イエコト・ミシュラン #014 PickUp3



みなさまこんにちは、ハザマです。昨日の日曜日は「父の日」でしたね、みなさまどんな時間をお過ごしになったでしょうか? “リブ・ラブ・サプリ〜SEASON”#013でも書き込みを頂いていたように、それぞれのご家族でまた新しいエピソードが生まれたことと思います。私はつきなみですが、実家の父に扇子のプレゼントと手紙を送りました。するとすぐに「届いたよー」と電話が掛かってきて、いつものようにペラペラ。せっかく照れながら手紙を書いたのに、もぅまったく色気もありません…。でも、父も半分照れかくしで電話してきたのかもな…と思いながら、久し振りにゆっくり近況報告し合いました(^^)。


さてさて、今日は“イエコト・ミシュラン”#014のピックアップ賞のご紹介です。「子供&家族メモリアルの素敵な残し方」テーマでたっぷりと語らって…これはぜひ“イエ・ルポ”本にも入れたい!と思うような素晴らしいストーリーもたくさん! そしてこれまでの思い出記録のエピソードや新しいアイデアが満載で、本当に心豊かないわしになりましたね。家族の歩みを大切に残していくこと、そして素敵なコミュニケーションを生み出していくこと。さまざまな家族の物語が詰まったお話を聞かせて下さって、みなさまどうもありがとうございました!

イエコト・ミシュラン #014 ピックアップ賞

#014は「子供&家族メモリアルの素敵な残し方アイデアを教えて下さい」という質問にご回答頂きました。
今うちの中で大切にされている思い出の品から見てみると、「昔ながらのテープレコーダー」「卒業写真」「アルバム」「子どもの絵を残す」「たまる一方のビデオ。。。」「形見の品」「母子手帳」「成長の記録(手形)」「学校の卒業証書や先生手作りの〈たくさん読めたで賞〉」「映画や美術館のチケット」「ブログメモリアル」などなど。なかでも、「布のアルバムで暮らしの記憶を残します」「子供作品飾り棚」「音楽ライブラリ」などはユニークで素敵でしたね。そして今回は、ショートストーリーさながらのエピソードもたくさん。「通知票に挟まれた父のメッセージ」「3歳の一年間を毎日撮影」「思い出キルト」「家族からの手紙」「ミニブックの形にして写真を渡してくれる友人」…。結婚した年のワインを買っておいていつか記念の日に二人で楽しむ「ワイン」や「アナログレコードで記録する家族の音、家族の声」など、これからのプランにもワクワクしました。さらに、「写真カレンダー+寄せ書き」「学級日誌のような〈家族日誌〉を付けていく」「家族でアート制作」「タイムカプセル」をはじめ、家族で一緒になって日々や思い出を作っていくお話も素晴らしいイエコトだな…って、一つひとつ思い描いてました。みなさまも、うちではどんなメモリアルを残していこうかといろいろ考えられたのではないでしょうか?


今回のピックアップ賞は、それぞれにプラスアルファの楽しみを秘めたアイデアのなかから、(一ツ星)〜★★★(三ツ星)を選ばせて頂きました。どれもイエに素敵な時間とシーンを作り出すアイデアです!


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 ★(一ツ星)

「わが家の特番〈新春スペシャトーク〉収録」by id:YuzuPON


以前、とてもお洒落なトーク番組風の対談を収録して残しているご夫婦の話を読み、ぜひわが家でもやってみたいと思い、今年のお正月に実施してみました。元来ノリのいい家族なので、話を持ちかけると父も母もすぐに乗ってきて、私がインタビュアー役となって収録を進めることが決定。お節の並ぶコタツを囲みながらの収録となりました。
まずジングル(ラジオ番組のタイトルのような物)はお正月らしく「春の海」です。雰囲気を盛り上げるため、音楽もその場で流して同時録音です。
つん、つくつくつくつん♪つん、つくつくつくつん♪
ひゃら〜、ひゃらりら〜りら〜、つくつくつくつん♪
「○○家、2008年新春ファミリートーク!」


すると父と母がどこから用意してきたか、パフパフ・ドンドンドンと鳴り物を入れます。音でかすぎ、レベルオーバー(笑)。
終始こんなお屠蘇気分で、当初予定していたお洒落でしっとりとしたオトナのトークはとてもできませんでしたが、わが家らしい楽しい新春特番が収録できました。これに初詣の時に携帯で録っておいた「何お祈りした?」などの音声も含めて編集し、CDに焼きました。これをこれからの毎年の恒例にしていきたいと思っています。私が結婚して家を出る時がきても、これだけはずっと続けていきたいと思っています。


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ミシュランコメント

何て楽しいルポ! 子供の頃に家族で作ったラジオ(?)番組のエピソードも以前にあって、何にも変えがたい思い出だと話されていたのですが、これはやっぱり素敵な家族の記録です。それぞれに前の年の出来事や今年の抱負をトークして、家族の1年が1本に凝縮されること。その時のライブな声がそのまま残せること。そしてみんなで一緒に作ること。おせちを囲んで新春特番というのも和やかです!

 ★★(二ツ星)

「〈フォト・ツリー〉を作って家族のメモリーを余すことなくディスプレイする」by id:TomCat


古い写真を整理しながら、ふと考えました。アルバムに貼っておくだけではほとんど見ないな、かといってフォトスタンドに入れて並べるには枚数に限度があるし、何か上手い方法はないかな、と。
そんな時、イエはてなのいわしで枯れ枝を使ったコートかけのアイデアを見て、ピンと来ました。自然の枯れ木が使える!! と。


構想としてはこんな感じです。まず、できるだけたくさん枝のある枯れ木を探してきます。葉っぱなどが残っていたら全て取り除き、綺麗な鉢などに植えて自立するようにします。


で、枝の一本一本にクリップを取り付けて出来上がり。写真をそれに挟んで飾ります。葉っぱの代わりに写真が生い茂る木になるわけです。たくさん写真を飾ったら、リボンなどをクリスマスツリーのモールのように飾りましょう。クリスタルビーズなどを飾りに添えても楽しそうです。


今は写真は簡単にスキャナで撮ってプリンタで複製できる時代ですから、こんなふうにしてどんどん飾らないと損だと思うんです。また私の場合今は一人暮らしで、既に家族は故人ですから、家族の写真を飾るのはちょっと悲しく、ためらわれる部分が否めません。でも、こんな楽しい飾り方なら、いつも懐かしい家族の姿と一緒にいられそうです。


これは実際にはまだ作っていない、構想だけの段階ですが、夏になったら森に行って、使えそうな枯れ木を探してみたいと思っています。様々な写真を取っ替え引っ替え自由にディスプレイできるこんなフォト・ツリーで、何百枚とある家族の写真を順繰りに飾り、常に家族のメモリアルを身近に置きたいと考えています。


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★★ ミシュランコメント

このアイデアは何気なくも素晴らしいところがいっぱい! 額に入れたりする手間もスペースもとらずにたくさんの写真が飾れることはもちろん、いつでも飾り替え出来て、普段から家族やお客様とのコミュニケーションの場所になる。自然の木の姿はそのままインテリアに、そして1本の木にたくさんの葉(歩みの写真)がついていく、まさに家族の象徴になっていて…。1年ごとにまとめていくのもいいですね!

 ★★★(三ツ星)

「ランドセル・ミュージアムby id:Lady_Cinnamon


以前、うちのイエには壁裏部屋があることを書きました。私の部屋にある壁裏は2畳ほどと狭いのですが、父の部屋にある壁裏部屋は真四角ではないものの4畳くらいの広々としたスペースになっています。以前は物置状態で入ることもできないくらいでした。最近私が実家に戻ってきたことを期に、一気に大掃除をしました。


元々、転勤族で忙しい父でしたので、思い出集めといっても写真は少ない枚数です。今のデジカメ時代の量とは比べ物になりません。忙しい合間に数少ない旅先で撮った記念写真が、厚いアルバム数冊に残っているくらいです。


壁裏部屋の大掃除の話しに戻りますが、その時、私の子供の頃の品がいくつか出てきました。もうボロボロで荷物などでペッチャンコにプレスされたランドセル。初めて球場まで応援にいった野球チームのメガホンバット。幼稚園頃のピクニック用のリュックサック・・・。


掃除の時は段ボール保存にしたのですが、いつの間にか父が壁に帽子掛けを釘打ちし、それらを飾り始めました。ランドセルはもちろん、子供の頃に行ったスキー合宿のグローブや、幼稚園の作文集まで壁にピン止めされています。


デジカメもまだ使えないアナログ世代の父にとって、私が思っている以上に思い入れがあるようです。戦前生まれの父。戦争でイエが燃えて無くなり、ランドセルのように残っている品が無いのだとポツリと言いました。父にとっては私のボロボロのランドセルでも、言葉では表せないほどの思いが詰まっているのかもしれません。


そんな半物置の壁裏部屋を、父は『ミュージアム』と呼んでいます。最近は、母が見つけた赤いバケツもミュージアムに追加されました。なんでも、幼稚園入園前の遊び道具だったそうです。


私はミュージアムの品をまじまじと見てみました。母と一緒に公園で砂遊びに使ったバケツ。父の大好きな野球選手を一緒に応援したメガホンバット。ペチャンコのランドセルをよく見たら、横に手縫いの人形のついたキーホルダーが付いていました。小学校6年間お世話になったランドセル。こんなのを付けて通っていたんだなと、子供の頃をあまり覚えていない割に感慨深い気持ちになりました。


品数も少ないし私自身の記憶も曖昧ですが、父と母に聞くと思い出話がいくつも出てきます。大人になってしまった子供にとって、逆に今、お子さんを育ててらっしゃる親御さんにとって、これらはガラクタオブジェ程度の品かもしれません。今はガラクタ予定でも、時が経ってから飾ると、その当時に閉じ込められた思い出が桜のように花開きます。


私は改めて『ランドセル・ミュージアム』と呼ぶことにしました。今は私中心の思い出:ミュージアムだからです。大人になってしまった子供の私としては、これからは、父母の写真などをピンナップして新たなミュージアムに育てていきたいです。


イエのどこかに思い出を飾るミュージアムスペースがあると、こんな心地よい気分になれるのだなと思いました。みなさんのイエに、ちょっとしたスペース、廊下でも、押し入れでも、空いている所があったら・・・そこが素敵なミュージアムスペースになるかもしれません。


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★★★ ミシュランコメント

イエに家族の記憶を詰め込んだミュージアムがある…小さな家族記念館、思い浮かべるだけで幸せな気持ちになりました。日本のイエは広くない、空間が足りないというけれど、こんなスペースこそ大切にすることがイエの豊かさなんじゃないかって思わされました。どんなに小さなスペースでもいい、これがあるイエはきっと幸せ。ランドセルの中に思い出の品を詰めておくのも素敵だなって思いました!

「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」


「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
テーマ「リブ・ラブ〈グリーン&ガーデン〉スナップ」から、今日の一枚をご紹介!
id:crocsさん、ご投稿ありがとうございました。




キウイの花 
友人の家の庭にてキウイの花がたくさん咲いていました。友人はキウイの花に花粉をつける作業をしていてキウイ農家の様でした。ほっておいても蜂等の昆虫が花粉を運んでくれて実はなるそうなのですがそれだけでは足らないみたいで人間の手でつけた方が多く実がなるために毎年花粉づけの作業をするそうです。


スナップコメント
これ、ご友人のおうちのお庭なんですね…すごい。
こんな棚を作ってキウイを育てるなんて、果実園みたいで素敵だなぁ。
人の手で受粉をうながして、どっさり収穫というのも本格的!
やっぱり庭に実のなる木があるイエって憧れですw
−ハザマ−


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