イエ・ルポ #028 名場面をもう一度!心に残るファミリードラマ・映画
こんにちは、ハザマです。昨日街を歩いていたら、おにぎり屋さんの店頭でちょっとビックリするおにぎりが売られてました。「季節限定。さくらんぼおにぎり」。エー?!ごはんにさくらんぼ?どうやらそうらしいのですよ。急いでいたので買わなかったのですが、やっぱり食べてみればよかった…どんな味なんだろう。気になるので近く食べてみましょ。
さて、初の「おかわりいわし」もいい感じで進行♪その曜日調整のため、今回から“イエ・ルポ”のスタートが月曜日に移行し、今日#028のはじまりです。テーマは「名場面をもう一度!心に残るファミリードラマ・映画」。実際のおうちのルポと少し違った趣向ですが、ドラマや映画で観た素敵な家族の物語をお話しませんか?みなさま思い出のストーリーを楽しみにお待ちしてます!
#028 お題「名場面をもう一度!心に残るファミリードラマ・映画」を教えて下さい
覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、以前“はてなポッチ2丁目”の#001で「映画やドラマで観たお気に入りの家」というテーマでお話したことがありました。その時には憧れのイエそのものがお題だったのですが、なかには出てくる家もストーリーも素晴らしかった映画『海辺の家(Life as a House)』をご紹介下さった方もありましたね。
今回は「ファミリードラマ・映画」ということで、さまざまな家族の物語で心に残っているものを思い出してみて下さい。名作と呼ばれるドラマにはやはり『大草原の小さな家』や『北の国から』シリーズが思い出されたり、日本では私は寅さん!『男はつらいよ』も好きだなぁ。外国映画では、大家族とそのカフェをめぐる『ラッキーカフェ』とか、比較的最近だと、ナンニ・モレッティ監督の父と亡くした息子をめぐる物語『息子の部屋』が印象に残っています。ほのぼの系では『ドライビング・ミス・デイジー』も大好き。あと、『ベンジー』や『マイ・ドッグ・スキップ』など愛する動物家族の映画もありますね。
アニメでも家族や兄弟を描いたものはわりと多いのではないでしょうか。もちろん連続ドラマでもOK!涙も笑いもドタバタ喜劇もアリ!ということで、思い出の名場面などもルポして下さるとうれしいです!
「心で結ばれる本当の家族『フライド・グリーン・トマト』」
つい最近もTV地上波で放映されてました。アメリカ映画『フライド・グリーン・トマト』。私はこの映画、10回は観ました。それほど大好きな映画、ご存知の方も多いと思います。
主人公(キャシー・ベイツ)が義母のお見舞いで訪れた病院で知り合った不思議なおばあちゃん(ジェシカ・タンディ)を、家族としてうちに迎えるまでの物語。おばあちゃんが話して聞かせる昔の一事件。その話に引き込まれ、やがて自分の人生の生きがいを取り戻していく主人公。昔の事件の舞台も、さまざまな他人が集まって家族のように結ばれ暮らしている街のカフェで、その劇中劇も感動のストーリーです。
主人公が病院に通っては長い事件話を聞き、それが終わる頃…病院を出たおばあちゃんは天涯孤独で、自分の家まで老朽化のため取り壊されてトランク一つになってしまう…。かつて事件のあったカフェが古びて廃屋になっているすぐそば、土埃のたつ道でトランクに座って途方に暮れるおばあちゃんを見つけて寄り添う主人公のまなざし、それはもう愛しい愛しい家族を抱きしめるまなざしでした。
名場面はたくさんあり過ぎて、数え切れません。もう一人の家族を見つけた主人公、他人でありながら心で結ばれる本当の家族の物語に、あたたかく励まされる名作です!
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いわしの回答(転記)
涙も笑いもドタバタ喜劇もアリ!ということなので(笑)
タイトル通り、コメディホームドラマ、という位置づけのようです。
ちょうど、中学から高校にかけて放送されていて、6時25分の枠(確か水曜日か木曜日だったような?)で放送されていましたね。
記憶が正しければ、どこにでもありそうな日常を面白おかしく描いた作品だったと思います。
そして、この作品には子役時代のレオナルド・ディカプリオが出演されていることで、当時はひそかな話題になりましたねぇ。
リンクをクリックして思い出しました。
タイトルがあまりに平凡だったので、一瞬思い出せませんでした(笑)。
長女役の声優さんが、ちょっと好きな人だったのでよく見ていました。
教育テレビはアメリカンホームコメディの宝庫ですね。
子役時代のレオナルド・ディカプリオは、全然印象無くて思い出せません。
これも、懐かしくて、いつ見ても楽しめて、まっすぐに心にしみて来るいーい映画だと思います。
両親に一番最初に連れて行ってもらった映画がこれでした。どっか単館で再演していたんだと思います。小さい頃見た時はただ歌のキレイさと、厳格で四角四面な大佐がマリア(主人公の家庭教師)の奔放でまっすぐな人柄に徐々に心を開いていく様などを面白がっていました。
けど、最近、またDVDで見たら、国を出なければならないつらさとか、占領下にあってなお持ち続けることができる祖国を愛する心とか、そういうものにすごく心を動かされていました。映画の中のシーンで、ナチスの占領下にある祖国への愛情を歌った「エーデルワイス」はとーっても感動的なんですよ。
田舎ですが、のどかでいい町。
ぼろ屋ですが、味のあるいい家。
ちょっと飄々としたお父さんと、しっかり者の皐と、
手のかかる年頃のめいちゃんと、おばあさん、入院中のお母さん、
素敵な家族ですよね。
懐かしさ漂う、すごく好きな映画です。
http://www.tora-2.com/FTIES.HTM
覚えている方、いますでしょうか。マイケル・J・フォックスの本格デビュー第一作と言えるドラマです。
オハイオ州のある町に住む典型的なアメリカの家族の日常を描くホームコメディ。昔ヒッピーだったというマスコミ人のパパ。建築家のママ。金にこだわり将来は銀行家を目指すという長男(マイケル・J・フォックス)、流行に敏感なお洒落な長女、なんかやたらできのいい次女。あとで赤ちゃんも一人生まれますが、こんな家族の織りなす世代や立場の違いから生まれるギャップをドタバタに近いコメディタッチで描きながら、でもみんなちゃんと家族として一つにつながっているという温かさで締めくくっていくというドラマでした。
テレ東の放送でしたので、もしかすると関東以外ではネットされていなかった地域があるかもしれません。
1985年-1986年にアレックスのガールフレンド・エレン役で出演したトレーシー・ポランと、マイケル・J・フォックスは後に結婚し、現在では4人の子供を持つ。
アレックスは銀行員になれたんでしょうか?・・・と言ってもマイケルは難病で苦しんでいるので後日談の製作は無理なんでしょうが・・・残念っ!
これも家族の強い結びつきを感じる作品です。
病気で入院中のおかあさん。
おかあさんの退院後の療養を思い引っ越してきた父と子供達
普段は子供達から、おかあさんが入院している淋しさは感じられません。
でも決して淋しくないわけじゃないんですね。
明るく過ごそうと頑張っているんでしょうね。
ですから時々、なにかあると淋しさとか、不安感で溢れてしまう。
姉妹の愛、父子の愛、母子の愛、夫婦の愛、家族の愛。
色々な愛が随所に見えていたと思います。
原作のマンガとは違った感じでしたが、大地康男の暑苦しさが何とも言えずツボでした!
何があっても5時で退社、娘の彼氏は笑顔で半殺し それも全て愛!!
でも実際こんな父親だったら嫌ですね
全体的な空気感や、死刑がテーマである点はファミリードラマではありませんが、しかし、主人公セルマは死刑ではない道を、息子の目を見える為の手術に譲ります。
映画のラストの重さに隠れてしまいそうになりますが、実はすごい家族愛を描いていると思います。
これ、私が見に行った時、タイトルロールが終わって電気がついても、誰も席から立てなかったんですよ。映画館にいたほぼ全員が、映画が終わっても我に返ることが出来なかったんです。
一緒に見に行った女の子なんか、映画館を出てしばらく歩いた所で、しゃがみ込んでしまいました。まだ映画の衝撃から醒めていなかったんです。それほどに引き込まれる映画でした。今までに私が観た映画の中で、そういう意味で最高の映画でした。
そう。この映画の主題は、たしかに息子に対する愛です。真相はいくらでも話すことができた。真相を話せばあれは不幸な事故だったと分かってもらえる。しかし手術に対する不安を息子に与えないようにと真相を話すことを拒み続け、そして・・・・。
母と同じ遺伝的疾患で、手術をしなければ失明の恐れがある息子。全てはその母の、息子への愛がもたらしたものでした。衝撃すぎるほどの結末も・・・・。
たしかにこれは家族の愛を描いた名作ですね。
「魔法のプリンセスミンキーモモ」。
このアニメには、「空モモ」と呼ばれる第一作目と、「海モモ」と呼ばれる第二作目があります。どちらの作品も、人々の間に夢を広げて「夢の国」が地球から離れてしまうのを防ぐという使命を帯びて人間界にやってきた女の子が主人公ですが・・・・。
まず「空モモ」は、物語の途中で、なんと主人公のモモが交通事故に遭い死んでしまうのです。この時モモは夢の国の実の父母から「体くらいいくらでも作ってあげるから帰っておいで」みたいなことを言われますが、モモはそれを拒み、人間の世界にとどまるために、人間界での両親のもとに赤ちゃんとして生まれ変わる道を選びます。そして人間界の両親の本当の娘として育ち、ストーリーの後半に続いていきます。
一方「海モモ」の方は、なんと人間界での両親が不治の病に冒されてしまいます。裏設定では、この両親の病気は、当時社会問題化しつつあったHIV。当時の認識としては、これは全ての希望が閉ざされてしまう病気でした。
夢の国の住人であるモモは、人間界にとどまる限り、そこでの両親の希望が失われれば、自らの存在そのものが消滅してしまいます。使命を捨てて夢の国に帰るか、このまま人間界にとどまるか。モモは辛い選択を迫られます。
ラストシーンは、誰もいない部屋の描写から始まります。両親がモモを探します。どの部屋を探しても、モモはいません。モモは、使命を捨てて帰ってしまったのでしょうか。それとも、人間界の両親の夢と希望を守れるだけ守り続け、父母の死と共に自分が消えてしまうことを覚悟で地球にとどまるのでしょうか。
この究極の選択が、海モモの全てを物語ります。ですから、結末はここでは書きません。でも、このアニメが、ただの脳天気な魔法少女アニメではないことだけはお分かりいただけると思います。
元々このアニメは、単におもちゃを売るための玩具メーカーとのタイアップ作品でした。そして第一作目の「空モモ」の時、制作スタッフは、玩具メーカーの担当者からショッキングな言葉を聞かされます。名作と呼ばれる必要はない、アニメは30分のCMなのだ、と。
そこでスタッフが一念発起して、これを本物の名作に仕上げよう、少女達に夢や希望、そして親子の愛の絆の素晴らしさといったメッセージを何が何でも届けようと決意した。こうして作られていったのが「魔法のプリンセスミンキーモモ」という作品なんです。機会があったらぜひ一度、観てください。特に海モモのラストシーンは心に響きます。
夢を失わせる元凶として戦争や自然破壊も遠慮なしに取り上げてきた、今思うと大変な社会派アニメでしたね。私は海モモしか知らないのですが、あのラストは泣きました。ラストシーンからシームレスでエンディングに続く、特別バージョンで終わりましたよね。ラストシーンの詳細を書きたくてたまりませんが、私も結末は書かずにおきます。空モモも見たいです!
知ってる人いませんか?
黒人のアーノルド坊やとその家族のドラマなんですが、小さいときは欠かさず見ていました。
日本にはない海外の習慣やイベントなどに憧れました。
アーノルド坊や今は何しているんだろう・・・
ミスタースポックのマネが流行りました。
指を2本ずつ開くマネとか。
ミスターカトウはてっきり日本人だと思って「凄いなぁ?」と言いながら見ていた記憶があります。
おそらく皆さんご存じだろうと思いますが、
オーストラリア版大草原の小さな家といった感じの「名作劇場」の一作品です。
原作はフィリス・ピディングトンの「南の虹」。
舞台は開拓時代のオーストラリア。
イギリスから一家でアデレードへ移住してきたポップル一家。
オーストラリアでの開拓生活はとても豊かとはいえませんが、
でも、ここには大きな夢と広大な大地があります。
物語は最初は明るく希望に満ちてスタートしていきました。
でもこのアニメは、日本で放映している最中も、
まだ原作が完結していなかったのです。
物語が進むにつれて困難に見舞われるポップル一家。
前半は大草原の小さな家のようによき父ぶりを発揮していたお父さんも、
なかなか土地が手に入らないことから希望を無くして、
徐々に酒に溺れていくようになってしまいます。
これにはアニメの制作スタッフもずいぶん戸惑ったそうですが、
家族には常に山あり谷あり。
この予想外の展開が、かえってこの作品にリアリティを与えています。
まだアニメを作っている最中は結末がわからない状態だったんですね。前半はお父さん、自分で煉瓦を作ったり、ろうそくを作ったり、何でもできて何でも知っていて、行動力もあってすごく頼もしいお父さんだったのに、途中から弱いお父さんになってしまって、あれれーと思っていたんですが、スタッフの人もあわてたんですね。
でも最後には自分の土地が手に入って、希望を再び取り戻してめでたしめでたし。私はアデレードという町を、このアニメで初めて知りました。
かなり古い番組ですが…。
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ストーリーはほとんど覚えていないんです。あの樹木希林の「じゅりーーーー」ぐらいしか…。
ただ、今だったらお笑いさんばっかり出てくる変なバラエティショーになっちゃうだろうと思うけど、当時は役者さんもみんな熱かったなあと思います。
Papa told me、私も大好きです。
知世ちゃんもだけど信吉さんも好き。
すごくかっこいいお父さんなのに、亡くなった妻を愛し続けて、
どんなに再婚を勧められても娘と二人の暮らしを守り続けていくところがいいの♪
住まいは中古のマンションだけど、
そこでとてもお洒落に暮らしているのもいい感じ。
色んな意味ですてきなお話ですね。
ERが出てくるぐらいなら24も家族を描いていると思う。
一応ネタバレなのでちょっとだけ隙間空けます。
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主人公のジャック・バウアーにしても奥さんは殺されるし、娘はさらわれたり行方不明になったり。その他CTU関係者、敵にしても家族が絡む話がとにかくやたら多い。そしてあざといと思えるぐらい「家族のいい感じのエピソード」が出てくると必ず誰か非業の死を遂げてしまうんだよねー。
富野アニメで「キスしたら死ぬ」ってのがあったけどあれを実写にしてるのかというような…。
やはりグリーン先生が死んでしまうところでしょうかね。
サームデーイ、オーバザレインボー♪ってウクレレ調の音楽が流れながら反抗期まっただ中の子供であるレイチェルとのよき思い出を作り、浜風を浴びながら息を引き取っていく瞬間。未だに忘れられません。あの感動はもう私の人生の中で一番でしょうね。これからもずっと。
私はベントン先生とカーター君の別れのシーンが一番の名場面だと思います。どの登場人物も涙あり笑いありですがこのシーンは特別です。これまで表面に出さなかった師弟愛と言いましょうか心の内を初めてぎこちなくですが表現していて、ああ師弟愛っていいもんだなと感じさせられました。とてもいいシーンです。
伊丹十三氏の初監督作品です。
俳優と女優の夫婦。奥さんの父親が亡くなり、この夫婦が初めての喪主となってお葬式が執り行われますが、初めてのことなので、何から手を付けていいのかもわからない状態。そこに一族の出世頭の資産家が割って入って仕切ろうとしたり、夫の愛人までが葬儀の手伝いにやって来て大騒ぎ、といったストーリーです。
この映画は、伊丹監督と信子夫人が現実に葬式を出した経験によって作られたと言われています。火葬場の煙を見上げた信子夫人が「映画みたいだわね」といった。その一言で、この映画ができあがったそうです。
いわゆるホームドラマ的な家族像とは違った視点から家族、血縁というものを描いた作品として、またいつかはかならずどの家庭にもおとずれる葬式という一大イベントを通して様々な人間模様を描いた作品として、異色のファミリー映画と言えるのではないかと思います。