リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #014 PickUp5
みなさまこんにちは、ハザマです。先日の“イエ・ルポ2”#015の書き込みで知ったのですが、あの美しい緑と花の庭に住んでいたターシャ・テューダーさんが亡くなったのですね。絵本作家やガーデニストとしてだけでなく、暮らしそのものが私たちの憧れであった人。アメリカ開拓時代の自然と向き合う暮らしを愛し、広大なお庭とイエをみずから築いて生きた豊かな人生は、〈イエはてな〉でも多くのみなさんが尊敬されていましたよね。あらためて、ターシャさんは、私たちに暮らしづくりの一つのお手本を残してくれたような気がします。私も手元にある彼女の本やビデオを見返してみようと思います。そして素朴な手仕事と想像力にあふれた暮らしに思いをめぐらせたいと思います。
さて、今日は“リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#014のピックアップ賞のご紹介です。今回はやっぱり「夏のスイーツ」のお話がてんこ盛り(笑)。そして「七夕」テーマでは、昨年に続いてまた新たなトピックスや過ごし方をたくさん教えて頂きました! 下に出来るかぎりご紹介したいと思います、7月7日は今年もそれぞれの願いをこめた七夕を楽しみたいですね。みなさま今回も素敵な暮らしのサプリと語らいを、どうもありがとうございました!
リブ・ラブ・サプリ〜SEASON #014 ピックアップ賞
#014は「夏のスイーツ」「雨に似合う音楽」「七夕の日に」のテーマでご投稿頂きました。
まずは甘くて冷たくて美味しいもののお話、モリ盛だったのは「スイカ」「アイス」「かき氷」の定番デザートでしたね。「桃」「メロン」「さくらんぼ」「冷凍フルーツ系」といった果物に、「くずきり」「水まんじゅう・くずまんじゅう」「ひやしあめ」「水羊羹」など和のデザートも涼しげ。なかではテングサから作る「寒天」や「沖縄の味、氷ぜんざい」がめずらしく、煮て冷やしたトマトデザート「トマトに砂糖」や「手作りの梅ジュースで、梅デザート」はぜひ作って味わいたいヘルシースイーツでしたw 「雨に似合う音楽」テーマは、童謡からクラシック、映画音楽、ロックまで、さまざまなジャンルから。「あめふりくまのこ」「みずのたび」「ラヴェルのピアノ曲」「雨の日はクラシックが似合う」「雨に唄えば」「雨の日はオールド・アメリカン・ロック」…。「山下達郎〈レイニーウォーク」のツリーでは次々と雨を歌ったJ-POPの楽曲が登場して、懐かしい〜と思いながら「バードバカラックやハイファイセット」なんて聴きたくなりしました。ラヴェルのピアノは「水の戯れ」からはじまるアルバムがぴったりだなーと思ったり。そして「七夕」テーマでは、「天の川を探す」「笹の葉」「平塚の七夕まつり」「七夕の日は字の上達を願ってお習字」をはじめ古来の行事がいろいろ。「7月7日はポニーテールに浴衣」ではこの日が「ポニーテールの日」「浴衣の日」であることを教えて頂いたり、「七夕は8月7日」では今も北海道や信州など旧暦で祝っているところがあるんだと知りました。さらに、「ガイアナイトを楽しみましょう」「〆切直前!洞爺湖サミットに向けた〈World Tanabata Action〉に参加してみよう」、こんな新たなムーヴメントもあるんですね! 「100万人のキャンドルナイト」とともに、天の川の下で地球環境を思うイベントも素晴らしい!!
今回ピックアップ賞には、「夏のスイーツ」テーマから、めずらしい!とツリーでも話題になった『ナスのコンポート』と、アメリカの定番スイーツを教えて下さった『ヨーグルトで作るポプシクルを。「雨に似合う音楽」テーマからは、穏やかな雨の休日を過ごす『雨の日の絵本と音楽』と、ロマンティックなエピソードとともに語って下さった『雨降りお月さん』を。そして「七夕の日に」テーマからは、古来の習慣を今に楽しむ『雨の日でも安心!素麺を天の川にみたてて』を選ばせて頂きました。
もう一つ、七夕の話題で「親友の結婚式だ!!!」というメッセージも素敵でしたねー! イタリア人とフランス人のご友人の結婚式に、七夕と日本の文化を伝えるサプライズを計画されて。短冊の寄せ書きや浴衣のプラン、何より新郎新婦には織姫と彦星のロマンス伝説が一生忘れられないものになるでしょうね!
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ナスを砂糖煮にすると、まるでイチジクのようなおいしいスイーツになります。うそだと言われそうですが、本当です。試してみてください。
ナスは皮を剥いて細い切れ込みを入れ、たっぷりの水に数分さらしてアク抜きをします。
続いて蒸し器でナスを蒸します。約10分で十分火が通ります。煮ると水っぽくなり過ぎるので蒸すわけです。煮ればアクは抜けますが、煮ないので先の水さらしの工程があるわけです。
シロップを作ります。シロップは砂糖を中心に、わずかの塩、そしてオレンジの果汁で作ります。分量は砂糖とオレンジ果汁ほぼ同量でいいと思います。
ナスが蒸し上がったら熱いうちに軽く水気を絞り、シロップに漬けます。粗熱が取れたら冷蔵庫に。一晩置くと、お野菜のはずのナスがとてもおいしいスイーツに変身しています。ガラスの器に盛ってミントの葉を添えるとお洒落です。
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Popsicleとは、米国のアイスキャンディーのことです。毎年夏になると、ヨーグルト+果汁+果物のポプシクルを作ります。
ヨーグルトはお好みで。いちごバナナ、アプリコット、オレンジ、ラズベリー、ブルーベリー系が、どんなジュースにも似合います。果汁100%のジュースは、オレンジジュース、クランベリージュース、グレープジュース、りんごジュース、パイナップルジュースなど。これらを混ぜても美味しいです。クラン・グレープジュース、アップル・パイナップルジュースなど。
ヨーグルトと果汁の割合を半々にしてヨーグルトカップのふたの外から棒を差し込んで冷凍。好みで、ブルーベリーやいちご、バナナ、ブラック&レッドベリーやラズベリーなど、果物をそのまま入れても美味。カップの一番上に、小麦麦芽を振り掛けると栄養価が高まります。
めんどうなときは、ヨーグルトのカップに、ふたの上からそのまま棒を刺して、ヨーグルトのポプシクルにします。これだけでも十分美味。
ヨーグルトポプシクルは、夏のおきまりスナックです。
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雨にちなむ本で、とても好きな本が一冊あります。岩崎ちひろさんの「あめのひのおるすばん」です。
- 作者: 岩崎ちひろ
- 出版社/メーカー: 至光社
- 発売日: 1968/06/01
- メディア: 単行本
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一人雨の日にお留守番をしている女の子。何も事件は起こりません。ただ降り続く雨が、ちょっぴり女の子の心を揺らします。そして迎えるお母さんのお帰り。そんなひとときの情景が、美しい絵で綴られます。
これに似合う音楽は、私はパッヘルベルのカノンだと思います。シンプルなメロディがしだいに幾重にも重なり合っていく様子が、ちょっと絵本の女の子の心情と重なります。でもおだやかな、終始おだやかな、子守歌のような曲です。
何も用事のない雨の休日に、ふとこんな組み合わせで時間を過ごしてみました。ちょっと小さかったころを思い出しました。
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雨が降ると、私はこの歌を思い出します。私にも好きになった女性がいました。その人が、雨にけぶるキャンパスを見ながら、この歌を一人口ずさんでいたんです。通りがかった私は、後ろでそれを聞いていました。そしたら不思議なことに気付きました。1番と2番のメロディが違うんです!
彼女が私に気付いて振り返りました。私はとっさに、この曲1番と2番のメロディが、みたいなことを口走りました。すると彼女は、そうなのよ、この歌は歌詞のイントネーションに合わせて1番と2番のメロディが別々に作られているの、と教えてくれました。そして私に一緒に歌うよう促して、メロディの違いを詳しく教えてくれました。けっきょく彼女とは友だち以上にはなれませんでしたが、この曲を歌うと、今もそのころの思いがよみがえってくるのです。やはり今のような、夏に近い雨の日のことでした。
以来私はまだ、この歌を正しく最後まで歌える人に会ったことがありません。
雨降りお月さん
雨降りお月さん 雲の蔭
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
一人で傘(からかさ) さしてゆく
傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた
お馬にゆられて ぬれてゆく
いそがにゃお馬よ 夜が明けよう
手綱の下から チョイと見たりゃ
お袖でお顔を かくしてる
お袖はぬれても 乾しゃかわく
雨降りお月さん 雲の蔭
お馬にゆられて ぬれてゆく
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7月7日って乾めんの日でもあるそうですね。素麺を天の川に見立てて食べたらどうだろう?と思ってしらべてみたら、なんと、古くから七夕の日に素麺を食べるのは習慣だったとか。
もともとは七夕に素麺を食べるのは、七夕に索餅(さくべい)をたべると、おこりの病にかからないという中国の伝説によっているのだそうです。
この索餅というのが、素麺の原型だったといわれています。
宮中や将軍様も七夕には素麺をたべておられたとか。
他にも説はいろいろあって、先ほど私が考えたように、天の川に似ている・・とか、織姫の織る糸に似ているというようなお話もあるそうです。
そこで、今回は雨が降ってもよいように、素麺をゆでて川に見立てます。ニンジンでお星様をつくってちらします。
これで星はOK♪
あとは錦糸玉子やきゅうりで川の流れなどを表現してあげたら、簡易天の川のできあがりです。
空は雨が降っていても、この天の川ではきっとめぐり合うことができるでしょう♪
織姫と彦星は糊や卵で作ったらかわいいかも!
しかも今年の100万人のキャンドルナイトは7月7日までです。竹を斜めに切って、水を入れ、その上にフローティングキャンドルを灯した竹ろうそくをおいたら幻想的な七夕の夜になりそうです。
七夕とキャンドルナイト最後の日を両方楽しもうと思います。
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
き…綺麗…美しいです、まるで空から天使が舞い降りてきそうな光景。
雲間から射しおりた光には、思わず目を奪われてしまいます。
時々この世のものとは思われないほどの美しさを見せてくれる空…。
本当に心があらわれるようなワンシーンです。
−ハザマ−
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