イエ・ルポ 2 #025
みなさまこんにちは、ハザマです。昨日のダイアリーで月間賞とともにご紹介した「第2回テーマ募集・ピックアップタイトル」をご覧頂けましたか? 本当にたくさんの素晴らしいご提案のなかから、“イエコト・ミシュラン”19タイトル、“イエ・ルポ2”27タイトルと、どっさりピックアップさせて頂きました! これまでに思いつかなかったお題やユニークなテーマが満載で、また新鮮な気持ちで語らいが発展しそうではないですかw さっそく今日の“イエ・ルポ2”から、みなさまよりご提案頂いたテーマで展開してまいりますね!
というわけで、今日は“イエ・ルポ 2”#025のいわしのスタートです。今回のテーマは、id:shimarakkyoさんご考案の「いろんな遊び温故知新」。下にご紹介するテーマ・メッセージをご覧の通り、昔ながらの遊びってたくさんあるものですね、これは楽しいお題です。子供の頃に夢中になった遊びと、友達や兄弟や家族と遊んだ思い出エピソードをぜひ教えて下さいませんか? また、これからも伝えていきたい遊びやその思いなども聞かせて下さるとうれしいです。そして、今度のお正月あたりに親戚の子供たちと一緒に遊んでみるのも面白そう…。みなさまからの懐かしく愉快なメッセージを楽しみにお待ちしています!
イエ・ルポ2 ピックアップタイトル
「遊び温故知新」
子供のときにハマッタ遊び、おじい、おばあから教わった遊び、両親と一緒に遊んだ遊び。歳を取ってからはする事がなくなった遊び、今の子供がたはひょっとしたら知らないかもしれない昔の遊び、は、実は大人になってからでもガチで遊ぶと楽しいのです!Sけん、色鬼、高鬼、ケイドロ、ベーゴマ、ハンカチ落とし、割り箸鉄砲、紙鉄砲、自作パチンコ、竹とんぼ、落とし穴、秘密基地、雪合戦、ほおずき笛、ザリガニ釣り、ロケット花火の打ち合い(これはまずいか^^;)から地方独特の遊び、海外の遊び、など。〈遊び〉限定で温故知新といきましょう
by id:shimarakkyo
子供の頃に夢中になった!いろんな遊び温故知新
「子供の頃に夢中になった!いろんな遊び温故知新」を教えて下さい
“ルポ・タイトル”
「二段ベッドの上から魚釣り!?」by ハザマ
“ルポルタージュ”
子供の頃の遊びの思い出は、学校で、ご近所の道で、ソロバン塾の前で、草原や山で…とさまざまに懐かしく記憶によみがえりますが、一番に思い出すのは従兄弟たちと一緒に遊んだ時間。年長のお兄ちゃん連中がビー玉やメンコや山の基地づくりなど、あらゆる遊びを教えてくれました。
なかでも従兄弟連で大人気だったのが、二段ベッドの上から魚釣り。従兄弟のイエの2軒には二段ベッドがあって、その上から、磁石と紙で作った魚を釣るのです。みなさんもご記憶があるのではないでしょうか。棒切れと糸と磁石で釣り竿を作って…。あれがなかなか興奮するんですよね(笑)。簡単なようで子供には案外難しく、釣れるとうれしくて。一度は、それを見た叔父がお菓子の景品を用意して、魚の紙の裏に賞品を書いて、本当に美味しい魚釣り大会を催してくれたこともありました。ワイワイと楽しかったなぁ…あのワクワク感は今でも忘れられません。
そしてナント…母方の二番目に大きいお兄ちゃんは、最近イエを建てた時に、自分の子供たちもあの遊びを出来るようにと、リビングの一角にに小さなメゾネットを作ってしまったんですよw それがまた隠れ家みたいで、今でもワクワクしてしまう空間になっているんです。梯子を登っていくだけで胸躍る感じ。そこで、甥や姪たちがよろこんで遊んでいます。もちろん、あの魚釣りも! 見ていると、私たちが遊んだ時間がそのままで、ちょっとぐっときてしまいます。今度は私、オバサンが楽しいお菓子の景品を用意しなくちゃ、ですね(笑)。
※今回の「いわし」ご投稿は12月11日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※今回のピックアップ賞は12月12日(金)に「イエはてな」にて発表いたします。
※〈イエはてな〉では、いわしへ投稿されたコメントと画像をダイアリーに転記しています。できましたら「投稿画像のwidth属性」を450px以内に指定していただけますようご協力をお願いいたします。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
ランチョンマットとコースター
私は、ランチョンマットをひいてその上でマウスを使ってます。手を置いたとき、下が布なので冷たくなくていいです。あと、コースターも布です。ほかに画面に写っているのは、小さいデジタルフォトフレーム。写真が表示される時計として使っています。
なるほどランチョンマットで手にも目にもやわらかですね〜。
ここでいつもメッセージを書き込み下さっているんですよね…?
takntさんのお手元が目に浮かぶようで、何だかうれしいものですねw
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
また、スナップ賞にはアマゾンギフト券3,000円分をプレゼントいたします。
いわしの回答(転記)
まず学校の教室の黒板。放課後や雨の日の昼休みなどは、もうみんなのラクガキがビッシリでした。
地面にも書きました。地面というか、公園の隅にコンクリートで覆われた一角があって、そこが恰好のラクガキスペースだったんです。アスファルトはボコボコしすぎていてだめ。ラクガキにはコンクリートが最適です。車の心配もないその場所はとても貴重なスポットで、子供に人気の場所でした。いつも誰かの絵が消えずに残っていました。
今でも忘れられないラクガキの思い出は、取り壊される予定の家の塀へのラクガキでした。学校の近くの家が取り壊されることになり、その家の塀に自由にラクガキしていいことになったんです。
友だちの一人がそのことを教えてくれましたが、本当かと聞くと「その家のとなりのおじさんがうちのイトコに教えてくれたんだから間違いないよ」というような、めちゃくちゃ間違いがありそうなあやふやな話です(笑)。ポケットにチョークをしのばせつつ、おっかなびっくりその家に行ってみることにしました。
行ってみるとその塀は、万年塀というのでしょうか、ブロック塀とは違う面積の大きなコンクリート板で作られた塀で、ラクガキには絶好の作りです。みんなで顔を見合わせて、ほんとにいいのかな、いいみたいだな、よし書こう書こう、という感じで、それからは毎日、みんなで塀にへばりつくようにして書きまくりました。それは楽しい毎日でした。
そして迎えたラクガキ最終日。塀に「あした工事がはじまります、ラクガキは今日までです」と貼り紙がしてありました。私たちは再び顔を見合わせて、この塀の最後を飾る一大作品を書こうじゃないかと話し合い、相談がまとまりました。筆記用具はそれまでのチョークをやめて、はっきりくっきりきれいに書けるクレヨンを使います。きれいな絵は女子が得意ですから、仲の良かった女子にも声をかけて数人来てもらいました。
男子が「たのしいまいにちをありがとう」と大きくカラフルな文字を書きました。女子がその回りを無数の花の絵で埋め尽くしてくれました。みんな、持参したクレヨンをほとんど一箱使い尽くしていました。書き終わって気が付くと、綺麗な夕焼けであたりが染まっていました。みんな、ちょっと泣きました。
そんな思い出もあるラクガキは、子供のころの大好きな遊びの一つでした。
手打ち野球も楽しかったんですが、ワンパインサ・・たしかこんなネーミングだったと思うんですが。。やわらかいテニスボールで、手打ち野球ならぬ、
手打ちテニスみたいなゲームがはやってました。小さい場所でできるので、人数が少ないときは良かったです。
手打ち野球はハンドベースボールというやつですよね。これ、けっこうやりました。
手打ちテニスっていうのはどんな遊びでしょう。私たちの所ではテニスのゴムボールみたいのを手で打って、でもやり方としてはバドミントンみたいな感じで遊ぶのがありました。相手に向かって打つというより上に打ち上げる感じで、手でやる蹴鞠みたいな感じでもありました。よくボールを無理矢理ポケットにねじ込んで持ち歩いていました。懐かしいです。
正式な名前は知りませんが、じゃんけんをしながら、チョキで勝つと「ちよこれいと」で6歩、パーで勝っても「ぱいなつぷる」で6歩、グーで勝った場合は「ぐりこ」で3歩歩けるという遊びです。場所は段の数で歩数が決まる階段がほとんどでした。
私たちのルールは、階段の一番上でピッタリ止まれないとだめなんです。歩数が余ると、その数だけ下がらなければなりません。だからなかなか上がりになれなくて、暗くなるまで「ちよこれ…あーん、2歩余った〜」なんてやっていました。時々、あと3歩という子がパーで勝って「パセリ」なんて言って上がろうとしたりして大笑いになったりもしました。
学校の階段や、神社の石段や、色んな所で遊びました。なつかしいです。
わたしが通ってた小学校は、なぜか縄跳びが盛んで、朝礼で縄跳びをしてたりしました。朝礼でやるのは一人用の普通の縄跳びですが、休み時間になると長い縄跳びを持ち出して、「羅漢さんがそろたらまわそうじゃないか」とか「提灯行列」「一はいった」「げっくりかっくり」なんかを歌いながらやったもんです。
不思議なもので、普段運動ができる子が長縄跳びも上手とはかぎらないんです。いや、たぶんそういう子は練習するとできるようになっちゃうんでしょうけど、興味の方向が少し違ってるのかもしれないです。歌にあわせて飛ぶんだから、跳び手が交代する時に、歌をとぎれさせちゃいけないんです。でも、紐に足がからまなければそれでいいと思ってる子が多かったですねー。わたしは運動音痴に自信があるタイプでしたが、長縄跳びは得意で、歌をとぎれさせないことにも密かにこだわってました。
最近ものすごく長縄跳びをしたくて仕方がないんですけど、大人になっちゃうとやるチャンスがまったくありません。長縄跳びオフを企画しようかと何度か考えたけれど、こういうのに食いつく人はダブルダッチなんかを華麗にこなすような人かもしれないと思うと、想像だけでしらけてしまって実行に移したことがありません。
わたしの場合、興味があるのはわらべうたで遊ぶことで、大人の技を競うことじゃなさそうですが、なかなか同好の士は現れません。
たくさんでやるのが楽しかったです。
つい勢いあまって、つんのめったりしてしまったりしました。
顔の表情も変えないように、
息を止めて笑いを堪えてやってました。(笑)
プラスティック製の小さな輪をくっつけてお手玉のように遊ぶチェーリング。これ小学校のときに大流行しました。男子女子の区別なく盛り上がってましたねえ。
いろんな技を編み出して、空中に2つほど同時に浮かしたりもしました。
今でもぼくはおジャミとかを見ると、ついつい手が伸びてしまうんですよね。
チェーリングは流行ってましたが、お手玉にして遊ぶのは出来る子がいませんでした。
わたしがチェーリングを繋げて遊んでいたら、
祖母が「おひとつ、おひとつ」とか歌いながらホイホイ投げてるのを見て
おもしろいーいって思ったけどおぼえられませんでした。
今かなり習得したい無駄技術のひとつです(笑)
「十、数える間、かげぼうしをじっと見つめるのさ。十、と言ったら、空を見上げる。すると、かげぼうしがそっくり空にうつって見える。」
あまん きみこ著 『ちいちゃんのかげおくり』
(小学生当時の教科書、光村図書出版株式会社発行の国語三下からの引用)
私が小学校3年生の時に、国語の授業で『ちいちゃんのかげおくり』を読みました。その後から昼休みになると、学校のピロティで友達とよくかげおくりをしました。
真っ青な空、日の光がまぶしいような昼日中。友達と一緒に、二人姿のかげぼおしを10秒声を出して数え、瞬きもせずにパッと空を見上げる。うっすら雲があったり瞬きをすると、送った影もぼんやりしているのですが、くっきりとしたかげが送れた時はそれは嬉しかった。
あまんきみこさんの『ちいちゃんのかげおくり』は、戦争の悲しみだけでなく、家族の温もりもこめられた童話です。かげおくりという遊び、みなさんはご存知ですか?
おばあちゃんが大好きで
よく一緒にあそんでもらっていました
おはじきとおはじきの間に指で線をひいて
片方を爪ではじいてもう片方にあたれば取れる
たまーに狭くなるときがあってそういうときは、爪の先で線をひいて、引いているうちにおはじきにあたって失格になっちゃったり
カラフルなおはじきが大好きでたくさん集めていたのを思い出しました。
中学生の頃にクラスで推理クイズ作りが流行りました。年齢も年齢だったし、当時マンガやドラマで『金田一少年の事件簿』が流行っていたのも有り、みんな考えだす謎は凝った作品級のものもありました。
凝った作品が多かったので、正確に覚えてはいないのですが、辛辣なミステリーという感じではありません。謎が謎を呼んだと思いきや、「え〜、そりゃないよ〜!」という落ちだったり、ちょっとほのぼのした身近な話題もありました。
簡単な問題は、例えばこんな感じ。
担任の先生の机からバナナが出てきた。各自の証言をもとに、
机にバナナを入れた人物を割り出せ。制限時間は次の休み時間!
生徒A:Cは朝寝坊したからか、お腹がグーグー鳴りっぱなしだった。
生徒B:先生は大のバナナ好きで、体育の授業の担当である。
生徒C:Bは次の選挙で生徒会長のイスを狙っている。
先 生:今日の持ち物検査で、Aからはマンガを没収した。
授業前の休み時間に出題されるので、授業中は黒板を見てても、頭の中は違うことでいっぱい。まさに授業そっちのけ(笑)。そして制限時間の休み時間、全員一斉に答えを言うのですが・・・簡単だと全員一致で、次の謎に挑戦。
ちなみに上記の答えは、『バナナを入れた人物=先生』。理由は、持ち物検査で生徒Cから朝食のバナナが見つかり没収したから。没収されたバナナがその後どうなったかは、さらなる謎です(こんなアホな問題で笑い合ってました)。
でも本格的に難しかったり、出題メンバー側のイジワルがあったりすると、メンバーの頭を寄せ合って各自で推理内容を、あ〜だこ〜だとひねり合うんです。そうなってくると、逆に出題者側にいると、みんなの様子を見ているのが面白くもあります。
さて、ここで問題です。
次の文面に暗号が含まれています。その暗号を答えてください。
麗しい花の瞳え潤むのは
更に重ねて長き日々かな
ちょっと日本語が変な所が、解読のポイントになるかもしれません(笑)。
小学生の頃、泥だんごづくりが流行ったことがあります。
近年、話題になった、すごい泥だんごほどではないのですが、
それでも、みんな一生懸命、作っていました。
泥を丸めて、仕上げは砂場の砂で磨いたり、
この子なりのこだわりがありました。
もうちょっとで、パカッと割れてしまうと、
泣きそうなほど悔しかったり、
上手くできると、それはそれは嬉しかったものです。
出来上がってからも、
また埋めて「育てる」とかもあったと思います。(笑)
鉄棒ブームがありました。女子は片足を棒にかけてくるくる回るのがはやっていて、連続何回
回れるか・・みたいな。ひざのうらが痛いので、鉄棒にカーディガンなんかを巻いてやっていました。
今考えると信じられないくらいの回数にチャレンジしてたと思います。50回とか。。覚えてないですけど。男子はとび技みたいな、危険な業にチャレンジしてましたね。
うちのほうでは、女の子はみんな「スカートまわり」をしていました。
くるくるくるくる、見ているだけで目が回りそうでした。
私は、鉄棒が苦手で出来なかったのですが・・・(笑)
地元から川沿いに自転車で数時間かけてやっと到着する公園にローラーの滑り台があって、一時期学校で話題になり、無茶して出かけたりしました。
子供の頃は、自転車でどこまでも行けましたねー。
排水溝の蓋の上をずっと歩く、交通標記のラインの上をずっと歩く、途中のマンホールを全部踏む、影の中しか踏まないetc……
勝手にルールを決めて、絶対にそれを守って帰るなんてしていました。
失敗したら、校門からやり直しなんてことまでしていたような…。
路側帯の白いラインの上だけを歩くとか、影しか踏まないとか、私もよくやりました。でもこういうのはやってみるとなかなか難しくて、白線や影は必ずどこかで途切れてしまいます。そういう時は、私の場合は息を止めて歩くのがルールでした。
影だけを踏んで歩くと決めた真夏の炎天下。全く何の影も出来ない大きな交差点を息を止めながら渡り、やっと渡りきって電柱の影を踏んでゼーゼーゼーなんて、ばかなことをやっていました。楽しかったですね(笑)。
友達と、穴を掘って、そして、向こう側の穴まで繋げる。
そして水を流す。
これが凄く楽しかったです!
久々にこの遊びを思い出して懐かしい気持ちになりました^^
沢山の穴が繋がって、全てに水が流れたとき、感動したなー!
達成感というか、翌日にはすぐに消えてしまうのは解っていても、子供の頃は、楽しくて必死に作っていました。
これも地域によって呼び方やルールなど千差万別のようですが、
私が小学生の頃に夢中で遊んでいたのは、
大きな輪になった白いゴムの中にまず二人が入って足首などにかけてピンと張り、
二本になったゴムに足を引っ掛けてから掛け声をかけて、
一人や複数人で歌を歌いながら飛ぶものと、
呼び方は忘れてしまいましたが、ゴムを飛べる高さを純粋に競うものとがあったと思います。
歌は「アマリリス」と数え歌のようなもの。
いっせーのせ、と掛け声をかけて、始めるのはどちらも一緒だったかな。
チーム制の時はリーダーから順番に上手な人から入って行き、
最後全員でノーミスでクリアできるかを競ったりしていましたね。
そういえば高さは○○段と呼んでいたような。
足首段とか腰段とか。
頭段になるともうある意味遊びと言うよりは陸上競技のようでした。
今チャレンジしたら間違いなくコケますね。
まず、聴診器ごっこ。使うのはラップの芯です。それを友達の胸などに当て、反対側に耳を押しつけると、ドクン、ドクンと心臓の鼓動が聞こえます。みんなで順繰りに、「うひゃー、お前ちゃんと生きてる」なんて言い合いながら、心臓の音を聞き合います。これが命の音なのかと、ちょっと感動もある遊びでした。
続いては、凧糸のような糸の先に色々な物を吊り下げて、糸の端を耳に当ててその音を聞くという遊びです。たとえばスプーンなどを吊り下げて、それを揺らして何かにぶつけてみます。糸を耳に当てていなければ、ただカランというような小さな音がするに過ぎませんが、糸を耳に当てると、ごぉぉぉんというような、全く違う音の世界が聞こえてきます。糸電話と同じように糸の端に紙コップなどを取り付け、それを耳に当てると、さらにすごい別世界の音が広がります。これもなかなか面白い遊びでした。
次なる遊びは伝声管です。伝声管というのはパイプの向こうとこっちで話をするもので、故障のない通信手段として、昔はよく使われていたらしいです。庭の水撒きホースを長く伸ばして、両端に漏斗を突っ込んで、それに向かって「おーい」などとやって遊びました。本物の伝声管には音声の減衰が少ない金属管が使われますが、庭の水撒きホースくらいの長さなら、ビニールホースでも十分声が伝わってきました。
最後はダンボールを使ったドラムごっこです。ダンボール箱をいくつも並べて、それをドラムセットに見立てて叩いて遊びます。ハイハット(二枚合わせになっているシンバル)は資源ゴミからくすねてきた鍋の蓋。取っ手を外して棒に通せば、なかなか立派なハイハットです。唯一バスドラムのペダルだけは子供には構造もわからず実現できませんでしたが、このダンボールドラムでずいぶん遊びました。そしてうるさいと叱られました(笑)