イエコト・ミシュラン #023 PickUp3



みなさまこんにちは、ハザマです。今日から「読書週間」がはじまりましたね! 先の“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”で、本と過ごすいろんな時間が語られましたが、みなさまもこれから1週間、本屋さんめぐりや充実の読書を楽しまれるのでしょうか。私は10月27日〜11月3日の「第49回神田古本まつり」にも出掛けてみようかと思っています。全国各地でも古書イベントが開催されて盛り上がるのでしょうね。一方で、うちのすぐ近所の古本屋さんに11月末で閉店という貼り紙が出ていて、とてもさびしい…。マチの小さな古本屋さんも心のオアシス、なくなってしまわないように大切に応援したいですよね。


さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#023のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。今回こそ少し難問でしたでしょうか、「家族で年に一度催したいスペシャルデー〈○○の日〉」というテーマ。暮らしに根づいたお祝いの日の過ごし方についてのメッセージが多かったですね。それだけ、日本には家族みんなで過ごす日が習慣としてたくさん受け継がれているということかも知れませんね。しかし、なかにはとてもユニークな我が家ならではのスペシャルデーをつくっていらっしゃるエピソードもいろいろ! どれもあったかい家族の時間を聞かせて下さったエピソード、みなさまどうもありがとうございました!

イエコト・ミシュラン #023 ピックアップ賞

#023は「家族で年に一度催したいスペシャルデー〈○○の日〉を教えて下さい」という質問にご回答頂きました。
今回とても印象的だったのは、カレンダーにある祝日や代表的なアニバーサリーでも、みなさまそれぞれの祝い方をされているんだなぁというエピソードでした。「母の日」はお母様にお料理を作ってあげる日だったり、日々助けてもらっている感謝をこめて子供たちと一緒に家族ぐるみでお祝いする日だったり。「父の日」は陶芸をされるお父様に毎年日本各地の土を贈る日だったり、「参観日」は家族全員で食事に行くのを恒例にされていたり、家族の「誕生日」は揃って写真を撮る日にされていたり。「結婚記念日」も子供たちにこそ祝って欲しいという声がある一方、この日だけは夫婦水入らずで過ごす日にしているという方も。ご家族それぞれのお話が面白かったですね。「家族旅行」や「家族みんなが揃う日」である大晦日の過ごし方も、ツリーで思い思いに語られて盛り上がっていました!


そんななかから今回のピックアップ賞には、これぞ我が家ならでは!というユニークで素敵なスペシャルデーより、(一ツ星)〜★★★(三ツ星)を選ばせて頂きました。ノミネート賞もバラエティ豊かに、大切にしたい日のご提案がいっぱいです。ぜひこれを機会に、いいなと思う特別な日を、我が家でもつくってみたいですね!


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 ★(一ツ星)

「2月15日はお菓子作りの日♪」by id:TinkerBell


毎月15日はお菓子の日らしいのですが、
特にバレンタインの翌日の2月15日は大切です。
思いが叶っても、当たって砕けてしまっても、
とにかくがんばったご褒美を自分で自分に作ります。
っていうか、毎年玉砕の娘を不憫に思った母が、
今日はお菓子の日なのよとおいしい物を作って慰めてくれていたのが始まりだったのですが(笑)。
そんなわけで、2月15日は今は母と娘の共同制作で、
自分たちが食べるためのお菓子作りに励む日になりました。
毎年、今年は何を作ろうかって、色々考えて話し合います。
最近ではバレンタインのチョコ作りより、こっちの方で盛り上がります。
ごく稀にですが、2月15日が土日に当たる年には、父もお菓子作りに参加することがあります。
家族でお菓子を作る日。そういうスペシャルデー。楽しいですよ♪


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ミシュランコメント

毎月15日が「お菓子の日」というのもはじめて聞きましたが、このスペシャルデーの素敵なところは、娘を思うお母様の愛?!からはじまったというオリジナル・エピソードです! こんな提案をしてくれるお母様がいる、そして何気ない出来事から特別な日が自然にできちゃうっていうところが、家族で暮らしを楽しんでいらっしゃる証しだなって感動しました。こんなふうに、我が家に語り継がれるエピソード付きのスペシャルデーがそれぞれのイエにあると、とっても楽しい!!

 ★★(二ツ星)

スペシャルウインターナイト!!」by id:MINT


冬至がわが家のスペシャルデーです。元々わが家では、柚子湯とかカボチャ料理、冬至粥といった冬至の習慣は欠かしたことがない家だったのですが、最近はイエはてなの影響でさらにキャンドルナイトが加わったりして、どんどんスペシャルなイエ・イベントの日になってきました。
今年の冬至はパンプキンパイを焼いてキャンドルナイトのお茶会を楽しみ、さらにキャンドルの明かりで楽しむ柚子湯に入ってもらうという趣向でいってみたいと思っています。
ところで冬至粥については、今は普通に小豆粥を炊いてそれを冬至粥と言うことが多いと思いますが、古代人は稲が実ると初穂を抜いて、それを寝具の中に入れて、冬至まで我が子のように毎晩一緒に寝て過ごしたんだそうです。それを冬至の日に臼で搗いて白米にして、新しく熾した火で炊きあげて神様にお供えしたんだそうです。宮中には新嘗祭という行事がありますが、元々はこうして炊かれた特別な冬至粥のことを新嘗と呼んでいたみたいです。
詳しい話はよく知りませんが、とにかくそんな話を聞いてからというもの、わが家では新嘗用に一株だけ、毎年稲を育てているんです。今年もいい初穂が収穫できました。一部を来年のための種もみにして、残りを枕の中に入れて、今添い寝しています。これを混ぜて、スペシャルな冬至粥を炊きますよ!こんなふうに、うちの冬至は、けっこう特別な日になっています。


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★★ ミシュランコメント

冬至」という、ともすれば忘れられがちな暦の行事を、ここまで豊かなウィンターナイトとして練り上げられたのは、驚きのほかありません! その上、パンプキン・柚子・キャンドルだけでなく、伝統の新嘗行事に習って冬至粥用の稲まで育てていらっしゃるとは…。季節の行事であるとともに、これは古今東西の生活文化を融合させた、とても創造的スペシャルデーです。こうして古きをたずめ、新しきを知って、我が家流のイエコトをつくっていくって素晴らしいですね!

 ★★★(三ツ星)

「1年に1度は〈家族全員が落ち合う日〉」by id:shimarakkyo


私の実家は「1年に1度は必ず家族全員がどっかで落ち合う日」というのがあります。
母の「いつでも、どこでもいいから、兎に角年に一回は万難排して落ち合え!!」という命令によるものです。
我が家は、私も弟達もかなり早い時期に家を出ており、また何故か全員3・4年ごとに住む国が変わる職種を選んでしまっているので「家族全員が揃う」という事は稀です。


子供が家にいる間は、それこそ朝晩のご飯時に家族が揃わなかった日は片手で数えるぐらい、という、今思えばこれ以上ないほどに素晴らしい生活を送らせてくれた両親も、予想以上に早く私達に手がかからなくなった為、ここぞとばかりにセーブしていた仕事を全開に。もともと両親とも出張と転勤が多い仕事をしていたので、一番下の弟が家を出たら、あっと言う間に「一家離散」状態になりました^_^;。


バラバラっぷりも極端で、一時期は、父:日本、母:ベトナム、弟1:ナイジェリア、弟2:ジュネーブ、私:ロサンゼルス、と全大陸でも制覇しそうな勢いでばらけていた事もあります(今も結構似た様な感じです)。最初のうちはそれも楽しかったのですが、やはりそれが長く続くとちょっと疲れます。それで最初に根を上げた母が家族全員に「●●月xx日▲▲時にコロンボのYホテルロビーに集合。例外は認めません」という一斉メールを送りつけました。


メールを読んだ時は弟達と一緒になって「えー、マジですか?!」と騒ぎましたけれど、本気で言い出したら梃でも引かない(そして逆らうとあとが恐い)母の性格はよーく知っています。しょうがないや、と2週間の休みを取ってスリランカに飛びました。


結果的にそれがすごく楽しくて、1年以上ぶりに会う家族はやっぱり良かったんです。予想以上に良いリフレッシュになった休日に全員が味をしめて、それ以降1年に1回は予定を調整してどこかで会う様にしています。1年に1回、必ず会う事が分かっている人がいるという事の安心感というのは、想像以上に大きいです。


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★★★ ミシュランコメント

これはどんなイエでも出来ることではありませんが(笑)、あまりの豪快さ、ビッグスケールな家族の結束に思わず★★★付けちゃいましたー! この類い稀なエピソードを聞かせて頂いただけでも驚きなのですが、こういう仕事環境だから仕方ないよねで済ませるのでなく、逆に「万難排して」までも一家集合の日をつくった、その家族の心意気にあっぱれ。それに、ある指定場所で「落ち合う」というのも面白くて、日本でバラバラに暮らしている家族でも、旅行がてらどこかで落ち合うっていうのも楽しいかもw

「サンタさんに紅茶とクッキー」by id:canorps


うちでは、今はまだ子供にはサンタさんからだけ、朝起きるとプレゼントが。
親からもサンタさんからも、としている家庭もありますが
うちはけちんぼなので(というのは冗談で)
父母からはクリスマスのご馳走くらいで、おもちゃなどを買ったりはしていません。・・・続きを読む

「大掃除デー!」by id:akauo


だんだん年末が近づいてきましたね。今年も大掃除デーの季節です。この日は、個別の用事は厳禁とし、力を合わせて(力を合わせないと出来ない)片付けや移動、清掃を行います。
終わったあとには簡単に外食、労をねぎらいます。・・・続きを読む

「はじめて何かが出来た記念日」by id:taknt


赤ちゃんが産まれて家族が増えたら 始めたい記念日ですよね。
はじめて しゃべれた日、
はじめて 立てた日、
はじめて 自転車に乗れた日、
はじめて お使いに行けた日など。
いろんな はじめてを 生活の中から見つけて 子供の成長を祝いたいものです。・・・続きを読む

「6月23日・沖縄慰霊の日」by id:TomCat


毎年8月になると、テレビもラジオも終戦関連の話題を扱った番組が多くなりますが、終戦直前の6月、沖縄諸島では民間人を巻き込んだ、歴史上かつてない大規模な地上戦が繰り広げられていたんです。・・・続きを読む

「全員が一堂に会して食事」by id:powdersnow


子供が独立してそれぞれの暮らしが始まると、親子全員が集まって食事という機会は、意識して作らなければほとんどないように思います。
母の日。父の日。誕生日に何かモノを送るよりは、みんなで家に足を向けてあげた方が、親としても嬉しいんだろうなと感じます。・・・続きを読む

「初詣で(二年参り)」by id:toukadatteba


元旦近くになると、必ず初詣でか二年参りに親兄弟と行きます。
学生の頃は、友人といっていたりしていたのですが、最近は親や妹と。
近所のただの(失礼(笑))神社が、とても大きな火をたいて、竹ざおを入れてするめを焼いていたり、その焼きするめを売っている人がいたり、ちっちゃい神社にあるまじき大量の人が集まっていたりと、ある意味神社の一大イベントです。・・・続きを読む

「家族旅行、動物園や水族館でも」by id:tibitora

家族旅行、いいですよね。
日帰りの旅行でも、動物園や水族館でも子供の頃はすごく楽しかったです^^
動物に触れられたり、えさをあげられる所とかいろいろあるので、小さいお子さんのいるご家族にはいいかなと思います^^
旭川動物園とか行ってみたいです。・・・続きを読む

「父の日」by id:wacm


父は最近、陶芸を始めたので日本中の土を渡しています。友人たちにお願いして、その土地で焼き物に適した有名な田んぼの粘土を譲り受けます。土地により、本当に質が異なるらしいので選ぶときは慎重にしています。私たちの家族の湯飲みを作ってくれたときにはうれしかったですね。・・・続きを読む

「誕生日の分からない猫」by id:iijiman


うちの猫(朔)は、実は野良出身で、迷い込んできて拾われました。
そんな事情から、誕生日がわかりません。
拾われたときの大きさから、多分5月くらいだろう、という推定がなされていて、マイクロチップには5月生まれと記録してあります。
そういう訳で、5月頃になると「おめでと〜う!長生きしてね〜!」と、抱きしめたりしています。・・・続きを読む

勤労感謝の日by id:atomatom


子供のころは働いている父親に感謝をする日でした。今、中年になったぼくにとってこの日は、働かせてもらうことが出来ている、仕事にあぶれないでいることに感謝する日になっています。
 こういうありがたい日を一番わかりやすく祝う方法は、なにかおいしいものでも食べる、ということでしょう。しかし、今年はちょっと違った祝い方をしようかと思っています。・・・続きを読む

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈リトルオータム〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:shimarakkyoさん、ご投稿ありがとうございました。




ささやかながら、実家のお月見。
縁側から月が見えます。お供え物は「丸ければ何でもいい」というアバウトぶり。縁側に座って平杯にお酒を注ぐと水面(酒面?)に月が映り、「月を呑み干す、こりゃ妙じゃ。あーこりゃこりゃ」とか言いながら結局いつもの飲み会になりました(笑)。


スナップコメント
わぁ、とても古風で風流な縁側の光景ですね…憧れます。
お月見のお供えにぴったりのお膳も美しく、月あかりの風情が漂って。
お酒の杯に月を映していただくなんて平安の雅人さながら、あぁ日本の秋。
こんな一夜を大切に過ごされるご一家の習慣、ずっと続いていきますように!
−ハザマ−


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