イエ・ルポ 2 #041 PickUp5



みなさまこんにちは、ハザマです。来週の月曜日は待宵の月、火曜日はいよいよ十五夜。だんだんと中秋の名月に向かっていい月夜になってきました。この土日は、お月見に備えてススキ狩りに出掛けるのもいいですね〜♪ 私は今年こそ、ススキでフクロウさん作りに挑戦したいと楽しみにしています。そして来週末からはシルバーウィークの5連休で、行楽シーズンの到来。その連休の更新お休みの関係で、月曜日の“イエコトミシュラン”もお休みとなります。この月半ばはちょっとイレギュラーなスケジュールになりますが、どうぞよろしくお願いいたしますw


さて、今日は“イエ・ルポ 2”#041のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回は「読み違い・書き違い・聞き違い!家族の勘違い爆笑ルポ」のテーマで、愉快なエピソードをいっぱいお届け下さいました! おすすめスター付けからピックアップ賞選定まで、いわしを読ませて頂きながら、これほどお腹をかかえて笑わせてもらった語らいははじめて(笑)。おチビちゃんからご両親、お祖父母様までたくさんのご家族、そしてご友人や恩師にまでご登場頂き、和みいっぱいの〈イエはてな〉名作お笑いコント集になりましたね〜w いつもとはまたひと味違う楽しい語り口も素晴らしかったルポの数々、みなさまどうもありがとうございました!


イエ・ルポ 2 #041 ピックアップ賞・ノミネート賞

#041では「読み違い・書き違い・聞き違い!家族の勘違い爆笑ルポ」のテーマでご投稿頂きました。
今回ばかりは、タイトルをご紹介してもその語りの面白さをちっともお伝えすることが出来ないんですよね〜。でも言い違い、聞き違いから見てみると…。寄席を「きせ」と思い込んでいたお姉様の「自信満々」、柿と牡蠣のとり違えで「同音異句語による変な会話」、子供心に恐ろしかった「〈するめ〉と〈すずめ〉」、カリフォルニア・ハリケーンルイジアナ・タイフーンとはあまりにも創造的な「店名の言い間違い」、「ちょっとマスタード持ってきて」と言ったら母がバスタオルを持ってきた(笑)、捨てられた湯たんぽにおじいちゃまのマジック書き「むる、ダメ」、「〈台風一家〉四文字熟語やことわざにも多いです」などなど。パソコンや携帯メールでの誤変換や、変換に慣れて手書きで漢字間違いしてしまうというお話も多かったですね。勘違いには、病気と「勘違いして〈コンピューターウィルス〉にびびる母」、そんなはずはない「カレンダーが狂ってる」、母娘二人して「時間の勘違い:夕食編」…。さらに、ランドセルに筆箱のつもりがTVのリモコンだった「入れ間違い」、知らない人に声を掛けて「見間違い」。小さな子供たちの可愛い間違い言葉の話題も多く、お母様が文字を書かせてトランプを作っておいてくれたのが今でも残っているというエピソードから、そんな「自分史を親子で作ろう」という楽しいアイデアも登場!


もう面白くて楽しくて、何度も読んでなかなかはかどらなかったピックアップ賞・ノミネート賞選び(笑)。やっとの思いで下に選ばせて頂きましたー。いやぁ、今回ご提案下さったお題は本当に楽しかった! ご家族のチャーミングなお顔をいっぱい見せて頂いて…笑いのあるイエのなんと幸せなことでしょう!


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「母の空耳四連発」by id:momokuri3


誰が言ったか知らないが、母が聞けば確かに聞こえる、わが家の空耳アワーです。


まずお正月のこと。父の友人が年始に集まり、ちょっとした宴会状態になりました。そこで父は母にお酒を運んでくれるよう頼んだそうです。
母が私の所に聞きに来ました。「鞍馬さんの胸っていったらどんなお酒?」
な、なんですか〜それは!よくよく聞いたら灘の清酒櫻正宗”のことでした。それの大吟醸があるから持ってきてほしいとの話だったらしいです。「クラマさんの胸」ではマンガのうる星やつらしか思い浮かびません、お母様。


母の空耳は、家の設計という一世一代の大事業でも発揮されます。工務店さんと話し合いをしている最中、「右側に水道」と聞いて「右がワニ水道?」と聞き返したそうです。ワ、ワニの水道、欲しかったです、お母様。


テレビを見ている時も、母の空耳はとどまることを知りません。「閣僚会談を前に次官級の事務レベル会合が開かれ」というニュースに対して、母は満足そうに「政府もやっと人件費削減を始めたのね」。
今のニュースのどこでそれがわかるの?と聞くと、「だって時間給の会合でしょ」。社会問題に関心を持つのは良いことですね、お母様。


うちの父母はとても仲良しで、よく一緒に出かけています。帰りが近くなると、母は父の手を取って、人前もはばからずにラララ〜と踊る真似をするほどの仲良し振り。すごいねと言うと、母は少女のように恥じらいながら、「だってお父さんが踊ろうかって誘うんだもん」とその理由を説明してくれました。
でも父に聞いたら「ありゃ“戻ろうか”の聞き間違えだ」。いつまでも少女のままでいてください、お母様。


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レミオロメンロミオメロンと聞き間違え」by id:fwap


私はテレビを見ない代わりに、ラジオを付けっぱなしにして生活を過ごすことが多いです。
あれは、おととしかその前の年くらいでしょうか?"粉雪"というドラマの主題曲がヒットしたらしく、何度もリクエストで流されていたのです。
私は「こなーゆきー!」の叫びの部分と特徴的なカタカナのデュオ名しか記憶に残らなかったのです。あの曲を作った歌手、いいな〜♪と現物を見るのを楽しみにしていました。
しばらくして、娘夫婦が孫を連れてイエにやってきたことです。
テレビを点けて話題提供のため、話のタネにしようとみんなでおしゃべりをしていたら、あの名前の歌手の話題が。
どうも娘夫婦たちの話す歌手名に違和感を感じたのです。
私は「レミオメロン」と話すのに、娘夫婦は2人とも「レミオロメン」と私に言うのです。それも目線を伏せ、気まずそうに笑みを浮かべて。
このとき気づけばよかったのですが、とうとう歌番組にあのデュオが!
レミオロメンさんです!」と司会者が言うと、思わず私は「え?!レミオメロンだとずっと思ってた!」と反応しました。
そりゃそうです。今まで正しいと思っていた名前をずっと間違えて話していたのをいきなり訂正、間違いを認めるのは私としてもなんともバツが悪い。
さっきの目を伏せて気まずそうな表情はこのことだったのか!と脊髄あたりにビビビビと電流が走ったのは言うまでもありません。
そして、あまりにも恥ずかしくなってしまいチャンネルを変えたかったのですが、そこは母と娘の長年の愛情(!?)。
「チャンネルは変えないでね」明らかに私を糾弾せんがために、チャンネル権を奪ったばかりか、生き恥の刑に私を処したのです(笑)
義理の息子は大笑い。家族のほほえましい瞬間だったといまでは思えますが、失敗した直後は恥と老いを痛切に感じました。
みなさんも同じ勘違いはありませんか?


聞き違いとは違いますが、私には「自分の常識」があまりにも狭いことを感じてしまうことが往々にしてあります。
例えば、土曜日のテレビ番組「王様のブランチ」は朝10時から午後2時まで放映です。
しかし、静岡ローカルですと午前中でおしまい!天気予報で終わりなので、てっきり2時間番組だと思っていたわけです。
それを親しい友人に話したところ大笑い。全国版のテレビ表を見てみると、確かに午前から午後、正午を股に掛けているのです。
私のような愚かなことはみなさんあり得ないとは思えますが、どうか私と同じような失敗の轍だけは踏まないで下さい。


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「難問レシピ」by id:canorps


ある日紙切れが落ちていました。



どうやら次女がテレビか何かの料理レシピをかいたもののようでした。
ロールケーキのようなもののレシピのようです。
ぜいろうこ は冷蔵庫だとすぐわかるのですが
しょっぱなからの「ぽんず」に家族一同、困惑。
まさか「ポン酢」はつかわないだろう?
おとうさんが「パンズ」じゃないか?というと
なるほど、パンで作るロールケーキか!
とみんなで想像。
しかし、面白いケーキだね。
と次女が帰宅してから
この「ぽんず」ってなあに?
ときいてみたら・・・
「スポンジ」でした。


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次女6歳。
まだまだやってくれます。


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「犬の聞き間違い」by id:shimarakkyo


数年前、友人家族が飼っている犬を短期間預かった事があるのですが、時期がまずかった。大相撲の時期だったんです。


ちょっとした縁があって私の家族は把瑠都関を応援しているので、家族が居間に集まって「がんばれー!把瑠都ー!」とやっていたのですが、どうもその際に、


「がんばれー!把瑠都ー!」
「わん!!」
「がんばれー!把瑠都ー!」
「わんわんわん!!」
「がんばれー!把瑠都ー!」
「ウウウ〜!!わ”ん!!」


と、妙な間の手が入るのです。何かと思って振り返ってみると後ろでウチの子がわんわん吠えています。そしてそのとなりには友達から預かっている犬の「バル」がしっぽをふりふり。そうです、「バル」と「把瑠都」を聞き間違えて、バルの方は呼ばれていると思って尻尾をふるし、ウチの子の方は「何で私は呼ばれないの!」と文句を言っていたんです。


バルはもともとウチで生まれた子で、ウチの子とは仲が良いのですが(だから預かる事に同意した訳ですが)、やっぱり嫉妬があったんですね。聞き間違えて文句を言ってるウチの子に一旦は家族で大爆笑しましたが、悪い事をしちゃったなあと、反省。「把瑠都はバルじゃないのよ、それにお前も下らない嫉妬なんかしないの!」と諭して散歩に連れて行った次第です。


ちょっとかわいそうだったけど、やっぱり可愛かったなぁー!


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「読めない名前を無理矢理読むと…」by id:Fuel


ある式典で、列席者の紹介を任された父。読み上げる原稿を渡され目を通すと、読みにくい名前ばかりが並んでいたと言います。たとえば「小比類巻」さん。これは歌手に「こひるいまき」さんという人がいますが、別に「こびるまき」という読み方もあるので、それを知っていた父はあわててどちらかを確認しに走ったと言っていました。
「漁」さんも「りょう」さんではなく「すなどり」さんとお読みするとのことで、事前確認して助かったと言っていました。それでもあぶなく「さかなとり」さんと読んでしまうところだったとのことで、危ない危ない。
しかし「遊馬」さんは確認漏れというか、文字が簡単な物の組み合わせだったので、読めると勘違いしていたんでしょうね。全く誰にも確認せず、原稿にふりがなも振っていなかったそうです。
マイクの前に立った父は、すらすらとお名前を読み上げていきましたが、「遊馬」さんで止まってしまったそうです。読めません。血の気が引いて目の前が真っ暗になったそうです。
「ゆ、ゆう…」
遠くの方で同僚の人から違う違うの合図。
「ゆ、ゆう…ゆう」
違う違う。
「あ、あの」
言葉を失ってしまった父。これ以上恥をかくまいとマイクのスイッチを切ったはいいのですが、あまりに動転していたのか、原稿を落としてしまったそうです。同僚の人が駆け寄って原稿を拾い、姿勢を低くして目立たないように父に手渡し。父は一言、
「あ、すま…」
すかさず同僚の人がピンポンのサイン。そこで父はハッと記憶がつながり、そうだ、この字で「あすま」さんと読む人がいたと思い当たり、無事その場をしのいだそうです。コントのような本当の話。
いやはや、なんとも手に汗握るお話でした。以来父はこんな高価な本まで買ってきて、人様に失礼のない司会が出来るようになるんだと張り切っています。しかし再び晴れの席でマイクの前に立つ機会は、カラオケを除いてまだ無いみたいです(笑)。


難読稀姓辞典

難読稀姓辞典


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「すてきな大学♪」by id:MINT


母が庭先でご近所の方と話をしていました。相手の方は息子さんが無事大学に合格したらしく、もう大変な喜びようでした。会話を終えて家に入ってきた母に、
「ねぇ、○○さんとこ、大学決まったの?」
と聞くと、
「そうなのよ、なんと医学部ですって。それも国立」
とのこと。
「うわぁ、すごいね、どこの大学?」・・・続きを読む

「気を回しすぎて大間違いの大失敗」by id:C2H5OH


うちの学校には、見るからに恐そうな体育教師がいました。筋肉の盛り上がった大柄な体で、あだ名はバイソン。当時その先生は3年の体育の担当で、私はまだ1年だったので、直接教わったことはありませんでした。
体育祭の準備で、私は用具の使用許可を取ってくるよう頼まれました。どの先生に言えばいいんですかと聞くと「おそらくバイソンに言えばOKだよ」との返事。3年の先輩はいかにも親しげに「バイソン」と呼びますが、1年坊の私はその名を聞いただけでびびりまくりです。・・・続きを読む

「母がマイミクさんを」by id:Kumappus


舞未久 とでも書く珍しい名字の人かと思っていて
かみさんが「今度マイミクさんと会うの」とか言ってたら
母「その人とよっぽど仲がいいのねえ」
かみさん「いや、この前とは違う人」
母「え?そんな変わった名字の人がたくさんいるの?お友達に?」
で大爆笑になったことがありました。・・・続きを読む

「こどものカワイイ言い間違い」by id:gallerybaaba


ディズニーランドへ遊びにいった幼稚園児の孫から、写真とともに手紙が届きました。



「りずーにらんど たのしかたよ
あと りずーにしーい もいたよ」・・・続きを読む

「あぁ、哀愁の〈ひぐれさと〉」by id:Lady_Cinnamon


忘れもしない高校2年のあの日。私は3度もガツーンっとショックを受けました。
ちょうどその年の冬、うちの高校が全国高等学校サッカー選手権なる大会に出場が決定。トーナメントで勝ち進むうち、私たち2年生も応援にと、大都会東京へ向かう事になりました。
一応、小学校までは横浜に住んでいた私。といっても、・・・続きを読む

「ウチの両親は外来語に弱すぎます。」by id:VEGALEON


ハザマさんのおばあちゃんのように、ウチの両親も外来語が弱いです。
数えあげたらキリがありません・・・
サッと思いついたモノ挙げましょうか!
「コンビニ」を「コンビニア」、「チキン」を「キチン」、「レンジ」を「れんじん」
「レーズン」を「れんずん」、「サラミ」を「さらみん」・・・キリないのでやめておきます。
これの100倍はありますね!・・・続きを読む

「聞き間違いから始まるドラマもある」by id:TomCat


クラスの女の子と、ちょっとしたことで言い争いになってしまいました。
「そんなこと言ってねーだろ」
「言ったよ、確かに言った、すごく傷ついたんだからね」
「あのなあ、そりゃお前の聞き違いだって」
「そんなことない、聞き間違いなんてするわけない」
「なんだと、まじ怒るぞ」・・・続きを読む

「バンビの頂上」by id:Catnip


私は万里の長城を「バンビの頂上」だと思っていました。イメージとしては、中国大陸の奥地あたりに子鹿の形をした壮大な山があり、その頭のてっぺんに登ると不思議な霊力が身に付くとか、そういう感じです。言葉の聞き間違いだけでなく、その実体も勝手な想像で、滅茶苦茶な誤解をしていたわけですね。
そうした誤解は成長するにつれて自然に自己解決していきましたが、子供の頃に生まれてしまったイメージというのはなかなか消えません。授業で万里の長城が出てきた時、・・・続きを読む

「Hearts of the World????」by id:TinkerBell


母が「世界ハーツって何?」と聞いてきました。
「え?え?」
「ハーツ」
「あー、それトランプのゲームのことじゃない?パソコンのおまけゲームにも付いてるよ」
「でもすごく古い本の表紙で見たのよ」
「あ、たしかハーツってすごく歴史あるゲームだって聞いたよ、・・・続きを読む

「なぜそんなにネクタイを誉められるのか?不思議な壮行会の祝辞」by id:tough


学生の頃、全国大会を前に壮行会を開いていただきました。出席者が順に祝辞や励ましの言葉をかけてくださいましたが、中にお一人、やたらネクタイを誉めてくれる人がいたんです。
「諸君らのネクタイはよく洗練され、ネクタイの中のネクタイと言っても良い美しさに満ちております」
は、はぁ…。今日は私ら全員揃いのTシャツ姿でノーネクタイなんですが…。
「私ももう20年若く、諸君らのようなネクタイが持てたらどんなにいいだろうと、本当に羨ましく思います」・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYクールデザート&ドリンク〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:Lady_Cinnamonさん、ご投稿ありがとうございました。




ミント入りハーブティゼリー
最近、ハーブゼリーに凝っています。どうです?スナップを見て、ミントがゼリーの中に植わっているのが透けて見えますか。作り方は2種類のゼリー液を用意します。今回はマローブルーティのカルピスミックス(ピンク)とカモミールティ。甘味料はマローブルーにはカルピス、カモミールには蜂蜜です。まず、ピンクゼリーを最初に少量入れて冷蔵。固まったらお箸かお酢で洗ったピンセット(調理用)を使い、ピンクゼリーにミントを差し込みます。そこに、常温くらいになったカモミールゼリー液を、お箸をつわせてゆっくり注いでいきます。ゼリーが固まったらできあがり。お客様にも喜んでいただける一品です。ちなみに、透きとおったゼリーにするには、粉ゼラチンより板ゼラチンが向いていますよ☆



スナップコメント

ゼリーの中に水草のようにきれいなミント、ひと目惚れしてしまいました〜!
一体どうやって?!と思ったら、下のゼリーに挿してしまうわけですね、合点。
マローブルー+カルピス、カモミール+蜂蜜という組み合わせもパティシエ並みに秀逸。
全体の色合いはタイ風のアジアンなイメージで素敵、私もマネして作ってみます♪
−ハザマ−


»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。