リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE #039
みなさまこんにちは、ハザマです。今日は9月9日、「菊の節句」「重陽の節句」ですね! 先日の“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”でもお話があったように、今年は09.09.09という日付で、ちょっと特別な気持ち。みなさまも今日は、この節句を祝うしつらいやお料理を楽しまれることでしょう。私もすでに「万寿菊」模様の帯とポンポン菊を飾り、健康・長寿とまぁるく平安な心を願う一日です。今晩、和菓子と一緒にいただこうと思っている菊茶も準備出来てますw 今日も爽やかな空、夜には窓から入ってくる秋らしい風に菊を香らせて、心静かなひとときを過ごしましょうねw
さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”#039の語らいのスタートです。暮らしに幸せをよぶサプリ、今回のテーマの一つめは「礼」。感謝と尊敬をこめた「礼」の流儀や作法のお話、日頃の自分なりのお礼のしかたや言葉など、暮らしのいろんなシチュエーションを思い浮かべながら教えて下さい。テーマ二つめには、今日の菊の節句にも関係する「長寿祈願」を挙げてみました。長寿の縁起物や食べ物、願いをこめた贈り物など、どんなものがあるでしょうか? そして「アクセサリー」テーマでは、幸運をよぶもの、幸せな気持ちをくれるアクセサリー、何でも教えて下さいなw 今回もみなさまからの素敵なフォーチュン・サプリとメッセージ、楽しみにお待ちしています!
「礼」「長寿祈願」「アクセサリー」+「縁起物」
「礼」「長寿祈願」「アクセサリー」+「縁起物」
“リブ・ラブ・サプリ〜FORTUNE”フレーズ
「〈帯留〉で季節を愛しみ、縁起を祝う」by ハザマ
“メッセージ”
かんざしなどの髪飾り、着物の帯に掛ける根付、そして帯留(おびどめ)。和装を彩る日本のアクセサリー、なかでも帯留は、季節や縁起物の多彩なモチーフでお洒落心を楽しませてくれて、私の大好きなものです。帯揚や帯締にはそれぞれに着付けの役割があるのですが、帯留だけは何も用がない。帯締の結び目だけではそっけないと、結び目の代わりに紐に通して飾るという、本当に純粋なアクセサリーなんですよね。
明治時代に生まれ、大正後期から昭和初期にかけて全盛期だったという帯留、古いものには本当にさまざまな素材やデザインがあり、季節や場によって、着物や帯とともにコーディネートされてその装いを楽しまれてきました。
たとえば、春には土筆や筍や蝶。夏は水紋に蛙、蜻蛉、団扇、金魚。秋は菊や楓、、栗や葡萄や柿の実。冬は梅に牡丹に椿の花…。また、お正月は羽子板や干支の動物、お月見には月兎、お慶びの日には宝亀や鯛などの縁起物といったふうに、折々の歳時記やお祝いに合わせたモチーフを選んでは、身につけたわけです。
写真は、私の手元にある帯留のいくつか。左上から、お祝いの席のために求めた夜光貝の「鶴」、今年のお正月に装った白珊瑚の「瓢箪」、赤い色とベビーパールが付いたものはお花見にもぴったりの「桜」。右手前はこの夏に大活躍した黒鼈甲の「竹」、やはり夏に涼しさを感じる透明の「ガラス」、そして私が「にこにこ仲良し」と名付けている(笑)木の二つ玉。まだまだ四季を彩るほどはありませんが、少しずつ、季節のモチーフを集めたり手作りしていきたいなと思っています。帯留作りのアクセサリー・パーツもあるので、陶器の箸置やブローチなどいろんなもので作ることが出来るんですよ。
素材も本当にいろいろなんですよね。彫金、木彫り、象牙、珊瑚、陶、七宝、鼈甲、蒔絵、螺鈿、貝細工、木目込、刺繍、宝飾、ガラス、セルロイド…。『伝えたい日本の美しいもの おびどめ』(貴道裕子著、スーパーエディション、2001年)という本など眺めていると、昔の職人さんの手技にも惚れぼれしますが、やはり一つひとつに季節を愛しみ縁起を祝う日本人の美意識がこめられた意匠が素晴らしい。帯留は、服飾のアクセサリーであるとともに、心にまとう美でもあるんだな…。私の暮らしのささやかな楽しみである着物、そして帯留で、日本の季節と縁起をもっと愛しんでいきたいです。
※今回の「いわし」ご投稿は9月14日(月)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は9月15日(火)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
息子さんのお願いをかなえてあげたmixcyuさんも、何て素敵なママでしょう!
美しく切り抜かれたメロンの器に、山盛りいっぱいの愛情の果実。
私だったら一生忘れないなぁ…。息子さんは毎年恒例をご希望かも知れませんね♪
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。
いわしの回答(転記)
馬蹄型のアクセサリーは幸運を呼ぶといいます。
なぜ馬蹄が幸運なのかは、幾つか説があります。
Cに似た形がキリストの頭文字で幸運を呼ぶとか、鉄が魔よけになるとか、いろいろと言われています。
一説によると昔の聖人が悪魔に蹄鉄をつけ、それを外してやった代わりに、蹄鉄が扉にある家には近づかないように約束させたとか。
最近では馬蹄型のアクセサリー専門店などもあり、ペンダントや指輪、ピアス、イヤリング等も売っているようです。
中にはダイヤモンドをあしらった豪華品まで売っている店もあり、ティファニーなどでも扱っている盛況ぶりです。
高級ブランドのアクセサリーも、幸運をもたらすアクセサリーという事で身につけると、一際有難味が増すようです。
初物を食べると七十五日長生きするといいますよね。
ぼくは「人生で初の食べ物」かと思っていたのですが、それは間違いで「その年の初の食べ物」が正解のようですね。
つまり今年になって初めての例えばサンマ。
旬の走りのものは魚にせよ、野菜にせよ、生気がみなぎっていると考えられたのでしょう。
さらに出回り始めた初っ端はやはりまだ値段が高く、長生きできる、とでも思わないとなかなか思い切って買えなかったという様なこともあるかもしれません。
これから秋の味覚の初物がどんどん食卓にのぼる季節。
サンマ、戻りカツオ、栗なんかが待ち遠しいなあ。
先週末、鎌倉建築を見るために、前々から行きたかった鹿児島へ行ってきましたよ。そのとき、猫神神社(鹿児島市吉野町)が観光ルートの1つとして紹介されていたのを思い出しました。そうです。猫神神社は猫を神様として祀る数少ない神社(日本でもここだけ?!)で、猫の長寿祈願、猫の無病息災、猫のかわいらしい目、ふわふわの毛、きまぐれな仕草を可愛がるものがあります。
詳しいことはネットで調べてもらうとして、最近の朝日新聞に掲載された記事によると、
http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY200906080281.html
1592年の朝鮮出兵の際、島津義弘が時計代わりに猫を連れて行き、猫の目の瞳孔の開き具合で時間を知ったとされ、生き残った2匹を猫神として祀(まつ)ったといわれる。
そうです。
猫好きの多いイエのみなさんの分もお祈りしてきました。私もかつて猫を飼っていたことがあります。16年生きました。まだまだ私のケアや家族全体の注意があったら、まだ3年、4年は生きたのではないかと思います。猫と過ごせた時間はいまの私にとってとても充実できた時間です。
今朝、NHKでペットロボが脳などに障碍のある人のリハビリに役立つという特集を見ました。ペットとの触れあいはきっと健常者でも幸せや驚き、新しい発見、癒し、ぬくもりを感じさせてくれます。今後、ペットにまつわるサプリが出てくると思いますが、ペットを愛する心をいつまでも忘れず、また「育児放棄」による殺処分などの問題を解決できる場として役立てられたらと考えています。
鹿児島は、私の地元沼津と似ていて魚製品、練り物がとてもおいしかったです。それに、静岡にはほとんどない銘酒もあり、最高の環境でした。きっと、気候も温暖で魚が美味しいから猫も多いんでしょうね。ほんの少し異国文化を感じさせる九州最南端と猫を思ってみました。
日本の伝統武芸である剣道や柔道のように、礼に始まり礼で終わる姿勢を大切にしなさいと教えられました。勝っても負けても礼をする、当たり前のようなことですが、礼はきちんとしたいものです。私も部活をしていた時は、声を出して礼を言いました。また、体育館に対しても、入るときは「お願いします」帰るときは「ありがとうございました」と言いました。強くてもそうでなくても、礼儀作法がきちんとしている人は輝いて見えると思います。
個人的に、あまりアクセサリーをつけるのは好きでは無いのですが、何かペアのものを付けたいという彼女の希望で探したのがキーホルダーです。
携帯ストラップと迷ったのですが後々絶対に邪魔になり外したくなる。。。シンプルなキーホルダーならペアのものを付けるのは悪い気はしないですね。人目に触れるものでは無いのである程度は女性の好みにも合わせられます。
リング以外にペアで付けているものはこれだけですが、リングほど高価ではないので意外とおススメです。
自分で思う長寿祈願のための健康法は、1日に1回は果物を食べるようにすることです。果物のように甘い物は、朝食べると頭に糖分がいきわたり、脳が活性化すると言われているので、試験前等は特に意識して食べました。また、体の中では作ることのできないビタミンCが豊富なので、抗酸化作用を期待しても食べています。旬の食べ物はどれもおいしいので長く続いています。
当たり前のことかもしれませんが、私は外で食事をしても
お店の人に「ごちそうさま〜」と必ず言います。
私の経験上では半分程度でしょうかね・・・
「ごちそうさま〜」「ありがとうございました〜」の当たり前の会話は。
この一言で お互いにとても気持ちいいものなのですけどね!
逆に「ごちそうさま〜」と言っても店側が何も返事をしない時は失望しますね。
「礼」「コミュニケーション」は大切です。
第二次世界大戦で、日本は約330万人の犠牲者を出したと言われています。そのうち民間人は約110万人。さらにアジア・太平洋の各地では、全体で約2000万人の人たちが犠牲になったと言われています。今も、アフガニスタンでは2002年の時点で民間人の犠牲者が4千名以上と伝えられていましたし、その数は今も増え続けています。戦争による犠牲者は何十年たっても絶えません。
戦争による混乱は、ご高齢の人たちや病気の人たち、妊婦さんや赤ちゃんも直撃します。爆弾や銃に見舞われなくても、戦争による混乱の影響でたくさんの人たちの命が失われてしまいます。
WHOが発表する世界の平均寿命を見てみると、日本は男女ともに世界のトップクラスですが、アフリカのシエラレオネの男性の平均寿命はなんと三十歳代でした。
この国はレオナルド・ディカプリオ主演の映画「ブラッド・ダイヤモンド」の舞台となった国ですが、この映画のキャッチコピー、
ダイヤの価値を決める“4つのC”── color(色) cut(カット) clarity(透明度) carat(カラット) しかし、実は5つめのC<conflict(紛争)>が存在することを、あなたは知る──
(ウィキペディア『ブラッド・ダイヤモンド』の項よりコピーアンドペースト)
でもわかるように、豊富なダイアモンド資源を背景に戦乱が絶えなかった国なのです。やっと内戦が終わったのは2002年のことで、今も戦後の混乱は続いています。WHOが発表している世界の幼児死亡率でも、シエラレオネは突出しています。
また、かつてのエリトリアの平均寿命は20歳代だったそうです。長い植民地支配が続き、欧州列強によるスエズ運河の利権の取り合いや覇権争いの舞台に使われ、そうした苦難から脱出するためにも時の支配者に独立戦争を挑まなければならないという泥沼の歴史を歩んできた国、それがエリトリアでした。
このように、戦争には国と国とが起こす戦争、国の中で激しい争いが起こる内戦、民族独立の悲願をかけた独立戦争と色々な戦争がありますが、そのいずれでも多数の人命が失われます。
どのような戦争でも、それぞれに正義のスローガンを掲げます。日本が関係するものの代表例は、第二次大戦中の「大東亜共栄圏」の理想や、最近の日米同盟の「テロとの戦い」だと思いますが、「大東亜共栄圏」のスローガンのもとに日本人だけで約330万人、「テロとの戦い」のスローガンのもとにアフガニスタンの民間人だけで数千人という、大変な犠牲が伴っています。
こうした悲劇を無くすためには、高度な外交政策が必要です。でも少なくとも政治とも軍事とも関係ない私たち民間人は、世界のどの国の民間人とも敵対したくありませんし、殺し合いたくなんかありませんね。政治は対立するかもしれませんが、一人一人の人間としての心は友好を求めます。
私たちは世界の人々と、民族や国境を越えて仲良くしたいと願いましょう。どんな国でどんな戦争が起ころうとする時でも、対立しているのは政治家と軍隊だけで庶民同士は戦争を望んでいないときっぱり言える世界を作りましょう。
今は逆にネットを中心に、国の対立を庶民同士の対立に結びつけようとする世論が激しいですが、本当の長寿の願いを社会に実現させていきたいなら、その逆でなければいけないと思います。本当の長寿を願うなら第一番目は平和祈願ですね。平和無くして長寿は有り得ません。
長年同じアクセサリーをしている人に憧れます。結婚指輪は代表格ですが、こだわりを感じます。例えば、私の好きなミュージシャンがそうです。いつも右の薬指に指輪をしているのですが、その方も尊敬する人の影響から始めたのだそうです。私もそういうアクセサリーに出会いたいです。
私はタバコは一切吸いません。
そのかわり「お酒」、私の場合「ビール」「ウイスキー」「ワイン」「チューハイ」を飲んでいます。
量は少ないですよ!「ビール」なら350cc の半分程度。
イエでしか飲みません。外で付き合いで飲むと飲み過ぎますから。
テレビなどでご長寿の方も「お酒」を毎日飲んでいるのを見掛けます。
飲み過ぎは絶対ダメですね!
「たしなむ」程度が一番です。
ストレス解消にもなりますから!
以前、五円玉で作るボトルシップを提案したことがあったのですが、元はと言えば五円玉で鶴亀を作るキットが手芸屋さんにあったことから四苦八苦の末生まれたモノです。
鶴亀は長寿祈願として古くから知られ、「鶴は千年、亀は万年」と有名な言葉があるほどです。
鶴亀を直接拝まなくても、五円玉で代理したり、掛け軸にすることで吉祥の代理にしたんだと思います。
事実、先日チャールズ・ダーウィンが生きていた頃の亀が死んだニュースがありましたが、亀の長寿は実証されています。動かず、のろのろと生活するから長生きなのかな?
鶴や亀のように利害を超えた存在になりたいと思うのですが、どうしてもおいしい晩ご飯を食べることにこの時間になると思ってしまいますw
歳を取るということを忘れる。なんとも耳の痛い何処かの諺のようです。歳を取れば、当然体も痛んでくる、頭も若い頃のように回らない。今は一応何でも自分で出来るが、もう少ししたらその行く末は眼に見えています。それが、定めとは言い寂しい事です。動物を飼っていると突然姿を消しどこを探しても見つかりません、きっと死ぬ時はその場所を決めているのだろうな・・・と思い、なんとも崇高な、潔い行動と感じ入ります。敬老の日を前になんとも縁起の悪い話しですが、人間より動物の方が何倍も偉い(?)のではと思ってしまう事かあります。
小学生のころ、ロケットペンダントの中に大好きなものを入れたりしませんでしたか?
写真だったり・・・
いつも身につけていたいものを入れて、いつもぶらさげていました^^
長寿祈願といえば、まさに私の家では「年越しそば」です。年越しそばは、テレビを見ながらだいたい10時ころから夜食として食べます。天ぷらと一緒に食べることが多いです。調べて分かったのですが、年越しそばは年を越す前に食べなければいけないのだそうです。また、大晦日に早く寝るとしわが増えたり白髪が増えたりするという言い伝えもあるようです。毎年食べていることの由来や意味が分かってうれしいです。
ある和物の習い事をしているのですが、お稽古では必ず、始めに「よろしくお願いいたします」終わったら「ありがとうございました」と挨拶をします。
正座をして、背筋を伸ばして、深々とお辞儀をする。
習い始めた最初のうちは慣れないので、どうも自分でも格好がつかず、なんとなく頭を下げているだけ、という感じでした。
でも、続けていくうちに、勘所がわかるというか、だんだん自分でもさまになってきているのが分かりました。
そうすると、毎回最初と最後に挨拶をすることで、自分の気持ちをぴしっとさせることができ、お稽古にもそれまでより集中することができるようになりました。
そして、挨拶をすること、頭を下げることは、きちんとできれば、ただ形だけのものではなく、気持ちをちゃんと伝えられるものなんだな、と改めて思いました。
これ、私の友人の座右の銘なんですが、聞いた時に目からウロコがザクザク落ちました!
何かをしてもらった時につい「すみません」って言っちゃうじゃないですか、別に悪いことをしたわけじゃないのに それより「ありがとう」といわれる方がずっと嬉しいと気がつきました 以来、私も「すみません」じゃなくて「ありがとう」と言うように意識しています
すみませんではなく、ありがとうっていいですね。つい自分もすみませんと言ってしまう癖があります。お礼の時も謝る時にも使ってしまいます。
それに誰にでもありがとうと言える人は素敵だと思います。ちょっとした心遣いにも相手を見てありがとうと言える人になりたいです。
お礼は大切ですよね。
最近は、電話一本でお礼をすます事もできますが、それがお手紙だとより嬉しくなります。
お盆・正月に、親戚にお土産を買って帰るのですが、タイミングがあわずなかなか会う事ができません。そのため、祖母に預けて渡してもらいます。
すると、ここ何回か、丁寧に手紙や、時にはおかえしを送ってくれるようになりました。
私が実家を遠く離れたせいで、あまり会う事がなくなっただけに、近況を知らせてくれるお礼状はとても嬉しく、大切に保管してあります。
室礼とは、様々な節目に合わせた書・花・様々な物などを飾っていく暮らしの楽しみを指します。id:gallerybaabaさんの「今月のインテリア」などは、まさに室礼の代表格ですね。
http://d.hatena.ne.jp/gallerybaaba/
またこちらのいわしで「礼」の語源を教えてもらいました。
http://q.hatena.ne.jp/1245819281/222639/#i222639
要約すれば、礼の旧字体である「禮」は、祭祀に使う机をかたどった「示」に、形よく供え物をが並べられた様子を表す「豊」が合体した文字、ということなんですね。つまり、神様への真心のこもった供え物、それが「礼」という字の本義、ということです。
ですから、室礼の意義も、まずは部屋への捧げ物と考えられますね。暮らしの基本である家や部屋にどうやって感謝を捧げようか、どうやって家さん部屋さんに喜んでもらおうかという真心で飾っていく季節などの風物。それが室礼の心のスタートになると思うんです。
続いて、人に対する真心ですね。こんな風に飾ったら暮らしに潤いが生まれるかな、疲れが癒され心が和む家作りの一助になるかなといった、共に暮らす家族に対する思いやり。
同時に、小笠原流礼法では、
飾りはその御客の心を請けて飾り申すものに候
と教えますが、そういうお迎えするお客様の心に合わせて準備をしていく室礼の心というのもありますね。ただ趣味的に飾るだけでなく、見る人の心にどう映るだろうかということを意識しながら造形していくこと。これはアートの基本でもあります。
ちょっと蛇足になりますが、芸術とは、絵や彫刻といった物質に存在するのではない。そうした作品によって刺激を受けた人々の心の中に形成される物がアートなのだ、という考え方があります。
室礼もそれと同じですよね。暑い中を足を運んでくれた人には少しでも涼しげな風情を。寒い中をやってきてくれた人には出来るだけ暖かな温もりを。多忙な中をやってきてくれた人にはひとときの安らぎを。そういう思い、真心が伝わってこその室礼、ということです。
最後に忘れてならない真心が、自然に対する思いです。たとえば、先日の“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON” #039でid:Lady_Cinnamonさんが写真付きで紹介してくれた「十五夜と十三夜:芋名月と栗名月」の、エノコログサとイガ栗を使った“玄関の秋用風景”。ここには野の雑草と呼ばれるような草や、庭に転がり落ちた栗の実などに対する親しみと愛情が溢れていますよね。
http://q.hatena.ne.jp/1251867108/231363/#i231363
そもそも日本の暮らしは、季節とそれをもたらす自然と共に日々を重ねていくところに基本がありました。
季節のもたらす恵みを収穫していくことが産業。季節の歳時記と共に日々を送っていくことが暮らし。毎年毎年同じことの繰り返しなのに、毎年が楽しみで、毎年が素晴らしい。単調な繰り返しのはずなのに、毎日食べても一生飽きないお米のご飯のような季節の楽しみが巡ってくる。これが日本の暮らしだったと思うんです。
今は、トレンドという名の使い捨ての流行を追いかけながら、日々変化のある新鮮さを求めていくのがお洒落な暮らし方なのかもしれませんが、それだけでは人間、疲れてしまいますよね。
たとえば、ああ、今年も重陽の節句が迎えられた。去年の今ごろはけっこうヘビーだったなあ。今年はちょっと落ち着いてるよ。どれ、三宝を出して今日の日に相応しい飾りつけをしてみるか。俺だって伝統の菊の節句の飾り方くらい知ってるぜ。三宝に里芋、栗、柿を飾り、熨斗の付いた花包みの菊の花束を中央に立てるんだ。これぞ小笠原流礼法の重陽の節供飾りだぜ。
こんなことがスルンと出来てしまう知性。これも現代人のかっこよさの一つなんだと思うんですよね。こうした中から、四季の恵みの有り難さ、自然の尊さ、美しさといったものを肌身で感じていく。そしてそれへの畏敬の念や感謝や親しみの心を表していくしつらいの工夫が進んで行く。これが現代生活を豊かにしていく素養だと思うんです。
そういう室礼の心。私は実は華道のお免状を持っていたりしますが、生け花とはなんぞやと問われたら、こういうことを答えにしたいと思いますし、それがお家元から教わった極意なんだと信じている所です。
自然に真心。部屋に真心。人に真心。天地人三位に真心を込めた室礼で、暮らしを豊かに彩ってみませんか。これがイエはてなの目指す暮らしのFORTUNEではないかと、私はそんなふうに思います。
8月に三十路になりました
そろそろダイヤのネックレスぐらい持ってないとと思い、一粒ダイヤに18Kのチェーンのネックレスを買いました(自分でってところが切ないですが) 二十歳の誕生日に母がゴールドのピアスを買ってくれたのと同じお店のものだったりします
品のあるデザインなので、付けると背筋が伸びるんです これが似合う、ピシッとかっこいい30代になりますように!
ダイヤの一粒私も持っています。
25歳のときにいただいたものなのですが、あまり石に興味がなかったので、つけていなかったのですが、年を取ってから、石の持つ魅力に気づきました。というよりも、ようやく似合う年代になってきた?!と思います。
20代の頃は、アクセサリーばかりが目立ってしまっていたけど、30代になってからようやくしっくりくるようになったような気がします。
アクセサリーを失くした経験はありますか?
私は常習者です。
滅多にしないのですが卒業式の時イヤリングを片方失くし、探して皆と会話する時間がなくなりました。
その他にも大切な発表の時に、お守りに友人からもらったブレスレットがゆるかったらしく、どこかに落としてしまった経験があります。
どれも思い出深いものなので非常に悲しいです。