで私のお買い物ライフがとても便利になりました。包み方もとても簡単なんですよ。ネットを調べると色々な包み方の例が見つかりますが、一番簡単なのは、隣り合わせの角同士を結んでしまうこと。
お分かりでしょうか。普通の風呂敷包みは対角線上の角同士を結び合わせますが、マイバッグにする時には、隣り合った角同士を結び合わせて袋状にするんです。
あとは、結び目同士を合わせて持つだけ。手の出演は弟です(笑)。
レジ袋に比べて持つ所がふんわりソフトなので、重い物でも楽々。レジ袋の持ち手にハンカチを巻いて持っている人がいますが、風呂敷ならそんなことしなくても手が痛くなりません。
また、レジ袋は箱の角などで破れやすいですが、風呂敷ならそんなことありませんから、この耐久性もうれしいですね。
片方の結んだ輪の中にもう一方をくぐらせると、こんな感じ。腕に下げて使いたい時にこうします。
風呂敷の便利さがわかったので、私も風呂敷普及キャンペーンをすることにしました。千代紙みたいなかわいい猫模様の布があったので、それを使って手製の風呂敷を作って友だちにプレゼント。大きな布はきれいに畳むのが大変なので、ざっくり畳んでつっこめば見栄えよくまとまる専用袋も作って添えてみました。
風呂敷、もっと流行らないかなぁ。一度使ってみると、マイバッグより便利な点がたくさん見つかります。見かけが古くさい、かっこよくないと思う人もいるかもしれませんが、逆にそれを個性として生かしていったらすてきだと思うんです。むしろこれからの若い女子は、奥様スタイルとして定着しはじめたマイバッグより、個性的な風呂敷じゃないかなぁと思います。
風呂敷は、部屋をすてきに変身させるインテリアとしても使い道が広いですし、コレクションしたくなるようなすてきな物がたくさんあります。忘れかけていた、というより、そういうものに接することなく育ってきた私に和の美と知恵と文化を教えてくれた風呂敷に、いえ、そのことを教えてくれたイエはてなファミリーの皆さんに、本当に感謝しています。
■
「マイトング活動でマチがどんどん好きになる」by id:momokuri3
http://q.hatena.ne.jp/1165991818/61557/#i61557
まず私はこの「クリスマスは街で天使になる!(by id:CandyPotさん)」の書き込みにハッとさせられました。誰かのために何かをすることで自分がHappyになるという発想に、目が覚める思いでした。
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20061221#c1166992142
その後、年末でお休みに入ったいわしに代わって、ダイアリーのコメント欄での語らいが盛り上がっていた中、「クリスマスは街で天使になる!」の実践ルポが入ってきました。・・・続きを読む
■
「いざというときの動物の助け方」by id:tibitora
私にとっての1番はTinkerBellさんの「いざというときの動物助け方講座 」http://q.hatena.ne.jp/1255409602/236417/#i236417とそれによせられたみなさんのお話です。
いざというときにあわてずに的確に動物を助けるためにはどうすればいいのか、動物の健康の管理や怪我の手当ての仕方はどうすればいいのかを学ぶ(覚える・調べる)方法を私なりに調べてみました。
いくつかサイトがありましたのでこちらで紹介させていただこうとおもいます。
http://www.akai-inugoya.com/
初めて犬を飼う人のための『犬の動物学辞典』・・・続きを読む
■
「2回目の誕生日。そして初めてのイエはてなの書き込み」by id:fumie15
http://q.hatena.ne.jp/1172465513/76329/#i76329
手前みそで恐縮ですが、これが私のイエはてなの初めての書き込みです。
私も手術の日=2回目の誕生日(2006年2月24日)から約4年目です。やっと生まれ変わってやっと4歳です。幸い調整も薬の調整もうまくいき、あの寝たきりの生活がウソのようです。1歳の誕生日の記念の書き込みからちょうど3年。この3年、イエはてなと一緒に生活をしました。その間にパートですが就職もし、たくさんの人とネット上でも現実社会でも出会い、いろいろ知恵を頂いて少しは成長したような気がします。辛くなったときにこのイエはてなを見て、私は一人ではない、ここに居場所があると思ったことが何度もありました。・・・続きを読む
■
「〈鍋奉行コンテスト〉」by id:powdersnow
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090113
ちょうどまた鍋の季節がめぐってきたとあって、色々と参考にさせて頂けそうな記事です。
鍋というのは、カレーと同じで、どう作っても、まあ普通に美味しく食べられてしまうので、なかなか細部に踏み込む機会がなかったりします。
ですので、出かけた先や友達の家で、これは美味しい!と思う機会があっても、研究したり、味を再現してみようとは、なかなかならないんですよね。
味付けや具材がおおざっぱで、完全に同じ仕上がりになることはない……というのも、また鍋の楽しみ方ではあると思うのですが。・・・続きを読む
■
「エコ(使い捨て乾電池から充電池へ)」by id:VEGALEON
私もエコには日頃から意識しています。この「イエはてな」にも投稿していますが、
画に描いた餅にならないように実践しております。
私の具体例では、「充電池」です。常日頃「使い捨て乾電池」に抵抗を感じていました。
"イエコト・ミシュラン" #040
THEME:「私たちのイエからエコロジー!暮らしのCO2削減アイデアコンテスト」
「充電池」を使う
http://q.hatena.ne.jp/1248151954/225857/#i225857・・・続きを読む
■
「〈これは自慢!家の中の手作りグッズ〉」by id:lepremierpas
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20061214
「手作りのこども部屋」by id:hanatomi
実家の私の部屋は、父が物置を改造して作ってくれたものでした。
窓をつけてくれて、、仕切りも手作り。天井も白い化粧板を張ってくれて、じゅうたんをひいてくれて、壁を塗ってくれて。
今になって思い出すと、有難さが身にしみます。
大きな部屋ではなかったですがとても気に入ってました。
■
「秋果物を楽しむ」by id:meizhizi87
http://q.hatena.ne.jp/1251867108
毎日、果物を食べています。今が旬のラフランスやぶどうは特に好きです。
そんな中、5月から家で育てているレモンが新しく実をつけて、数日前においしそうな黄色になりました。
夏にレモンの白い花がたくさん咲き、やがて小さな緑の実を付けて、それが段々大きくなっていきました。・・・続きを読む
■
「来年誰かがと期待させる種〜幸せを広め、希望をつぐむ〜」by id:fwap
イエと植物は切っても切り離せない関係です。毎日の生活に植物が安心感や気持ちの落ち着き、それに育てることの喜びを植物やお米が教えてくれます。さらには、キッチンに移したサボテン(伊豆シャボテン公園で買ったお気に入りの株)が毎日私たちの生活を見つめてくれるお仏壇のような存在です。
私が調べてみて感心したのは、id:vivisanさんの「種をシェアすることで」です。
[育てて収穫した種が、他の人のもとで育ち、また種になり、それがまた他に広がっていくのです。どこかで私の分身がどこかで花開いてくれるようですごくわくわくします。・・・続きを読む
■
「野良猫がイエに迷い込んできた時のあれこれ」by id:iijiman
手前味噌で恐縮ですが、「物置が子猫が出た!3匹!」という書き込みをいたしました。
http://q.hatena.ne.jp/1217825469/178545/#i178575
この子猫たちは全員飼い主が決まり、1匹は知人のブログにしばしば登場して、ゆったりと飼い猫ライフを送っている様子を伝え聞いています。
子猫に限らず、野良猫でも、人なつこい猫がたまに居ます。(捨て猫かもしれませんね。)
そういう猫が現れた時、どうすればよいか。
多くの人は、その愛らしさに、つい「餌を与える」ということをしてしまいます。・・・続きを読む