リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #037 pickup5
みなさまこんにちは、ハザマです。ご案内が遅くなりました! 先にお知らせしていました〈みんなの住まい〉サイトの8月の特集「子どもと創る、夏休み」に、〈イエはてな〉からのコンテンツ「この夏、親子でモノ作り!“リブ・ラブ・サマーワークショップ”」が掲載になりました! さっそくご覧になったみなさまからうれしいコメントも頂いていて、どうもありがとうございますw 料理創作ユニットGomaさんのワークショップと並んで、とってもオリジナリティのあるモノ作り提案になったのではないかと、うれしく眺めています♪ メッセージを掲載させて頂いた方々も、本当にありがとうございました。これからも、もっともーっと暮らしの楽しみを発信していきたいですね!
さて、今日は夏らしい暮らしの話題に彩られた“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#037のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回はやっぱり!「盛夏の味覚」テーマが大変な盛り上がり(笑)。そして「涼の空間・時間」「夏の健康づくり」では、今年もまたまた新しく素敵なメッセージをいっぱい届けて下さいました。この夏を元気に快適に、うんと楽しく過ごせるシーズン・サプリが満載です! 衣食住、みなさまの日々の営みから生まれたサプリの数々を、どうもありがとうございました!
リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #037 ピックアップ賞・ノミネート賞
#037では、「涼の空間・時間」「盛夏の味覚」「夏の健康づくり」のテーマでご投稿頂きました。
まず「涼の空間・時」テーマでは、自然の風や水とともに過ごす趣きある情景が素敵でした! おばあちゃまのイエでよしずに水をかけて涼んだエピソード「よしず」、マチでふと出会う涼風「風の通り道」、外出先でも海外でも便利かつ話題になる「扇子・団扇」、大人だって子供たちと一緒に楽しく涼みたい「水遊び」、日本の夏の美しい眺め「スダレ、ヨシズ、陽炎の向こうに見える海」…。学校で視覚温度の実験をされたという「寒色」や、クールビズのさまざまなご提案が集まった「夏のファッション」も、とても参考になりましたよね。そして「盛夏の味覚」テーマでは、お馴染みの味に新たな発見を下さったメッセージがいっぱい! つけめん式が我が家で流行中という「冷やし中華」や、揚げ玉とめんつゆでたぬき豆腐などいろいろな「冷や奴」。「麦茶」のツリーでは、麦茶ゼリーに黒蜜をかけた夏のおやつに、麦茶で炊く香ばしいご飯、かき氷の麦茶かけや、麦茶&レモンで紅茶風…と、ユニークなレシピが次々と並んで。暑い夏に血液サラサラ効果もある麦茶を、この夏はいろいろに楽しんでみたいと思いました! また「夏の健康づくり」でも、「夏バテには梅ジュース!」「お酢を飲もう」「たっぷり汗をかく」「夏の健康は安眠!」をはじめ、みなさまそれぞれに工夫されている健康づくりの時間をたくさんご紹介下さいました。
そんななかから、この夏も新たな暮らしのお楽しみ発見が素敵だったメッセージを、ピックアップ賞・ノミネート賞に選ばせて頂きました。私は下のタイトルのどれも楽しんでみたいと、スケジュールを組もうと思っているくらいですw この夏のシーズン・サプリ、あなたはどのタイトルがお気に入りですか?
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暑い時期には熱い音楽。ブラジルのボサ・ノヴァなどお勧めです。ボサ・ノヴァというとブラジルの伝統音楽のように思われるかもしれませんが、その誕生は意外に新しく1950年代。リオの若手ミュージシャンたちによって始められた、ポピュラーミュージックの一種なんですね。ですからとても気軽に聴くことが出来ます。
ボサ・ノヴァでまず押さえておきたいのは、なんといってもセルジオ・メンデスでしょう。元はリオの音楽学校でクラシック・ピアノを学ぶ学生でしたが、北米のジャズシーンなどに影響を受けてボサ・ノヴァに転身したというミュージシャンです。
62 年に「ヴォサ・リオ・セクステット」というユニットを結成。65年からアメリカを中心に活動し、世界にボサ・ノヴァを広める牽引車となりました。そして迎えたボサ・ノヴァ大ブーム。66年には「セルジオ・メンデス & ブラジル'66」として活動を開始。一世を風靡する大活躍となりました。この頃の著名な曲に「マシュ・ケ・ナダ」などがあります。
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続いてこちらはアメリカのポップスシーンをターゲットに結成された、ボサ・ノヴァというよりボサ・ノヴァ風ポップユニットという感じだった「ボサ・リオ」のアルバム。表題曲「サン・ホセヘの道」は日本でもかなりヒットした作品だそうです。他の曲も総じて明るく爽やかな作りで、女性と男性のボーカルのバランスも良く、BGM的に流しておくのもいい感じのアルバムです。
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さて、ボサ・ノヴァに適したオーディオ設備ですが、ボサ・ノヴァは他のラテン系音楽と同様、様々なラテン系パーカッションが特徴です。これをドンドンシャリシャリ鳴らすタイプのスピーカーで聴くと、せっかくのパーカッションがちょっと耳障り。ですから私としては、あえておとなしめのクラシックに適したようなスピーカーで鳴らすといいかなぁと思っています。あるいはイージーリスニング的に、あまり大音量ではなく流すというのもいいですね。これならシステムを選びませんし、ご近所にも気兼ねなく、素敵な「涼・音楽空間」が作れると思います。
最後に、ちょっとおまけで、ブラジル風焼き肉、シュハスコをご紹介しておきます。シュハスコで検索すると多数のレシピが見つかりますが、私が教えてもらったのはとてもシンプルな塩焼きです。ブラジルと言っても広いですから、地域によって調理法も様々。これはブラジルの南部風ということのようです。
材料は、牛肉は大きめのブロック。そして岩塩です。肉は現地ではクッピンという背中のこぶのあたりの肉が人気のようですが、ヒレでもモモでもいいようです。
岩塩はバットに多めに敷き詰めておきます。粒が大きい場合は布巾などで包んですりこぎなどで砕いてください。なお、塩は本場の風味を求めるならここはピュアな岩塩に限ると思いますが、SAL GROSSO(サウグロッソ)という名前で売られている結晶塩でもいいと思います。日本で手に入るのは多くはメキシコ産のようですが、教えてくれた人は、それでいいと言っていました。
牛肉に串を刺し、バットに置いて、軽く上からも塩をまぶします。味付けはこれだけ。極めてシンプルです。あとは焼くだけ。もちろん炭火がいいですね。最初は少し遠火で、焼き上がり近くになったら火を近くして、表面をカリッと焼き上げます。焼いている最中に火に落ちた脂で立ち上る煙は、余さず肉に絡める気持ちになってください。これが旨さの素になります。焼き加減は、ブラジル流はじっくり焼いたウェルダンが基本のようです。焼けたら表面のゴツゴツした塩をナイフで払い、一口大にスライスしながら食べてください。この、スライスしながら食べていく野趣がブラジルのカウボーイ風です。
それもそのはず、このスタイルはブラジル南部のカウボーイたちの野営料理が元になっています。自前の肉に有り合わせの棒で串を打ち、牛の飼料に使う岩塩をまぶして焚き火で焼いたものが「郷土料理」になっていったわけですね。
こんなブラジル風バーベキューにボサ・ノヴァはいかがでしょうか。ブラジルにはたくさんの日本からの移民が渡っています。現在約150万人、ブラジルの総人口の約0.8%が日系人と言われています。世界最大の日系人の国がブラジルなんです。今年は移民101年目。日本・ブラジル新世紀の幕開けといってもいい年に当たります。そんな日本ととてもゆかりの深い国を思いながら過ごす夏もいいものではないでしょうか。
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8月の声を聞いても、梅雨はまだ明けず。スカっとした青空と、照りつける太陽が恋しい思いです。でも、暑くなったらなったで、涼を求めてしまいます。
我が家の室礼は、間仕切りに簾。
少しでも涼やかに…と、玄関には、高原のさわやかさを呼び込み、真夏の海の潮騒をイメージして演出してみました。
いつでも盛夏よ来い!といったところです。
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焼きびたしという食べ方をご存知ですか。
ホウレンソウや小松菜のお浸しとよく似ているのですが、違うところはその浸すモノ。
青物野菜ではなく、焼いて旨みの出る野菜。
ナスでもいいし、ズッキーニでもいい。ピーマンだっていいし、ニンジン、シシトウ、三度豆、ゴーヤーもおいしいです。
野菜だけではなく魚や鳥肉なんかでもおいしいです。
レシピはいたって簡単。
焼き網、あるいは薄く油を敷いたフライパンで火を通し、熱いうちに浸し汁に入れるだけ。
浸し汁は素麺のダシでもいいし、酸味が欲しければポン酢でもいいんです。
焼いたモノが浸し汁の中で常温まで落ち着いたら、味の染み込みすぎにだけ気をつけて冷蔵庫で冷やします。
晩酌のお供にいいですよ。
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これはあるマンガで知りました。作ってみたくなって早速調べてみたところ、使う松葉は梅雨明けまでに採取するらしいのです。でもまだ間に合うと思います。皆さんも試しに実験してみてください。
材料は
・松の葉(松なら何でもOKだが赤松が柔らかく扱いやすい)
・砂糖
・水
あと必要な物は、鍋とジョウゴとガラス瓶です。以下、手順を記します。
1.松葉を洗う
葉の根元のハカマや枝の部分などが混じらないよう、緑の葉の部分のみを取り出してよく洗ってください。量は、用意したビンに充満するくらいです。
2.砂糖水を作る
砂糖の量は、だいたい水1リットルあたり100g程度がいいと思いますが、好みで増減して構いません。鍋で水を沸騰させ、カルキを飛ばしてから砂糖を入れ、よく溶かして冷まします。
3.ビンに松葉を詰める
ビンはあらかじめ煮沸するかホワイトリカーなどを注いで消毒しておいてください。マンガではここに広口瓶を使っていましたが、どうも一升瓶などのような口の狭いビンの方がいいらしいです。理由は、空気に触れる面が少なくて済むからとのことらしいです。松葉を狭い口から上手に入れて、ふんわり全体に充満するくらい詰め込んでください。
4.ビンに砂糖水を注ぐ
冷ました砂糖水をジョウゴを使ってビンに注ぎます。栓はせず、口にラップをかぶせておく程度にします。きっちりした栓をしてしまうと、発生した泡でビンが破裂したりすることがありますから注意してください。
5.日当たりのいい場所に数日放置
天候に恵まれていれば2日で完成。曇り空が続く場合は最長5日くらいおいてください。日が当たると松葉がブクブク泡を出しはじめます。もういいかと思ったら味見をしてみてください。ほのかに酸味が出て、甘酸っぱいサイダー的な味になっていれば完成です。
天候が悪いと酸味より妙な苦味が目立つと思いますが、冷暗所に移してしばらく保管しておくと、いい味になってくれるようです。
保存は、冷暗所で保存すれば数年は持つと書かれているサイトもありましたが、基本的には作ったらすぐ飲んでしまった方が良さそうな気がします。冷蔵庫でキリッと冷やして飲んでみてください。
飲んでみた感想は、ずばり、森の味がする、でした。でもそれだけではありません。おそらく松葉についていた酵母菌の働きでしょう、じつに爽やかな酸味が素朴な甘味と溶け合って、なかなかの味なんです。他の飲み物と比較することがなかった昔の子供の気持ちになって飲んでみてください。思わずうまい!と声が出てくると思います。
もちろん口にするにあたってはあくまで自己責任で、ということになりますので、松葉が材料といっても、料理や食材の取り扱いの基本的な注意事項はよく守って作ってください。
ちなみに松葉は松葉茶としても用いられています。特に夏は滋養強壮や食欲不振の改善などに効果がありそうなお茶ですから、成分を積極的に抽出する物ではないにせよ、もしかすると松葉サイダーにもそういう効果がある程度は期待できるかもしれません。
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ツルムラサキは東南アジアが原産ですが、中華でもよく使われています。日本では最近、園芸作物として人気がありますから、ベランダ菜園などで作っている人もいると思います。実は私も苗を買ってきて今年から育てているのですが、これが意外な健康野菜であることを知りました。
ツルムラサキの栄養ですが、ビタミンCやカロテン、鉄分やカルシウムなどが豊富で、これらはホウレン草のそれを上回るのだそうです。また夏バテや疲労回復に役立つビタミンB群にも恵まれています。さらにツルムラサキには独特の粘り気がありますが、この粘り成分は先のいわしで夏バテを防ぐと紹介されていた「ムチン」です。夏が旬のツルムラサキですが、これは夏の健康管理、夏の健康作りに最適な野菜だったんですね。
ではこの健康野菜ツルムラサキの活用法の一端をご紹介しましょう。仕事で中国山東省出身の方とお会いした時、私がツルムラサキを育てていますと言ったら、山東省では夏になるとニンニクと炒めて毎日のように食べるとのことで、作り方を教えてもらいました。さっそく作って食べてみましたが美味しいですよ。
1.まずフライパンに油を入れ強火で熱して、みじん切りしたニンニクを炒めます。
2.続いて適宜の量の豚バラ肉を入れてカリッとなるくらいまで炒めます。かなり油が出るので余分な油は切ります。
3.長さ4cmくらいに切ったツルムラサキを入れてサッと炒め、塩、酒、醤油、コショウなどで味を調えて完成。
炒めすぎないのがコツです。ツルムラサキと豚バラは2:1くらいの割合。豚バラ100gならツルムラサキ200gという感じです。夏バテ防止に最適なスタミナおかずとしてぜひどうぞ。美味しいですよ!!
もちろんさっと茹でてオカカをかけておひたしに、あるいはゴマ和えも栄養があっていいですね。ツルムラサキは6月〜9月初旬くらいにかけてが収穫期で、盛夏は旬真っ盛りです。季節の健康作りは旬の野菜から。夏が旬のツルムラサキを、皆さんの健康にぜひ役立ててください。
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「昼寝で涼を取る」by id:Oregano
横になると少し暑さが和らぎます。ベッドではなく、床の近くがいいですね。私はお昼寝用に、マットの表面がゴザになっている物を買いました。それをフローリングの上に広げて横になると、和室の畳の上に寝そべっているような感じでなかなか涼し気です。
窓と部屋の入り口を開け、風の通りを確保します。横になった体に風が感じられると、たとえ炎天下の熱風でも、意外な涼しさを感じさせてくれます。木陰や草原で横になっている姿をイメージして、そっと目を閉じます。。・・・続きを読む
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「夕涼み」by id:miyupie777
毎日暑い日が続きますが、夕暮れ時になると日中の暑さも和らいできますね。そんなときは、涼をとりながら夏の夕暮れ時を楽しんでいます。
会社帰りに仕事仲間とビアガーデンなどに行ったりするのも好きですが、家でゆるゆるまったりの方が好きです。つまり、窓辺に腰掛けて、沈んでいく夕日や夕焼けを肴に一杯、というパターンです。
もちろんディテールにもこだわります。服装はもちろん浴衣です。窓の傍には風鈴と蚊遣り。手元には団扇とお酒とおつまみを用意します。・・・続きを読む
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「シャワー+水着+ビーチチェアでおうちリゾート」by id:TinkerBell
部屋着代わりに水着を活用!が私の夏の過ごし方ですが、
http://q.hatena.ne.jp/1223268627/188077/
今年はこれに力強いアイテムが加わりました。
ビーチチェアです!!・・・続きを読む
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「ゴーヤジュース」by id:chinjuh
沖縄の郷土料理の本で読んで以来、夏になるとよく作ります。
ゴーヤ(苦瓜)を生のまますり下ろして、漉さずに汁ごとコップにいれます。
そこにレモン汁少々と、リンゴジュースをたっぷりそそぎ、氷を浮かべればできあがり。
好みで蜂蜜を入れてもいいですが、わたしはリンゴジュースの甘さだけで飲んでます。
ゴーヤなので苦いですし、わたしはすり下ろしを漉さずに使うので青臭いんですけど、
暑い日は苦みが涼を呼んでしゃきっとしますよ。・・・続きを読む
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「高原歩き」by id:powdersnow
登山となると、ワンランク上がってしまう感がありますが、高原歩きならそれほど無理なく健康づくりができると思います。
高度がある場所ですと、完全に雪解けとなるのは、夏辺りの少ない時期のみというところも少なくありません。
そういった意味でも、夏は高原を歩くシーズンです。
基本的には、高度が高いと涼しいところが多いですし、直射日光が心配な方でも、林を散策できるようなところもあります。・・・続きを読む
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「夏の味覚の廃物利用で作れる夏の健康茶」by id:YuzuPON
ややこしいタイトルになってしまいましたが、トウモロコシのヒゲで作る健康茶です。トウモロコシのヒゲを乾燥させた物は「南蛮毛」と呼ばれ、
http://homepage3.nifty.com/kenkoucha/toumorokoshi-kenkoucha.html
こちらのページによると主要成分は
・硝酸カリウム
・シトステロール
・スチグマステロール・・・続きを読む
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
「雨粒を纏う花」
私の住む地方はなかなか梅雨が明けず、毎日のように雨が降っています。あまりにも雨天が続くとさすがに気が滅入りますが、雨粒を纏った花の美しさは格別です。写真は、可憐な小花をたくさん咲かせてくれる「ランタナ」です。
真白な花びらの上に、透明でまんまるな雨粒がまるで宝石みたいにキラキラw
自然がつくり出すこの美しさには神秘さえ感じてしまいますね…。
今年は全国的に長雨だったこともあって、雨のあとの美しい光景がとても慰めでした。
お庭の可憐な花々や緑は、どんなときも心を豊かに満たしてくれる心の糧ですね!
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
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