イエコト・ミシュラン #016 PickUp3



みなさまこんにちは、ハザマです。久し振りに気持ちよく晴れた昨日の日曜日、みなさまはアウトドアやお出掛けを楽しまれたでしょうか。私も青空にうれしくなって、まずはベッドリネンやクロス類の大きなものをここぞとお洗濯。屋上にいっぱいリネンをはためかせておいて、水辺のあるマチの公園へ帽子をかぶってお散歩に出掛けました♪ カモたちのエサを買って、池のほとりでひととき遊んで、あとは木陰のベンチで噴水を眺めてのんびり。そのままお昼寝したいくらい気持ちよかった〜。少し暑くても、やっぱり夏の太陽は大好き。元気をたっぷり充電させてくれましたw


さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#016のピックアップ賞のご紹介です。「インスタント食材を活かす!デリシャスレシピ」のテーマ、美味しそうな香りでいっぱいのいわしになりました。ささっと作れるランチメニューから、ほんのひと手間で大人のデザート、ゴージャスなパーティレシピまで、アイデアの光る書き込みは、さすが! お手軽デリシャスなレシピの数々に、夏本番も食欲アップしそう。今日からさっそく試してみたいですね。みなさまどうもありがとうございました!

イエコト・ミシュラン #016 ピックアップ賞

#016は「インスタント食材を活かす!デリシャスレシピを教えて下さい」という質問にご回答頂きました。
今回のポイントは何といっても、インスタント食品や冷凍食品、缶詰などがぐっとデリシャ〜スになる!というアイデア。ホントに簡単でビックリだったものは、缶詰のサバに大葉を巻いて味も栄養も満点という「さっぱり健康派なら」、「生味噌タイプの味噌汁の素」とマヨネーズのソースでスティックサラダ。レトルト調味料をうまくアレンジしたお料理では、厚揚げ+酢豚の素で「厚揚げ酢豚」や「麻婆豆腐の素で」チンゲン菜炒めや「なんちゃって担々麺」、「レトルトカレーでカレードリア」など美味しそうでしたね! また、ライスに即席ポタージュスープを使った「インスタントドリア」、「卵スープ」で作る雑炊、即席ワンタンメンを活かした「ちんげんさい入り中華スープ」、「コンソメオニオンごま油スープ」など、スープの素にひと手間のお手軽レシピもいろいろ。一から作るときっと手間がかかるお料理でも、「冷凍食品の」ハンバーグと目玉焼きでロコモコ風、レトルト利用の「タコライスで野菜をとる」といった工夫で簡単に楽しめるんですね。さらに、「ココアと市販のアイスでちょっと大人のアイスクリーム」や、アメリカンチェリーのシロップ煮が決め手という「アイスと缶詰をミックス」、アイスにバナナとポートワインなど、美味しい組み合わせ発見!の洒落たデザートもぜひ味わってみたいです!


そんななかから今回のピックアップ賞は、インスタントがスペシャルなひと皿に早変わりのサプライズメニューより、(一ツ星)〜★★★(三ツ星)を選ばせて頂きました。どれも、美味しくなぁれと工夫が光るメッセージです!


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 ★(一ツ星)

「しゃけトロ丼」by id:hanatomi


火もオナベも使わない、エコでインスタントなクッキングです。


用意する物
白飯 4杯
さけ缶 1缶
アボカド 1個
ねぎ少々
しょうゆ 大2
ごま油 大2
刻みのり ひとつまみ
白ゴマ少し
お好みでわさび少々


ねぎはみじん切り、アボカドは角切りに。
さけ缶はほぐして、汁は捨て、しょうゆ、ごま油と合わせる。
ご飯の上に、盛り付けて、のりをのせるとできあがり
鮭が、とろっと食べられます☆☆


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ミシュランコメント

火を使わないでこんなごちそう丼が出来るなんてウソみたい…。サケ缶とアボカドの組み合わせは新しい美味発見じゃないですか?! そこに、ねぎや白ゴマ、のり、ごま油にわさびと、旨味を引き出す調味が抜群。ツリーでも新カリフォルニア丼と大人気、これって世界に通用する丼メニューなのではないかと感嘆しました。栄養もいっぱい、〈イエはてな〉一家の定番ごはんになるかも知れない素晴らしいレシピです!

 ★★(二ツ星)

「冷凍パイシートでレモンのタルト」by id:MINT


冷凍パイシートはお菓子作りの強力な味方です。今回はじめじめ蒸し暑い今の時期でもティータイムをすてきにしてくれる、爽やかな酸味のタルトをご紹介してみますね。パイ菓子ですから手軽に三分クッキングというわけにはいきませんが、市販のパイシートを使うことで技術が必要な部分をサクッとショートカットしてしまうことができます。


材料はご家族4人で食べるとして(4個分)、
■冷凍パイシート 10cmのタルト型にして4個作れる面積分
■小麦粉 大さじ3
■砂糖 大さじ2
■練乳 大さじ2
■無糖ヨーグルト 大さじ3
■卵黄 1個
■牛乳 120ml(アメリカのカップでいう半カップ分になります)
■レモン(皮を使うので国産の無農薬品を選んでください) 1個
■蜂蜜 レモンを漬け込むのに使います


まずパイシートは室温で解凍しておきます。その間にレモンを半分、薄切りして蜂蜜をまぶして漬けておきます。
電子レンジに使える大きめの容器に卵黄とコンデンスミルクを入れて混ぜ、そこに小麦粉と砂糖をふるい入れます。ダマが出ないように混ぜて(練らないでね!)、適当に混ざったところで少しずつ牛乳を入れて伸ばします。ダマっぽかったら裏ごし器(ポタージュ作りに使う円錐形のシノアが便利)で漉せばいいので、無理して深追いして混ぜなくて大丈夫です。
ここにさっき残ったレモン半分の皮をすり下ろし、果汁も絞って全部入れて電子レンジに入れて加熱。2分くらいでいいかな。レンジから出したらなめらかにほぐしながら冷まします。粗熱が取れたらヨーグルトを入れて混ぜておきます。ここでちょっとお味見。わぁ、おいしい♪
さて、パイシートを焼きます。パイシートを型にぴっちり敷いてフォークなどでつついて穴をあけたら、パイ焼き用の重石をおいて、200度のオーブンで15分。いい香りがしてきます。
パイシートが焼けたら粗熱を取り、さっき冷ましておいた中身を流し込み、最初に漬けておいたレモンの蜂蜜漬けを適当にあしらってできあがりです。あったらてっぺんにミントの葉を1枚添えてください。文章で書くと長ったらしくてややこしそうですが、実際作ってみるとけっこう簡単で手間もそんなにかかりません。レモンの蜂蜜漬けの代わりにオレンジのスライスを使っても風味豊かです。

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★★ ミシュランコメント

時間も手間もかかってなかなか作れないパイ。生地は冷凍パイシートを使って、フィリングにうんと美味しい創意を発揮しましょ!という素敵なレシピ! これなら季節ごとに旬のフルーツを存分に楽しむお菓子づくりが気軽にできますよね。今回ご紹介下さった甘酸っぱいレモン&ヨーグルトのパイも、夏にぴったりで美味しそ〜う。案外簡単なんですね、私でも挑戦できそうです。これをお手本に、いろんなアレンジもきっと楽しい!

 ★★★(三ツ星)

「冷食で作る春巻きのカネロニグラタン風」by id:TomCat


カネロニとは大型筒状パスタのこと。中に色々な具を入れて調理します。ラザニアの皮などを流用した包み料理とすることも多く、この場合はいわばイタリアン春巻きといった感じになります。


で、以前どこかのブログで、まさにその春巻きをカネロニ風に調理するアイデアを見たんですよ。調理方法はイタリア風のグラタン仕立てですが、春巻きの中身が中華味ですから、ソースもそれにマッチしたものになっています。今回はそれを極限まで簡単に作れるようアレンジして、ご紹介してみたいと思います。あっという間に作れるのに、パーティーメニューにも使えるくらいのゴージャスな一品になりますよ。


材料は、
 * 冷凍春巻き 一人あたり2本
 * 缶入りホワイトソース 春巻きに市販の冷食一袋(6〜8本)を使うとして、缶詰1缶
 * 適当なミックスベジタブル
 * 粉末などの中華調味料 適宜
  o 市販のホワイトソース缶詰1缶あたり、中華スープとして飲むとしたらお椀一杯分、というくらいの分量が目安です。たいていの調味料に、それに相当する分量例が記載されています。
 * 粉チーズ 適宜
 * 五香粉 ホワイトソース1缶あたり小さじ1/2
  o これはシナモン、クローブ花椒ウイキョウ八角などのスパイスが混合されている物で、一振りすればあっという間に中華風味という便利な調味料です。
 * 刻みパセリ 乾燥パセリでいいですよ。適宜


さて、作ります。今回は、大皿に盛って一気に焼き上げ、みんなで取り分けて食べることを前提に作っていきますね。オーブントースターしかない人は、盛り付け時に個別のお皿に取り分けてから焼いてください。


まずホワイトソースを、大きめのオーブンに使える耐熱皿にどばっとあけます。そしてラップをするか蓋をして、電子レンジで軽く温めてください。ソースが熱で緩くなればOKです。


レンジから出したソースに、五香粉と中華調味料を加えていきます。使うホワイトソースによって味が違いますから、少しずつ味見をしながら入れていくのがいいですね。全体に行き渡るように、よく混ぜてください。


ソースの味が決まったら、ペーパータオルなどで、掻き回している間に汚れたお皿の縁を拭いておいてください。そして春巻き(凍ったままでOK)をソースの中に沈めながら並べ、上から粉チーズを振り、ミックスベジタブルを彩り良く見栄え良くトッピングして、オーブンに入れて焼きます。表面が少し焦げてくればOK です。仕上げに上から刻みパセリを振り、さらに食べる段階でお好みで五香粉を軽く振ってください。


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★★★ ミシュランコメント

材料を見るとすべてインスタント食材、なのにこんなゴージャスなパーティメニューが出来るとは!超サプライズ。いただく時には誰もそうは思えない味と仕上がりに違いありません。春巻きを使っていることで、お味も中華風のグラタンというのもサプライズですよね。五香粉を使うことで本格的な風味を出しながら、レシピはいたって簡単。冷凍食材とと缶詰と市販調味料でシェフになれる!(笑)ワザアリ三ツ星のメニューです。

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈MYメモリアルアイテム〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:iijimanさん、ご投稿ありがとうございました。




13歳のオシ16 
近鉄道が流行になっているようですが、私も鉄道少年でした(今でも好きです)。
さて、中学校の時、部活動に「技術部」という文化系の部がありまして、私はそこに所属していました。「技術部」の部活動の中で作ったものの1つが、この、1/150スケールの食堂車「オシ16」。そのとき私は13歳でした。オシ16は1960年代の東海道線などで活躍したビュッフェスタイルの食堂車。この模型を作った時には既に廃車となっており、私自身実物を見たことはありません。なぜこの車輌を作ったかというと、たまたま図面があったことと、独特の窓配置に心惹かれるものがあったからです。車体はボール紙製。図面を描いて切り抜き、中に細い木の棒を貼って補強。仕上げはプラモデル用の塗料を使用。屋根は木の板から削りだしました。台車(車輪の部分)と床下は自作する技量がなかったので既製品を使いました。鉄道模型は結構集めていたのですが、ほとんど友人に譲ってしまいました。ただ、紙から作った車輌はこのオシ16だけで、これだけはどうしても手放せず、大切に保存しています。
他人から見れば、既製品に比べて素朴すぎて価値のないものに見えましょうが、私にとっては大切な思い出の1両です。


スナップコメント
紙と木で作られた世界でただ一つの鉄道模型
中学時代のひたむきな活動がこの1作品に象徴されている…。
これだけは手放さず大切にされてきたという思いが伝わってきます。
iijimanさんの現在の創作活動につながる記念すべき作品ですね!
−ハザマ−


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