リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #042
みなさまこんにちは、ハザマです。さぁ秋本番、紅葉の風景が北からどんどんひろがっていますね! 今は北海道、東北、甲信越、北陸まで見頃になっていて、そろそろ関東、関西もあったかく色づいた山々や樹々が見られそうです♪ もう紅葉狩りに出かけた方も多いでしょうね。庭園散策やライトアップ鑑賞、川下りに遊覧船、紅葉の露天風呂…うっとりしてしまいます。今だけ自然が見せてくれる紅葉というめくるめく美しい景色。歩いて観て、撮って、拾って、存分に季節の美を享受したいですね!
さて、そんなわけで今日は秋シーズンテーマで“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#042のスタート。まずは今一番の季節の風物詩「紅葉を愛でる」。紅葉狩りでのひとときに、イエでの楽しみ、今年も素敵な紅葉サプリを教えて下さい! そしてそろそろ市場にも出回る「新米を楽しむ」。農家に感謝、豊作をお祝いしつつ、我が家で楽しむ新米の味。いつものご飯よりもちょっと特別にその美味しさを味わいたいですよね。もう一つのテーマは、やはり豊穣の秋を祝う「ハロウィンに」。大地の栄養がたっぷりの秋の実りレシピも、みんな揃ってのパーティーも、イエのしつらいも…みなさまが楽しみたいサプリはどんなことでしょうか? 今回も、身もココロもあったかく楽しいシーズン・サプリ、楽しみにお待ちしています!
「紅葉を愛でる」「新米を楽しむ」「ハロウィンに」
「紅葉を愛でる」「新米を楽しむ」「ハロウィンに」
“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”フレーズ
「今年の我が家のハロウィンは、カボチャ祭り!」by ハザマ
“メッセージ”
今回の“リブ・ラブ・スナップ”にもハロウィンのお祝い飾りの写真をお目にかけたのですが、この写真は、一昨年の秋にスナップした大のお気に入りの1枚です。京都は上七軒、町家が建ち並び、舞妓さんも歩く小路の角に、巨大な鹿ケ谷かぼちゃのジャックさん?! 誰がしつらえたかわかりませんが、「今年も大きい育ちましたえ〜」と豊穣のよろこびを伝えておりました(笑)。
やっぱり実りのよろこび、ハロウィンといえばカボチャ。今年はどっさりカボチャを買ってきて、写真の人に負けないくらい好きなように飾り描くジャックさんと、カボチャのスープやお料理と、カボチャのココナツミルク煮のデザート、それに干しカボチャにも挑戦してみたりして、カボチャ三昧のハロウィンを過ごそうと楽しみにしています。
カボチャのふくよかな風貌も、あったかな色も大好き。ハロウィンの数日前から、使うカボチャをキッチンやリビングのあちこちに飾ってまずは目で楽しみたいなぁ。
カボチャ料理も、大家さんや最近ご近所に引っ越してきた友人にもおすそわけできるように、たっぷり作ろう♪ こんなにも豊かな実りに感謝をこめて、今年の我が家はちょっと豪勢にカボチャ祭りです!
※今回の「いわし」ご投稿は10月26日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は10月27日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
「すり鉢とすりこ木」
ずっと愛用しているすり鉢とすりこ木です。ほうれん草のごま和えを作るときには欠かせません。ごまは、自分ですると味がひときわおいしくなるような気がします。また、長いもをすってご飯にかけてもおいしいですね。食欲が一段と増します。
しかしこれが、すりたてのゴマの香り、荒削りな舌触りもたまらないんですよね!
そしてミルサーやボウルを使わなくても、これひとつで超美味ゴマ和えが出来ちゃう。
おろしがねや鬼おろし、すり鉢などの手動ミルサー(?)は、日本料理には必須ですねw
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。
いわしの回答(転記)
ごはん大好きです。ご飯に味がないから他に何かが無いと食べられないという話をよく聞きますが、ご飯はご飯だけで食べて本当に美味しいものだと思っています。味がちゃんとありますし。日本人に生まれ、美味しいご飯が食べられて本当に幸せだと思っています。海外に行くと特に痛感しますね。
ハロウィンにちなんで、誰にでも簡単に作れるお菓子を考えてみました。
◆カボチャの揚げパン
材料
・薄い食パン(12枚切りくらいの薄さ)
・カボチャ 25g×パンの枚数分
・ハチミツ 適宜
・揚げ油 適宜
揚げパンと言ってもパン生地を上げるのではなく、パンにカボチャを包んで揚げるだけですから簡単です。
まずパンは耳を切り落としておきます。
12枚切りがなかったら、6枚切りを半分にして使ってくださいね。寝かせて横に包丁を入れていけば上手に2枚にできます。
カボチャは種を取り皮を剥いてレンジでチン。潰して、カボチャの甘味に応じてハチミツを混ぜます。
カボチャを25gくらいを取ってパンの中心に置き、茶巾のように包んでいきます。てっぺんを凧糸などで仮止めし、上手に丸くして形を作ってください。てっぺんでパンが大幅にはみ出すようなら適宜ちぎります。
あとは揚げ油を熱して揚げるだけです。
油の温度は190〜200度くらい。かなり高温です。高温にした方が油っぽさが残らずおいしく仕上がります。
中まで火を通す必要がないので、パンの表面がおいしそうなきつね色になったら引き上げてください。
網の上にキッチンペーパーを敷き、その上に乗せてよく油を切ります。
仮止めの凧糸をはずして、お好みでチョコのデコペンでジャックランタンの顔を描いたりしてもかわいいですね。
あ、切り落としたカボチャの皮やパンの耳も一緒に揚げるといいですよ。
パンの耳にはお砂糖をまぶして。
カボチャの皮は熱いうちにサッとお塩をまぶすとチップス風味でいただけます。
◆ジャック・オ・ケーキ
カップケーキの上にジャックランタンが乗ったかわいいケーキです。
材料
・適当な市販のカップケーキ 作りたい個数分(もちろん自分で作ってもいいですよ。ホットケーキミックスを使えば簡単に作れます)
・カボチャ これも作りたい量を適宜ですが、以下の分量は中玉1/4個(よくカットして売られていますね)を想定して書きます
・砂糖 カボチャの甘さに応じて大さじ3〜5くらい
・生クリーム 大さじ4
・バター 大さじ2
・チョコのデコペン
カボチャは種を取り皮を剥いて適当な大きさに切ってレンジでチン。
よく火が通ったら潰して、熱いうちにバターと砂糖を加えます。
よく混ざったら粗熱を取り、生クリームを加えます。量はラフでいいので、好みの固さ(柔らかさ)に調節してください。
これをカップケーキの上にまあるく盛って、チョコのデコペンでジャックランタンの顔を描けばできあがり。
残ったカボチャの皮は、今度はちょっと大人のオードブル。
たとえばそぎ落とした皮部分を1cm角くらいに刻み、レンジでチンして、それからバターを引いたフライパンで炒めます。味付けは塩とコショウとガーリックパウダー。
一緒に同じく1cm角くらいにした赤ピーマンなどを炒めると彩りがきれいです。
それをみじん切りゆで卵のマヨネーズ和えとか、クリームチーズなどに混ぜ、クラッカーや、カリッと焼いた薄切りバケットの上に乗せると、カボチャのオードブルの出来上がり。
ケーキと一緒に、ハロウィンパーティーの食卓が飾れます。
ほかにも色んなハロウィンおやつが考えられると思います。
たとえば蒸したカボチャを裏ごしして和三盆で甘さを調節し、布巾で丸く絞ってやると、和風のハロウィンおやつになると思います。
大きさは小さな一口大。ころころいっぱい作ると楽しいと思います。
カボチャはそれだけでも甘くておいしいですから、ちょっと手を加えるだけですてきなおやつになりますね。
ハロウィンにはきっと、キッチンにも魔法の力がやどります。
おいしいおやつ、作ってみてください。
わが家では冬至がスペシャルデー。この日に炊く「冬至粥」のために、毎年小規模ですが、ベランダで稲を育てています。品種はキヌヒカリ。埼玉県の田んぼでいただいた一束の苗の子孫です。キヌヒカリという品種は首都圏や近畿圏などの気候に合った稲として作られたもので、兵庫県、滋賀県、そして関東では埼玉県などで多く作付けされているそうです。ですから、首都圏のわが家でも、毎年すくすくと良く育ってくれています。
植え付けているのは発泡スチロールの箱に土を入れて作ったミニ田んぼです。それでは、わが家の稲作歳時記と稲の一生をご紹介しましょう。
・稲の赤ちゃん時代
毎年、前年に収穫した籾の一部を種籾として保存しておき、発泡スチロールの箱に作った苗代にまいて発芽させます。
・稲の幼児期〜小学生時代
それを発泡スチロールのミニ田んぼに田植えします。すると、苗代の段階ではひょろんと一本しか伸びていなかったような苗が、田植え後はどんどん分けつして立派になっていきます。この時期に熟成堆肥をちょっと追肥。水温にも気を付けます。溜まり水は藻がわきやすくなるので、時々水を捨てて、別に作っておいた日なた水と入れ換えます。
・稲の中学生時代
その後に中干しといって、いったん田んぼの水を抜く時期がおとずれます。稲もずっと根っこが水浸しではいけません。一度は土の中に空気を送り込んであげたほうがいいんです。こうすると丈夫な根が育ちます。
・稲の高校生時代
五日ほど中干しをしたらまた水を入れます。この頃から穂が育ちはじめます。稲の青春真っ盛りです。
・稲の大学生
稲の花が咲きます。花びらはないけれど、穂に花粉が輝きます。
・稲の就活期
いよいよ、実が育ちはじめます。実るほど頭を垂るる稲穂かなの時期です。この時期になったら鳥よけのネットで覆います。小鳥さんたちには別に麦粒をプレゼント。
・稲、いよいよ卒業、社会に飛躍
穂が出て40日くらいたつと黄金色になってきます。穂の8割くらいが黄金色になったら刈り取り時期です。刈り取った稲は根元で束ねて、風通しのいい場所に逆さにして干します。「はさかけ」です。
この収穫を、先日迎えました。夏に天候が優れなかったので実の入り方がどうかなぁとちょっと心配でしたが、今年もいい実りに恵まれました。こうして収穫された稲の穂の一部を取って枕の中に入れて、冬至の日まで毎晩一緒に寝て過ごします。
古代人は稲が実ると初穂を抜いて、それを寝具の中に入れて、冬至まで我が子のように毎晩一緒に寝て過ごしたんだそうです。それを冬至の日に臼で搗いて白米にして、新しく熾した火で炊きあげて神様にお供えしたんだそうです。宮中には新嘗祭という行事がありますが、元々はこうして炊かれた特別な冬至粥のことを新嘗と呼んでいたみたいです。
稲を自分で育ててみると、新米の時期の感激がひとしおです。食べ物のありがたさ、尊さもよくわかります。種籾や苗の入手が難しいかもしれませんが、発芽玄米が作れる玄米なら種籾に使えますから、興味のある人はぜひやってみてください。たとえ茶碗一杯に満たないお米でも「わが家産」は格別です。
苗代での稲の赤ちゃん時代から、刈り取りの社会人デビューまで、本当に人の成長記録と似ていますね。
中学生時代は根っこを育てる、高校に入ると穂が出始める。
こんなたとえを中高校生の時に聞いていたら、もっと充実した中高生時代が送れたかもしれません。
わが家では今年、ちょっとだけ小豆を育てました。
小豆って、芽が出始めるとぐんぐん育っていくんですね。まるでジャックと豆の木みたいに元気元気。
それがいい実りを迎えました。
刈り取ってドライフラワーみたいに逆さに吊してあります。
そうか。一部を取って、一緒に寝てあげるんですね。
ていうか、一緒に寝てもらう?
さっそくかわいい袋を作って、その中に小豆を入れて、枕元に置いて寝ようかと思います。
枕の中にもしのばせた方がいいのかな。
これで私も冬至粥を作りますね。
来年は稲にも挑戦してみたいです。
かわいいハロウィンの絵本を見つけました^^
ハロウィンの日にお菓子と飲み物をお供にかわいいハロウィンの絵本を読むのもいいなあと思います。
お菓子はハロウィンのかぼちゃのお菓子や、おばけやこうもりや十字架の形のクッキーを用意して、飲み物はあったかいココアや紅茶^^
吸血鬼やミイラとかモンスターが好きになりそうな絵本たちで、英語の本は勉強にもなりそうです(^^)
たのしいパーティ料理の作り方がのっている絵本もあるのですが、売り切れなのがちょっと残念です。
http://item.rakuten.co.jp/book/1010692/
ハロウィンナー
足がうんと短くて、胴がうんと長い犬オスカーは、いつも仲間から「ウインナー」とからかわれて、うんざり。ハロウィーンの日、ほんとうのウイナー(勝利者)と認められたのは…。
http://item.rakuten.co.jp/book/5849241/
ハロウィンのランプ
かぼちゃのランプでおばけをおどかそう!ハロウィンにたのしむ絵本。
http://item.rakuten.co.jp/book/5866013/
ハロウィンドキドキおばけの日!
10月31日は、ハロウィン・パーティ。ともだちはみんな、たのしみにしているけれど、こわがりのレイは、ゆううつ…。そんなレイのところに、こわがりおばけのシェイクがまよいこんで、さあ、たいへん?!かんたんおばけや、たのしいパーティ料理のつくりかたなど、ハロウィンが、もっとたのしくなるワンポイントアドバイスもあるよ!!さぁ、たのしくハッピー・ハロウィーン。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%91%E3%81%AE%E3%...
ジョージーは、はずかしがりやのちいさなおばけ。きょうはハロウィーンのおまつりの日。ひろばでおこなわれるコンテストに、本物のおばけのジョージーがでたら、一等賞まちがいなし。でも、はずかしがりやのジョージーはひろばにいくこともできません。すると、ともだちのふくろうやねこが…。かわいいおばけの、おまつりのよるのぼうけんを、やさしい文章と絵で描いた、たのしいものがたり。
http://www.amazon.co.jp/10-Trick-Treaters-Janet-Schulman/dp/0375...
10 Trick-or-Treaters
薄気味悪い、暗い夜
10人の子どもが出かける。
キャンディをくれなかったら
恐い目にあわせちゃうぞ。
ハロウィーンの夜にキャンディを集めに出かけた10人は、自分たちが恐い目にあう方になるなんて思いもよらない。カエルがすぐそこで飛び上がり、ダンスパーティに行かせろと骸骨が言い寄り、自分にもキャンディをよこせと怪物が迫る。
絵本と過ごすハロウィンていうのもすてきですね。
一冊買うと、次から次へと集めたくなってしまいそうです。
毎年何か一冊ずつ、コレクションを増やしていくのも楽しそうですね。
ハロウィンをはじめて知ったころは、えー、おばけや魔女のおまつりなんて趣味悪〜い、と思っていたんですが、
あれはそういうキャラクターであって、みんなハロウィンの楽しい仲間たちなんですね。
ハロウィンにちなんだ絵本を手作りしても面白そうです。
ちょうど文化祭や学園祭などが盛んに行われているこの季節。
手作りハロウィン絵本展なんて開催できたらすごく楽しいでしょうね。
会場ではちょっとした仮装大歓迎。お菓子は出ませんがいたずらしないでください。なんて♪
紅葉酒といっても、紅葉をお酒に漬けるわけでも、杯に飾るわけでもありません。杯に紅葉を浮かべている写真などは時々目にしますが、実際にやってみるとあれは飲みにくいものです(笑)。そうではなく、紅葉を愛でつつお酒を楽しむこと。それが紅葉酒です。
白楽天の詩に「林間煖レ酒焼二紅葉一 石上題レ詩払二緑苔一」というのがあります。林間でお酒を暖めるために紅葉を焼いた。なんとも風流です。
この詩にならい、庭のモミジを眺めながら燗酒を楽しむ。これがわが家の紅葉酒です。わが家のモミジはまだ小さく、これから育っていくモミジですが、それでも秋になると一人前に紅葉します。葉が色づいてくると、父が嬉しそうに、週末空けといてくれよと声をかけてきます。紅葉酒の誘いです。
肴は、湯豆腐。人肌のぬる燗と、熱々の湯豆腐。そこに爽やかな秋の風。いつの間にか母も加わって、おだやかな団欒の時が流れます。
紅葉狩りもいいですが、こんなふうにゆったりと穏やかに季節と語らうような楽しみ方は、外ではなかなか難しいと思います。その点、庭のモミジなら、心ゆくまでゆっくりと楽しめます。帰りの時間が気にならない。飲み過ぎて酔いつぶれても大丈夫。小さなモミジを愛でつつ、いつまでも親子で杯を傾けます。こんな週末の過ごし方もいいものです。
うちには庭がありません。
ベランダも狭く、色んなプランターがいっぱいで風情がありません。
でも、こんなイエの秋の楽しみ方を父にもしてもらいたいなぁと思いました。
どうすればいいのかな。
盆栽は難しいと思いますが、鉢植えを育ててみようかな。
紅葉したらお部屋に入れて、それを眺めながらお燗を楽しんでもらいます。
あ!紅葉の柄の着物とか着てお酌してあげたら喜ぶかな。
娘のお酌より愛する母のお酌の方がいいでしょうか。
紅葉酒は、すてきな父の日オータムバージョンになりそうですね。
何か考えて、わが家でも取り入れてみたいと思いました。
新米の季節の楽しみの一つに、お弁当作りがあります。もちろん行楽の秋を楽しむためですが、美味しいお弁当があれば近所の公園だって素晴らしい観光地。毎年、新作のお弁当開発に力が入ります。
今年は冷めても美味しい特徴を持つコシヒカリの新米と、米どころ越後の食材や郷土料理を組み合わせて、新作幕の内弁当を作ってみました。しかしこれがなかなかに難関。幕の内と言えばバラエティに富んだおかずが特色ですから、メニューを決めるのにだいぶ苦労しちゃいました。
◆お品書き
- 焼き物 真鯛の黄金焼き
今回最も悩んだのが焼き物です。越後の魚と言えばまず鯛。日本海には鯛の産卵場があるため、いい真鯛がどんどん水揚げされるのです。そこで焼き物には鯛を採用することにしたのですが、ただの塩焼きでは、素材の質が勝負になってしまいます。しかし都会で天然の真鯛はとても高価。何とか安価な養殖物でも美味しく頂ける調理法をと、調理例を探しに探した結果見つけたのが、鶏卵と組み合わせて作る「真鯛の黄金焼き」でした。黄金色の稲穂の実りを彷彿とさせる素晴らしいメインに仕上がりました。
- 煮物 ぜんまい煮
これは山古志の郷土料理としてご馳走になった物がベースになっています。山古志のあたりでは春になるとゼンマイがたくさん出るのだそうで、それを丁寧に干して保存して、一年使っていくのだそうです。私がご馳走になった時は春でしたので、ゼンマイと筍の炊き合わせでした。今回は季節柄筍がないので、代わりにレンコンでいってみることにしました。レンコンは新潟市界隈では「いとこ煮」の材料によく使われるそうです。
- 揚げ物 ちくわの梅じそ巻き揚げ
越後には創業大正13年の老舗、かまぼこの「堀川」があります。そこで、揚げ物にはちくわを使うことにしました。調理法は「堀川」のサイトで紹介されていた梅じそ巻き揚げをそのまま採用です。
- 香の物 蕪の浅漬け、柚子風味
漬け物は、何が越後風なのかちょっとよく分かりませんでしたので、以上のメニューに合うように考えて決定しました。それでは作っていきましょう。
【ご飯編】
まずご飯ですが、今回は弁当用と言うことで、水加減を抑えて炊くことにしました。お弁当はフタ付き容器に詰められますから、水加減の多い軟らかいご飯だと、食べる頃にはべったりと固まってしまうのです。これではせっかくの新米が台無し。弁当用のご飯は、冷めても米粒と米粒の間に、ふっくらと空気を含んでいることが大切です。
しかし、水加減を控えただけではただの固いポロポロご飯。この食感を改善するために、コシヒカリ3合につき盃一杯の餅米「こがねもち」を混ぜて炊くことにしました。こがねもちも越後を代表する品種です。
【真鯛の黄金焼き編】
真鯛の黄金焼きは、今回ほとんどこちらのレシピを参考に作りました。
http://www.mari-na.com/cooking-menu/tai/kimiyaki.html
ただし今回は弁当用と言うことで、ちょっとアレンジを加えています。
まず鯛の切り身に軽く塩をして絞めるとともに生臭さを抜きます。約30分ほど放置。
続いて味噌床作り。上のレシピではシンプルな塩焼きをベースにしていますが、ここでは西京漬け風味の下味を付けていきます。合わせ味噌の分量は、
- 西京みそ 100g
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
の割合。
切り身の表面を拭き、水分と塩を取り除いて味噌床へ。冷蔵庫で約1時間寝かせてから取りだして余分な味噌を拭き、オーブンで焼きます。非常に焦げやすいので、アルミホイルを被せるなどして焦がさないよう気を付けながら、ゆっくりと焼いていきます。
ミディアム程度に焼けてきたら、
- 卵の黄身 2個分
- 上の合わせ味噌 小さじ2
の割合で混ぜた物を刷毛塗りし、さらに焦がさないよう注意しながら、ゆっくりゆっくり加熱します。卵液が乾いたら塗り、乾いたら塗りを繰り返して、たっぷりと卵の皮膜を作って完成です。盛り付けは、参考サイトの写真のように、真ん中からスパッと斜め切り。お弁当として扱いやすい大きさにして盛りつけます。
【ぜんまい煮編】
材料は、
- ぜんまい(戻した物)
- レンコン
- こんにゃく
- ニンジン
- しょうゆ
- 砂糖
- 味醂
- ダシ汁(煮干し)
本格的なぜんまい煮には身欠きニシンが加わりますが、今回は魚がバッティングするので使いません。代わりに出し汁に煮干しを使って、味に深みを出すことにします。なお、ぜんまいの戻し方は、このあたりを参考にしてください。
http://allabout.co.jp/gourmet/cookingabc/closeup/CU20070818A/ind...
煮干しダシの取り方には色々ありますが、今回は欠席(笑)の身欠きニシンの風味も補わせますので、次のような方法で行いました。
- 煮干しは頭とハラワタを取って、油を引かないフライパンで乾煎りします。量は、水2カップにつき煮干し15g。
- 乾煎りした煮干しを鍋に入れ、水を加えて火にかけます。
- 中火で約10分間。浮いてきたアクは取り除きます。
- 火から下ろして布巾で濾して、特製煮干しダシの出来上がり。
事前に煮干しを乾煎りするのが今回の特徴ですね。これで風味豊かな出汁が取れます。
レンコンの下茹では、水1リットルあたり酢70mlくらいの酢水を作り、水から茹でて、沸騰後約10分。空気に触れると変色するので、切る直前までそのまま鍋に浸けておきます。
ニンジンは可愛くモミジの葉の形に切りましょう。戻したゼンマイは食べやすい長さに。レンコンはイチョウ切りがお弁当としては扱いやすいでしょう。コンニャクは適当な大きさに手で千切ります。
鍋に適宜の量の出し汁を張り、醤油と砂糖と味醂でめんつゆよりちょっと濃いめくらいの味付けの煮汁を作り、落とし蓋をして、味がなじむまでゆっくりと煮含めていきます。味付けは煮含めながら味見をして、適宜好みで調整していってください。火から下ろしてそのまま粗熱を取れば出来上がり。もちろん本当は温かいうちに頂きますが、今回はお弁当ですから、ね。盛り付けは汁気をよく切って。その分、冷ます段階で煮汁に浸けたままにしておいて、味を良く素材に含ませます。
彩りとして、塩茹でにしたサヤインゲンを添えましょう。
【ちくわの梅じそ巻き揚げ編】
これはもう、「堀川」のサイトで紹介されていた物そのまんまです。大葉と梅肉の風味が、揚げ物なのに油っこさを感じさせません。冷めても美味しく頂けるお弁当向きの一品となりました。
http://horikawa-corp.co.jp/recipe/03/post_19.html
【蕪の浅漬け、柚子風味編】
- 蕪 1個
- 塩 適宜
- 醤油 小さじ1/2
- ゆず 1/8個分
蕪は皮をむいて、薄くスライスします。葉も扱いやすい程度の長さに適宜切っておきます。柚子皮は千切り。
蕪と葉を塩で揉み、浸出した水分をキュッと絞ります。ボウルに移して柚子皮の千切りを加え、柚子果汁と醤油をふりかけて良く和えればできあがり。しばらく冷蔵庫で寝かせて、盛り付け時には水分を絞って盛りつけてください。
あとは、適当なお弁当箱にご飯を俵型にふんわり握って並べ、胡麻塩をちょこんと乗せて、おかずを上手に盛りつけて出来上がりです。私は東京の人間なので、これがはたして越後風なのかどうかは全く自信がありませんが、とりあえず米どころの食材が集まって、お弁当箱の中で収穫感謝祭を開いている、そんなイメージでデザインしてみました。
私はこんなふうに、新米の季節を、新作弁当の工夫と、それを持って出かけるプチ行楽で楽しんでいます。
これは美味しそうなお弁当ですね。お弁当は冷めてもおいしいように工夫することが本当に難しいです。特に、和食だと味付けが濃い目になってしまい、本来の素材の持つうまさを再現できなくて苦労しっぱなし。デパートや料亭で売られている高級弁当でもその傾向が感じられてしまいます。
そのなかで、私が感心したのが
- ぜんまい煮
ですね。私は山菜採りが趣味ですが、山菜はこの時期になりようやく冬眠の準備にはいるのです。栄養を蓄え、おいしくなった山菜を食べる新米を味わう弁当というテーマ、とても素晴らしいと思いました。
お弁当を作るときには、弁当箱に入れたときの見栄えも考えなければならないですが、これはとても見栄えも両立させていると思いました。素晴らしい新米弁当、秋の味覚さすがです。
わが家にも新米がやってきました。新米とくればおにぎりです。さっそくおにぎりを作って家族で楽しみましたが、ただでさえおいしい新米のおにぎりを、もっとおいしく食べる方法を思いつきました。それはお米のふるさと、田んぼを訪ねて、その畦道に座って食べることです。
以前私は「ひこばえ」(根元から生えてくる芽のこと。刈り取りが終わった稲の株からも盛んに生えてくる)を育ててみたいといくつか田んぼを回ったことがありますので、その時に、この計画にぴったりな田んぼを見つけていたのです。
http://q.hatena.ne.jp/1191387748/119633/
さっそく新米でおにぎりを作ることにしました。もちろん何ごとも自作しないと気が済まない私ですから、お米を炊く所から自分で行い、最高のおにぎりの自作を目指すことにしました。師匠は、私に言わせると世界一のおにぎりを握ってくれる母にお願いすることにしました。母のおにぎりは本当においしいのです。
早朝。まだ暗いうちからおにぎり用の炊飯に取りかかりました。おにぎり用は、普段より心持ち水を少なめに炊くのがコツなのだそうです。母のおにぎりは、炊飯の段階からおにぎりに特化していたのでした。新米は水分含有量が多いので、事前に何度か炊いて、最適な水加減を調査しておくことが大切です。
炊けたらお寿司用の飯台に移して、一粒一粒が離れるようにほぐしました。昔は炊けたご飯は必ず「おひつ」に移したものだったそうです。飯台に移すことでそれと同じ効果が得られますので、この工程で日本のご飯本来のおいしさが引き出されます。
ここで「おひつ」ではなく飯台にしたのは、握る前に粗熱を取るためでした。熱いうちに握ってしまうと、おにぎりの中で発生した水蒸気が外に逃げられないため、せっかくのご飯が水っぽくなってしまうのです。冷めてもおいしいおにぎりとするためには、手で触れる程度の温度まで冷ましてから握ることが大切です。ただし温度が下がりすぎると握りにくくなります。
手水は水10に対して塩1(重量比率)で作った塩水です。これで手を濡らし、飯台の中のご飯おにぎり一個分をやさしくほぐし、ダマのない状態にしてから手に取って握っていきました。握り加減は寿司と同じ。外側はしっかりまとまっていながら、中心部はふんわりと空気を含む。この握り加減が大切なのだそうです。このコツを会得するまでには、ずいぶん時間がかかりました、
今回は新米のおいしさを味わうおにぎりなので具は入れません。ただの塩結びにすることにし、おかずは漬け物を別途添えることにしました。
こうして自作の最高のおにぎりが完成。大量の練習用失敗作を「お昼に食べてください」と父母に押しつけ、私は田んぼを目指して車窓の人となりました。
電車からバスに乗り継ぎ、バスを降りて少し歩くと、目指す田んぼがありました。道すがら柿の木があり、赤い実がたわわに実っていました。田んぼに到着すると、もうすっかり稲刈りが終わっていて、刈り取られた株からは、青々としたひこばえが芽を吹いていました。稲は本当は多年草ですから、冬のない国ならここから再び実りに向けたライフサイクルがスタートするのです。
畦道に立つと、ちょうど田んぼに影が落ちましたので、以前拝見したid:Lady_Cinnamonさんの写真を真似して私も一枚。影の周りに見える緑の草は雑草ではなく稲のひこばえです。
TinkerBell1pt
新米をおにぎりにして楽しむのは、わが家でもけっこう恒例ですが、
それを田んぼを訪ねていくハイキングでさらにおいしく楽しむというアイデアはすてきです。
写真がすてき!!うららかな秋の日差しが伝わってくるようです。
また最高のおにぎりを自分で握るための努力もすばらしいです。
田んぼ訪問体験とおにぎり作りで二重にお米作りに対する関心と知識が養われて、すばらしい食育にもなりますね。
読んでいて色々参考になることがありました。
私のおにぎりはまだまだ未熟でした。
私もがんばっておいしいおにぎり作りの極意に挑戦してみますね。
そしてお米に感謝して、日本のお米作りをキッチンと食卓から応援していきたいと思います。
ハロウィンかぁと野菜売り場に立ち寄ってカボチャを見ていて、恥ずかしながら初めて気が付きました。輸入カボチャの多さに!
さっそく家に帰って調べてみると、日本のカボチャの生産量は約22万6000トン(2006年現在)。特に生産量が多いのは北海道で、全国の1/3以上を占めるとのことでした。しかし最近は年々減少傾向にあります。
逆に消費量の方は最近は上昇傾向で、一時期減少した消費が持ち直しつつある、と書かれていました。この生産減少と消費持ち直しの間を埋めているのが輸入です。
2005年の貿易統計によると、カボチャの輸入量は12万1732トン。年度が1年ずれているので単純計算は出来ませんが、前述の数値と比べると、なんと国内生産量の半分以上に相当する量が輸入されていることになります。
主な輸入国は1位がニュージーランド、2位がメキシコ、そして3位がトンガです。ま、これらの諸国からの輸入の理由はわかります。それは日本のカボチャの端境期の需要を埋めるため。国産カボチャの流通量が減少する季節の輸入なら、日本の農家に与える打撃もある程度は抑えることができるでしょう。
参考:http://www.pumpkinkabotya.com/knowledge/volume.html
しかし問題は中国産です。カボチャはウリの仲間ですから、ウリミバエの発生が懸念されます。ウリミバエは元々日本には存在しない虫ですから、これが日本に持ち込まれると生態系を崩しますし、さらにウリ科だけでなくナス科植物などにも寄生するため、農業に大打撃を与えかねません。このウリミバエが懸念されるとして従来日本では中国産カボチャの輸入を認めてこなかったのですが、昨年政府はこれを認めてしまいました。
解禁対象地域は農水省消費・安全局長が指定するとしていますが、中国国内でカボチャが移動されてしまえばそんなものすぐに骨抜きです。さらに日本のカボチャとほぼ同じ時期に生産されることになる中国のカボチャのどこに価値があるというのでしょうか。中国産カボチャは日本のカボチャとの競合とウリミバエの危険で、二重に日本の食を危うくするものになりそうです。
そこで「ニッポンのハロウィン・国産カボチャ感謝祭」の提案です。ハロウィンには生産地の分かっている日本のカボチャを買いましょう。日本の露地栽培のカボチャの収穫期は6月〜9月ですが、カボチャは長期保存がきく野菜ですから、今の時期でもちゃんと日本のカボチャが出回っています。
同じ買うなら日本のカボチャと一人が一人に呼びかけるだけで、日本のカボチャサポーターが倍に増えます。そして“食料安全保障”への関心が高まります。
ハロウィンのカボチャ提灯は、これで悪い霊を脅かして追い払うという魔除けの意味があるらしいですから、国産カボチャで無軌道な輸入も追い払いましょう。もちろん良い輸入、必要な輸入もあるとは思いますが、安いから、儲かるからというだけの輸入は、日本の食をだめにします。
ハロウィンは日本のカボチャでおいしく楽しく。日本の農業の豊かな実りに感謝する一日にしたいと思います。
日本のハロウィンは日本のかぼちゃでお祝いしたいですよね^^
かぼちゃは切ってしまうと痛みやすいですが丸のままおいておくと長く保存できますので今の時期でも買うことができますね。
日本のかぼちゃでおいしくハロウィンを楽しんで、日本の農業、農家の方たちに感謝をする1日になればいいなと私も思います。
そしてかぼちゃだけじゃなくて今の季節だとさつまいももおいしいですので国産さつまいもスイーツも一緒に^^
ご飯にはおでんやシチューなどの鍋物とかじゃがいもやほかの野菜もたくさん入れて、日本で作ったり取れたり(魚)した食べ物だけを食卓に並べてみたいです。
元々日本にいない虫が入ってきてしまうかもしれない危険があることははじめて知りました。
日本のウリ科やナス科はその虫に寄生されたことがないと思いますので耐性がないかもしれなくてよけいに不安です。
輸入に頼らなくてもいいように普段から国産の食材を選ぶようにしていきたいですね。
多少高くても日本の国で生まれた日本の野菜たちを食べるようにして、日本の実りに感謝をしたいです。
それから、日本のかぼちゃというと「日本一どでカボチャ大会」というのがあるんですよ^^
508キロの巨大カボチャが優勝したそうです、こんな大きなかぼちゃでジャックオランタンを作ったら迫力がありそうです(笑)
http://sankei.jp.msn.com/photos/life/environment/090927/env09092...
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私の夫@浜松が代々、農家を営んでいるので、農業に親しみがあります。親戚は果樹園(!?)を兼ねキーウィやブドウ、温室メロン、花ではガーベラやチューリップを栽培しているので秋と言えば夫の実家というイメージがあります。
そのなかでも農業で親しみあることと言ったら秋の収穫、稲の刈り取りです。黄金色した稲穂を秋の夕方、夕日が空を染め上げるときに刈り取るのは心地よく、涼しく、日の沈むまで作業を続けることが日常です。
稲の刈り取りから精米し、そして新米をおいしくいただくまで、いろいろな作業があります。いまでは米研ぎをしなくてもそのまま食べることのできる無洗米もありますし、いろいろと便利な世の中になりました。精米する機械も自動販売機感覚に使える施設もあり、1回ワンコインといってご飯を食べるまでの苦労を感じなくなってしまいました。
そこで、たまたま偶然なんですが先週都内に出かけたときに、「白根記念渋谷区郷土博物館・文学館」へ行ってきました。そこでは渋谷区の歴史を縄文時代から、江戸時代、明治大正昭和期、戦災から復旧した開発期と時代ごとの渋谷の顔を紹介してくれています。
◆<脱穀>
脱穀するときの機械が種々展示されていました。お米を収穫すると千歯こきで稲穂から種・実を取ります。唐箕で重い実だけを残すことができます。説明書きより調べてみると、唐箕のふるい分ける作業は女性の仕事だったみたいです。
千歯こきに使う木が何か分かりませんでしたが、先は竹です。また、(唐)箕も同じく竹製で、むしろを下に敷いていました。イエでもこれまで多く扱った竹と生活の関わり合いを実感できたような気がします。
◆<写真>
本来、博物館や資料館では撮影禁止のところが多いのですが、撮影が許可されていたので、撮った写真をアップし掲載します(見えるかな?)。
どうでしょう。使い古した温かさと仕事師のような雰囲気が伝わってきませんか?
初めて写真をアップするので、リンクを念のため入れておきます。
http://f.hatena.ne.jp/fwap/20091015140123
http://f.hatena.ne.jp/fwap/20091015140107
※
最後に、「千歯こき」、「唐箕(とうみ・からみの)」ともに一発で変換することができませんでした。これは生活から脱穀が切り離されたことを象徴していると思われます。
巨人の堀内投手がコンバインで指先を切断してしまったことは有名で、実は母方の親戚でも指先を切り落としまった人を知っています。
農業の仕事は機械化で軽減されていますが、まだまだ肉体的な労苦は他の労働以上です。それに、生活の根幹に関わるのでイエのみなさまに、食の安全に関心のあるとりわけ若い方に見てもらいたいです。
日本の食と命を支えてきた貴重な道具たちですね。
千歯こきや唐箕、素朴な道具ですが、けっして間に合わせではない、しっかりとした作りになっていますね。
きっとこういう道具もそれぞれに専門の人がいて、丹誠込めて作っていたのだと思います。
今はもう、都会生活では田畑すら教科書の中でしか知らない暮らしです。
都会の子供は切り身の魚しか見たことがないから食の尊さがわからないなんて言われてずいぶんたつと思いますが、
今は毎日食べているお米の元の姿さえ知らない子供が増えていると思います。
>農業の仕事は機械化で軽減されていますが、まだまだ肉体的な労苦は他の労働以上です。
ちょうどお米の刈り取りの時期にお米の生産で有名な地域を通ったことがありました。
そうしたら、大きな田んぼに刈り取られた稲が全部寝かされていて、
それを数人で束にくくる作業をしていたんです。
わしっと稲束を一掴みして、根元を稲藁で巻いてから器用に稲束を回転させると、あら不思議。
結ぶ動作なんかしていないのに、しっかりと根元で縛られた束のできあがりです。
まるで手品のような熟練の技でした。
それほどに手際が良くても、あの大きな田んぼで手作業では、きっと一日では終わらないと思いました。
家に帰って調べてみました。
あの稲束を作る作業は、もちろん「はさがけ」のためですね。
やはり思った通り、昔ながらのはさがけで自然乾燥させるお米は、少し高く出荷できるみたいでした。
農家の中には、少しでもお米の価値を上げるために、機械を使えばすむところにも、わざと昔ながらの手仕事を残している人がいるんですね。
でも、はさかけ米も機械乾燥米も、そんなに大きな取引価格の違いはないらしいこともわかりました。
それでも楽できるところにも手間を惜しまないプロの誇りみたいなものがあるのかなぁと思いました。
農業の歴史や昔ながらの道具、そして実際の農作業の様子。
お米や野菜を食べる人なら、一度はじっくりと見て、知って、
そしてできれば真似事ではない本当の農作業を体験する機会を持ちたいですね。
ファーストフードと出来合いのお総菜で全てが済んでしまう今の暮らしだと、
素材としての野菜やお米に全く触れずに過ごしてしまうこともできてしまいます。
そんな時代だからこそ、田畑の段階から食を見つめていく必要があるんだと思います。
新米の食べ方、シンプルな食べ方で好きなのはおにぎりです^^
お塩だけつけて握ったおにぎりや、それに海苔を巻いたもの、ちりめんじゃこをまぜたおにぎりやおかかや鮭のおにぎり…
薄焼き卵を巻いて作るおにぎりで食べるのもおいしいです^^
紅葉を見にハイキング(ウォーキング)するときにお弁当にして持っていくのもいいなあと思います。
炊き立てでつくったあつつあったかおにぎりも、少しさましたほんのりあったかおにぎりも、熱のなくなったおにぎりもどれもそれぞれおいしいです^^
炊き立てでおにぎりを作るときはおにぎりメーカーを使うと手が熱くなくていいですよ^^
http://item.rakuten.co.jp/heart-company/wc-62039/
http://item.rakuten.co.jp/model-bon/ket140017/
ハート型や動物型もあります^^
本当に美味しいお米は、へたに具を入れたりせずに、塩むすびでいただくのも美味しそうです。
あとは海苔をまくか、厚焼き卵にソーセージくらいの簡単なおかずで十分でしょうか。
せっかくの紅葉シーズンですし、新米のおむすびを持って、どこかに出かけるのも良いかも知れません。
昨日新米に納豆に温泉卵をいれて醤油、ネギ、辛子を入れて食べました。初めは納豆に温泉卵なんて・・・と思っていましたが、まろやかになっておいしかったです。皆さんはどんなおかずで新米を食べますか?
新米を炊く時に土鍋で炊いてみると、これまた美味しいです。
せっかく美味しい新米ですから。
もっと美味しく炊きたい!っていう贅沢な願望からやります(^_-)-☆
土鍋でたくと、お米が更にふっくらします。
翌日の残ったご飯も、温め直してもふっくらしてるのでヤミツキです
ドライブは元々すきなんですが、紅葉の中を走るとまた1つ感じが違って良いですね。心がすごくおちついてくるので、考え事をするには最適です。水筒にコーヒーを入れて、気が向いたところで外に出て一服すると凄く満たされてきますよ。
新米の季節になってきましたね^^
私はお米が大好きなので新米も楽しみです。
ふんわりとした炊き立てご飯の香りはいい香りですよね。
炊き立ての新米ご飯と秋の味覚の秋刀魚の塩焼き大根遅し添え、それにさつまいもと油揚げののお味噌汁といった和食のごはん、秋は食べ物が美味しくてうれしいです(笑)
栗ご飯やきのこご飯、混ぜご飯も作るのですが、端っこのちょっとこげたところや出汁がよっていて味が濃くなった部分も美味しくて好きだったりします^^
なのでおこげがないと少し残念に思ってしまいます(笑)
美味しいご飯の炊き方を見つけたので今度してみたいと思います。
お米は蒸らさないほうが「米本来の味」を味わえるとあるのが気になります…
炊飯器では蒸らしまでがセットになっているのでこの鍋で炊く炊き方をしてみたいです^^
個人的にはハロウィンに参加したことも誘われたことも、そもそもハロウィンが何なのかも、これまで全く知らず触れずに生きてきました。日本人にはあまりなじみの無いものだと思っていますが、最近は違うのかな??
サトウカエデ。樹液を煮詰めてメイプルシロップにするあのカエデです。北米原産ですが、寒さに強く、がっしりとした幹に育ちますので、日本では街路樹や公園の木などに多く使われています。池袋の近くの公園にも植わっていて、いい色に紅葉していました。
木の葉越しに太陽が見上げられる時間帯は、ひときわ美しい光景が楽しめます。大きな葉を通して降り注ぐ光は美しく、真っ赤な日差しに包まれる感覚はなんとも言えません。
サトウカエデの大きな葉を拾ったら、これでヘリコプター遊びが出来ます。葉を高い所から落とすと、クルクルと回って落ちていくのです。葉の形によって良く回る葉とそうでないものがありますから、いい葉を探すのも楽しみの一つです。サトウカエデは北米ではとてもポピュラーな木なので、多くの子供たちがこの葉っぱのヘリコプター遊びを経験しているようです。
またサトウカエデには独特の甘い香りがあります。大きな木の近くに行くと、風向きにもよりますが、その香りを感じることができます。もちろん落ち葉からもその香りがします。サトウカエデの森の中で落ち葉に埋もれて寝てみたいと、遠いカナダの秋を想像してみます。
サトウカエデは木目が美しく堅牢な材質なので、家具や楽器の素材としても珍重されます。特に美しい模様の木目をしている物には、その模様ごとにバーズアイ、カーリー、キルテッドなどの名が与えられ、高級木材として珍重されています。
最近、わが家の庭にもこのサトウカエデが仲間入りしました。それはこの本を手にしたことがきっかけでした。
- 作者: ロイス エイラト
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- メディア: 大型本
子供向けの絵本ですが、樹木を愛し、親子でそれを育てていくストーリーに、とても感銘を受けたのです。「かがくのほん」ですから、巻末にはサトウカエデの育て方まで載っています。思わずがらにもない本を買ってしまった勢いで、サトウカエデの苗も買ってしまいました。これが育ってわが家を甘い香りに包んでくれる頃、私は何歳になっているでしょうか。
個人的には、静岡の昇仙峡が良かったです。紅葉だけでなく巨大岩のスケールと紅葉が異様にマッチしていて感動的でした。なんとなく日本的なイメージって言うのかな??
京都の紅葉スポットは色々と行きましたが、有名なだけあって寺社と溶け合って美しい場所が沢山ありましたね。
混雑しすぎているのが、少々難点ではありますが……
できれば、静かにゆっくりと見れるスポットがあると嬉しいですね。